2005年度part2
2005/6/12 北区社会人リーグ2部B第5戦 vs30
北G 12:30  Kick Off
FCコスタリカ 0(0-0 0-3)3 30

【メンバー】れびん、小野、獅子、木村父、木村一、水野、守屋、佐藤みつ、石川、稲垣、柄澤、稲葉、稲葉(友人)、八木、前原
【得点】
なし

 参加者14名、去年ならばこの人数が当たり前なのだが、このところの快進撃+多数の参加人数からすると、非常に不安(G/K馬場の出場停止でG/K不在)。
 いやなことは重なるもので、相手ユニも「青」ダブっているのでコイントス、結果 ユーベに急遽変更! 新人のユニが無い、何とか切り抜けるも、開始の笛がなる。危なっかしい代理G/KもDFのサポートで前半を無得点に抑える。

 後半開始5分左ゴロのセンタリングにDFとG/Kの間に入れられ右トーでコースを変えられ先取点を取られる(G/Kの指示ミス…)
 中央付近のオフサイドを先進がフラッグを上げているにもかかわらず、主審が採用せず、2点目を取られる。

 もう完全に今までのコスタリカにあらず、集中が切れ前半1枚イエローのマスミが、2枚目のイエローで退場。悔しさの現われか ユニを投げつけるマスミのうしろすがたに象徴されるように……。 打開する為残り15分石川を投入するも、完全に切れたDFを立て直すすべも無く3点目を取られる…。報いる為に必死にボール追いかけるも、ゴール前までは行くものの、「ゴールは遠い…」

 屈辱の0-3で終了のホイッスルを聞く。

 次節マスミが出場停止1試合で済むのか2試合になるのか(試合前イエロー2枚、前半で1枚 この時点で累積3枚・後半1枚で当日2枚のイエローで退場)この処分により 我が常勝コスタリカに暗雲が…。次節以降ライトでないことを願うばかりである…。幸運の女神はコスタリカに微笑むのか……。

(木村)

2005/6/11 北区シニアリーグ2部第3戦 vs北50
北G 18:30 Kick Off
FCコスタリカ 2(0-0 2-0)0 北50

【メンバー】前原、木村、石川、堀川、武田、佐藤建、大西、鳥海、豊岡、小菅、守屋、斉木、三上
【得点】
佐藤建1、前原1

 朝のゼロックスが中止になり、夕方シニアは平常通り行われました。 vs北50FC、「相手は北区選抜と言えども50歳以上のチーム、前半からあまり飛ばさず、イーブンで折り返し、相手のスタミナの切れる後半勝負」のゲーム展開で行きましょうとの硬い?約束の下紳士のサッカーを展開。
 結果2-0(得点者、佐藤建・前原)。 前審の堀川さん、お疲れ様でした。 今だ負けナシの ツヨ〜イ?コスタリカ!

(木村)

2005/5/22 北区社会人リーグ2部B第4戦 vsリトリバー
馬場一発レッドの危機を”結束力”で大逆転

赤羽商業G 17:00 Kick Off
FCコスタリカ 5(2-1 3-1)2
リトリバー

【メンバー】
GK:馬場、DF:守屋、貴光、藍田、木村尚行、MF:木村一成、稲垣、八木、建、FW:稲葉、小野(新人) SUB:レビン、小野、肉倉、柄沢、坂本、豊岡、前原(18名)

【得点】
前半 レビン×2 後半 小野×2 稲葉1


 先日のXSSLと同じ始まりですが、2日連続で恒例のSGGK(スーパー・グレート・ゴールキーパー)馬場さんの遅刻から始まりました。(ここでメンバーは勝利の予感を持ったはず?)。先週木曜ぐらいに、久保田(父)さんと、「前半シニア中心、後半ベストで行こう」と大まかな打ち合わせ通りに試合は始まりました。(キックオフ直後のベンチは、レビン、小野、肉倉、柄沢など若手で豪華なメンバーでした。)
案の定、自陣での攻防で、序盤は押されぎみ、だけど一つ、主審(荒川で第4の審判として、いたあの人です)のジャッジの基準に戸惑いながら・・・、

 嫌〜な予感は当るもので、先制点はリトリバーに持っていかれました。その後も押されてはいたものの、カウンターから惜しい場面は、何度かあったのですが、得点までにはいたらず、前半25分、嫌〜な予感は、悪夢としてやって来ました・・・。12番目の敵は主審だった。って言うのが一番当てはまるかと、それは、SGGK馬場の【一発退場???】そりゃもうベンチは大騒ぎ、スタメンは「誰がGKになるのか?」でパニック。GK:一成!誕生。

