2005年度part5
2006/2/25 北区シニアリーグ2部第8戦 vs城北
シニア 歓喜?の1部復帰!!

北G 18:40kick off 晴れ グラウンドコンデション やや泥濘
FCコスタリカ 2(0−0 2−0)0 城北

【メンバー】石川 武田 大西 植木 豊岡 浅野 坂本 鳥海 守屋 たてし 越智 平山 藍田 八木 木村 牛野 伊藤 小菅 三上 監督 
【得点】平山2


シニア版“絶対に負けられない一戦”この試合に望む前に2部2位との勝ち点差は3、得失点差で上回るコスタリカは2位まで1部に上がれるレギュレーションから兎に角勝てば“待望?”の1部復帰である。高麗50の扱い云々の問題はあるものの、なにしろ勝てば文句なしの復帰である。意気込みが伝わってくるHPでの参加者の投稿の一番の敵は各々の心に潜む“1部に上がるとまたしんどいぞ・・2部の試合の方がボールを持てるぞ・・”の悪魔(天使?)の囁きだけであったのかも知れない(笑)。

しかし試合前、そんな心配を払拭するように集合時間の17:30に到着すると既にほとんどのメンバーが到着済み、最終的には過去最多の20名の参加を得る。社会人に引き続き試合を考えてのフォーメーション作りにシニアでも悩まされることになるとは正直思っていなかった。

相手は城北、それまでの戦績から少ない得点、少ない失点。全体で中位も少ない得点を守りきってそこそこの順位をキープしているようであった。対してわがチームの戦力は勿論充実しているものの失点が少ないチームにカウンターを仕掛けるべく、腐っても鯛のスピードスター(?) 前原が欠け、得点に関しては最初の1点を取るのに苦労をさせられることが予測されたままキックオフを迎えた。

最初はがんがん行かず無難な立ち上がりを臨むべく4-4-2で様子見から入る。思った以上に城北のディフェンスラインは高く、後ろには美味しいスペースがあるものの縦パスに反応しても振り切れず、と言ってタテシがサイドから切り込んでもことごとく中央で跳ね返されなかなか得点の香りをかげず、中盤では豊岡そして本日一番の出来であった植木が豊富な動きで守備に貢献することにより失点の心配は少なかったもののやはり想像通り簡単には勝たせてもらえそうも無かった。結局何度も縦パスへの反応が無駄走りになり憔悴しきった石川の顔に象徴されるように、最近の社会人のチームにも見られるボールポゼッションで上回るものの得点には結びつかない・・がシニアにも伝染したかのような展開で前半は終了する。

後半はなにしろ点を取らなければいけない。最近のコスタリカは昨年の社会人2部の優勝をかけた大一番、昨年そして今年のゼロックスチャンピオンシップにみられるように、ここ一番でことごとく苦渋を飲まされている。もしここで結局勝ちきれず昇格を確定できないと今度は社会人にも逆に影響が・・悪い流れを完全に断ち切るためにも兎に角勝ち点3を取りに行く。出した結論は3-5-2システム、縦パスに頼らず中盤を厚くしショートパスで局面を打開する。その際の鍵は攻守の上下動が激しく要求される両サイドハーフである。ここで右に木村、左に藍田を起用する。木村にはスタミナが必要であるのでバックアップにはタテシを考えておく(こんなときシニアは再出場が可能なので安心である。)しかし今日の木村にバックアップは必要なかった。守備には最終ラインまで戻ってボールをクリアし攻撃に転じれば前線にパスを供給する。息子に参考にするため見せてやりたい程であった(最近カズはどうした?)

後半15分前述の選手を始め全員の創意が実る時間がやっと訪れる。中盤のパス交換で右サイドを突破した八木が最終ラインのDFを振り切り絶好のクロス、お手本のようにGKの一山を越して平山が待ち受ける左サイドに・・平山の仕事は慎重にゴールマウスにパスをするだけであった。

待望の先取点、試合展開から1点で十分かとも思われたがそこはサッカーの怖さ、1点ではなにが起こるか分からない。時間はまだある。なんとしてももう1点・・今度はその気持ちに“あの”S主審が応えてくれる。昨年は天敵であった“あの”S主審である。後半22分ペナルティエリア近くで平山が倒される。すかさずホイッスル。場所はペナルティエリアの内か外か微妙なポイント、このような状況では次の得点は絶対の意味を持つためか多くの場合でエリアの心持外が示されるものである。果たして主審はペナルティスポットを示す・・歓喜のPKゲット!倒された本人である平山が自らこのPKを冷静に決めたとき事実上FCコスタリカシニアの1部復帰が確定した。

