2007年度マスターズpart1

part2

2007/11/23 北区マスターズ1部第6戦 vsレッズ
北G 17:20 kick off
FCコスタリカ 0(0-1 0-2)3 レッズ

【メンバー】
藍田、
鳥海、武田、市川、馬場、八木、稲垣、石川、三上、浅野、豊岡、小菅、斉木、堀川、久保田
【得点】
なし

シュート数も得点チャンスもおそらく相手の半分以下、結果もポゼッション通りに0−3、これだけ見れば、違うことなくグウの根も出ない完敗であった。が、しかし、レッズ戦に出場したメンバーはゲーム後、そこまで「やられた」感覚はなかったのではないだろうか。やられた感覚がないのに、結果はやられてしまっている、税理士戦、ジュニオ戦、それでなく本年マスターズリーグの全てのゲームがこんな感じで終わっている。一体何故なのであろうか?そこまでコスタリカマスターズは弱体してしまったのだろうか?

 ひとつのヒントを提示する。本年3月に行われたXSSLチャンピオンシップ第1戦、マスターズカテではないこのゲームでの出場メンバー中、馬場、坂本、石川、鳥海、斉木、前原、平山、浅野と8名がマスターズカテ、しかも全員で13名という少数、それなのに2−0で勝利を収めたゲームである。あの時のコスタリカは決して戦力が充実していたわけではなかった。しかし相手竹松が前年破れたチームだったこと、3年連続準優勝は避けたかったことなどがモチベーションとなり、我々はひとつにまとまり、素晴らしいゲームを展開した。

 そう、気持ちなんだと思う。3月の時のように、皆があと一歩頑張り、もう少し声を出し、もうちょっとサポートしあえば、きっと今年のような戦績にはなっていないはず。幸いにも我々にはまだ3試合が残っている。ここで勝点7を上げれば残留はほぼ決定する。難しいかも知れない、だけど「7」がもし達成できなかったとしても、全員が満足してシーズンを終えるべき戦いをしよう。それが次にきっと繋がるはずだ。

藍田  4.5 ポゼッションでおされ攻撃参加できず
鳥海  4.5 前半ボランチで奮闘したが、後半は苦戦
武田  4.0 肩のケガで冴え見られず
市川  5.0 右サイドで攻撃の基点になる
馬場  4.5 確かに2点ほどは防いだが・・・
八木  4.5 相手に狙われ展開できず 
稲垣  5.0 DFで安定、後はコーチングを期待
石川  5.0 よく走るが前線での展開に苦戦する
三上  4.5 後半ボランチで安定も2失点
浅野  4.5 出場時間は無失点
豊岡  4.5 急な交替に対応、後半相手中盤を抑えきれず
小菅  5.0 痛くないのに寝ていた演技賞
斉木  5.0 気持ち入っていた、FKは惜しかった
堀川  4.5 攻撃より守備に追われてしまった
久保田 4.5 DFで奮闘、ベンチワークは功労

(浅野)

2007/10/13 北区マスターズ1部第5戦 vsジュニオ
北G 17:20 kick off
FCコスタリカ 2(1-1 1-2)3 ジュニオ

【メンバー】
藍田、市川、石川、鳥海、木村、宮崎、小菅、守屋、馬場、浅野、前原、平山、武田、稲垣、大西、三上
【得点】
平山 1 石川 1

 まだ今期未勝利のコスタリカマスターズ。この日は相手が2部から昇格したジュニオということもあり、ぜひとも勝ち点3が欲しいゲームであった。その重要性を感じてか、今シーズン初参加の大西を含め総勢17名が参加。
GK馬場 DF木村 三上 守屋 藍田 MF大西 市川 鳥海 斎木 FW 石川 平山 のスタメンでスタートする。
 
 序盤、ポゼッションは圧倒的にコスタリカ、石川がPKを外したこともさしたる影響がないほど、心地よい攻撃が継続、そして左からのスルーパスを平山がゲットし、早々に1−0となる。ベンチもこのゲームは余裕とみたのか、笑顔でゲームを見守り、楽しい野次で騒々しい。
 が、何故か今年のコスタリカマスターズは、この好調さが持続しない。あの税理士戦と同様に、前半途中より、あれだけ所持できていたボールが中盤で奪われるようになり、次第にゲームは相手ペースとなっていく。ボールを持てるのにすぐはたく、逆にプレスがきついところでボールをこねて奪われる、そのうちに失点。この悪循環がこのゲームでも繰り返される。結果、1−1で前半を終了。

