2013年度社会人part2

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1/19 北区会長杯3回戦 vsライトイヤーズ
北区会長杯 三回戦 対ライトイヤーズ 2014年1月19日(日)Kick Off 12:20
赤羽の森公園サッカー場 天候 晴れ・強風 グランドコンデション 良 35分ハーフ


コスタリカ 1(0-1 1-1)2 ライトイヤーズ

Shoot
  コスタリカ  ライト
前半 2(1) 9(2)
後半 9(3) 4(3)
-------------------------------------------
11(4) 13(5)

0-1(前半30分) MF→FW〜S右
 右サイドスルーパスで破られゴールまで持ち込まれる
0-2(後半28分) シナ→相手FW S右
 シナのクリアミスが詰めてきた相手にあたりボールはマウスに
1-2(後半33分) レビン〜S左
 相手DFのもたつきをレビンがかっさらって持ち込みミドル叩き込む

カード:
ひろ
のり
レビン

心構えから・・
知っての通り2014年1月19日会長杯三回戦対宿敵(?)東京ライトイヤーズ戦は、キックオフ前に不戦敗が決る寸前の大ピンチであった。当該選手は言うまでもなく最近温くなってきていたので若干の心配はしていたが、当日も1分遅れた私&レビンを含め、何故他のチームより集合を早め、キックオフ2時間前としているかを改めて考えて欲しい。

当該副審及び運営担当は前審の場合自分たちの試合の2時間前に集合しミーティングに入るのが常である。当日副審あるいは運営担当に指名されたメンバーは勿論遅れないことに尽力するものと思うがそれでも人間である。当日体調が悪くどうしても起きれない時、あるいは疲れから二度寝し寝過ごした時、交通渋滞に寄り間に合わない、事故に巻き込まれることだって有るでしょう。そのような不慮の際に対応するため、最悪の時はチームメンバーであれば誰でも対応できるように一部のチームを除き圧倒的にコスタリカは集合時間を早め2時間前としているのである。

ピークの時、北区リーグに登録していたチームは約70チーム、それが現在は60チームを切るまでになっている。無論チームがロートル化して存続が困難になるケースも見られたがその多くが審判不履行、遅刻、メンバー当日キックオフまでに最低の8名揃わない遅刻により不戦敗、勝ち点-6による降格に嫌気をさしチーム解散に追い込まれたケースが圧倒的に多いのが事実である。前記を含め当日は私も集合時間に間に合わなかった。当日はわずか1分であり事なきを得たが思い起こせば昨今は5-10分遅れることも珍しくないのが現実であった。くどいようであるが私を含め全員に猛省を促したい。また副審が最悪アクシデントで遅れた場合、他に資格保有者がいない場合は副審にとって代われるメンバーが事実上いないことになる。時間に間に合っても意味がない。本件、毎年納会で訴えているがいつもの副審固定メンバーだけでなくNew Faceが登録される事を期待する。現登録メンバーの負担を減らす意味からも早急に資格取得頂きたい。文頭から小言になったが各員が自分の問題として不戦敗の危機があったことを強く認識してもらうことを切に望む。


快晴・強風下で迎えた我々の二回戦(実際は三回戦)相手は最近分が良いとはいえ強敵に変わりがない「東京ライトイヤーズ」昨年一昨年と連勝しているものの一昨年は相手がプッツンし大勝、昨年は辛勝であった。無論それまでは勝ったことがなく毎年チンチンにされている嫌な相手であった。獅子は「既に苦手意識は払拭された」と言い、相変わらず強気の姿勢を崩していなかったが昨年辛勝したものの終わってみればリーグでの最終順位は我々の上を行き、あくまで「挑戦者の気概を忘れずに戦え!」のメッセージがメンバーに伝える主なるものであった。

先週の初戦は「十条台」相手の順位を確認し、それだから駄目なんだよ〜と言われるのを承知で記載するが組み合わせが決まった時、頭は完全にライト戦に向いていた。一昨年結果的には大勝し、その反省から昨年は守られ得点に苦労した現実を踏まえ、今回のライトはどう出てくるか?迎え撃つフォーメーションは?が当然だが頭の中の大半を占めていた。

・昨年は守って惜敗、但し得点の匂いせず
・一昨年は例年同様攻撃また攻撃で結果的に大敗
・今回はカップ戦、守り抜いてPKに持ち込むか?

カップ戦の位置づけ、今年を占う戦い・・そう完封できるわけではない・・等々から考え出した結論は「ライトは以前のように出てくる」であった。相手が出てくるであろうと結論をだせばフォーメーションは守備から入ることになる。復調なりつつも最終ラインではポカが不安である獅子を、豊富な運動量の魅力は捨てがたくその危機察知能力を大きく買ってボランチ起用、完全復調しているのりとやっとCBが板についてきたAKBのトライアングルを軸に守備を構築していった。

両サイドには堅実な守備の大介、攻撃が魅力のシゲ、逆には鉄板のひろ、守備陣スーパーサブのみつがいればそう失点の心配はないのでは・・さぁ攻撃スタッフの組み合わせである。ちなみに攻めあぐね得点できない場合は4-2-3-1から4-1-4-1としてテクニックで切り崩す意向ももっていた。その際ワンボラで耐えられるのは獅子ではないか?頭の中では完全に構築の中心を獅子で青写真が描かれていった。ところが・・・十条台戦後にAKBから「来週はプロレス観戦で不参加」そして3日前に獅子がインフルで不参加の報が掲示板に・・・。マサはハッキリと不参加、ごっつは例によって連絡不行届(怒)陽平は事前連絡があったもののRyotaは当日「参加できない・・痛みが引かない・・」の凶報を告げに・・。なんてこったい構想は根底から覆される。

特に守備に要、トライアングルで守るべくAKB/獅子の不参加がキックオフ前に大きな暗雲となってコスタリカを覆っていた。それでもベンチに入るだけのRyotaを入れれば14名、決して戦えないわけではなかった。試行錯誤の末ピッチに送った先発イレブンはGKシナ/ひろ・卓也・のり・大介/なつ・マコ/ムラ・イノ・シゲ/Go、ベンチにはレビンとみつと参加はほぼ絶望のRyotaの3名。

レビンは先発予定であったが前出運営担当のゴタゴタから運営を引き受けることになりベンチからのスタートとなった。次戦対戦するであろう赤羽へのリベンジ、出来れば決勝でノールチと・・悪いと分かっていながら大きな欲を心に秘め12:15定刻より若干早めにキックオフのホイッスルを聞く。

試合はあまりにも予想通りの展開となる。風上を取ったこともありライトが遮二無二攻め込んできた。しかしながら両サイドバックを上げるのではなく中央に放り込み、そこに起点を作ってから攻める・・の繰り返しであった。サイド攻撃はひろの情報が行っているのか?サイド攻撃はコスタリカの左に固執することによりひろは上がることが出来ない。逆に右の大介は風邪をひくことを心配せざるを得ないほどであった。強風の下、風上からのロングボール攻撃はきつい・・コスタリカのクリアはことごとく風に跳ね返されボールが自陣を出る事は稀であった。シュートを確認するとコスタリカの初シュートまで前半18分を要していた。対して被弾は5本、しかしながらマウスを捉えるものはなく失点の心配は薄らいでいた。「前半0-0で行けば・・」ゲームプランが描かれ始める。立ち上がりから一方的に攻められはしたが本当にサッカーは面白い、相手の攻撃に慣れてくるに従い少しづつ形勢を挽回していった。

「なんとかなる!!」その思いは25分に大介をレビンに代え投入トップ下に、シゲをサイドに回し、なつを右、イノを1枚下げて攻撃モードにしてからより確信に強いものに変化していった。事実レビンを投入してからは流れががらりと変わり、強風の風下に関わらず敵陣に攻め込む回数が増え始めていった。「前半に思惑とは違いリードできるかも?」そのスケベ根性を見透かされたようにライトのスルーパスが始めてコスタリカの右を通過していく。皮肉なもので立ち上がりは大介が専守防衛を貫き一分の隙も見せずに完封していたが攻撃モードになりシゲもラインを上げ始めたところにパスを通されたからたまらない。ワンタッチでコスタリカDF2人を置き去りにして右サイドからゴールに迫る。それでも少ない角度に堅守のシナ・・なんとか守ってくれるのでは・・思いはシナの手を巻くファインシュートに砕かれた。展開からゴールまで正しく久しぶりに「やられた感」満載の失点であった。

0-0で行けば・・の思惑は消滅したものの時間が悪かった割には気持ちは平静であった。風下で0-1、後半今日のライトならなんとか盛り返せるのでは・・後半は交代もないままに(要員がいない・泣)休息タイム,ブリーフィングの後にホイッスル。

今度はゲームプラン通りハナから快調にゴールを目指しコスタリカが躍動した。結果的ではあるが前半と後半のシュート記録を確認すると合計数はほとんど同じ、前後半で綺麗に逆になっている。風とは恐ろしいものである。前半とは鏡に写した写真のように内容は逆であったがエリアは同じ、メインから見て右サイドでのみ展開されていった。それでも決定機には乏しいコスタリカ、ライトの守備のリズムが快調で打破できない時間がゆっくりと流れて行く。それでもレビンの右45度、もっとも得意とするところからのFK(クロスバー舐める)及びその後の混戦はいつボールがマウス内に転がってもおかしくなく本当に惜しかった。

しかしながら決定機は度々訪れることなく後半逆転のゲームプランは崩れるか?こちらも逆にプランが崩壊した。GKに戻されたボールをシナが前線にフィード、風に乗り前線に供給される予定のボールはチャージにきたライトにあたり残酷にもゴールマウスに転々とシナが相手FWの追い駈けっこに負けた時、残念であったが事実上の敗戦が確定した。それでもレビンが諦めず相手DFのもたつきを突っついてマイボールとし豪快にミドルを決め、後半ロスタイムにGoが中盤からドリブルで中央に侵入、放たれたミドルがGKのファンブルを誘いゴールラインを割ったかに見えたが副審が追い付かずゴールを認めなかった事実がライトベンチの肝を冷やさせコスタリカから「ライト苦手意識を完全に払拭させたことは大きな収穫であった。」さぁリベンジの2014年がキックオフ

Go 4.5 最後が入っていれば・・・他に見せ場なく
ムラ 4.5 サイドで輝けず
イノ 4.5 動き評価で5.0,運営あわやで-0.5
シゲ 4.5 攻撃面での評価には厳しいものがある
ナツ 4.5 えぐるプレーなく、攻撃鼓舞出来ず
マコ 4.5 無難なプレーに終始
みつ58 4.5 クローザーになれず
ひろ 4.5 対応に追われ攻撃への参加激減
卓也 5.0 慣れないCBを無難に
のり 4.5 失点のカバーが悔やまれる
大介 4.5 サイド攻撃されず、自身では完封
レビン25 5.5 際立つFK、ミドルに輝き、パスの精度は今一
シナ 4.0 ポカが悔やまれる
Ryota 4.5 無理してベンチ入りに多謝
監督 4.5 結果的には守る相手への攻撃を構築出来ず