PS1:シニアはこれが最終戦、最終的に平山は今シーズン7ゴール、そうコスタリカAwardsでの表彰は通過地点での得点王だったんだぁ・・で前原に記念品を返してもらいましょう
(シニア選手の創意・笑)

PS2:さぁ地獄のシニア1部に復帰だぞ!!今度こそ高麗40に勝利を収めようじゃないかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?

石川  5.5 縦パスを良く追う
武田  5.5 反応にかげり?
大西  5.5 本来の出来でなく
植木  6.5 中盤に君臨
豊岡  5.5 久しぶりも動き良く
浅野  5.5 最長出場時間に耐える
坂本  6.0 サイドに不安なく
鳥海  5.5 久々も無難に
守屋  6.0 危なげなく
たてし 6.0 流石の動きも実りにならず
越智  5.5 幸いにも見せ場なく
平山  7.0 2ゴールは評価、次は社会人で
藍田  6.0 意欲的な攻め上がり
八木  6.5 サイド突破と守備にも貢献
木村  6.5 年齢を忘れさせる上下動
牛野  5.5 無難なプレーに終始
伊藤  5.5 サイドを堅く
小菅  5.5 中央を締める
三上  5.5 久しぶりも不安なく
監督  6.0 まぁ勝ったからこんなもんで

(久保田)

2006/2/12 XSSLチャンピオンシップ第2戦 vsFX竹松
またしても無念の準優勝

FX岩槻G 13:00kick off
FCコスタリカ 0(0−4 0−1)5 FX竹松

【メンバー】八木 平山 小菅 獅子 小野 山崎 レビン みつ 馬場 石川 子石川 水野 タテシ 中越 浅野 稲垣 久保田 
【得点】なし


3-2のアウェーゲームでの勝利を受け、勝ち引き分けなら勿論、たとえ敗戦でも1-0、2-1での敗戦であればアウェーゴール2倍ルールの特典を受け総合優勝が確定する絶対的に有利な状況、この心の余裕また前回の戦いから引き分けはあっても負けは無い、の油断が本日の惨敗への道しるべであったことは疑う余地も無い。

ホリエモン式に言うならば前半たとえ0-2で負けていてもそこまでは想定の範囲内、後半は広いピッチを縦横に使ってコスタリカの誇る中盤がゴールショーを演出するはずであり、終わって2-1でも渋い勝利、12年以上前に当時ゼロックスリーグの中心的役割を担っていた自分が自身で購入したパープルメタリックの高価なトロフィーを少なくても1年間は保持できることを疑う気持ちは微塵もなかった。しかし結果的にはまたサッカーの怖さを思い知らされることになる。

開始わずかに3分、最終ラインを突破しないままに竹松のFWが思い切りよく左足一閃、これがジャストミートでありかつ逆風に押され結果的に低いライナーでのシュートになりGK馬場の手をかすめて見事にゴールネットを揺らす。これで事実上の本日のアドバンテージはほとんど消え、かつその5分後にはビハインドになる。左サイドでの攻防から右に鮮やかなグラウンダーのクロスが通る。見事に右に開いていた竹松の選手がこのパスのトラップに成功した瞬間に1対1の局面をつくり出すことに成功する。あとはゴール内にパスをするだけ・・。逆風を利用しコスタリカの中盤を避け、ロング主体で前に放り込む、強風で戻されたボールを竹松は最前線でキープ、主に10番を基点に攻撃の核をつくりそこに7番が絡みチャンスを広げていく、攻撃に失敗してもボランチの29番が巧みにカバーし攻撃の芽を早めに摘み前線にフィード、攻撃を立て直していく。

