2005年度part3
2005/9/19 北区シニアリーグ2部第5戦 vsスペラメント
1部昇格へ光の見える完勝!!

北G 18:40 Kick Off
FCコスタリカ 5(2-0 3-0)0 スペラメント

【メンバー】坂本 藍田 前原 浅野 鳥海 石川 大西 植木 牛野 豊岡 平山 八木 佐藤健 木村 市川 監督 
【得点】
平山2、石川1、八木1、前原1


 前回の敗戦を絶対に引きずらないため勝利を義務付けられている一戦、相手の戦績からみて比較的組み易いであろうことは想像できていたものの油断は禁物、内容では押し気味に推移するも慎重な立ち上がり、そんな中前半中盤からのパスを受けた平山が一人で持ち込みグラウンダーのシュート、キーパー良く反応するも平山の復活を止めることは出来なかった。久しぶりの本当に久しぶりの平山のゴールである。気をよくした平山は前半終了間近にもキーパーの前でいわゆるピンはねヘッド、これがうまくGKの横をつき本日2点目後半気持ちよくGKに替わってもらえる。

 この日は不動のCB守屋がわき腹を痛めて欠場不慣れなポジションながら替わってCBに入った豊岡が相手の攻撃を未然に防ぐ、後半もこの流れを切ることなく前線で相変らず大西がトリッキーなドリブルで再三ディフェンスラインを切り裂く八木がミドルでゴールを脅かしそのうちの1本が見事に決まる、サイドからは坂本、建が縦横無尽に駆け上がりチャンスを度々演出、得たコーナーから何年(?)振りに石川のヘッドが炸裂、元族だけにアタマは怖い!(?)

 久々の歓喜も最後の最後にはもっと凄い歓喜が待っていたことの実はプロローグに過ぎなかった。来月より福岡に転勤で本日がシニアでの最終戦の前原、FWでありながら本日ゴールに恵まれず残り時間もほんの少し、前原らしく(?)最後までヒーローになりきれずに転勤か?・・誰もがそう思ったとき八木の左足からDFの後ろでGKの前にゆるやかなパスが供給される。最後に前原はこれを見逃すことなくDFと競り合いながら走りこみ右足一閃!力強くはなかったものの確実にボールはゴールに吸い込まれていった!千両役者!どんな三流作家が書いてもこんな臭い結末の本は書きませんよぅ〜鳥海の言葉に集約される試合だった。

坂本 サイドからの基点       6.5
藍田 巧みなパス供給        6.0
前原 最後のチャンスを確実に   6.5
浅野 ボールに意欲的に絡む    6.0
鳥海 慎重なプレーに終始      6.0
石川 運動量をゴールでカバー   6.5
大西 前線で活躍           6.5
植木 ちょっとスタミナが?      5.5
牛野 前半のGKでも危なげなく   6.0
豊岡 慣れないポジションも無難に 6.5
平山 GK,FWいずれも結果だす   7.0
八木 1ゴール2アシスト中盤を支配 7.5
佐藤 サイドの帝王として君臨    6.5
木村 完封を評価           6.0
市川 複数ポジションを無難に    6.0
監督 まぁまぁかなぁ〜        6.5

(久保田)

2005/9/11 北区社会人リーグ2部B第6戦 vsトリコロール
希望と発見と失望の交錯

北G 15:30 Kick Off
FCコスタリカ 2(0-0 2-1)1 トリコロール

【メンバー】小野、小野(高校生A)、藤野、レビン、八木、柄沢、建、守屋、ミツ、藍田、馬場、稲垣、前原、稲葉、高校生B、小菅、紀藤、石川、木村、監督
【サポーター】肉倉、浅野、木村(一)、水野、かーちゃん
【得点】
後半:小野2


 他の地区から「本日の試合は決行?もしくは中止?」おりしも東京各地区を激しい雷雨が襲い出鼻をくじかれた事から携帯に確認のメッセージが数多く残されたこととは裏腹に、あたかも北区北運動場だけはその日行われる試合の熱気が上昇気流となったように強烈な雨雲も局地的に避けてくれ、北運動場のピッチには砂埃が舞わない程度+αの雨を落としてくれるだけであった。

 対戦相手(トリコロール)は昨年1部でプレーして本年からは2部でのプレー、すなわち北区のランキング上では最も上位にランクされ、事実1敗1分を記録しているものの現在2部Bで2位、1位の宿敵ライトイヤーズと引き分けてくれ我々に自力優勝の可能性を残してくれたものの、そのことはライトと同じ力を持っていることを示していることに他ならない。

