北G 17:20 Kick Off
FCコスタリカ 2(1-1 1-2)3 ノースE
【メンバー】牛野、鳥海、浅野、斉木、平山、前原、八木、豊岡、市川、木村、坂本、小菅、武田、佐藤、石川、守屋、伊藤、監督
【得点】
前原1、武田1
陽が傾きかけても気温は一向に傾いてくれない残暑厳しき中、昨年引き分け仲良く(?)共に1部から落ちてきたノースEとの試合がキックオフされた。1部から共に落ちてきた・・常識的な認識では2部の中では当面の昇格ライバルでありJリーグを見るまでもなく、ここで相手を叩き込み1部に早々に戻れるか?(セレッソや広島のように)あるいは2部に飲み込まれたままでやや久しく1部への再昇格を待たされるのか?(仙台や札幌)もしくは復帰への道を基本的には断たれ、次のチャンスを何年も待つことになるのか?(湘南?ちょっと事情が違うが)
いずれにしても「絶対に負けられない試合・その2」であった。当日はシニアのわりに集まりも良く、先発を決めかねた前原が「時間内に来た選手順」でスタートした。前述のとおり、選手も多いことから基本的には先発フル出場は避け(試合内容にもよるが)前半GKの大役を担ってもらう牛野と後半代わってもらう斉木に交換条件でフル出場の名誉を与えた。(いかにも全員参加をモットーとしているFCコスタリカらしい配慮である・笑)
しかしながら・・本当に残念ながらそのまま結果には結びつかなかった。ある意味そのまま結果に結びつくほどは北区のシニアのレベルも低くなかったと言う事でしょうか?慣れないポジションを任された選手も多く、前半立ち上がりから押される押される・・ハーフラインから敵のエリアにボールが行くことが稀なほどであり、その流れのまま自軍右から崩されシュートを放たれる・・GK経験もある牛野一度は良く弾くもこぼれたボールを押し込まれ残念な失点。但しここからコスタリカやっと目覚める中盤をやや省略気味にロングボールを前線に供給、ボールを溜めることなくヘッドでそらし前原が相手の後ろに走りこむ・・このトライが功を奏し何度目かのチャンスに前原がループを決める。その後もこの省エネサッカーがたびたびチャンスを運んでくれたがいかんせん前原が決めない決めない・・結果的にはこの時間帯に得点できなかった事が致命傷になる。
前半を1-1で折り返し後半10分過ぎ、ペナルティエリアに侵入してきた相手を守屋がブロックしつつゴールライン外に押し出す。ゴールキックで試合が再開・・のはずが何故か主審はペナルティスポットを指す・・「んっ?PK?まさか?」敵も味方も驚きを隠せないままにPKは後半からGKに入っている斉木の右に決められる。1-2・・想定外の失点であった。負けられない一戦に挑んでいるコスタリカに勝利の女神は微笑んでくれるのでしょうか?不可解なPKの後一進一退の攻防が続く、暑さのために両チームロングボールを多用しての省エネサッカー・・しかしそこには老獪なコスタリカに一日の長あり、再三ロングボールから抜け出していた平山にボールが渡り、GKに一直線、コースを狙ったシュートはやや外れたかと思いきや飛び込んだDFにあたりコースが変わる・・そこで再度別のDFにあたり完全にゴールラインを割ったかと思ったところに飛び込んできたのが「漁夫の利シューター」「ミスターごっつあんゴール」正しくコスタリカの武田であった。ラインぎりぎりでボールを枠の中に押し込み歓喜の同点!前回の起死回生の同点ゴールに引き続いてのまたまた2-2に追いつく「夜のビールがうまくなるゴール」(羨ましい・・久保田:談)
しかし今回は前回と違いロスタイムの同点劇ではなかった・・・コスタリカにも相手にもまだまだ十分勝ち越す時間が残されていた。そしてその歓喜は今度はコスタリカには訪れなかった・・コスタリカゴール25m手前、GKの斉木の位置を見るや否や草サッカーではロングの部類に入るシュートを放つノースE・・打った瞬間いやな予感が頭をかすめ、不幸なことにその予感は的中してしまう・・・綺麗な弾道を描き後ずさりしながらフェイスティングで逃げようとする斉木の抵抗をあざ笑うかのようにボールは本日3回目のゴールとなり、そしてその後コスタリカは相手のゴールを再度揺らすことは出来なかった。
しかしながらシニアは厳しい社会人と違い上位2チームがJ1いやK1昇格の道が残されている。
幸いなことに当面のライバル高麗50も勝ち点を伸ばせずにいて、十二分にK1への道は開かれている。もう一敗も出来ないことは社会人と変わらないがここは是非最後の最後までK1への道を歩んで行きたい。そこに道が残されている限り。
牛野 6.0 GKフィールドそつなくこなす
鳥海 5.5 久しぶりのゲームポジショニングに迷い?
浅野 5.5 レモンとピーチが美味しかった(+0.5)
斉木 5.5 失点は止む無し
平山 6.0 前線でリードも点が欲しかった
前原 6.0 得点はするも逸機も多い
八木 6.5 中盤の構成に貢献
豊岡 6.0 運動量で攻守の要となる
市川 5.0 前半は絶不調
木村 5.5 暑さにバテタ?
坂本 6.0 サイドを引き締める
小菅 5.5 守備に貢献も相変わらずの遅刻に-0.5
武田 6.5 とにかく結果を出す
佐藤 6.5 サイドでの攻守の要
石川 6.0 久しぶりのFWに前線で踏ん張る
守屋 6.0 守備を落ち着かせた
伊藤 6.0 左サイドを完封
監督 5.0 交代の采配に後悔が
(久保田)
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