 後半、サブの稲垣 小菅 宮崎 前原 武田を投入。もう一度、最初から落ち着いて作り直せば、充分支配できる相手であるのに、メンバーを一新しても流れをよびこめない。結果、2失点を逸し、1−3、万事休す。最後に石川がスーパーボレーで1点を返すも、結局2−3で痛い敗戦となってしまった。

 決してモチベーションが低いわけでもなく、個々はそれなりのプレーをしているのに、何故かチームとしては悪循環に陥ってしまう。一体何故なのだろう、そしてコスタリカマスターズの迷走はいつまで続くのだろう。

馬場 4.5 3失点に言い訳できず
木村 4.5 攻め上がりに冴えなく
三上  5.0 中央は抑えたが
守屋 5.0 コーチングでチームに安定もたらす
藍田 4.5 左サイドを割られる
大西 5.0 基点となったが、打開できず
市川 4.5 よく動くがバランス悪し
鳥海  5.0 アンカー役をこなす
斎木  4.5 消えてる時間帯あり
石川 5.0 スーパーボレーも時間遅し
平山 5.5 前線で奮闘
稲垣 4.5 マークずれ失点
小菅 4.5 気合みられず
宮崎 4.5 ボランチとしてのバランス欠く
前原 4.5 切り札にならず
武田 4.5 動き重く脅威にならず

浅野 4.5 慣れない左サイドで右往左往

(浅野)

2007/8/18 北区マスターズ1部第4戦 vs志茂A
北G 18:40 kick off
FCコスタリカ 0(0-0 0-1)1 志茂A

【メンバー】
小菅  堀川  豊岡  藍田  鳥海  石川  浅野  八木  市川  馬場  坂本  伊藤  三上  宮崎  平山  守屋  久保田
【得点】
なし

 前節での引き分けによる勝ち点1をゲットした後を受けて昇り調子での第四戦、来シーズンも1部リーグでの戦いを目指すコスタリカとしては是非とも勝ち点、それも出来れば3を取りたい相手では有った。相手は志茂A、昨年は3-1の内容ながら実質惨敗を喫した相手であった。勝ち点を目指すコスタリカではあるが攻撃の起点である大西、植木それにマスターズではスピードスターの前原が不在、いかに点を取るかが本日の課題であった。

 試合は幸いにもマスターズに有りがちなスローな立ち上がり、ボールポゼッションはやや低いもののあまり危険な展開にはならずコスタリカにとっては理想的な時間帯が続く、得点力に乏しい本日のコスタリカの理想的なゲームプランは0-0で推移し、カウンターで1点を取り逃げ込むサッカーを希望していた。そして前半20分その理想がやってきた!右サイドを突破した平山がクロスを中央に送ろうとしたときに相手DFの足がかかり、そう厳しいファールではなかったもののレフリーこれにPKの判定。自ら得たPKを自らでの決着を望む平山、しかし右サイドを強引に、かつ長い距離をかけ突破した平山の足からは勢いのあるPKは生まれず、残念ながら放たれたPKは力なくGKに抑えられることになった。死んだ子の歳を数えるな・・逃がした魚は大きい・・とはよく言われる格言ではあるが本当に大きなチャンスを逃がしてしまった。前半はその後大きなチャンスも大きなピンチもないままに安穏とした中で終了、ここまでは前記の通りPKから得点が得られなかったことを除けば理想的な時間で推移していった。

 後半も基本的に前半の体制を維持しディフェンシブな戦いを継続していく、しかしながら全体に押される時間が長いことから徐々にではあるがメンバーに疲労の色が現れてきていた。特に前線で攻撃をリードしていた八木、宮崎にも容赦なく暑さから来る疲労が襲い掛かり前線でリードできない分守備陣に負担がかかり、少しずつ失点の匂いが漂い始めてきていた。そして後半15分、ついに均衡が破られる。相手の15番、それまで再三突破されていた選手に完全に左サイドを破られ強烈なシュートを放たれる。ボールは幸いにもミートせずゴールマウスの右に流れる・・助かった?しかしながら相手の左の選手が良くこれに追いつき体制を崩しながらもボールを強振!ボールは無常にもゴールネットを揺らす・・。展開からみてかなり致命傷であると思われた。