一方コスタリカは狭いグラウンドとグランドのコンデションに悩む。そもそもはコスタリカの中盤はドリブルが好きである。レビンは言うまでもなく山崎、そして今日は来ていない稲葉しかり。小野にしてもやや下がり気味でボールを受け、DFをかわしてゴールを演出するタイプである。ボランチの獅子も後方でボールを受け、チャンスと見るとドリブルで攻め上がりミドルを放つのが得意なプレーである。しかし当日のグランドは容易にドリブルでの突破攻撃を許してくれない。ドリブルを仕掛けると足元が安定せず、切り替えしが思うにまかせない。そして竹松の2/11の米国の守備を彷彿させる早い寄せ。(Feb. 11th 2006 USA vs JAPAN) 

高い位置でボールを失い、奪われたボールはたちまち前線に供給される。ドリブルが駄目ならレビンのスルーパスに期待したいところであるがここもグランドコンデションに阻まれる。しかも当日の強風は容赦なくレビンのコンタクトレンズを襲う。(後で確認したら常に目には涙がたまりしっかりボールを見ることが出来なかったとの事)当日はコスタリカ攻撃陣の中で唯一DFの後ろに飛び出すタイプの中越を入れながらレビンからも他からもボールが供給されず、結果的に宝の持ち腐れとなり前線で孤立する。

攻撃の糸口を掴めないままに竹松から放たれたミドルがまたコスタリカゴールを襲う。そしてまた強風に押し戻されたボールは馬場を越えた後急速に失速しゴールの中に・・3-0、完全な今度は想定外の出来事である。しかしまだ希望はあった。前述のようにコスタリカは後半広いスペースを存分に使える。(ご存知岩槻のグランドは台形)3-0からであっても2点くらいは容易に返せるものと思っていた。但しなんとしても4点目の失点は防がなければ・・4点目の失点を記録されると勝つためには後半4点取らなくてはいけなくなるのである。2点であれば可能性は大であるが・・4点は気が重すぎる。

3点を失うまでの時間は約10分余り、その後はやや持ち直し3-0での小康状態が続く、このまま3-0で推移すれば後半2点は現実的な数字である。そして推移させるためのタレント、石川弘毅の前半からの投入を決めアップを急がせる。もう1プレー、石川和美に代えて弘毅をいれるまでのもう1プレー・・その時間帯を竹松の勝利の女神は見逃さなかった。例によってFWの頭越しのボールが強風で失速し10番の足元に絶妙なトラップとなってすいつく、何歩かドリブルの後放たれたボールは事実上コスタリカに引導を渡す一撃となり右のサイドネットを揺るがす。

結果的にはこの直後弘毅を投入し、4-4-2にした後は後半終了間際に再度竹松の10番に5点目を献上するまで4-0が続いたのであるゆえ、最後の1プレーが本当に悔やまれた。強風によるゲームメーカーレビンの不調、ドリブラーには不利な狭いグランド、荒れたピッチ、竹松のボールへの寄せの速さからみたモチベーションの高さ、意思の徹底、なにより第一戦の結果からみた油断が招いた当然といえば当然の惨敗劇であった。そして猛反すべきは試合前のミーティングで相手を見ずに来週を考えろとのコメントに終始してしまったことである。当日に優勝を意識するあまり昨年のようなラフプレーに走られることを恐れ、また来週から始まる公式戦に備え怪我が怖かったゆえの激であったが3-2で敗戦した試合をなんとかしてひっくり返そうと高いモチベーションで挑んできた竹松と比較して、自チームのモチベーションを思い切り下げることになってしまったことが本当に悔やまれる。

今はこの思いを全員で来週から始まる北区リーグ公式戦にぶつけて行こうとメンバーのベクトルが合うことに期待するのみである。テーマは、今年は試合にドラマは不要、つまらないほど呆気なく勝利し呆気なく1部に行こう!である。来週は呆気なくパート1だ!

八木 5.0 ラインコントロール出来ず
平山 6.0 攻守に孤軍奮闘も報われず
小菅 5.5 無難な出来
獅子 5.5 攻守の中心も後半”切れる”
小野 5.0 ミスが目立つ
山崎 5.5 持ちすぎが目立つ
レビン 5.0 精彩を欠く(コンタクトの埃)
みつ 5.0 同情すれど、失点の責任はあり
馬場 5.0 好セーブも5失点はいただけず
石川 5.0 中央突破許す
子石川 ---
水野 6.0 良くカバーする
タテシ 6.0 冷静なプレーが光る
中越 5.0 ボール呼び込めず
浅野 5.5 すんません出てもらえず
稲垣 5.5 試合用意に奮闘(試合は怪我で出れず)
久保田 4.5 相手のモチベーションの高さ感ぜず