1/12 北区会長杯2回戦 vs十条台
北区会長杯 二回戦  対十条台 2014年1月12日(日)Kick Off 10:00
北運動公園サッカー場 天候 晴れ グランドコンデション 良 35分ハーフ

コスタリカ 8(2-0 6-0)0 十条台

1-0(前半16分)Ryota (右サイド) →Go S右
2-0(前半34分)ムラ (右サイド)→Go S右
3-0(後半02分)ひろ→レビン→ひろS右
4-0(後半06分)レビンFK↑のりH
5-0(前半15分)ひろ→ムラ右
6-0(前半24分)イノ↑Go S右
7-0(前半30分)Go→レビン→マサS左
8-0(前半35分)ムラ〜S ポストAKB右1G

Shoot
コスタリカ  十条台
前半 8(4) 3(2)
後半 7(5) 2(2)
-------------------------------------------
15(9) 5(4)

カード:なし

何度目でしょうか? ごっつこと後藤高弘に裏切られるのは…

試合前夜に3日前からチェックしていたHPの出席者状況を最終確認し相手の攻め方、過去の対戦成績、現状の位置関係、参加者のコンデションに昨今の出席率、相性等を加味してスタメン、予備メンバーをセグメント、少しでも均等にプレー出来るように人知れず努力しているのに…。3シャドーの左を任すつもりであったのに…全ては「後藤今朝連絡取れず」の報で全ての考えは水泡と化す。正直本当にいい加減にして欲しい。昨今若干の改心が見えてきていてそれなりに信頼を取り戻しつつでもあったのに、またまたゼロからのスタート。学生でなく既に社会人、信頼を得るのは難しいが失うのは簡単である。この格言を肝に銘じてほしい。まぁまた恒例の詫びを入れ再度参加表明をすれば…であるが。最も心配なのは他のメンバーに波及するモチベーション低下であった。折角前シーズンの悪いイメージを払拭すべく久しぶりの大人数の参加、気分一新して会長杯に臨み来るべきシーズンに繋げる予定を鼻から否定されるのでは…ごっつの大罪は大問題であるがとにもかくにもフォーメーションに困る人数で挑めることに変わりはなかった。

当日の相手「十条台」古くは十条自衛隊、2013シーズンの成績は振るわず3部下位、得点を忘れたコスタリカであっても勝利をおさめないことは考え難かった。それでも最大の敵は油断、昨シーズン嫌というほど身に染みさせられた教訓であった。ビブスの二の枚だけは避けたい、その思いから基本でもあるが当日のメンバーはまず守れる事を念頭にスタメンを組む。

豊富な参加者から選ばれしスタメンはGK陽平/ひろ・AKB・のり・大介/久しぶりに卓也・獅子/シャドーにRyota・なつ・ムラ/ワントップはGo(ツヨシでなかった・笑)攻めながら前半得点を挙げることが出来ない場合、ドン引きでカウンターのみ狙われる場合、思ったより攻めてくる場合、様々なパターンから最大公約数的な戦略を可能にするメンバーをベンチにおく。

基本的にカップ戦、勝たなくてはいけなくかつ優勝は考えていないだろうから十条台は出てくる!そう読んでいたのも事実であった。果たして試合は予想通り思いのほか十条台が出てきてスタートする。出てはくるものの正直実力の差は余りに顕著、コースが甘いパス、届かないパスをことごとくカットし前線に送ることが出来るコスタリカ。トラップも巧みでなくことごとくボールは自軍へ。結果的に圧倒的なボールポゼッションで試合は展開され開始10分までボールをコスタリカ陣内に運ばれたことはほとんど皆無と言っても過言でなかった。

しかしながら相変わらず得点が遅いコスタリカ、再三ゴールに迫るもののスコアは記録されず15分経過。そしてストップウオッツチが16分を示す直前何度か目のRyotaのサイド突破がゴールを呼び込む。右からグラウンダーで中央で待つGoへパスが通る。Goこれに右を強振!ボールは左サイドネットに吸い込まれ見事な先取点、本田曰く「ゴールはトマトケチャップ、中々出ないときも出始めるとドバッとでる。」この格言(?)を裏付けるようなゴールショーが始まった、最終的には後半も時間を目一杯使いドバドバといった雰囲気では無かったが…。

それでも前半34分、16分の先制点のリプレイをみるように今度はムラが中央のGoに同じように供給。Goこれも良く振りぬきネットを揺らし、安心しきった雰囲気でハーフタイムを迎えることが出来た。2-0が最も危険…とも言われるが圧倒的な実力差があれば充分過ぎる精神安定剤、後半からはベンチでうずうずしていたレビン、イノ、シゲ、シナを纏めて投入。ベンチにはマサとみつ、枠は3人なので万万万が一ごっつが着たときには少しは出してやる親心を持ち合わせていた。結局勘当されたいのか謝りにもこなかったが…(怒)

後半も一方的な展開が予想されたが2-0が最も怖いの格言もまた事実(2013年度高校サッカー決勝を思い出すまでもなく)しかしながら格言との戦いは1分もなかった。後半開始早々にひろがレビンとのパス交換で抜け出しシュート一閃、相手DFにあたり綺麗なゴールではなかったが相手の戦意を喪失させる威力を充分に秘めた一撃であった。実質後半開始で3-0、あとは久しぶりのお祭りである。サイドからガンガン攻め、ワンツーでの中央突破、持ち過ぎてボールを失うことも多かったがムラがドリブルでラインを切り裂きシュートまで持っていく、イノがワンタッチでGoにアシスト、圧巻は中央から大きなパスがレビンに通りサイドで受けたレビンがドリブルで持ち込んだ後、中央に早いグラウンダーを供給、久々の参加であまりボールが足についていなかったマサがボールに当てに行かずに左を強振、マサしく久しぶりにネットに豪快に突き刺す。完全に息がとまった相手に死体に鞭打つように尚もムラがしつこいドリブルで攻め立てシュートがポストに嫌われ跳ね返りをAKBが詰めた直後にタイムアップ、いつ以来か忘れた8-0の圧勝。

残念ながら参考にはなりえなかったが早めに前線にボールを供給し少ないパス交換でゴールに迫れる事を思い出せたことと、なによりゴールの感触、そして来週のライト戦に向け体を動かせたことが収穫の試合であった。さぁライト!あくまで挑戦者の気持ちで臨もうぜ!! 
11/24 北区リーグ1部Bブロック第10戦 vsOSC
北区リーグ第10戦(T部Bブロック) 対OSC 2013年11月24日(日)Kick Off 18:00
赤羽の森公園サッカー場 天候 快晴 グランドコンデション 良 35分ハーフ

コスタリカ 1(0-0 1-0)0 OSC

1-0(後半10分)獅子→シゲ〜→Go右
Shoot
  コスタリカ  OSC
前半 9(6) 5(0)
後半 4(4) 1(1)
-------------------------------------------
13(10) 6(1)

カード:
累積: 
獅子(1)(R)11/4出場停止 
ヒロユキ(2)
イノ(1)
ひろ(1)
レビン(1)
Go(1)

昨年の今頃とは大違い・・反省点が多い2013年度北区リーグでの戦いも本日が最終戦、顕著になった反省点も昨今の参加者の少なさから修復もままならないままにオーラスを迎えることになった。

しかしながら本年度ここまで4勝3敗2引き分け、本日勝利を収めればそれなりの格好がつくがまたしても一敗地にまみれれば全くの五分で本年度を終了する事になる。少なくても昨年は優勝決定戦にまで進んだ誇りから決して5割で終わりたくないのが本音であった。逆転の発想であれば、本年は相手に徹底的にマークされ基本ディフェンシブのポリシーを貫かれた結果、強豪から勝ち点3を奪取しながら下位に甘んじているチームには勝ち点を奪われる・・の繰り返しが5割より上の勝率を狙うといった並のチームになり下がることになっている。

その事実から来年マークが外れれば2012年度のように素晴らし(思惑通りの)試合展開が期待できるのではないか?と思っていたのも事実である。しかし前節来年度のテストを考えたフォーメーションで惨敗を記し、折角多くの審判の方に見守って頂きながら「研修対象試合」としてコスタリカの試合を推薦頂いた方々の顔を潰すことになった事実から本日もテストは考えずポリシーを変更し、最終戦の勝ちにこだわることにした。こだわる以上は必勝を期す!勝ち点3奪取を義務付けられたスタメンは
GK陽平/DF AKB・みつ・のり・大介/MFなつ・獅子/トップ下にレビン、サイドにひろ・Ryotaを配置しワントップはGo、充分戦えるメンツではあったが実質ベンチは独身最後の戦いに挑む廣重ただひとり・・
シャレで入れた小菅もいるにはいたが・・(本人出場にビビる・笑)廣重のベンチ起用は先発のRyotaが怪我明けであり、大介のスタミナも心配であったことから両方のポジションが出来るシゲをスタベンとした。

それにしても少ない参加者、この項も大幅に修正しないと来年度は戦えない・・状況は不安なまま定刻18:00、嫌な思い出満載の2013年度最終戦がキックオフされた。展開は思惑通り、相手のOSCも降格圏内にいるわけでなく無論優勝戦線とは無縁、ACLが有るわけでなく言わば超無風順位、FC東京が最も得意とするポジションである(笑)

果たしてキックオフ前の予想通りOSCは果敢に攻めてきた。最終DFラインを著しく上げるわけではないがそれでもボランチ以上は高い位置に配置し、コスタリカと打ち合いを挑む形勢を呈してきた。守り抜くチームを攻め落とすトレーニングにはならないもののオフェンシブの相手と戦うのは得意中の得意のコスタリカ、久しぶりにレビンが前を向く時間が多くなりスルーパス連発、Ryotaがサイドを崩しひろが躍動する。獅子・なつも自由に攻撃に絡むことが出来、先取点の時間が早ければ大量得点も期待できるものと思われた。

しかし開始10分、RyotaからのパスをフリーでうけたGoがコースを狙わず強振したボールがクロスバーを直撃したのを皮切りに段々と単調な攻めが目立つようになる。RyotaのGKと1対1の局面を作りながらGKにパスしたプレーにも象徴されるように、ボールポゼッションは高いもののシュートに繋がらず、シュートしても決定力の低さから得点に結びつかない・・今年のコスタリカの顔色が徐々に強まってきていた。結局スタッツにあるように前半だけでシュート9本、枠内6本を記録しながらスコアは動かず嫌な感じで前半を終了することになった。

このまま圧倒的にボールを支配しながら最後はカウンターに沈む・・最近の敗戦パターンを完全に踏襲していた。また完全にゲームを支配していることから徐々にボール扱いが雑になり前出のシュートミスは勿論、みつのヒヤリとさせるバックパス、獅子の緩慢なトラップミス、レビンのパスミス・トラップミス等が目立つようになってきていて、そこから回数は多くないもののカウンターからペナへの侵入を許すようになっていた。