 ここからはメンバー温存などとは言ってられず、稲垣→肉倉。小野(新人)→小野。でも、傾いた流れは簡単には変わらなく、残り3分で、【レビン】「1本でもシュートが打てるなら、行きます」の言葉に、八木→レビン。目の前の出来事をベンチで見ているしかなかった3人の勝ちに行く執念は物凄く、レビン投入後、レビン自ら値千金の同点弾。鬼気迫るとはこのことか、3分後にはレビンの逆転弾。前半を2−1で折り返す。

 後半は小野のドライブシュートを皮切りに、稲葉のごっつあんヘッド、おまけは「本当にいいの?」って言いたい、小野が貰ったPK。1点は返されたものの、後半3−1。終わってみれば酒の肴にもってこいのエピソードいっぱいの楽しい試合でした。
でも、次節のキーパーが・・・。

(前原勇)


お疲れ様です。
と言う訳で、親父の代わりに試合記書いちゃいます。客観的に見てないので俺中心で書いてるのはご了承下さいませませ。前原さんのと時間が違ってますが、大体なので気にしないで下さい。

 前日の試合の疲れも程よく、今日も目指すは勝利のみ!!
今回も人数が集まり前半は俺、ヒロユキ、真澄さん、柄澤くん、坂本さん、豊岡さん、前原さんは温存で!?
前半、シニア?主体と言っても稲葉、小野君、カズと何人かは居る若手。押されながらも小野君、八木さん、健さん、稲葉で何度かはチャンスも。稲垣さん、カズは中盤でボールに絡み、木村さん、守屋さん、光さん、藍田さんも押されながらも最後は許さず安定してた。馬場さんもいつも通りだった。ベンチ陣もいつでも行ける様に早くもアップ開始!?

 しかし、前半20分緊急事態。この試合初めて崩され相手FWと馬場さんの1対1。馬場さんはエリアギリまで飛び出し滑り込む。相手FWはよろけた後大げさに転ぶ。守屋さんもカバーに入り危機回避。

『ピーっ!?』
えっ?触れて無いよね??シュミレーション?レフリーの手にはカード。
えっ??馬場さん1発レッド???エリア内だったはずなのにFK??
騒然のピッチ内&ベンチ。誰がキーパーやる??・・・

 とりあえず経験のあるカズがキーパーに。しかし、カズは燃料切れたら真澄さんと交代予定のはず。ベンチで会議してる中、このFKで失点。1人足りない、キーパー退場、1失点。すぐに緊急シフト。ヒロユキと真澄さん投入。あのやる気を見せない稲葉も燃え、みんなモチベーション上がりまくり。流れはまだ五分五分。俺も後半アタマからの予定だったけど、前半残り5分、シュート1本打てればいい位の気持ちで投入してもらった。もちろんモチベーションはフルMAX。
ファーストプレーで相手の裏にパスを出しヒロユキを走らせ押し上げる。相手はコーナー付近にクリアしてスローイン。いつもはエリア内に入るけど何かエリアのちょっと外、斜め45度の所に居た俺。真澄さん得意のロングスロー。相手のクリアは俺の所に。読み通り!?胸でワントラップしてダイレクトでシュート。見事右隅に決まり同点!!有言実行!?本当に決めちゃった!!ベンチもドッカン、ドッカン♪

 その直後、中盤でボールを受けファールを貰う俺。ゴールからちょっと遠目の得意の位置。相手は狙うなんて思って無く壁は2枚。俺は初めから狙う気しか無く直接シュート。コースちょっと甘かったけどシュートはバーに当たってキーパーに当りそのままゴール。前半終了間際に逆転♪出て5分で2点入れて逆転!!ミラクル!!俄然盛り上がる。

 流れは完全に変えた!!後半は完全にウチペース。ヒロユキの綺麗なドライブシュート。稲葉のヘディング。ヒロユキのPK。途中1点返されたけど5−2☆

 最後まで。最後まで。何点追加点取ろうとみんなガムチャラに集中してプレー。今までの試合で1番みんなやった。豊岡さん、俺、稲葉、真澄さん、柄澤君で中盤で潰す。ほとんどシュート打たせない。ここを突破されてもDF陣、坂本さん、光さん、健さんが完全に抑えてた。(1本やられたけど・・・。)

 負けている相手よりもガムシャラに集中、集中。みんなレフリーがアウエーなのは分かってる。人数も1人足りない。相手はイライラも溜まり口悪くなってきてる。俺も目の前で相当言われた。笑って流したけど。まぁこの行為でレフリーはウチよりになったのかな!?だからPK貰えたっぽい。

