破竹の2連勝 強豪ラガッツィ撃破
赤羽G 14:30Kick Off
FCコスタリカ 3(1-1 2-1)2
ラガッツィ
【メンバー】
カントク久保田
GK馬場 佐藤光 守屋 市川 植木
佐藤健 獅子 レビン 中野渡 豊岡 平山 小野
木村一 伊藤 小管石川 前原 浅野
練習生x3 藍田
【得点】
小野2 レビン1
午後から天気が崩れる・・の予報が見事に裏切られ久しぶりに天候変化による緊急連絡の心配が皆無の中でFCコスタリカは序盤のミニ天王山を迎えた。北区サッカーリーグのあくまで昨年のランキングを見ると当日の相手ラガッツィは2部の中で総合4位(30チーム中)我チームが総合で16位(同)である事を考えるとかなり厳しい戦いが予想された。結果的に見ると昨年1部に昇格できなかった2部の最上位チームと言えよう。また毎年2部各ブロックの中から1位のみに昇格のが与えられる事実から判断するに前述の通り正しく早くも来たミニ天王山である。今後は1部から降格してきたチーム、あるいは全く実力未知数な3部からの昇格チーム、あるいは昨年度0−4の大敗を喫したチーム等全く気を抜けない争いが続くが早くも来た「絶対に負けられない戦いパート1」であった。
その試合に臨む我チーム、試合に臨む熱い思いが伝わってか日ごろ参加者が少ないことが嘘のようにメンバーが集まる事、集まる事・・
浅野さんの伝で練習生として参加した3名にシニアの試合だと思って駆けつけた新参の藍田氏を含め総勢20名の超巨大チーム編成となる。このようにメンバーが集まり過ぎると逆にメンバー交代の時期に迷い(無論全員参加が原則!)結果的に勝ちどころを見出せないまま惜敗に追い込まれる・・というのも常道である。そんな事態を危惧して今回はメンバー交代の最後までを予め考えること無くスタメンを決定する。特に練習生など本日始めてそのベールを脱いでもらうのであるから使いどころは正直難しい、最後は本人の言葉を信じてエイッヤッ!である。
試合は出足は想像通り若さ(以前のコスタリカには全く無かった要素)にまかせて敵陣営に攻め込む攻め込む・・しかし点には結びつかない、やな予感・・そして時間の経過とともに徐々にではあるが相手も攻撃に移ってきた。
しかしサッカーとは本当に面白いもの、攻撃に転じてきてくれると逆に守備は手薄に成る、ピッチに立っている選手の数は同じであるから至極当然の成り行きである。専守防衛を忘れた穴を(病み上がりとは言え)決定力ダントツの小野が見逃すはずはなかった。相手の守備の穴を小刻みなステップで抜け出し見事とはいえないまでも丹念にコースを付いたシュートをプラティニなみにゴール内にパス、先制点をゲットである。
その後試合は一進一退のままであったが内容的にはコスタリカペースであったと言えましょう。得点後も一進一退の攻防を繰り広げる中、いずれも小野がそのドリブルをファールで停められゴール前で立て続けに3本のFKを得る。キッカーはレビン、獅子、またレビン。しかしいずれも相手GKのファインセーブあるいはポストに舐められ結果的に「惜しい!」の形容詞のオンパレードにしかならなかった・・。ここで1本でも決めていればあんな劇的な結末を得ずにすんだのに・・試合は面白かったが面白いのはもっと後の昇格が掛かる試合で十分である。
もっともっとこの段階では楽に勝利を収めたい・・のも本音である。事実試合は意に反して面白く成って行く前半終了かと思われたときゴール前のパス回しから相手がシュート、味方の選手がブラインドになり、当日の試合で当たっていた馬場がなんなく押さえられると思われたシュートが残念ながらサイドネットを揺らしてしまう事になる。前半終了、残念とぼやいても仕方が無い後半は要所要所のプレーヤーは残し、まずは数名の選手をピッチに送り出す。練習生トリオも博打で一気に送り出す事になる。メンバーがそれでも大幅に変わったチームは最初は当然手探りでの時間を費やすことになる。
その時間がより試合を面白くして行く・・コスタリカの右サイドを突破した相手がするするとそのまま中央に侵入、最後に右足を強振、たいした威力は無かったものの残酷にもボールはまたしてもサイドを揺らす・・見事な逆転劇である。
しかし本当にしかし我々にとって幸運であったことはまだ時間がたっぷり(25分)残されていたことである。そして内容は引けをとるどころかむしろ押し気味である。この展開でものを言うのは次の一点である。引き離されるか?追いつけるか?果たして幸運の女神は我々にその微笑を投げかけてくれた。再三ペナルティーエリアの内外で倒されていた小野の何度目かに受けたファールがついにPKと認定された。PK・・キッカーはその小野・・見ているほうが緊張するのであるから小野の心境はいかに・・しかし小野は強かった。このプレッシャーが掛かるPKを言わば”ズドン”とあたかも再度の逆転を呼び込むように左に決める。
前期の通り当日は控えの選手も多い、浅野・豊岡・石川夫人もいる、すなわちサポーターも当日に限り数多くいたわけである。PKが決まった瞬間喜びに沸くベンチそしてその声援がなんと本当に逆転の一撃の呼び水になる。
「残り10分」レビンの問いかけに応えた後で待望の歓喜の瞬間がやってきた。ペナルティーエリアにやや入った所で右から小野のレビンへのラストパス、一瞬レビンのトラップミスに見えたがレビンこれを良く踏ん張り左足のつま先で強振・・ボールは相手GKの右をすり抜ける・・再逆転!!!!!!
沸きに沸くベンチ、ピッチの選手あとは確実に時計を進めるには卓越した獅子がいる。交代で時間を稼ぐこともできる・・そしてタイムアップ
歓喜のゲームは終わった。しかし前記のとおりまだまだ1部復帰への道のりは険しい。ここで油断することなく秋までのシーズンを気を抜くことなくともに駆け抜けて行こう!
馬場
6
2失点が悔やまれる
佐藤 光 6
中央突破されたのが残念
守屋
6 同じく
市川
6.5
成れないポジションで奮闘
植木
6.5 ボールを巧みに散らす
佐藤 健 6.5
卓越したボールコントロール
獅子
7
文字通り獅子奮迅もイエローは頂けず
レビン 7
FKが決まれば・・就活もこのくらい熱心に
中野渡 5.5
まだチームに馴染めていずボールを呼び込めない
豊岡
6
攻守の切り替えのポイントになる
平山
6
前線で体張るも得点機逸する
小野
7.5 全ての得点に絡む、後は就職活動を!
木村一 5.5
ポジションに戸惑いが見えた(同情もするが)
伊藤
6
年の功で無難にこなす
小管
-
コンタクト忘れて出場できず残念
石川
- ポジションのl問題で8分間の出場に留まる
前原
-
ベンチワークに専念
浅野
-
温泉地からご苦労さまでした
練習生x3 -
定着したら評価します。
藍田
- おんなじ
カントク 6.5
まあまあかな?
(久保田 淳)
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