このパターンを打破せねば・・ハーフタイムに緩慢なプレーを叱責し基本に戻り堅実なプレーを心掛けるように指示を出す。後半は足の痛みに不安を残すRyotaを単純交代でシゲに代えホイッスルを聞く。後半立ち上がりも前半と同じ展開、攻めるもののシュートに繋がらずイライラが続く・・相手もコスタリカのペース(中盤でのパス回しが多く攻撃に時間を掛けじっくり攻め込む)に慣れじわじわではあるがDFラインを上げ始めていた。すなわち相手DFラインの後ろにスペースが出来てきていた。そこを中盤でボールを持った獅子、迷わず前線に長い縦パスを供給、前線でパスを追ったのが前半ベンチでスタミナ・スピード充分の独身最後のシゲ、ちょっと長いかな?のボールに良く追いつきマイボールとして相手のディフェンスをかいくぐり中央に供給。サイドからのボールに飢えていたGo,勿論このボールを逃すわけはなくマウスに確実に供給し先取点となる。攻撃に手間暇掛けずにシンプルさを心がけた故生まれたゴールであった。(後半10分)結局その後もチャンスは量産されるも決定機、ゴールとも全く量産されることなく残念な2013年は終わりを告げた。

収穫は少ない試合で反省が多い試合であったがひとつ言えることは急ぐべきところはゴールを急ぐべきである。の教訓を再度得たことであった。思えばライト戦、AKBのロングパスがひろに繋がり、Go→イノと渡り1-0の勝利。そして本日は同じ1-0の勝利を獅子→(ロングパス)シゲ→Goと極めてシンプルなパスで獲得することが出来た。来年の課題であるが今のコスタリカには相手によって戦い方を変える事が出来る試合巧者になることが求められている。一皮むけることが・・。小さなパス交換で相手を凌駕する事を求めるのであればそれを裏付ける豊富な練習が必要である。カナリアでさえ選手招集に苦労している実態から豊富な練習は絵に描いた餅で実現の可能性はない。であれば小さなパスに拘らない試合、展開も考慮し途中あるいは前半・後半で戦術を変えていく必要を大いに感じることが出来た。

横横横ではなく横横縦あるいは縦縦といったシンプルさを適度に交えることが出来たときコスタリカは再びブロックの頂点に立ち北区チャンピオンシップに挑めるでありましょう。行こうぜコスタリカ、まずは会長杯で緩んだ気分の立て直しからだ!!

Go 6.5 1得点評価も立ち上がりに逸機
Ryota 6.0 右のスペースで活き活き
シゲ36 6.5 ロングランと見事な決勝アシスト
ひろ 5.5 動き回るも本領発揮できず
レビン 5.5 存在感も得点機演出出来ずプレースキックも不安定
獅子 5.5 決勝のロングパス評価もミスも目立つ
ナツ 6.0 中盤制圧、チームに安定感もたらす
大介 5.0 コネ過ぎが課題として残る
のり 6.0 返ってきた安心感、抜群の安定
みつ 5.0 目立つパスミス、後半は安定
AKB 5.5 攻撃時のもたつきが課題か?アーリークロスを
陽平 5.5 幸いにも見せ場なく
小菅 5.5 ビビらずに出てほしかった〜
監督 5.5 可もなく不可もなく、勝ち点3だけが成果

11/4 北区リーグ1部Bブロック第9戦 vsエロール
北区リーグ第9戦(T部Bブロック) 対エロール 2013年11月4日(月・祝)Kick Off 12:10
赤羽の森公園サッカー場 天候 曇り一時雨 グランドコンデション 良 35分ハーフ

コスタリカ 1(1-3 0-0)3 エロール

0-1(前半2分) 相手→中央・振り向きざまS
0-2(前半17分)相手〜S(コスタリカ左崩される)
0-3(前半28分)PK(大介疑惑のハンド取られる)
1-3(前半35分)Go〜S ポスト ごっつS
Shoot
  コスタリカ エロール
前半 2(1) 16(4)
後半 2(0) 10(2)
-------------------------------------------
4(1) 26(6)

カード:Go (Y)33M
累積: 
獅子(1)(R)11/4出場停止 
ヒロユキ(2)
イノ(1)
ひろ(1)
レビン(1)
Go(1)

4-26・・・驚く事なかれ、これが両チームのシュート数比較、従来であるならばコスタリカのシュート数が26本で圧倒し、相手を完膚なまでに叩きのめす展開が普通であった。事実これまでの戦いで相手よりシュート数で下回ったことはなく、一敗地にまみれた一戦であってもシュート数及び内容では完全に制圧していた。では本日の相手は北区リーグではないのではないか?疑問も当然である。そうであって欲しかったが相手は紛れもない北区リーグT部Bブロック、現段階でコスタリカより下位に位置するエロール。過去苦戦しているもののそう組みにくかった記憶がなく、事実本日も優勝の望みが消えかつU部降格の不安もない、言わば例年のFC東京の定位置気分から頭は完全に会長杯、そして来期に飛んでいた。そこでの結果が前記の通り・・モチベーションが低下したままで・・頭がその対戦相手に向いていない状態で臨むことの怖さをいやというほど知らされた一戦であった。現行コスタリカになってからラスト2試合のモチベーションは異常に高く、常に優勝争いまたは降格争いが絡むことから全く敗戦を記録した記憶がないほどであった。それが4-26の無様な戦いを演じることになろうとは・・改めてサッカーの恐ろしさを知らされることになった。

前記の通り本日は大きな課題を抱えて臨んだ試合であった。前回の完封負けを受け、
・得点不足の解消
・逃げ切り、守る抜くマインドの浸透

昨今コスタリカは意識され先日の試合のように徹底して守られ、カウンターに活路を見出されることが非常に多くなってきている。それも正しくサッカーであるが現在のコスタリカでは専守防衛の相手を崩しきることが出来ず無得点のまま試合が推移し得点を奪うのに四苦八苦する・・レベルの違いは大きくあるが正にアジア予選での日本代表の姿を反映している。また先取点を奪っても追加点欲しさに攻撃の手を緩めず結果的にカウンターに沈められ多くの勝ち点を失ってきていた。この問題解決にまず本日はシステムの変更を試みてみた。昨今定番となっていた4-2-3-1から3-5-2へ、基本的にシャドー3枚にうってつけのタレント、マサの参加率が落ち、またヒロユキの復帰のめどが立たない現状を鑑み、一旦二人を構想から外し得点力アップを図るべく策であった。

考慮の末・・というか参加メンバーのモチベーションの低下もこれまた顕著であり参加者はなんと11名ジャスト(泣) いったい20名近くの参加者からスタメンを選ぶ苦労をしていたのはいつであったか?そう昔の話ではなかったのでは・・悔やんでも仕方なくそれでも遜色ないメンバーから3-5-2システムにあてはめられたのはGK三顧の礼を尽くして参加頂きました我らの馬場先生!3バックに大介・AKB・みつ、両サイドにシゲとレビン、ボランチにムラ・マコ、トップ下にイノ、2トップにごっつ&Go!簡単には取れないであろうがこれで勝ち点3を奪取することは相手との力関係からもそう難儀ではないと思われた。

しかし・・・しかし・・現実は甘くなかった、いや辛過ぎた。システム変更の結果は悪夢となって直ぐにコスタリカに回答書を渡してくれた。回答までに要した時間はわずかに2分、左からグラウンダーのパスが中央に供給され、マイボールとした相手FWが小さなスペースを巧みに利用して右足強振。流石に中央は詰めていたため鮮やかなシュートにはならなかったがそれが災いする。コスタリカDFの体に当たったボールはコースを変えゴールマウスに吸い込まれていった。ストップウオッチに目をやると正確には開始1分43秒・・恐らくコスタリカ史上最短時間での失点ではないであろうか?少なくとも正確に記録を取るようになってから最短であることは偽りのない事実である。

全体のモチベーションが落ちているところへ“超”早めの失点・・。これで開始時以上にモチベーションが下がらないはずがない・・・。すっかり攻撃の形を忘れたコスタリカにエロール攻撃陣が容赦なく襲いかかる。たまに攻め込んでもトラップミス・パスミス連発のコスタリカがボールを失い、マイボールとしたエロールが躊躇なく縦に急ぎ時にはロングの縦パス1本で形勢を逆転しゴールに襲いかかる。好きなボクシングに例えると手数掛け小さなパンチをガードの上から多く打って攻勢点でポイントを稼いでも一瞬の隙に強烈なアッパーを撃たれたちまちロープ際まで追い込まれる・・そんな試合を見たことなかったし、見たくもなかった。今日のコスタリカはなにしろパスミスが多い・・。これも集中力低下、モチベーションダウンの表れでしょうか?通るか否かのラストパスでミスるなら理解も出来る。その前の前、さあ攻撃!の攻守の切り替え時あたりでパスミス連発、攻守の切り替えが早い特長を持つエロールの餌食になりまくっていく。

XX分、今度はなれない3バックの隙間を狙われる。先に失点してやむを得ず前掛りになっていたレビンの裏を狙われ巧みなパス交換からドリブルで突破される。みつが体を寄せるがスピードでおいていかれ最後は1:1の局面から馬場までかわされ情けない2点目の失点を記録・・。よもやの0-2の現実がそこにあった。情けないコスタリカにエロールの攻撃陣は手を緩めることなくなおも襲いかかる。それでもなんとか持ちこたえるコスタリカ、前半を0-2もしくは1点返してくれれば後半挽回は可能だ!自分自身を奮い立たせてこのまま前半終了のホイッスルを祈るような気持ちで待った。

サッカーは不思議なもの、どんなに攻め込まれていても相手の攻めのリズムが分かってくればそう失点はしない・・。鉄則はまたまた打ち破られた。前半XX分、相手の侵入を食い止めた大介がペナ内で勢い余って転倒、運が悪い時は悪いもの。地面についた手にボールが当たる・・はっきりしたハンドではあったが通常これは取られない。気持ちの中での静寂はまたしてもホイッスルにかき消される。主審はゆっくりPKスポットを指差す。まるで試合経験が少ない審判が始めてPKを取って喜んでいるようにすら見えるシーンであった。

「あれがPK・・・」思いは当日審判研修で観客席に座り熱心に試合を見ていた北区及び他地区のお歴々も思いは全く同じ、北区でお馴染みの某ベテラン審判が他の審判団に対して「ああいった状況でPKは取らないように・・。」とレクチャーしていた事実が残った。しかし判定は覆るはずもなく新たに0-3の現実と戦うことになる。それでも勇猛なコスタリカ戦士は尚もDFラインを上げ得点を目指す。そして前半XX分、本日始めて3-5-2システムのストロングポイントが披露される。左スペースから縦にGoへ展開、相手DFラインの裏を取れたGoはマウス目指して一直線。放たれたボールは無情にもポストに阻まれるが詰めていたごっつが難なく蹴り込み一矢報いる。