(久保田)

2006/1/28  XSSLチャンピオンシップ第1戦 vsFX竹松
リベンジへ着実に前進

FX海老名G 13:00kick off
FCコスタリカ 3(1−2 2−0)2 FX竹松

【メンバー】小野 中越 れびん 平山 藍田 浅野 獅子 みつ 小菅 坂本 馬場 八木 伊藤 石川 子石川  山崎 監督
【得点】小野×2 れびん


2006年1月29日 :FX海老名グランド 晴れ グラウンドコンデション 悪

 先週(1/21)都内を中心に襲った雪の影響が残り、非常にスリッピーなグラウンドコンデションの中、昨年に引き続きゼロックス岩槻リーグを制覇し本年もチャンピオンシップへの出場権を得たコスタリカは勇躍遠く海老名に遠征し、海老名リーグの覇者と第一戦を行った。

 昨年とは違い復讐に燃えたチームメンバーの熱気を冷ますように、本年の相手は昨年の恨みが残る神奈川ゼロックスを完膚なまでに叩きのめし海老名リーグを制覇したFX竹松事業場・・気は確かにそがれていたものの、まだ過去に対戦したことがないことと昨年苦渋を飲まされた神奈川に快勝して最終ステージに臨んできたことから一抹の不安を抱えたままキックオフに備える。

 先発メンバーは小野/中越/れびん/平山/藍田/浅野/獅子/みつ/小菅/坂本/馬場。若手総動員、全員先発フル出場・・もあるにはあるが舞台がゼロックスリーグ、あまり派手に若手を起用するとリーグ本来の趣旨を歪めている・・の批判を抑える意味もあり、あくまで我コスタリカとしては北区リーグへの調整・・の意味合いを重視することを確認した上で先発を送り出す。

 試合は結果的には一進一退、良い時間帯と悪い時間帯が交互に訪れ、攻めてはいても予断を許さない展開が続く・・しかしながらコスタリカのおっさんDFを見越したような竹松のスーパーFW相原に合わせる攻撃にDF陣が慣れてくると徐々に攻撃の時間帯が長くなる。結果的には早い時間、前半10分中越のスルーパスから抜け出した小野が左足一閃!シュートは右のポストを叩きボールはゴール内にころがる・・この時間帯の展開では極めて順当な結果であった。しかし慢性セットプレー症候群のコスタリカの病は2006年になっても完治にはほど遠かった・・前半20分竹松にコーナーのこぼれ球を叩き込まれあっけなく同点、しかもその7分後にはDFのクリアのこぼれ球から1対1の局面を作られ逆転のゴールを許す。結局前半はその後も攻め続けるも同点には至らず2-1で折り返す。しかしコスタリカのセットプレー症候群・・・本当に昨年から一体何回同じパターンで失点したことでしょう?みつを中心としたDF陣に猛反を促さざるにはいられない・・”みつ”頼むぞセットプレーには・・。

 後半は相原もさることながら竹松の30番竹内から度々良いボールが供給されていたため役割を明確にするため4-4-2にしてサイドを明確に固める。中央に子石川を入れみつと組ませて鉄壁を作る。また中盤に秘密兵器の山崎を投入、これが早速好をそうす。右サイドを山崎が個人技で崩し中に走りこんできた小野に正確なグラウンダーのパス、小野これをなんなく押し込んで後半4分で同点。その後も華麗なドリブルで度々好機を演出、しかし点には結びつかない・・いらつくベンチそしてピッチのプレーヤー。

 残り10分、そろそろ引き分けを覚悟してきたとき小野が倒され得たFKをレビンが蹴る。しかし最近の不調なFKを象徴するように放たれたボールは力無くGK正面をつく・・しかし、しかしなんとGKこれをファンブル、しかも後ろに逸らす・・結果的には本当にあっけなく決勝点をプレゼントされる。クリスマスプレゼントにもお年玉にもかなり遅めのそして本年の行く末を案じてくれるような貴重な1点であった。
 そうこれでホームでは勝利・引き分けは勿論たとえ1-0で負けても我チームに優勝カップがゼロックスリーグ開幕以来始めてもたらされることになったのですから・・。