 でも、だからこそ最後まで集中。モチベーションはみんな最高。最後まで一切手は抜かない。ベンチから残り3分の指示。ロスタイム合わせて残り5分位かな。3点リード。

 ここからは俺と真澄さんの仕事。正直、社会人の試合でここまでやる必要無いかも知れない。でも今日は最後までしっかり。完璧に試合を終わらせたかった。退場した馬場さんの為にも。イヤらしく時間を使う。徹底的に。味方ベンチのすぐそばで。(参考資料:昨年の天皇杯準決勝、磐田VS浦和の残り5分を見てください)

 コーナー付近でファールを貰いボールをセットする俺と真澄さん。まず、『壁が近い』と相手を下げさせちょこんとボールを転がす。そのままゆっくりコーナーの所でボールキープ。相手が奪いに来てもコーナーに。相手を下げさせショートコーナーでボールキープ。それの繰り返し。

 完璧予定通り試合終了♪相手は完全にイライラ。握手もしない奴もちらほら。相手曰く、『3流サッカーに負けた』だって。。3流で結構結構。その3流に何も出来なかったあなた達は何流ですか??笑

 俺たち悪者!?関係無い。勝ち点3の為なら。特に今日は。

そんな感じで北区リーグ4連勝♪公式戦7連勝!!!今年は取るよ!タイトル全部!!やりましょうよ!祝勝会&忘年会!!!!

今日の試合は今までで1番完璧に試合を出来た。俺も今シーズン絶好調です♪



最後に俺から若手に一言。
ヒロちゃん
あのドライブシュートを完全に武器にしなさい。

真澄さん
今日は戦術的にしょうがないですけど、次は点狙いましょう!!それと、カードは×ですよ。笑

稲葉
北区初ゴールおめでとう。ヘディング♪

カズ
よく頑張った!お前のためにも中盤頑張ったよ。

小野君
次は点取れ〜!チャンスは有るぞ〜

柄澤君
ボランチ安定してて良かったよ。シュートも打ってたし。もし真澄さんが累積になっても変わりは出来るよね!?


以上、お疲れ〜!!!!
ちょっと長くてゴメンなさい。感想待ってます!!

絶対この試合、代表戦より面白かったはず!?

(久保田怜敏)


(馬場選手のコメント)この度は不可解なジャッジにより「一発退場」になり、チームの皆様には大変ご迷惑お掛け致しました。次節も試合に出れませんので、引き続きご迷惑お掛け致します。
今日の試合をきっかけにチームの団結力がより強固なものになったと思われます。次を担うGKも誕生致しました。心置きなくご隠居カナ…?

 

2005/5/21 XSSL岩槻リーグ vsFXIS
カントク不在もコスタリカ完勝

岩槻G 12:30 Kick Off
FCコスタリカ 4(2-0 2-0)0 FXIS

【メンバー】
GK:馬場(前半5分:石川)  DF:佐藤貴光:小菅:藍田:佐藤建  MF:水野:肉倉:八木:レビン  FW:平山:小野  SUB:木村一成:石川:前原
【得点】
前半:小野1,レビン1 後半:小野1,レビン1

2005/5/5 北区シニアリーグ2部第2戦 vs高麗50
武田 執念のロスタイム同点ゴール

北G 17:20Kick Off
FCコスタリカ 2(1-2 1-0)2 高麗50

【メンバー】
カントク久保田
GK久保田(牛野) 八木 牛野  大西 平山 藍田 小菅 豊岡 守屋 前原 武田 市川 浅野 木村 斉木 三上 久保田
【得点】
平山(PK) 武田


 「最後10分でいいから出させてください!このままやられっ放しで帰りたくないんです。」
前半途中にその日切れ切れのプレーから相手の強烈なファールに足をしこたま痛められ、途中交代を余儀なくされた大西の言葉に驚きを隠すことが出来なかった。

 試合は正しく残り10分強、スコアはGKを務めた久保田の初歩的な判断ミスから2点を失っており、前半7分に平山のPKで得た虎の子の1点のアドバンテージを完全になくしていた。監督兼務の身とこの試合の持つ重要性を知っていることから大西にシニアの試合の特別ルールを活かして再度ピッチに立ってもらいたいのは山々なれど怪我の状態は?ピッチに立ってどこまでやれるのか?果たしてこの状況で誰と代えるのがもっとも効果的か?問題は山積みであった。

 しかも結論は急がなくてはいけない・・若干悩んだ後4-4-2のサイドバックの一角である藍田を下げ、しかも大西には前線での攻撃参加を指示。結果的に3-4-3的な布陣を敷く事になる。高麗50...その名の通り確かに前半の攻撃には迫力があったが、さすがにこれも名の通り後半は半世紀生きてきた疲れがでて事実、内容的にはコスタリカの行け行け状態であった。