それでも・・。1-3の厳しい現実を抱えてハーフタイムに突入。後半3-5-2継続か慣れている4-2-3-1に戻すか考えるに折角研修会対象試合としてコスタリカの試合を選んでくれた北区協会首脳陣の顔を潰さないためにも、朝令暮改で恥ずかしいが、同時にメンバーのモチベーションをこれ以上下げないため慣れているシステムを採用する事にした。但しGoのツートップがやりやすい・・の希望受け入れパートナーにごっつを再配置、何しろメンバーは11名ジャスト!サブがゼロである。

慣れているシステムの効果は比較的早く表れた。左に流れたレビンの高速クロスにGoが飛び込みあわやのシーン、右を突破したGoが強引にシュートに持ち込み中で待ちかまえていたレビンを失望させる、ボールはサイドネットへ。ルーズボールをGoが追いかえ、GKが弾いたボールにレビンが飛び込むもタイミング合わず・・。シュート数では後半もエロールの後塵を浴びたが内容はやや持ち直しの感あり。何よりベテランGK馬場の再三の攻守が光り失点は免れた。しかしながら前半3点失点の大きな現実を跳ね返すには至らず結局1-3で最多被弾の試合はやっと終了した。通常であれば私が所見を述べるべきであるが今回は折角コスタリカの試合観戦を選んで頂いた前出お歴々と試合後会話する機会に恵まれたので客観的に見た試合の感想を以下に記することとする。無論日頃感じていることと非常に良く似た感想であったことが興味深い。

北区以外の審判の感想
「全てのパスを縦に入れるエロール、攻撃の意識が強く切り替えがうまい(早い)」
「横にワンクッション以上入れるコスタリカ、中盤でのパスミスが目立つ」
「攻めに転じるスピードが違う→華麗に見えるパス回しは悪い流れの中では不要の産物」

ご存知皆様も良く知っている北区審判団の感想
「いつもコスタリカの華麗なサッカーが完全に影を潜めている。華麗とダラダラサッカーは表裏一体」
「まるで違うチーム、残念だけれど期待外れ」
「PKは不当な判断、通常は取らない。」
「コスタリカに不利な笛は確かにあった。」
「モダンなわくわく感満載のコスタリカサッカーはどうしたの?」

まだ少なくとも昨年の成績からコスタリカは注目されている現実を直視し、会長杯二回戦のあと
速やかに冬休みに突入することなくノールチと戦うまでは駒を進めて行こうぜ!
(現状では僭越であるが・・)

Go 5.0 意欲的に動き回るも後半のチャンスにレビンに出せないか?
ごっつ 4.5 1得点評価も後半運動量落ち、パスミスも目立つ
イノ 4.5 見せ場なく存在感示せず
レビン 4.5 全体的に切れなくパスミス目立つ、前半は裏取られる
ムラ 4.5 ボランチで球離れ悪く、持ちすぎの癖抜けず
マコ 4.0 動き悪くパスミス連発、トラップ大きくキレが今一
みつ 4.0 カバーし切れずピンチ招く
AKB 4.5 守備は合格も上がったときのパスの精度悪し
ダイスケ 4.0 最終ラインで持ちすぎパスミスが目立ちプレーが遅い
シゲ 4.5 久しぶりのプレーからボール足につかず
馬場 5.5 失点はいずれも仕方がないもの、多くのピンチを防ぐ
監督 4.0 3-5-2の組み合わせに失敗、エロールの力をまた侮る

10/14 北区リーグ1部Bブロック第8戦 vsビブス
コスタリカ 0(0-0 0-1)1 ビブス

「集中力」今期ほどこの言葉の意味を考えさせられたことは無かったが、事実上の終戦記念日となった2013年10月14日、我がコスタリカは昨今では久しく使われることがなくなっていたが、有る意味コスタリカ発祥の地ともいえる「新荒川大橋サッカー場」において改めて噛みしめさせられることになった。

「集中力」狭義の意味ではこの試合、そして広義の意味では今期に臨む際に遡ってのキーワードとなっていた。
・今期は前期より簡単にブロック優勝は可能だと思っていなかったか?
・敵はブロック優勝後の「ノールチ」だけだと思っていなかったか?
・その考えは第一戦、二戦をいずれも5-0で圧勝し、より揺るがない確信になっていなかったか?

恥ずかしながら私自身が決して”違う”と自信を持っていえないと言った事実が存在する。
メンバー各位においても全ての試合に先取点を奪いながら後半の後半、あるいは終了間際に失点を重ね、思わぬ伏兵に足元をすくわれた形で勝ち点を失い結果的に自力での優勝の可能性が再三はく奪され、TFFに勝利を収めた実績等から度々首位に立ちながらもその位置を長くキープできず2位の座に甘んじている事実、そして若干可能性が出てきながらも本日「ビブス」戦に臨むメンバーのコンデションからも私と同じ事実が存在していた事が容易に伺えた。

・目立つセットプレーからの失点…
・全ての試合で先取点、すなわちここまでの1敗2分は全て追いつかれたもの
・逃げ切りを意識せずワンテンポで攻め続け勝ち点を失う
箇条書きにしても厳しい事実が列記される。
そして皮肉にもビブスからは最後に厳しい現実が明確に裏書きされることになった。
「集中力の欠如だよ!」と

昨今は先発メンバーの選出に以前と違った意味で苦労している。以前は常時16~17名、戦力を落とさずスタベンのメンバーのモチベーションも落とさず極力出場時間を均等にしながら勝ち点3を目指すことに非常に難儀していた。メンバー不足に悩む他のチームの監督から見れば羨ましい悩みであったでありましょうが…
それが現在は違ってきている。何名かのメンバーのチームからの離脱に続き怪我等による長期欠場、参加しても怪我持ちで出場時間が限られている厳しい現実の直撃…やり繰りしての先発メンバーは

GKシナ/ひろ・AKB・獅子・ムラ/なつ・マコ/ごっつ(新人?)レビン・イノ/Go、サブはのりとみつ、ちなみにイノ・のり・Goは負傷中(泣ߘ?)そこのマネジメントも併せて厳しい船出である。また結婚(前)休暇中のシゲの長期不参加も非常に響いてのポジション決めでもあった。

対するビブスはキックオフ直前(5分前!)にどうにか11名揃う情けなさ以前は勝ち点3奪取には苦労していたのに、コスタリカのメンバーも苦しいが今回は何とかなるのでは…正直最後はまたまた楽観視してホイッスルを聞くことになった。
果たして試合展開は予想通り、特にストレッチすら怠っているビブスのメンバーに激しいプレーは臨むべくもなく1時間半前からストレッチを中心にボール廻しに余念がなかったコスタリカが当然のようにボールを支配、特に3分掛ったとはいえレビンがファーストシュートを放つまでハーフラインをボールが一度も越さないほど超一方的な展開であった。レビンのシュートは枠を全く捕えない単にシュートを記録したにすぎないものであったが続いてGoがレビンのスルーパスから抜け出し右を強振!しかしながら足の痛みからかボールに全く勢いがなく、これもなんなくGKに腕の中に…。Goの足の痛み、続いて獅子がイエローをもらう、この一連の出来事がコスタリカの行方に暗雲を垂れこませて行く。

攻め続けるコスタリカ、最後の一線でシュートまでもって行かせないビブス…コスタリカの焦りとビブスの4-3-1-1の守備的布陣、積極的な守備の意識が先取点を遠ざけて行く、19分のレビンのCK、20分のごっつの好クロスもシュートにすら至らずビブスの思惑を反映した展開のまま前半を終了する。
引き気味の陣形と早い寄せ、まるで勝ちを狙わないビブスのDFを破るには…しかしベンチにはみつとのりのCBコンビだけ…おまけに展開は超押し気味、いつ得点してもおかしくなくポゼッションは高いまま推移、かつ失点の心配も感じられず結局「前半のままで行こう!」がヘボ監督の出した結論、指示の全てであった。無論カウンターに注意、気を抜くな…程度の指示はしたつもりであったが。
「圧倒的に押しながら、しかし点は入らない、いつ入ってもおかしくない状況」この展開が実は最も動き難い典型的な状態である。どこかシステム/メンバー構成をいじり逆に失点しては…その不安な思いに勝つことがハーフタイムには出来なかった。思惑としては堅守な二人がベンチに控えている。先取点後、早めに守備固めを行おうと、いったものであった。

しかしとかく希望は破られるもの、コスタリカサイドのゲームプランは後半10分にあっけなく打ち砕かれた。再三試みられたコスタリカDF陣の裏に大きく蹴り込まれたクリアボール、獅子がなんなくクリアするものと思われたがトラップに失敗、ボールを被る形になり完全に支配権を失う。奪いに来る相手(ワントップ)も必死に体を入れようとするが、まだ完全にマイボールにし切れていなく獅子が絡めば未然に防げる。頑張れ獅子!その思いは「チャンスはこれしかない!!」と1.5列目から脱兎のごとく突進してきた相手選手に完全に打ち砕かれる。ワントップがギリギリで繋いだボールをコスタリカマウスに一直線に運ぶビブスの選手の前に完全に前掛りになっていたコスタリカDF陣は不在、シナとの1対1をなんなくものにされ思いもしなかった先の失点が記録された。

先取点を取ればみつ・のりの投入で逃げ切り、取れなくて0-0で推移したらDF削ってなつ/AKBを前線に張りつかせ勝負を賭ける。全てのプランが水泡と化していった。後手に回った”打つ手”しかし時間は残り25分、2-3点放り込んでも全くおかしくないゲーム展開が続く。しかしこれが完全な致命傷となる、またしても「このままでも取れるのでは…」案としては攻めあぐねからシュートが上手いイノをGoと組ませて2トップにし、空いた右トップ下になつを配備、左ムラ、中央レビンでいずれもドリブルで勝負できる逸材を揃えて深く敷かれた敵陣を切り割いてもらう…であったがやはりここでも弱気の虫が顔を出す「もし2点目の失点を記録したら完全にThe End」現状でも1点なら取れるだろうからこのまま行って同点になってから最終布陣に移行しよう。

結局マコ→のり、で獅子をボランチに上げ、足を痛めたごっつ→みつでAKBをサイドに張らせてムラをトップ下左に配置。結果的にはムラは再三相手守備ラインを突破、これに右をなつに代えてハーモニーを奏でられていれば…全ては後の祭り。ムラが作ってくれたスペースにレビンが侵入し抜群のタイミングでGoにショートスルーパスを配給もコンデションの悪かったGoが吹かして同点ならず、右を駆け上がったAKBからのロングシュートもわずかにマウスを捉えられず…
後半37分、ちょっと首をひねる判定で獅子が久々のカードコレクターになったとき連続ブロック優勝は完全に水泡と化した。完封負け…記録を紐解くと2011年8月7日、あのライトイヤーズに0-7の惨敗を記して以来2年2カ月ぶりの惨劇であった。