 リーグ戦とはいえ絶対に勝ち点を得なければならない戦い、すなわちより以上の失点を恐れず果敢に攻撃に打ってでることにした。4バックの1枚(小菅)を削り3-5-2にして石川の1トップから平山との2トップに戻す。疲労が明らかな八木、宮崎を思い切って外し比較的スピードの有る市川・堀川をシャドーストライカーとして投入する。その甲斐あってかボールポゼッションはコスタリカが逆に上回るようになる。豊岡のミドル、同じく豊岡のヒールパスから前線を突破・・平山が今度は左を抜け出しシュート一閃・・しかし最後までゴールネットを揺らす事は出来ず最後まで攻め続けたコスタリカに勝利の女神が微笑む事はなかった。しかし昨年は惨敗した志茂に互角以上の戦いが出来たコスタリカ、残り試合を慎重に戦い絶対に来期も1部を戦いの場にしょうじゃないか!!


小菅  5.0 ボールを追い掛け回す
堀川  4.5 チャンスを演出できず
豊岡  6.0 攻守の切り替えのポイントになる
藍田  5.0 無難にこなす
鳥海  4.5 動きがやや重く
石川  4.5 前線でリード出来ず
浅野  4.5 動き目立たず
八木  5.5 前線で奮闘
市川  5.0 動きは評価
馬場  5.0 失点はやむなし
坂本  5.0 時差ぼけ顕著にならず
伊藤  4.5 再三突破許す
三上  5.5 ピンチを未然に
宮崎  5.5 サイドから攻撃を組み立てる
平山  4.5 突破は評価もPK失敗は痛すぎる
守屋  5.0 中央で存在感
久保田 4.5 得点方法を構築できず

(久保田)

2007/7/28 北区マスターズ1部第3戦 vs戸田橋
G 18:40 kick off
FCコスタリカ 1(0-1 1-0)1 戸田橋

【メンバー】
監督代行守屋 木村 石川 豊岡 平山 市川 鳥海 稲垣 坂本 小菅 三上 八木 前原 藍田 馬場 伊藤
【得点】
八木 1

 北区マスターズで未だに勝ち点なしのコスタリカ、強豪戸田橋!私の知る限りではほぼベストメンバー。スタメンは GK馬場 DF 右から 坂本 稲垣 小菅 藍田 MFボランチは豊岡と鳥海の2人 攻撃的MFは三上と八木、FWは前原、平山のツートップの4-4-2でキックオフ。攻める戸田橋、カウンターでチャンスを狙うコスタリカ、あいての攻撃を良く凌いで八木を経由して前原がスピードを生かし再三ゴールを狙う。フィールドプレイヤーでは最年少の前原の走力で相手センターバックを何度か置き去りにしていたBIGチャンスは三回あったが決めきれず。そしてまさかのアクシデント、豊岡が右足首を捻挫、急遽、三上をひとつ下げて市川と交代、再三中央でよい働きをしていたのに残念な負傷退場であった。そして前半終了間際、自陣左サイドでボールを失い、中に折り返されてDFも相手FWにワントラップでかわされると、GKと一対一さすがの馬場も止められず失点、前半は0-1で終了。

 後半の交代は守屋in小菅out、木村in坂本out、藍田out伊藤in、石川in前原outシステム変わらず4-4-2で開始後半に入ってもポゼッションは戸田橋有利、再三攻められすんでのところでDFがクリアーする構図は前半から変わらず。10分経過の頃相手FWをペナルティーエリアのすぐ外中央左で稲垣が倒しイエローカード、直接フリーキックを与えてしまう。幸運なことにボールはゴールの上にはずれ助かった。

 やはり、暑さのため両チームの運動が極端に減り、両チームともロングボールを多様するようになった。今度は交代で再び戻っていた小菅が、中央右でハンドの判定、笛の鳴ったあとにボールを蹴りだし遅延行為をとられイエローカード、またも相手の直接フリーキック、またもゴールからはずれ助かった。