 しかしながら点には結びつかない。フリーで前原が外す・・またフリーで平山が自身で打てるところより確実に武田にパスし武田がこのパスを予知できなく追いつかない・・この状況を大西の個人技で打破できれば・・前記もしたが前半いずれも自身のミスから失った2点をなんとか返してほしい・・一縷の望みを託して大西を送り出す。

 シニアの試合も2部から1部に復帰するためには優勝が条件である。1敗したらその時点で自力優勝はなくなる・・であれば正しくトーナメントである。なんとかなんとか同点劇の演出を・・が私を含めベンチのメンバー全員の総意であったことは言うまでもない。

 残り7分、浅野に代わり久保田自身がフィールドプレーヤーとしてピッチに立つ、せめて前線にパスを供給できれば・・。ほのかな思いにも時計は冷酷に残り時間を刻んでいく。メインスタンド中央の大時計はすでに残り終了時間を指している、そう既にロスタイム突入である。あとワン?ツープレー?HPに載せる敗戦の弁を考えざるを得なくなったとき奇跡は起きた。相手は北朝鮮、コスタリカには大黒いや大西がいた!左サイドを巧みにドリブルで切り裂く、一度中に切れ込むと見せかけた後自身のシュートは諦めサイドを完全に縦に切り込み崩しきったあと中央に流す・・ここで誰かが飛び込めば完全な1点である。誰かいろ!いてくれ!大西のドリブルに完全に視線がいっており中央には果たして誰が詰めているのか全く分からなかった。誰かぁ〜誰でもいい!いた!武田だ!武田が冷静に確実にGKのわきの下を抜きボールをゴール内にパスする。

 ゴォーーーーーーーーーーーーーーーーーーール!!!!!
本当にそんな瞬間であった。歓喜の同点ゴール。しかも事実ロスタイム、ボールが高麗チームの落胆の中、中央に戻され再度キックオフされた直後終了のホイッスルがコスタリカシニアチームにまだ残る優勝の可能性を告げる事になった。

八木 パスの供給源 6.5
牛野 前半フィールドで後半GKでそつなく 6.5
大西 最大の功労者 7.5
平山 チャンスにパスはいただけず  6.5
藍田 サイドを固める 6.0
小菅 無難にそつなく 6.0
豊岡 後半中央突破許さず  6.5
守屋 短い時間に獅子奮迅 6.5
前原 シュートミスは頂けず 5.5
武田 チャンスを確実に活かす 7.0
市川 豊富な運動量 6.5
浅野 パスカットを評価 6.0
木村  サイドからDFを固める 6.0
斉木 シュートまで行って欲しかった 5.5
三上 攻守の切り替えに貢献 6.5
久保田 GKとして2回の判断ミス 4.0

 

2005/4/29 北区社会人リーグ2部B第3戦 vsOSC
順調に3連勝 1部への階段を着実に昇る

北G 11:30Kick Off
FCコスタリカ 5(1-0 4-0)0
OSC

【メンバー】
カントク久保田
GK馬場 
小菅 稲垣 守屋 藍田 木村 佐藤建 木村一 浅野 前原 水野 獅子 八木 田村 藤野 平山 レビン 小野  稲葉 練習生(元三菱養和) 練習生(元武南高校) 
【得点】
小野×4 獅子


 4月29日今はなんてゆーか忘れたが元は皇族の爺さんの誕生日、待望のGWのスタート日にあたり北区リーグ第三節我コスタリカの試合が組まれていた。昔からこの日は晴れの得意日にあたりかつ古くはテンノー晴れといわれ基本的に天候に恵まれ易い日であり、当日もそのいわれに逆らうことなく朝からドピーカン。好天を通り越し末とは言えとても4月の気温ではなく半袖で十分な熱い日であった。

 最近は人数集めに苦労していた時代が嘘のように若者を中心に言ってしまえば人が集まりすぎ・・メンバー交代に苦心する贅沢な悩みと闘わざるを得ないことが通常と化してきている。果たして当日も同じ状況であった。集合時間より30分以上も前から来て準備運動に余念がなかったレビングループを中心に、そのシナジー効果で集合時間には17-8名が集まってきていた。(当然といえば当然な事ですが)小管と馬場が時簡に間に合うとろくなことが無い・・その伝説もいまや誰も語らなくなってきたほど集合時簡に関してはチームとしての充実感を反映してきている。(とは言え油断しないように→小菅さん・馬場さん)