しかしながら思い出してほしい、その0-7の惨敗で涙にくれたコスタリカ戦士よ、惨敗後本当に多くのメンバーが涙にくれ復讐を誓ってから我がコスタリカは2011年1敗、2012年無敗、そして2013年ここまで1敗しか記録しなかったことを。悔しさをバネにパワーに替え、残りの2試合を、会長杯を…そして2014年を最高のコンデション、最高の集中力を持って迎えようじゃないか!
(取りあえずはすっかりマークされたコスタリカの攻撃に対して専守防衛、引いて守る相手をいかに崩すか?が今後取り組んでいく課題であると心得るように)

Go 4.5 怪我からコンデション悪くチャンス活かせず
ごっつ 4.5 前半はボールが足に付かず、後半やや持ち直す
みつ57 4.5 無難にこなす
レビン 4.5 全体に切れなく、前向けず、最後まで早い寄せに苦しむ
イノ 4.5 プレーに迫力なく好機演出出来ず
マコ 4.5 堅実なプレーでほころばず
のり52 4.5 痛む足を感じさせず
ナツ 4.5 配球に苦心
ひろ 5.0 変わらぬスタミナでチームを鼓舞
獅子 4.0 致命的な被り、カードは言及せず
AKB 5.0 落ち着いた守備で安心をもたらす
ムラ 5.0 再三守備ラインを突破、早めに高めに・・と悔やまれる
シナ 4.5 1失点もプレーに落ち度なく
監督 4.0 システム変更の決断を下せず、無得点敗退
8/11 北区リーグ1部Bブロック第7戦 vsリバティ
北区リーグ第7戦(T部Bブロック) 対リバティ 2013年8月11日(日)Kick Off 13:35
北運動公園サッカー場 天候 晴 グランドコンデション 良 35分ハーフ

コスタリカ 2(1-0 1-2)2 リバティ

1-0(前半28分)レビンS↑GK→イノH
2-0(後半18分)→ナツ〜右S
2-1(後半21分)右CK・H
2-2(後半30分)左CK×S
Shoot
  コスタリカ リバティ
前半 13(7) 4(1)
後半 5(2) 7(2)
-------------------------------------------
18(9) 11(3)

カード:0
累積: 
獅子(1) 
ヒロユキ(2)
イノ(1)
ひろ(1)
レビン(1)

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」
江戸時代の剣豪「松浦静山」の剣術書「剣談」の中での名言である。
注)野球界の老いぼれの名言だと勘違いしている方は今日を記に勘違いを改めること

改めて思い起こすまでもなく2013年8月11日の対リバティ戦にはその名言がそのまま当てはまる試合となった。
相手のリバティは現在は過去の遺産で食っているに過ぎないが、以前は北区リーグを制覇すること実に7回の超強豪、名門チームであった。某高校(?)の同期で構成されたチームであり(どこかのチームと生い立ちは一緒であるが実績はかなり違う・笑)突出したテクニシャン、スピードスターはいないもののチーム戦術が徹底されており、極めて堅実な守備をベースとしたリアクションフットボールを生業としている。以前はそれでも若さを基にしたスタミナとスピードを武器にガチンコで試合に挑んできたが、年齢を重ねると共によりチーム戦術が徹底されてきており、前述のリアクションをベースにロングボールを後方から供給、走り込んでマイボールとした後攻撃の起点をそこに求め、オーバーラップを活かしゴールを狙う、あるいはFK、CKを得てセットプレーを得点に結びつけることを得意にしていた。典型的な堅守速攻タイプである。そのチームのプレースタイルに我々は泣かされ続け、過去3回の戦いの結果は
0-2(2008)
1-1(2009)
0-2(2010)
と2敗1引き分け
失点の内訳はCK2,FK2,PK1と全てセットプレーの餌食になっていた。
またレビンと獅子、点取り屋のGo、全盛期のヒロユキを要しながら得点は稲垣がペナの外からこぼれを強振してのわずか1点と完全に「堅守をベースにカウンター主体、セットプレーで得点する」リバティの真骨頂を見せつけられていた。彼らの全盛期は過ぎ、年々パフォーマンスは落ちてきているとはいえ決して侮れない相手である。
今年の我がチームはBブロックでマークした(他の優勝候補)十条・TFFそして前節ライトイヤーズに圧勝・あるいは完勝し、その反動でノーマークの相手に星を落とす・・の繰り返しを演じている。その方程式からいくと前節強豪ライトに勝ち切りホッとした今節、星勘定に入っているリバティに星を落とす可能性も危惧されていたがリバティも十分強豪、気を引き締めていけばライト同様辛勝できるものと思っていた。ところが気が抜けているわけではないがコスタリカに不参加が続出・・怪我あるいはお盆休みに伴う帰省等が理由ゆえ仕方がない部分もあるが先発メンバー選定に難儀したのも事実である。主だったところでDFの要ノリ、同じく負傷でヒロユキ、好調のマサにごっつ、のぶ、リョータ、特に攻撃陣に不参加が相次ぎ、堅守のリバティを相手に如何に点を取るか?が大きな課題であった。特段この課題は今回が初めてではなかったが・・。
攻撃スタッフに苦慮した結果の先発は
GK陽平/ひろ・獅子・AKB・大介/ナツ・マコ/ムラ・レビン・イノ/Go
ナツとGoの参加表明は直前となりマジに一時はどうしたものか・・と悩んでいた。それでもなんとかこのメンバーで先発を組めたことはコスタリカの“強み”でもあった。サブはシゲ・卓也・みつにベンチ入りを買ってでてくれたとりさん。結果的には15名のメンバーで円熟味を増したリバティに挑むことになった。

試合前の恒例ミーティング、ここが本日のメイン・コンテンツである「不思議なしの負け」の名言を最後に噛みしめさせられる場となる。

現在のコスタリカの立ち位置、リバティの特徴、続いて本日の戦い方、基本的に勝利しか考えないのでリアクションサッカーを本分とする相手にはそれなりの戦い方があるが本日は点を取りにいく、勝ち以外は考えない・・を強調することになった。得失点差の問題はあるがそれは二の次、まずは勝ち点3を取る。TFFに勝ち点で先行を許している現状から勝利至上主義である。
ところでここで決定的な采配ミスを犯してしまった。
1-0で勝っても3-0で勝っても勝利は勝利、勝ち点3は変わらない・・であれば専攻した場合の逃げ・守りのマインドをメンバーに持たせる事を怠ったのである。


最近では赤羽戦、2-0からの逆転負け、ジャックス戦、1-0から同点弾食らわされ、そしてそもそも守りのマインドが本当に必要だと痛感させられたのは昨年の優勝決定戦、対ノールチ、あの試合1-0とリードした場面で少しでも守るマインドがあり、リードしている時間を長く持てればあるいは結果が変わっていたかもしれない・・。圧倒的な実力、実績を持つノールチからリードを奪えたことに舞い上がり、一本調子で攻め込み、たちまち同点・逆転弾を食らい「東京カップ」への参戦の夢を砕かれてしまっていた。ここで得た「守りマインド」を今年は徹底的に植え付けるはずであったが前半の好調さから、その考えは霧消し本日までの結果を現実として知らされていた。
大切なことは勝ち点3、リードしたら守る、1点では不安だから泡良く2点リードしたらチームコンセプトとして守り抜く・・ここを徹底できなかった明らかな監督の采配ミスであった。
後悔先立たず、
悪い結果を知る由もなく熱中症の心配の最中に試合はキックオフされた。
試合は予想通り、前述のように年々そのパフォーマンスを落としていてリアクションサッカーに磨きが掛っているリバティのある意味思惑通りの展開であるのかも知れないが開始早々、特に立ち上がり5分は一方的な展開になった。開始から5分間に記録されたシュート数は5本、無論被弾はゼロ・・

ひろが果敢に最前線に飛び出し、Goとのワンツーで抜け出し至近距離からポスト直撃
レビンのミドルが正面を突き、抜け出したGoのシュートがファインセーブに合う・・リバティのGKは安定して良い出来であり(元サガン鳥栖?)このGK不在であれば試合は開始5分で決まっていたと言っても過言ではなかった。

守りに関しては久しぶりの大介に安定感が欠けたものの、それ以外に不安な要素がなく立ち上がりのペースは落ちたものの安定し、かつ失点の不安がないまま試合は推移していった。
しかし先制の喜びが訪れたのは前半28分まで待たされることになった。
前線でボールを受けたレビンがラグビーで言うロブをGK前に供給、誰かの飛び込みを狙ったものと思われた。しかしながら思惑以上に延びたボールは後退するGKの後ろを襲うことになり延ばした右手とクロスバーの間に落ちて行った。好調なGKボールをやっとはじくもののフェイスティングでクロスバーを越えさせCKに逃げさせることに失敗しボールはピッチ内、マウスの前に残された。そこに飛び込んだ好調イノ、このボールを「御馳走様」の声と共にヘッドで押し込み先取点を記録する。時間が掛ったが非常に嬉しい先制であった。
結局そのペースを維持したまま前半終了、後半は大介→シゲの最低限の交代に留める。

後半もこのペース、このまま行こう!
再度訪れたチェンジペース伝達のチャンスを木偶の坊監督は逸した・・
頭の中では分かっていた「2-0になったらチームコンセプトで守ろう」2-0になる確信はあった。
しかし明確に伝えることが出来なかった・・。
後半が始まりナツが後方からのロングパスに反応しGKとの1対1の局面を確実にものにしてくれても2-0で守り切るより3-0で試合を決められる・・その誘惑に押され明確に指示を与えられなかった事を悔やんでも悔やみきれないでいた。守りに集中させるため、みつをAKBに代え投入してもメンバー全員には浸透させることは出来なかった。
2-0になっても変わらぬペースで前線を活性化させるコスタリカ、中盤の運動量が落ちボールを失った瞬間リバティの真骨頂が発揮される。最終ラインの後ろに確実に供給されたボールはCKと名前を代え大きなチャンスに変化していく。
ナツが追加点を奪った直後、相手CKが確実に集中力を失っていたコスタリカを襲う。CKを蹴るタイミングを早めコスタリカの守備が整っていないうちに蹴られたのである。
ボールは陽平の上を通過し、ガラガラのファーサイドに・・待ち受けたリバティの頭にドンピシャ!ノーマークであったので完全にフリーのヘッドである。
嫌な予感に震えが来る。
完全に赤羽戦と同じ展開、完全にリバティの注文相撲・・
嫌な予感は当たるもの・・9分後、再びロングボールで裏を取られたひろが必死に戻りCKに逃げる。
「またCK・・」今回陣形は整っていたもののこぼれからの二次攻撃が陽平を襲う。ファンブル?蹴られまくった陽平?手中に収まらなかったボールは無情にもマウスの中に転がされた。
悪夢の同点弾、引き分けは負けと同義語のコスタリカ、当然2-2から必死に相手ゴールを狙う。
それこそリバティにとって最高のシチュエーション、再三最終ラインを割られ完全に赤羽戦と同じ結末を迎えることを待っているだけであった。
残り1分、何度目かのカウンターがループとなって飛び出した陽平の頭上を越していく・・軌跡を追うと完全にマウス内・・終わった・・完全に・・
しかしマウス内に転がされたと思われたボールはクロスバーをかすめラインを割って行った。
まだ神は見捨てていない・・。
そのGKを陽平が前線にフィード、良い形でカウンター気味になり最後のチャンス、Goにボールが渡れば・・期待むなしくそこで終了のホイッスル、アディショナルタイム“ゼロ”の無念さが残った。