 前記のように試合は砂埃を抑えてくれる以上の雨が残る中でキックオフされた。毎回のようにシニア中心に守りから入るかと思いきや「最初からガンガン行く」の方針転換がなされアタック陣総出場、その甲斐あってか立ち上がりはやや押し気味に試合は進む、しかしレビンの初シュートは力なくGKの前に転がっただけのように試合は押しながらも決定機を演出するまでにはいたらず、いわゆる嫌な展開の中で時間が経過する。

 解説が遅れたがこの試合、自力優勝の可能性が復活したもののそのためには原則全勝が必須、すなわち本日の相手を含めて残り4戦全勝のみが1部へ復帰への残された道である。一つの引き分けも許されない・・そんな中での時間経過は試験会場で分るはずの問題に多くの時間を割いているようでたまらないものがあった。

 全体的には押し気味の中、カウンターからCKを取られる。嫌な予感は半分的中、まじに半分で良かった。相手のドンピシャのヘッドがコスタリカゴールを襲う、ゴールはゴールラインを割ったかに思えたが(あるいはライン上であったかも知れないが)ミツが必死のクリア、主審はさかんに副審をみるも副審は全くの無反応・・そう思うところ良く見ていてくれていなかったようである。正しくラッキー、しかしながらこのツキを簡単には生かせない。今度は相手の右45度でFKを得る。レビンの得意の角度である。しかし当日の練習であたりがなかったことと雨でのスリップを警戒してかレビンこれを中央に流す、ひとりがスルーして小野が中央からシュート・・のはずがミートせずなんと見事にかっさわれる。典型的なカウンターの餌食だ。必死に戻るDFをあざ笑うかのごとく強烈なシュート、ここでも天は味方してくれる。雨に濡れたシュートは馬場の正面をつき、しかも綺麗なキャッチでこぼす素振りも無く事なきを得る。

 運は我にあり、それを証明するかのように後半新布陣が生きる。稲垣が呼んできた新戦力の高校生が巧みなボール裁きで好機を演出、新戦力に突如野出現に驚きを隠せないベンチ、予定通り後半投入の稲葉が相変らずのキープ力と展開力を発揮する。後半のボールポジッションはコスタリカが圧倒していた。また後半から急遽ディフェンシブハーフ(決してボランチではない)にコンバートされた藤野がかって見せたことがないように生き生きと3列目で動き回り相手の攻撃の芽を摘んでいく。まるで森保一を発見したオフトに指摘する新発見2であった。前評判が高かった相手の両サイドも稲垣、建が未然に防ぎ全く危なげないままに試合は推移、

 後は得点するだけ・・だがこれが入らない入らない。後半特にドン引きになった相手を崩せそうで崩せない、時間はいたずらに過ぎていく、時間は残り18分・・引き分けじゃ駄目、重苦しい中を小野という光明が指す。左サイドでショートでのスルーパスを受ける、オフサイドトラップを破るパスをもらった小野がこのチャンスを逃すはずは無かった。右にはレビンが走る。必然的に右をもケアせざるを得なくなったGKを嘲り笑い小野はGKをもかわし無人のゴールにパスを送る。歓喜の先制弾。しかし残念ながらドラマはここでは終わらない、歓喜のゴールを後は時間で守るだけ・・のはずが相手のCKで一変する。サイドを破られそうになりコーナーに逃げたコスタリカを悪夢が襲う。左からのコーナーをパンチングミスした馬場を神は助けてくれなかった。1994アメリカ大会予選、対UAE戦の柱谷のような同点ヘッドが文字通りコスタリカゴールに突き刺さる。当然歓喜のトリコロールベンチ(のくやしいけれど黄色い声=おめぇらジュビロか?)

 残りロスタイムを入れてもせいぜい5分。しかし最後に本当の最後に最後の微笑を勝利の女神から小野が再度受け取ることになる。またしても左の再度でパスを受けた小野、しかし今度はゴールラインに程ちかくスペースはまるで無い・・ゴールライン近くでGKの頭を抜くことだけを狙ったと思われるクロス(絶対にシュート:小野談)を絶妙のタイミングでゴール前に供給、走りこむ稲葉、しかしヘッドで合わせる素振りは見せない。なぜ?理由は直ぐに分る・・稲葉を緩やかに通り越したボールはなんとゴールの中に静かに吸い込まれていく・・・最後の歓喜を呼び込むように、ゴールの後は興奮が冷めないように今度は冷静に終了のホイッスルを待つだけがピッチの選手の最後の仕事だった。

 この日はこれで終わらない・・最後に誠に残念なおちが待っていた。後3連勝で待望の1部復帰破竹のコスタリカにMr.Sの試練が襲う。但しこの項は戦評のため別の板で・・(痛手?)肉倉!迷惑掛けるんじゃねぇぞ(気迫は買うが!)