 残り5分となっても攻め続ける戸田橋、右サイドで相手のボールをうまく奪ってカウンターを繰り出すコスタリカ、前掛りになっていた相手に二対一の数的優位を作りボールは平山からフリーの八木へ、DFに寄せられる前に右アウトサイドでシュート!ゴール......!歓喜の瞬間。
あとは攻め続ける相手をよく凌いで1vs1の引き分けで勝ち点一を得た試合であった。
 寸評
GK馬場 よく守り一失点に抑えたのはさすが5.5
DF坂本 危なげない守り 5.0
  稲垣 体を張ってよく守りイエローは残念5.0
  小菅 あの場面ではいらないイエロー4.5
  藍田 失点の原因となった4.5
  守屋 体調管理に問題あり4.5
  木村 時々マ−クずれるも右サイドの職人5.0
  伊藤 危なげない守り、時々オーバーラップも5.0
MF豊岡 よく攻撃を跳ね返すも負傷退場残念5.0
  鳥海 危ないところに顔を出す5.0  
  三上 守備で活躍、ポリバレント性十分5.5
  八木 落ち着いて値千金のゴール6.0
  市川 久々の試合で感戻らず4.5
FW前原 再三のチャンスを決めていれば...5.0
  平山 相手によく攻めかかり基点になる5.5
  石川 しっかりボールキープが生きた5.0

(守屋

2007/6/17 北区マスターズ1部第2戦 vs税理士会

赤羽商G 19:10 kick off
FCコスタリカ 1(1-1 0-3)4 税理士会

【メンバー】
木村 藍田 豊岡 三上 宮崎 鳥海 八木 平山 石川 前原 武田 馬場 稲垣 小菅 堀川 浅野
【得点】
オウンゴール


 昨年のコスタリカマスターズの勝点は7、2勝1分の数字を獲得したことで1部残留を達成した。そして本日の相手は昨年2部3位、2部優勝の高麗50がリーグ戦参戦を辞退したため1部に昇格してきたチーム、つまり1部残留には勝点を稼ぐことが必須のゲームであった。

 当日、あいかわらずコスタリカメンバーは多数がほぼ時間通りに集合、スタメンも早々に決定し前半で勝負を決する意気込みでのスタート、のはずであったが、馬場が来ない・・・。結局、木村を急造GKとし、DF藍田、豊岡、三上、宮崎 MF鳥海、八木、平山、石川 FW前原、武田の11人でスタート。センタバックの専門が不在なのがやや不安ではあったが、2名のシュアなDF、また武田がよく動き相手をかくらん、そして開始1分に相手ownGOALにより早々に1−0、サブにいた小菅と「今日は楽な試合ができそうだね。」と雑談していたくらいだった。

 ゲームはコスタリカ攻勢のまま進む、前半このまま終了でも後半に大量得点だろう、という気持ちは変わらないが、安全をみて前半20分に再出場できるマスターズルールを活用し、石川-堀川、武田-稲垣の交替をする。が、なんと油断からか、失点をしてしまう。1−1で前半終了。

 ただここでも危機感はない、後半からはGKに馬場、サイドに木村を配置すれば、失点の可能性は低いと読み、攻撃的な布陣に変更する。GK馬場、FPは藍田、豊岡、小菅、木村、三上をボランチに上げ、八木と組む、サイドは宮崎、堀川、FWに平山、稲垣。個人能力も走力もこちらが上、なのに何故かうまくゲームが運ばない状況が続く。そして後半20分に遂に失点、この試合に負けることは許されない状況から、豊岡に替えて前原を投入、3バックに変更する。が、これが混乱のもと、小菅はともかく藍田、木村のセンタバックはきつく、また同点を目指すため前掛かりになるスキをとられ、また失点。最後はキレてしまってまた失点。結局、コスタリカは良いところなく、1−4で敗れてしまった。

 前回の試合から2ヶ月という長期間隔があったこと、中盤でタメのできる選手が少なかったこと、DF経験者が少なかったこと等、敗れた要因はある。しかし、宮崎、稲垣という新戦力も入り、堀川が復帰している戦力に大幅な遜色はない。なのに2部昇格相手に1−4は厳しい結果であった。

 そして、次の戸田橋戦はいよいよ負けることが許されない戦いとなった。

木村 4.5 急造GK奮闘も後半キレる
藍田 4.5 サイドでペースとれず
豊岡 5.0 不慣れなDFラインを統率
三上 4.5 後半チャンスにからめず
宮崎 5.5 よく走りボールを受ける
鳥海 5.0 失点を未然に防ぐ
八木 5.5 よくボールにからんだが
平山 5.0 突破に迫力なく
石川 5.0 いくつかのチャンスにからむ
前原 4.5 得点の匂いせず
武田 5.5 よく動きチームのリズムつくる
馬場 4.0 遅刻、3失点。言い訳できず。
稲垣 4.5 チームになじむに時間必要
小菅 4.0 遅刻、3失点。馬場と同罪。
堀川 5.0 サイドの動きでボールを動かす
浅野 4.5 最後の2失点は采配の責任。出たかった。

(浅野)

part2

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