・2-0から攻めさせ明確な指示が与えられなかった。
・攻め込みながらシンプルにGoに渡さず度々のチャンスを活かせなかった。(横パス多過ぎ)
・またしてもセットプレーでの失点、教訓が生かせず集中力欠如
・取れるときに取れず、最後は完全にスタミナ切れ→試合のペース配分がプアー
「負けに不思議はなかった・・。」

特に守りのマインドをメンバーに伝えても実行するのは選手である。
@ メンバー全員でリードしたのちの戦い方に関してディスカッションすべき
A シンプルにGoにボールが供給されるべく意志の統一を図る(最近少ない/皆無のGo ゴール)

最後に相手のループがマウスを外れたのは我々に取って一縷の望みになっている。ここで得た勝ち点1が最後に効いてくるものと信じ、結果がでるまで戦い抜こう!
8月11日をコスタリカに取って4日前の終戦記念日にはしたくない

Go 5.0 前線で踏ん張るもボール供給少なく
ムラ 5.0 シンプルさ欠如、コネ廻し目立つ
レビン 5.0 CK,FKに切れ今一、後半ばてる
イノ 5.5 得点評価も運動量足りず
マコ 5.0 ややパスミスも基本的に無難に
卓也28 5.0 後半危機察知能力欠如
ナツ 6.0 安定したボール供給と1ゴール
ひろ 5.0 変わらぬ運動量も立ち上がり決めて欲しかった
AKB 5.0 安定した守備
みつ51 5.0 もっと声を!明確な指示を!
獅子 5.0 最後はバテ?再三裏取られる
ダイスケ 4.5 消極さがみられる。もっと大胆に
シゲ36 5.0 サイドの守護神、確実な攻め上がり
陽平 5.0 ファンブル(?)は残念、チームになじんで声出しを!
鳥海 5.0 すいません、またバックアップで・・
監督 4.5 明確な指示出せず、最悪な戦犯

7/15 北区リーグ1部Bブロック第6戦 vsライトイヤーズ
北区リーグ第6戦(T部Bブロック) 対ライトイヤーズ 2013年7月15日(月・祝)Kick Off 16:25
赤羽スポーツの森公園サッカー場 天候 晴 グランドコンデション 良 35分ハーフ

コスタリカ 1(0-0 1-0)0 ライトイヤーズ

1-0(後半33分)Go→イノR

Shoot
コスタリカ  ライトイヤーズ
前半 3(0) 0(0)
後半 8(2) 5(1)
-------------------------------------------
11(2) 5(1)

Card:Y レビン(45)
累積: 獅子(1) 
ヒロユキ(2)
イノ(1)
ひろ(1)
レビン(1)

東京ライトイヤーズ・・この名前を聞いただけで私を含め北区2部時代よりコスタリカに在籍しているメンバーは身震いがするはずである。古くは2005年10月23日、勝った方が1部昇格、負ければ2部残留・・の正しくチームの運命を賭けた戦いを演じ、結果的に我がコスタリカは大惨敗・・7失点という屈辱的大敗を記すことになる。大一番を戦うことがトラウマになったせいかコスタリカは翌年も昇格を逸し、先に1部にあがり既に優勝争いの常連となっていたライトイヤーズと戦うことが出来る同じステージに立てるまで2年を要することとなる。

1部にあがったコスタリカ、その後ライトイヤーズと同じブロックになりリベンジに燃えたものの返り討ちにあうこと二度・・昨年度結果的には圧勝と言ったリベンジを果たせるまで屈辱的大敗から実に7年が経過していた。昨年も結果的には圧勝であったが極めてラッキーな先取点に恵まれ、その結果が尾をひきライトイヤーズに波にのる時間を与えないまま得点を重ねることが出来たのであり内容的には完勝ではなかった。

今年のライトイヤーズはここまで3勝1敗1引き分け、コピーしたようにコスタリカと同じ戦績を記録しており、その意味でも決して侮れる相手ではなかった。特に北区住民が多いことから昨年度北区2位のコスタリカに代わり東京都大会に北区代表として出場、結果的に優勝したチームに0-2で負けたがその試合が彼らにとって大きな経験になっているのは明らかであった。
ブロック内の最大のライバルと目されるTFFに完勝し、一時は首位に立った事実からこのまま秋まで突っ走るかとも思えたがお茶目なコスタリカの選手が前節ジャックス戦にドローゲームを演じ、結果的にノールチと再度同じステージに立つためには敗戦は勿論、引き分けも許されぬ状況が作り出されていた。また現段階においては赤羽と同じ勝ち点、ライトとは得失点差もあまり変わらず勝ち点3の他に大量得点も望まれるところではあった。無論勝ち点3が超最優先!
(首位TFF、ライト・赤羽・コスタリカが同勝ち点)
首位に立ったTFFを三つ巴で3チームが追いかける展開、本日の戦いは正に挑戦者決定戦の様を呈していた。

当日参加予定メンバーは15人、昨年ライト戦勝利の立役者ナツは不在であったがそれでも効果的なフォーメーションを立案するのに多くの時間を必要とする贅沢な悩みを継続することが出来た。当日の不安はGKに集約されていた。足掛け5年在籍していた聖を素行不良から事実上の諭旨免職、カッコよく首をきったもののシナが不定期、馬場は毎度毎度調整困難の現状から早速GKに窮すことになり、今回はやっと口説かれた新人「山崎陽平」の北区デビュー戦となる。
新人・・若い・・周囲とのコミュニケーション、新人のケアを考慮しDFラインをベテランで固め、落ち着いた立ち上がりを目指そうとフォーメーション構築を考慮していったつもりである。

しかしながらそこに飛び込んできた不穏な知らせ・・カナリアで好調さを維持していたヒロユキが午前中の都リーグ戦で負傷・・しかも簡単に直る怪我でないとの続報も・・今後は兎も角、本日の試合にはスタンド観戦もままならぬとのこと。続いて曲者ごっつが体調不良で不参加・・結果的に攻撃陣の組み合わせにたちまち苦慮することになる。朗報は△印の井上が○に・・。考えるに都リーグ・・ということは同じチームで都リーグに参加している獅子・卓也・ひろがこの灼熱地獄の中での試合に2試合連ちゃんで挑むことになる・・。大丈夫に思えてもスタミナは正直、人間そうそう体力が持つものではない。通常であれば彼らを半分(35分)だけの出場に留めたいところであったが御家の事情(ポジション)でそうそう贅沢(?)もいっていられない。背に腹は代えられないのが正直なところであった。結局午前中都リーグ参加組の現実をまったく反映しないフォーメーションでのスタートを余儀なくされる。

GK陽平/ひろ・AKB・獅子・シゲ/マコ・卓也のダブルボランチ/ムラ・レビン・Ryota /One TopにGo

GKが新人だけに周りとのプレーでの連携、会話でのコミュニケーション、特に新人ケアの観点からみつにフル出場打診も本人の固辞に寄りみつはスタベンとなった(笑)

16:25定刻に挑戦者決定戦はKick Offされた。試合に先立ち本日の内容に関して私は仮説を立てていた。通常であればKick Off2時間前からコスタリカ同様に集合し、準備運動・アップに余念がないライトイヤーズ、本日の試合に関してはなにかが違ったのである。前の試合のハーフタイム、ピッチを使った練習が出来る貴重な時間であるはずであったがピッチでシュート練習に没頭するコスタリカの反面にライトの姿はなかった。すなわちピッチに出て来なかったのである。(正確には一人の選手だけがリフティングで遊んでいたが・・)選手がKick Off40分前でも集まっていなかったのか?そんなチームになってしまったのか?いやそうではなかった。その事実はロッカールームに覗きにいったときに確認することになる。

選手は全員揃っていた。

暑いピッチ上に姿を現すことなくストレッチに時間をかけ、最後に統制のとれたアップを15分ほどロッカールーム前で行っていたのである。徹底したスタミナ温存策。コスタリカが後半の最後に失速することを見越し、持てるスタミナを残り20分に掛けてくるのではないか?彼らはボールを使っての練習は日常、平日の夜に行っており、いまさらのボールコントロールよりスタミナ温存にゲームの行方を託していたのである。
前半は慎重にゲームを進め最後に勝負を掛けてくるゲームプラン・・
果たして仮説は覆されなかった。淡々としたゲーム展開、コスタリカにボールを支配されてもプレスを掛けてくるのでもなくDFラインも低めに設定、両サイドバックも決して上がらず無失点ファーストの展開がPriority No.1と思われる時間だけが過ぎていった。コスタリカもボールは持たせてくれるもののシュートには至らず前半3本記録したシュートも枠内は“ゼロ”ちなみにライトのシュートは“ゼロ”のライトの思惑通り地味な立ち上がりであった。

コスタリカの新人GKの評価もしなくては・・しかしながら評価シーンが訪れぬまま前半のホイッスルを聞くことになる。
さぁ引き分けも許されぬ戦いである。点を取って勝ち点3を取らなくては・・試合前に獅子・みつとフォーメーションに関し議論を重ね後半もプラン通りで行くはずであったがレビンがトップ下中央で相手の脅威になっていることと、イノと会話したところトップ下の右でも問題なく、むしろそこのポジションがやり易いとの感想を聞いた故、トップ下レビンを踏襲、Ryotaに代えイノを右に入れる。左は定番マサを配置し、ムラをボランチに、みつには暫くスーパーサブを継続してもらった。
点を取ってくれ!無論勝ち点3も取ってくれ!悲壮な思いでイレブンを再度ピッチに送り出す。
後半も立ち上がりは前半の流れを踏襲する。すなわちポゼッションは高いものの決定的なチャンスは訪れずイライラとした時間が過ぎていく。展開にイラついたかレビンが不要なファールを犯す(45分)無論イエローではあったが展開上全く意味がないファール、この試合でこの後両チームともが得点を目指し激しい争いになった際、2枚目を恐れたレビンのプレーに遠慮が出るのでは・・幸いにも心配は不要な長物と化したがこの件、今後自重してほしい。最後の勝負どころで累積カードで出場できなくなっても意味がない。幸いにも今日のレビンのプレーにその後遠慮は見ることなく効果的なパスを連発していく。また右サイドで得たFK、壁を通り越してGKの手をはじきポストに救われたキックなど最後まで相手に脅威を与え続けることが出来ていた。