小野 なんと言っても2得点 7.5
小野(高校生A) 全体にプレーが大人しい 5.5
藤野 FWで5.5 DHで6.5 6.0
レビン 前線で溜めになる(FKが×) 6.5
八木 踏ん張りを評価 6.5
柄沢 献身的な運動量 6.5
建 サイドを完封 6.5
守屋 中央の壁に 6.0
ミツ 突破を許さず 6.5
藍田 病み上がりで仕方なく 5.5
馬場 失点は悔やまれる 6.0

稲垣 プレーは評価、遅刻は減点 6.0
前原 トップで溜めになる 6.0
稲葉 中盤で攻撃の起点に 6.5
高校生B 新発見(時代の攻撃の基盤?) 6.5
小菅 急な出番にもそつなく 6.0
紀藤 久しぶりもボロ出さず 6.0
石川 短い時間ながら無難にこなす 6.0 
木村 色々問題を抱えつつ・・ 6.0

水野 サポートありがとう! 6.5
木村(一) 今度は出ろや! 6.0
肉倉 場の空気を呼んで、大人になろう 2.0

浅野 遥々ご苦労様です。 6.0
かーちゃん ピーチが無くて残念(減点・笑) 5.5

監督 最後に味噌つける・・ 5.5

(久保田)

2005/9/10 XSSL岩槻リーグ vs岩槻
逆転完勝!!リーグ優勝決定?

岩槻G 11:00 Kick Off
FCコスタリカ 3(0-1 3-0)1 岩槻

【メンバー】稲葉、佐藤(貴)、稲垣、小菅、、守屋、肉倉、れびん、木村一、石川、平山、小野、前原、重村、浅野、内藤、伊藤
【得点】
後半:小野2、重村1


 先週の集中豪雨がうそのような天気でしたが、グランド一面が水没していた影響でグランドは最悪の状態でした。試合開始20分前に、審判チームのフジノン到着しておらず苦肉の策で、主審:前原、副審:浅野、石川で対応し試合開始。

久々の試合のせいか、グランドの状態が悪いせい?はたまたグランドのサイズの問題か、グランドの熟知度の差が出たか前半は、やや岩槻のペース。悪いことに先制点まで取られる始末。0−1で折り返す。

 後半は、やっとUP完了でエンジンが掛かってきたもののゆるいグランドに思うようなボールコントロールが出来ずの矢先、コーナーキックを小野がドンピシャ、まず同点。1−1。5分後には小野がペナルティーで反則を受け、PKを確実にGET。これで2−1。最後はラスト10分前に、浅野さんの顔をたてたか、連れてきた新人の重村がGET。終わってみれば、3−1。

自分のチームの審判はいかんせんやり難い。
一応公平にホイッスルを吹いたつもりですが・・・・・。

(前原)

2005/7/31 北区シニアリーグ2部第4戦 vsノースエンジェル
北G 17:20 Kick Off
FCコスタリカ 2(1-1 1-2)3 ノースE

【メンバー】
牛野、鳥海、浅野、斉木、平山、前原、八木、豊岡、市川、木村、坂本、小菅、武田、佐藤、石川、守屋、伊藤、監督 
【得点】
前原1、武田1

 陽が傾きかけても気温は一向に傾いてくれない残暑厳しき中、昨年引き分け仲良く(?)共に1部から落ちてきたノースEとの試合がキックオフされた。1部から共に落ちてきた・・常識的な認識では2部の中では当面の昇格ライバルでありJリーグを見るまでもなく、ここで相手を叩き込み1部に早々に戻れるか?(セレッソや広島のように)あるいは2部に飲み込まれたままでやや久しく1部への再昇格を待たされるのか?(仙台や札幌)もしくは復帰への道を基本的には断たれ、次のチャンスを何年も待つことになるのか?(湘南?ちょっと事情が違うが)

 いずれにしても「絶対に負けられない試合・その2」であった。当日はシニアのわりに集まりも良く、先発を決めかねた前原が「時間内に来た選手順」でスタートした。前述のとおり、選手も多いことから基本的には先発フル出場は避け(試合内容にもよるが)前半GKの大役を担ってもらう牛野と後半代わってもらう斉木に交換条件でフル出場の名誉を与えた。(いかにも全員参加をモットーとしているFCコスタリカらしい配慮である・笑)