小野 7.0 不調も結果は出す
中越 6.5 若さで走り回る
れびん 6.5 1得点も動きは重い
平山 6.0 得点機ものに出来ず
藍田 6.0 無難にプレー
浅野 6.0 獅子に助けられるも
獅子 6.5 中盤に君臨
みつ 6.0 セットプレーでの失点
小菅 6.0 30番を持て余す
坂本 6.5 左サイドは危なげなく
馬場 6.5 失点もやむなし

八木 6.0 動き重いも球は散らす
伊藤 6.0 無理せずカバーを評価
石川 6.0 スピード不足?
子石川  -- テンプスタッフゆえ評価せず
山崎 7.0 度々好機演出
監督 6.0 こんなもんかな?

2005/11/19 北区シニアリーグ2部第7戦 vsリバティ
気合のみえない戦い

北G 17:20 Kick Off
FCコスタリカ 0(0-0 0-0)0 リバティ

【メンバー】鳥海 小菅  浅野  石川  藍田  守屋  牛野  大西  市川   武田  平山  豊岡  木村  三上  斉木  伊藤  久保田 
【得点】
なし


 社会人のライトイヤーズ戦での結果的には惨敗を引きずってか?あるいは本当に選手の心底に「出来ればシニアも1部に上がると来年は厳しいからなぁ〜」の気持ちが見え隠れしてか・・結果からみるとなんともいわゆる”気合”が感じられない燃えないままに終了のホイッスルを聞くことに成った試合である。

 相手のディフェンスラインに入った9番(北区シニアの代表選手)がボールを持つとシニアルールでスライディングが禁止であることからも止められない止められない・・脅威はこの選手だけであるのでDFが良く踏ん張り失点は食い止めるもののその後攻撃に繋がらない。攻撃面ではやはり中盤でボールを散らす八木の欠場が響く、前線にボールが供給されてもオールドスピードスター”前原”の長期休場(?)サイドの職人タテシの欠場で得点の匂いが感じられずただ時間だけが過ぎていく。。。

 これが1部復帰を目指すチームか?最後まで気迫を感じられないまま1部復帰を最終戦に賭けることになった。この試合のコスタリカに”喝!!”最終戦は大勝で来年は絶対に1部だ!

鳥海    6.0    CB,GKで貢献
小菅    6.0    危なげなく
浅野    5.5    無難にプレー
石川    5.5    好機に絡めず
藍田    6.0    サイドを締める
守屋    5.5    スピードがやや欠ける
牛野    5.5    オフェンスでは光らず
大西    5.5    前線でリードできず
市川    5.5    好機演出出来ず
武田    5.5    スピード不足露呈
平山    5.5    持ち込みもシュートに繋がらず
豊岡    5.5    動き回るも好機演出家に成れず
木村    6.0    チャンスの芽を摘む
三上    6.5    センターを引き締める
斉木    5.5    試合感戻らず?
伊藤    6.0    サイド完封
久保田 5.0    ボールに絡めず

(久保田)

2005/10/23 北区社会人リーグ2部B第9戦 vsライトイヤーズ
コスタリカの一番長い日

北G 14:00 Kick Off
FCコスタリカ 2(2-2 0-5)7 ライトイヤーズ

【メンバー】
平山 小野 れびん 水野 石川 獅子 重村 木村父 坂本 みつ 馬場 藍田 藤野 八木 タテシ柄澤 中越 稲垣 稲葉 小菅 浅野 守屋 長山 兄貴 監督
【得点】
前半:れびん1 小野1


 

2時間前集合の令が行き届き、予め遅れる旨のあった2〜3名以外はぴっちりと2時間前に集合し、コスタリカの一番長い日が始まった。14:00のKick offに対して12:30からは予定通りクロス、あるいはCKにあわす練習・・本日の試合に掛ける意気込みを十二分に感じさせるものであった。天候は秋晴れ、前日までの雨が適度にグラウンドに湿り気を残し砂埃に悩まされることも無く絶好のコンデション、決戦を迎える舞台は完璧に整っていた。

先発は馬場・坂本・みつ・木村父・水野・石川・獅子・重村・レビン・小野・平山・・相手の出方を伺い、味方のスタミナを考え決して守りに入らず、かといって攻撃一辺倒にならない、考えるに考えたフォーメーションであった。