しかしスコアは動かない・・スコアレスのまま試合は推移していく。ライトにしても今日は勝負どころ、スコアレスで勝ち点1を分け合ったのでは両チームとも優勝争いから後退してしまう。TFFがほくそ笑むだけである。ライトも出てくるはず・・残り20分、ライトの両サイドの積極的な上りが目立つようになってきた。試合前よりスタミナ温存に徹していたライトがやはり出てきた。そしてそのプランがあわや実を結びそうになる。左サイドでの対応に釣り出されたAKBがボールを失う。新人GK陽平もポジショニングが悪くワンフェイクで相手とゴールに無人の状態が作られる。幸いボールとゴールに若干の距離があったもののためらいなくボールはマウスに供給される。しかしながら十分体勢を立て直さずにシュートした故ボールの行方は微
妙なコースをトレースしていく。シュートコースの延長上で見ていた私にはボールがポストの内側を舐め、ライトベンチに歓喜が訪れる瞬間が脳裏をかすめる・・。終わったか?そして正しくその瞬間コスタリカにコンフェデでのダビド・ルイスが降臨した。ゴール左から飛び込んできたシゲがその足を目いっぱい伸ばしボールをマウスから弾きだす。安堵するコスタリカベンチ、落胆するライトベンチ、正しく明暗を分けたビックプレーであった。

しかしながらそのプレーを機にライトの攻勢は激しさを増す。何度もCKを取られ、あるいはCKに逃れ、この10分間に実に5本のCKを浴びることになる。この攻撃を集中力とカウンターで凌ぐコスタリカ、特にレビンから最前線で待つマサに絶妙のスルーパスが供給され1対1の局面が作られるなど第三者の立場に立ってみればこの時間帯が最も見ごたえのある攻防であった。
(監督の立場では胃が痛くなるだけであったが・・)

ライトも点を取りに来れば裏にスペースが出来る。出来たスペースにひろが、そしてイノが走り込む。ライトも最後の攻勢に拍車を掛ける。スタミナ温存プランからライトにやや分があるようにも見える。レビンが足をつり卓也の息があがる。ひろが痛みAKBが膝に手をやる。失点は防げるが時間はもうない、この展開での得点は望めず勝ち点3は夢で終わるか?

正直完全に諦めモード、この後の4試合のモチベーションをどうやって維持するべきか?頭は完全にそこを向いていた・・。残り2分の出来事、決してとやかく言われることではないと自分自身に言い聞かせていた。

最後の力を振り絞ってスペースに出たボールをGoが必死に追ってくれても「毎度のシーンが繰り返されるだけ・・得点には結びつかないだろう・・」の感が強かったのも事実である。

懸命に折り返すGo、そしてボールの先にはレビンがいた。もしかして最後に本日好調であったレビンが持って行ってくれる・・淡い思いはボールがレビンを抜けることで砕かれた。しかし相手DFも同じ考え、ボールの供給先のレビンに完全に注意が集中し結果的にレビンを通り越したボールは転々と逆サイドまで転がっていった。DFをレビンが背負ったためボールだけが我々の希望を背負ってくれていた。そして逆サイドにはイノが詰めていた。完全に抜けてきたボールの前には相手GKがいるだけ。ここでコースだけ狙うと弱弱しいシュートとなりGKに弾かれる危険性もあったがイノは、ためらいなく右を強振、難しいボールを確実に捉える技術が高いイノの真骨頂我々の希望は力強く優勝への道しるべと、化していた。

こうなると残り少ない時間は我々の力強い味方、AKBを時間稼ぎの為みつに変えたときは既にロスタイムであった。
さぁ野望再燃の時は来た。しかしながら何処からとっても勝ち点3は勝ち点3、TFFを追従するため何が何でも最後まで勝ち続けよう!今日の貴重な勝利を無駄にしない為にも!!

Go 6.5 献身的なチェイシングと決勝アシスト
ムラ 5.5 球離れ今一も中盤を安定させる
レビン 6.5 最後まで相手の脅威になり続ける
Ryota 5.0 サイドをかき回し切れず
イノ36 7.0 安定したボールキープと見事な決勝点
卓也 5.5 中盤の底で働き蜂、終盤の疲れは連ちゃんが影響?
マコ 5.0 立ち上がりボールが足に付かず不安定も徐々にペースを取り戻す
マサ36 5.5 ボール良く運ぶもビッグチャンス逸機
ひろ 6.0 無尽蔵のスタミナ披露、サイドの脅威になるが2試合は?もっと自重を
AKB 5.5 不安なプレーもあるが無難にこなす
みつ69 5.5 メンバー鼓舞し勝利を呼び込む
獅子 6.5 落ち着いたカバーリング、豊富な運動量で無失点に貢献
シゲ 7.0 サイドを完封し、ビッグプレーで絶体絶命のピンチを防ぐ
陽平 5.5 遠慮が見えるが無難なデビュー、キャッチング等これからの成長に期待
馬場 5.5 参加に感謝、今後はGKコーチとしても期待
鳥海 5.5 予備審に加え登録に多謝、出場出来ずにすいません。
監督 6.5 ドタキャンにも対応、無失点かつ勝ち点3、優勝争いに残る 
2013/6/9 北区リーグ1部Bブロック第5戦 vsジャックス
北区リーグ1部Bブロック第5戦
対ジャックス 2013年6月9日(日) kick off 12:10
北区北運動場 天候 晴 グランドコンディション 良 35分ハーフ

コスタリカ 1(1-0 0-1)1ジャックス

1-0(前半30分)CKマサ→剛HS
1-1(後半31分)ペナルティエリア外の中央からS

shoot
コスタリカ ジャックス
前半 4(2) 4(2)
後半 2(1) 3(2)
計    6(3) 7(4)

カード 無し


監督からチームを預かった身として戦評を書くにあたり、現在の心境を一言で言うと「悔やしい・・・」その一言に尽きる。一夜明けた今、さらにその気持ちは増してくるばかりである。選手の力を最大限に発揮させてやることが出来なかったこと、ラスト5分で的確な指示を与えられなかったこと等挙げたらキリがないほど監督代行としての責任を感じているし、監督業の難しさを改めて感じている次第である。しかしながら、本日の試合で「100%の力を出しきった」と胸を張って言える者が何人いただろうか?「普通にやれば勝てる」と高を括っていた者は何人いたか?北区リーグにだけ参加すれば良いとか、カナリアは所詮練習の場と思っている輩が多く感じられてしょうがない気持ちもなくはない。事実、前回のカナリアリーグは正規メンバーが僅かに7人しかいなく、あとは助っ人で賄った。カナリアという場を設けている理由をもう一度考えてほしい。今日のようにぶっつけ本番で勝てるほど北区1部リーグは甘くないのである。そういう意味でも本当に残念な試合であった。


2013年6月9日。北区リーグ第5戦。シーズンの折り返し地点となるこの試合に監督は7年ぶりの不参加。主将真澄は仕事のため、今季絶好調のレビンは友達の結婚式と、他にもごっつやのぶ、りょーた、大介が不参加となり結果的には14名の参加となった。そして、杉崎聖!君は一体何をやってるんだ?再三再四、私からの連絡に対し音沙汰のない君には本当に憤りを覚えている。本日はついに連絡なしのドタキャン。未だに連絡なしのオマケ付き。ここは社会人リーグであり既に20歳の成人を迎えて、かつ仕事をしている社会人としてこの有様はいかがなものなのか?シナが来なかったら本当に大変なことになっていた。今後の処分については監督と話し合い検討していく。

さて、最新のリーグ表によると我々は前節でTFFに快勝し得失点差とは言え首位に立っていた。この段階で首位に立つのは1部復帰後初めての事。昨季は中盤くらいから「暫定」首位であったが、「暫定」が外れたのは9月に入ってからと記憶している。早くも追われる立場となった本日の第5戦。最も恐れていたのは「過信」である。今も記憶に新しい昨季の最終戦。1-1の同点で迎えた後半残り5分で剛の起死回生のヘッドでブロック優勝を決めたものの決して侮れない相手であった。大学生が新たに3人加入してきているとの情報が入ったのは不気味だったが、TFF戦同様の戦いができれば十分勝機は見出せると思っていた。

監督から当日のフォーメーション案を伝え聞いていたものの、木曜日にりょーたの不参加が判明したためスタメンを多少いじりはしたが以下のメンバーで挑むこととなった。
GK:シナ
DF:ひろ、のり、傑、シゲ
ボラ:ムラ、卓也
トップ下:マサ、イノ、ヒロユキ
FW:剛

なつ、マコ、みつのスタベンで勝点3を取りにいった。

立ち上がりから攻勢に出てくるジャックス。ボールを奪っても前線に供給できないコスタリカ。ボールは持てているが、それでいてペースを握っているわけではなく、むしろジャックスペースという言い方が妥当であろう。前半5分に中盤でムラがボールをカットされそのボールがたちまち前線に供給されほぼフリーの状態で相手のミドルを喰らうがゴールの枠を僅かに外してくれ事なきを得る。相手のDFラインの裏をつけないコスタリカだったが、22分にマサが左サイドを突破し中で待つ剛にグランダーのクロスが供給されるも、こちらもマウスを僅かに外し好機を逸する事となる。24分、ここから相手CKが3本続くことになる。1本目は直接マウスを狙われるもシナがパンチングでコーナーに逃げる。2本目は蹴られたボールがPA内の相手の足元にこぼれそのまま強振される。確実に枠を捉えていたボールを今度はシナが左腕1本で防ぐ正しくスーパーセーブを披露する。3本目のCKは何とか難を逃れたが安定感抜群のシナに助けられた場面であった。そして、その直後にチャンスを確実にものにしたのが剛である。本当に嫌な流れであった31分。今度はコスタリカもCKを得る。キッカーはマサ。その前のCKでは相手GKにガッチリキャッチされていたが故、今度はGKが出ずらく、かつニア付近に蹴ったボールをヘッドで合わせたエース剛!剛のヘッドはクロスバーを触れるもその後勢いよくゴールネットを揺らす見事な先制ゴールであったと同時に前半終了間際で時間帯もベストであった。前回TFFには前半ロスタイムで失点していたことから無理をせず、確実に時計を進めさせることに専念させた結果なんとか1-0で前半を終えることとなる。イノの足の負傷で19分になつと交代した以外は想定内であったと言えるでしょう。