 当日は前回と違いまずは徹底的にシニアを中心に先発メンバーを固める。今回の相手・・コーチング活動の結果から言うと正直組み易し・・しかしそれを伝えると昨年結果的に3部に落ちたチームとの対戦前に相手の”弱い”との情報をメンバーに伝えたところ草サッカーとはいえ試合に挑む前から舐め切りあれよあれよの内になんと前半だけで3失点・・全員真っ青になり後半必死にボールを追い結果的にはコスタリカの歴史始まって以来の前半0-3 後半4-0 終わってみれば4-3で劇的な勝利・・となるもジーコジャパンじゃあるまいし、なにも常に劇的な勝利を収める必要はないのである。そんな試合は臨まなくても今後何試合かは遭遇するであろう事は容易に予想されることである。(つきも取っておきたい!)

 そんな過去の反省から今回相手の情報は伝えることなくシニアメンバーを中心に、取り合えず前半0-0での折り返しに期待してピッチに送り出す。思惑としては、気温が高く特にピッチでの体感温度は30度以上であろう、かつ相手には交代要員が2名ほどしか見当たらない、前半相手を疲れさせ後半若者中心で一気に勝負!が当日のゲームプランであった。

 果たして今回のゲームプランは正しくプランどおりに進んでいった。思惑より早めに木村一の交代こそあったものの前審を行ってくれた浅野にも出場してもらい獅子を投入を皮切りに前半途中から徐々に若手に切り替えていく。さすがに経験豊富なシニア軍団、相手の攻撃に耐え無失点に抑えるまではよかったが得点には結びつかなかった。その流れを若手代表、投入されたレビンが変える。右に流れて再三チャンスを演出・・しかし中で決められない決められない・・。ここもプランどおり前半0-0かと思われた瞬間左からのコーナーを珍しく小野がヘッドでネットに突き刺す。予想以上の展開1-0で前半を折り返す。

 後半は完全な若手シフト、平山に変えレビンが呼んできた後輩稲葉を送りだし、その稲葉が独特の間合いのドリブルで度々チャンスを演出する事になる。稲葉だけではない。八木が水野が相手のチャンスの芽を事前に摘み取り前線にパスを供給、そのうちの1本に反応した小野がディフェンスの裏を取り右のアウトで流し込む(HP掲載写真参照)あるいは左からのエンジェルクロスを胸で落として左一閃、極めつけは稲葉の右からの高速クロスにダイレクトボレーで文字通りネットに突き刺し、自身が得たPKを獅子が決めた点と併せて全5点に絡む大活躍、何本かのクロスのミスとクロスバー直撃弾がなければ94年の浦和戦で付けられたジーコへの10点が小野にも与えられたかも知れない。

 とはいえ前記もしたが今回の大量得点での勝利はホリエモン流にいえば想定の範囲内、まだまだ1部復帰には何回もしびれる試合を演じざるを得ないことを肝に銘じ次戦に臨みたい。天王山までは是非常に頑張ってくれている馬場と守屋を中心としたDF陣に有給休暇を試合中に取っていただければ幸いである。早めに休日出勤が来ないことを祈る次第である。

PS:ちなみに当日はコスタリカ創立者関口氏が観戦、いわば御前試合であった。

馬場            6.0    残念ながら(?)活躍の場無く
小菅            6.0    暑い中前半は耐える
稲垣            6.0    危なげなく
守屋            6.5    DF統率に尽力
藍田            6.0    成れないポジションで無難に
木村            6.0    シニアとは思えない頑張り
佐藤建         6.5    攻め上がりにも貢献
木村一         5.5    早めのリタイアはいただけない
浅野            5.5    ボールに積極的に絡んで欲しい
前原            5.5    短い時間ご苦労様
水野            6.0    攻守の切り替えに貢献
獅子            6.5    獅子奮迅もチャンスにミスも目立つ
八木            6.5    好パスの供給源となる
田村            5.5    より積極的に・・慣れを待つ
藤野            6.0    パスを呼び込む動きが欲しい
平山            6.0    良く動くもシュートミスは頂けない
レビン          7.0    得点に直結しないも好パス連発
小野            8.5    4得点1アシスト(PKもらう)言うことなし
稲葉            7.0    独特のドリブルで前線にアクセントをつける

練習生(元三菱養和)DF        6.5    見事なミドルを放つ
練習生(元武南高校)MF       5.5    もっともっとアピールを

カントク        7.5    まぁゲームプランどおりで圧勝ですから・・

(久保田 淳)

 since 21/march/2004

(C) FC CostaRica  All rights Reserved