試合は14:00丁度に開始される。思いの他攻め込まれなくある意味コスタリカペースで進んで行く、途中混戦から後ろに戻されたパスを小野が強振、ボールはポストを掠める・・。腰が浮くベンチ。この日は日ごろの社会人ベストメンバーに加えてシニア登録の選手も多くサポーターとして参戦、異様な盛り上がりの中試合は進んで行く。

開始後6分ライトイヤーズのロングスローに何故か一瞬集中力が切れる。ここを見逃すほどライトは甘くない、後ろから走りこまれシュート一閃、シュートは残酷にもネットを揺らす。絶対に負けられない戦い、敗戦は勿論引き分けも許されない戦いでの先の失点・・重くのしかかる失点を全く同じ状況でレビンが取り返す。獅子のロングスローのこぼれ球にレビンが頭で押し込む。歓喜の同点ゴール。しかしこの試合での引き分けには意味がなくコスタリカとしてはあくまで勝ち点3を狙わなくては意味がない。ボールがセンターサークルに戻され仕切り直しでのKick Off、ところが次の得点もまたライトに転がり込む、前の失点と同じように今度は右からのロングスローのこぼれにまたまた頭を合わされ一瞬で失点、コスタリカに再度の暗雲が立ち込める。

再度の暗雲を吹き払ったのはワンパターンではあるがまたしてもLOコンビ、レビンの前線へ供給されたパスに小野がタイミング良く反応、見事にGKの脇を抜けまたしても同点ゴールが演出された。その後は守りをベースに試合を進め木村父→藍田、石川→藤野、水野→八木、重村→タテシ・・このまま前半終了、2点の失点・2得点ともに想定外ではあったが同点での後半戦突入は実はゲームプラン通りであった。


後半の途中まで同点で推移、途中から稲葉を投入、Oneボランチの3-4-3にして勝負を掛け勝ち越しに成功したら残り10分で守りに守る。少なくとも後半10分まで正しく予定通りであった。ところが今回の藤野の出来が非常に良く交代に苦慮、しかしながら動きまくって攻守の基点になってくれるのは藤野であるが攻撃の基点になるパスを供給してくれるのは八木に一日の長がある。迷った末に藤野を下げる。結果的に予定通りの超攻撃的シフトへの転換である。八木を残したのは残り数分で同点であった場合、長身の八木を前線に上げ後ろから放り込みを行う場合のターゲットをかねる意味合いもあった。

超攻撃シフトは結果的に馬場・稲垣・みつ・タテシ・八木・獅子・柄澤・稲葉・小野・レビン・中越、これで点が取れなければ諦めもつく・・しかし攻撃にシフトしすぎた破綻は思ったよりも早く訪れた。後半ライトは引き分けで十分の考えからか4バックのラインを下げボランチをダブルにし、小野とレビンを徹底マーク、ボールの出し所を押さえて、奪ったら速攻・・の意識が徹底され中盤で奪われたボールをコスタリカの左で展開、いくつかのパス交換から右に大きくクロスを入れられる。攻めに転じDF不足から右で完全にフリーになったライトの左トップがこれにヘディングで反応、シュートの勢いは無いものの鮮やかなコースをつく、ボールの行方は・・願いはむなしくボールは力なく左のポストを叩くもその後ゴールの中に転がっていく・・

それまでの攻めあぐねていた展開からは正しく致命的な失点であった。この得点はライトを十二分に本気にさせていたことは直後のライトのベンチの大騒ぎから明らかであった。逆に致命傷を負ったコスタリカになおも悪夢が降り注ぐ、コスタリカの左サイドを速攻から再度崩されみつをシュートフェイントで寝かせたライトのFWが左足を一閃!ボールは今度も馬場の差し出した手をあざ笑うようにサイドネットに突き刺さる。あまりに見事なそしてコスタリカには2005年度のリーグの終了を告げる残酷すぎる失点であった。その後わずか10分弱の間に展開上前掛かりになったコスタリカに猫がねずみをもてあそぶようにシュートの雨を降らせる。5、6、7点目の失点、この間終了のホイッスルが鳴り響くまでが実はコスタリカにとって残念であるがもっとも長い屈辱の時間(=コスタリカの一番長い日)であった。

こんな形で楽しいはずの一番長い日が終わることに捲土重来を期さねばならない事は十分承知しながらそれまでやや時間を要しそうであることは試合終了後無言のベンチが十分に物語っていた。しかし立ち上がろう!月並みであるが次は会長戦が待っている。勝ち進んでいけば再びライトと合いまみえることが出来るぞ!