 しかしながら・・本当に残念ながらそのまま結果には結びつかなかった。ある意味そのまま結果に結びつくほどは北区のシニアのレベルも低くなかったと言う事でしょうか?慣れないポジションを任された選手も多く、前半立ち上がりから押される押される・・ハーフラインから敵のエリアにボールが行くことが稀なほどであり、その流れのまま自軍右から崩されシュートを放たれる・・GK経験もある牛野一度は良く弾くもこぼれたボールを押し込まれ残念な失点。但しここからコスタリカやっと目覚める中盤をやや省略気味にロングボールを前線に供給、ボールを溜めることなくヘッドでそらし前原が相手の後ろに走りこむ・・このトライが功を奏し何度目かのチャンスに前原がループを決める。その後もこの省エネサッカーがたびたびチャンスを運んでくれたがいかんせん前原が決めない決めない・・結果的にはこの時間帯に得点できなかった事が致命傷になる。

 前半を1-1で折り返し後半10分過ぎ、ペナルティエリアに侵入してきた相手を守屋がブロックしつつゴールライン外に押し出す。ゴールキックで試合が再開・・のはずが何故か主審はペナルティスポットを指す・・「んっ?PK?まさか?」敵も味方も驚きを隠せないままにPKは後半からGKに入っている斉木の右に決められる。1-2・・想定外の失点であった。負けられない一戦に挑んでいるコスタリカに勝利の女神は微笑んでくれるのでしょうか?不可解なPKの後一進一退の攻防が続く、暑さのために両チームロングボールを多用しての省エネサッカー・・しかしそこには老獪なコスタリカに一日の長あり、再三ロングボールから抜け出していた平山にボールが渡り、GKに一直線、コースを狙ったシュートはやや外れたかと思いきや飛び込んだDFにあたりコースが変わる・・そこで再度別のDFにあたり完全にゴールラインを割ったかと思ったところに飛び込んできたのが「漁夫の利シューター」「ミスターごっつあんゴール」正しくコスタリカの武田であった。ラインぎりぎりでボールを枠の中に押し込み歓喜の同点!前回の起死回生の同点ゴールに引き続いてのまたまた2-2に追いつく「夜のビールがうまくなるゴール」(羨ましい・・久保田:談)

 しかし今回は前回と違いロスタイムの同点劇ではなかった・・・コスタリカにも相手にもまだまだ十分勝ち越す時間が残されていた。そしてその歓喜は今度はコスタリカには訪れなかった・・コスタリカゴール25m手前、GKの斉木の位置を見るや否や草サッカーではロングの部類に入るシュートを放つノースE・・打った瞬間いやな予感が頭をかすめ、不幸なことにその予感は的中してしまう・・・綺麗な弾道を描き後ずさりしながらフェイスティングで逃げようとする斉木の抵抗をあざ笑うかのようにボールは本日3回目のゴールとなり、そしてその後コスタリカは相手のゴールを再度揺らすことは出来なかった。

 しかしながらシニアは厳しい社会人と違い上位2チームがJ1いやK1昇格の道が残されている。
幸いなことに当面のライバル高麗50も勝ち点を伸ばせずにいて、十二分にK1への道は開かれている。もう一敗も出来ないことは社会人と変わらないがここは是非最後の最後までK1への道を歩んで行きたい。そこに道が残されている限り。


牛野 6.0 GKフィールドそつなくこなす
鳥海 5.5 久しぶりのゲームポジショニングに迷い?
浅野 5.5 レモンとピーチが美味しかった(+0.5)
斉木 5.5 失点は止む無し
平山 6.0 前線でリードも点が欲しかった
前原 6.0 得点はするも逸機も多い
八木 6.5 中盤の構成に貢献
豊岡 6.0 運動量で攻守の要となる
市川 5.0 前半は絶不調
木村 5.5 暑さにバテタ?
坂本 6.0 サイドを引き締める

小菅 5.5 守備に貢献も相変わらずの遅刻に-0.5
武田 6.5 とにかく結果を出す
佐藤 6.5 サイドでの攻守の要
石川 6.0 久しぶりのFWに前線で踏ん張る
守屋 6.0 守備を落ち着かせた
伊藤 6.0 左サイドを完封
監督 5.0 交代の采配に後悔が

(久保田)

 since 21/march/2004

(C) FC CostaRica  All rights Reserved