<敗因分析>
1.覆水盆に帰らず・・ではないが30に敗北を記し、結果的にライトに勝たなければいけなくなったことが厳しい現実として突きつけられた。立場が逆でこの試合に引き分けでも可、で望めれば結果は逆になったでありましょう。参考までにライトの監督と最後に会話を交わした。その際のコメントとして「今日の試合は非常に厳しいものだった。前半を終了しディフェンシブに戦い失点を防ぎ、相手は出てくるだろうからカウンターに徹しさせた。結果的にはカウンターが面白いようにきまり理想的な結果が得られた。」試合に「たら・れば」は禁物である。しかし本当に残念であった・・・。

2.残念な前半の失点、これも勿論結果論であるが前半の失点はいずれも崩されたものでなくちょっとした集中力の欠乏から失ったものである。ロングスローからの失点・・うーーーん、残念!

3.フォーメーション采配のミス・前半の想定外の失点を想定外の得点で補いながらも「強気に」出る際のフォーメーションをあまりに結果的に防御を手薄にしてしまった。この時間に得点するゲームプランが機能せず得点できないばかりか手薄なDFラインが崩壊させられ最後には大量失点につながってしまった。まったくの「まずは防御から」の基本を忘れた致命的な采配ミスである。ちなみに前述のフォーメーションが機能しなかったので(今となっては遅すぎるが馬場・稲垣・八木・みつ・柄澤・獅子・藤野・レビン・稲葉・小野・中越すなわち好調の藤野を残し、タテシに変えて柄澤を下げ八木をCB獅子を本来のDHに戻すフォーメーションとして4-4-2でバランスを保つべきであった。)心底悔いが残る采配であった。

4.研究不足・ライトが事前にコスタリカの試合を観戦したか否かは定かでないが、ディフェンシブに徹する采配を見破れなかった。観戦した2試合から16番を警戒しすぎていたが16番(多分エース?)をDHで起用し後ろからビルドアップに努めさせていた。結果として獅子の良さを出し切ることが出来ず、この面でも悔やまれる。また本来の9番はこの日も出場せず水野も中途半端に使うことになってしまった。前回の試合でも確認できたが他のメンバーも背番号を変えるなどそれなりの工夫とポジションチェンジに悩まされることになった。

<採点>
平山   5.0 得点機演出出来ず
小野   6.0 意欲的に走るも後半ボール呼び込めず
れびん  6.0 1得点1アシストも後半消える
水野   5.0 不慣れなポジションに同情もボール落ち着かず
石川   5.0 頑張るもスピード不足を露呈
獅子  5.5 指示ミスは同情も好機の演出は出来ず
重村   5.0 戻りのタイミングが悪く再三危機を招く
木村父  5.0 右サイドを破られピンチを招く
坂本   5.5 無難にこなすも前線へのフィードに難が残る
みつ   5.0 ディフェンスリーダーとして7失点は頂けず
馬場   5.0 ファインセーブなく失点は残念

藍田   5.5 無難に抑える
藤野   6.0 動きまくって攻守に貢献
八木   5.0 ボール扱いにミスが目立つ
タテシ  5.0 持ちうけサイドが再三フリーに
柄澤   5.0 ボール持てず攻めあがれず
中越   5.0 相手の寄りの速さに対抗できず
稲垣   5.0 後半裏を取られまくる
稲葉   5.0 闘志は評価も結果は出せず
小菅   5.0 無難にプレー(出場時間が短いので5.0)

浅野   -- 出場頂けずすいません
守屋   -- 出場頂けずすいません
永山   -- 出場頂けずすいません
兄貴   -- 出場頂けずすいません

監督   4.5 守りを忘れた采配で大敗を招く

サポーター
鳥海/伊藤/武田/関口
浅野かーちゃん/石川かーちゃん/獅子彼女/久保田かかぁ

ご苦労様でした。皆様は7.0です!!

(久保田)

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