後半はなんとか早い時間で1点取りたい。そうすれば流れが確実にコスタリカに向いてくるとの期待を持ってスタートした。

現実的には後半もペースはジャックスに握られたままとなっていた。相手のシュートミス等に助けられる場面もあったが、基本的にはDF陣が最後の部分で決定的な仕事をさせずリードを守る時間が続く。膠着状態が続いた後半18分。PA内の相手シュートをまたまたシナがスーパセーブで切り抜ける。この頃から追加点が取れなく選手全員が疲労感を漂わせ始める。ただでさえ29度の陽射しが照り付けるなかそれでも卓也、ムラの両ボランチが必死にボールに食らいつく。前線では剛が相手ボールにチェイスし自由にプレーをさせない。鉄人ひろはスピードで相手の突破を許さず時間が経過していく。25分守備に追われていたヒロユキの運動量が落ちたところでマコと交代させ、なつを右サイドにし、マコをトップ下に入れる。その直後の28分、縦パスが剛の足元にピタッと入る。相手CBの足がもつれ倒れたあと残ったGKとの1対1の場面でGKの股間を狙うグランダーシュートは残念ながら左足一本でセーブされビッグチャンスを潰してしまう。「あと5分!」の私の声に全く反応がなくなったイレブン。選手からの声も完全に消えてしまっていた。何とかあと5分耐えてほしいの祈りも届かず31分ついに同点ゴールを許すこととなる。自陣右サイドをドリブルで伺う相手FW。シュートするとしたら右足しかないな...と感じた時、案の定中に切れ込みDF2人をかわし更にシュートフェイントでもう一人を交わしたところで中央からシュートを放たれる。コントロールされたボールは本日当たりまくっていたシナの手を掠め無情にもゴールに吸い込まれていった。確かに見事なシュートではあったが、最後の最後で冷静にシュートコースを消す事が出来ないばかりか、疲れから一発で足を出しにいってしまったDF陣の誠に残念な失点であった。残り4分...得点すべくシステムの変更を考えていた時、本日好調であった卓也が相手に足を掻っ攫われ倒れ込む。本人「×」マークが出た後すぐに私と交代する。自分と傑がダブる...。咄嗟に傑をトップに上げパワープレーを試みるもそれ以外のポジションをどうするかを全く考えていなかった故、完全な付け焼き刃状態となり効果を得ないまま痛恨のドローの笛が吹かれた。

追加点が取れなく憔悴しきった感は否めず、やはり取れる時に点を取らないとこういった結末を誘発してしまうのだというお手本のような試合であった。更に相手の勢いを止められず、シナのスーパーセーブがなければもっと派手に点を取られていたかもしれない。結果は引き分けも内容は完敗であった。今日のように引いて守る相手に対しどのように攻めていくのかという課題が出た試合でもあった。

試合後の長いミーティングで今後の方針を全員で確認した。まずはその共通認識を持って取り組んでいこう!

5試合を消化し3勝1分1敗の勝点10。得点17失点5得失+12。これが前半戦の我々の目に見える形での通信簿である。今後は毎試合が「絶対に勝たなければいけない試合」であるが、先を見据えてもしょうがない。今は「7.15」ライト戦に向け今回の教訓をどう生かしていくのか。我々にできる事は一戦一戦をしっかり戦っていくことだけである!その先に最高の通信簿の提示があると信じて...

シナ 6.5 チームを救うスーパーセーブ連発。安定感抜群。
ひろ 5.0 守備安定も効果的な攻撃に繋げられず。
のり 5.0 インターセプト健在。体を張ったDF。
傑 5.0 かき乱されるも最後の局面で仕事させず。
シゲ 4.5 ヒロユキとの連携かみ合わず。後半運動量落ちる。
卓也 5.5 確実に相手の攻撃の起点をつぶす。あとは局面を打開するパスが必要。
みつ(67分in) 4.0 プレーヤーでは何もできず、監督として勝ちきれなかったことは猛省。
ムラ 5.0 守備では卓也との連携◯。もっと楔のパスがほしい。
マサ 5.0 絶妙なCKでのアシスト。後半消える時間多く。
イノ 4.5 あまりボールに触れられず。負傷退場が悔やまれる。
なつ(19分in) 4.5 急な交代も決定的な仕事できず。攻から守への切り替え遅く。
ヒロユキ 4.5 シゲとダブることが多く効果的な攻撃できず。後半運動量落ちる。
マコ(60分in) 4.5 運動量落ちたチームを活性化できず。10分しか出せずすいません。
剛 5.5 得点はさすがも他の決めるべきところで決めてくれれば...
2013/5/12 北区リーグ1部Bブロック第4戦 vsTFF
北区リーグ1部Bブロック第4戦 対TFF 2013年5月12日(日)Kick Off 13:35
赤羽スポーツの森公園サッカー場 天候 快晴 グランドコンデション 良 35分ハーフ

FCコスタリカ 4(3-1 1-0)1 TFF

1-0(前半19分)リョータ↑レビンHS
2-0(前半21分)レビン→ヒロユキ左S(ループ)
3-0(前半30分)レビンCKのりHS
3-1(前半35分)【失点】中央→FW
4-1(後半29分)マサ→イノ右S

Shoot
コスタリカ  TFF
前半 8(3) 1(1)
後半 4(2) 4(1)
-------------------------------------------
11(5) 5(2)

Card: 無
累積: 獅子(1)
ヒロユキ(2)
イノ(1)
ひろ(1)

2013年5月26日10:40 Kick off 北区1部リーグAブロック「Norte vs アバンツァーレ」@赤羽の森
最初にこの試合の観戦を決められたことを選手/スタッフに感謝したい。
我々はご存じBブロック、Aブロック前半戦の天王山、事実上の決勝戦とはいえ、まだ多くの試合を残している事実から鑑みても静岡から観戦のため日曜の朝上京(笑)する心意気を感じ取って欲しい。
しかしながら本当にこの試合を観戦することになって良かった!

言うまでもなく試合前よりメンバーにはくどいほど伝えた、この試合が意味することを・・前節我々は貴重な試合を1年7か月ぶりとはいえレギュラーシーズンで星を落とした。星を落とした事実が今後の我々への警鐘となれば引き分けアドバンテージがなくなったとはいえ安いものであるが、前節同様気の抜けた、集中力欠乏症の試合を演じられたのでは2013年5月を持って事実上のシーズン閉幕である。メンバーには万が一の場合でも「最後までどうなるか分からない。」と告げるのは当然であるが、先行する本日の相手TFFとは直接対決で敗戦の場合勝ち点6の差がつくことになり、正直絶望ではないが優勝はかなり遠のくことが避けようがない事実となって我々に襲い掛かってくることになる。

しかも本日の対戦相手TFFには前回「チンチン」にやられており、レビンのスーパーロングスルーパスと、Goの卓越したトラップからのシュートで一矢報いたのが精一杯、他のフェーズではすべての局面で完敗。強気で成る我らの獅子と、ミスを連発し不本意ながら相手の先制点のお膳立てをしたムラ、TFFに友人が多くいるごっつが口を揃えて「あいつらうめぇ」と言っていたのが強烈に思い出される。

その相手から勝ち点3を奪うことがマストである本日の試合。当然、自身集中力は何週間も前から研ぎ澄まされており、メンバーもいち早く大介を除いてフル参加を表明、出場フォーメーションを早くから考えられるのはありがたかったが、先発11人枠に20名の参加表明、メンバーからある程度の不満が残るのは仕方がないが戦力を落とさず偏らせず、かつ相手のストロングポイント、ウィークポイントを考慮して考えることは正しく至難の業であった。メンバー集めに日々頭を悩ます他のチームの監督や灯台元暮らしで我らの小菅マスターズ監督から見れば贅沢な悩みと思われるでしょうが・・

熟考の結果は「ターンオーバー制」攻守ともに偏りを考えずとも前回の対戦時、その後のスカウティングで明らかなようにTFFのスタミナを豊富なメンバーで奪うことをPriorityNo.1とした。また彼らの戦力(パフォーマンス)ダウンも織り込んだつもりであった。あったと言うのは他でもない、熟考に熟考を重ねたフォーメーションはみつからの立て続けのメールで次々に打ち砕かれていった・・。

前回一矢報いた点取り屋Goの体調不良に始まり、兄貴の緊急入院で先発CB予定のAKB、先輩の事故で聖が急きょ不参加、いずれもやむを得ない事情とはいえ仕事で“のぶ”の参加時間が不明なことも相まって長い時間を掛けて組んだフォーメーションは水泡と化してしまった。特にGoの代役/バックアップとしてカナリアで1トップを務め機能し始めている“のぶ”が何時から来るのか不明なことは大きな痛手であった。

1トップを誰にする?昔の名前でヒロユキ?それとも立候補してきたレビン?思い切ってイノ?あるいは2トップに変更?いやいやそれは昨今組んでいなくリスクが大きい、結局みつと協議を重ねた結果、カナリアで何度かテストをしてみたRyotaにこの前半戦の山場、大きな試合の1トップの重責を担ってもらうことにした。

結果的に先発は
GKシナ(来てくれてよかったぁ~)DFひろ・獅子・のり・シゲ マコ&卓也の2ボラ シャドーにごっつ・ヒロユキ、トップ下にレビン、そして1トップRyotaの構成で挑むことになった。

13:35定刻にKick Offされた試合は前回と様子が明らかに違っていた。前記の通りTFFの最大の弱点は彼らのスタミナにある。前回の対戦、あるいはスカウティングで明白なとおり終盤15-20分で完全に失速し、そこで失点するか否かが勝敗を左右していた。前回はKick Offと同時に責め立てられ圧倒的にボールポゼッションを高められ、そのプレッシャーの中から失点を重ねるといった敗戦ロード一直線の既定路線を踏襲させられていた。ところが今回は完全に違っていた。恐らく彼らにも昨年から標ぼうを変え、モデルチェンジを図りつつあるコスタリカの戦力情報に敬意を表してくれたのか?あるいはそこまで当日の熱さを考慮しスタミナ温存を第一としたのか?何しろ出てこないのである。

温存と言えば彼らは前の試合のハーフタイム、貴重なグラウンドを使える時間にメンバーが揃っていたのに関わらず2-3名しか練習に出て来なかった。そこまでスタミナを心配したか?あるいは単なる怠慢か?オーバーワークの心配をせざるを得なくなったコスタリカとは対照的であった。

特に前回サイドをほじくられた反省からヒロユキには相手のSBの上りに注意、相手が上がったらできる限りマンマークでSBの攻撃力を消すように・・。と伝えておいたがその指令は開店休業であった。兎に角出てこない。前線のレビン、ヒロユキ、ごっつまでも良くボールを追いかけプレスをかけ続けたことも起因しているが立ち上がりは一方的なペースで推移していった。正直不気味さすら覚えていた。なにかのきっかけで総攻撃を受け、終わってみれば惨敗・・開始10分、こぼれをヒロユキがヘッドでクロスバー直撃のシュートを放ってもまだ疑心暗鬼、なにしろ前回の対戦時の印象が強すぎたのであった。それでも立ち上がり封印させておいた両SBの上りが若干目立ち始めたころ、イケイケドンドンコスタリカにエンジンが掛かり始めてきた。19分見事なボールタッチで右サイドに流れていたRyotaがそのままサイドを駆け上がる。中央に走りこんできたレビンをみたRyotaが右でインをかけレビンに供給、GKから逃げるボールは確実にレビンの頭を捕えゴールマウスに一直線、レビンはこれほどヘディングがうまかったのか?と驚きを周囲に与えるほど見事なRyotaの先制クロスであった。イケイケコスタリカは波に乗ったら突っ走る!21分、今度は前線でレビンからのパスを受けたヒロユキが技ありのループをマウスに供給、その後のTFFの攻め上がりもシナが落ち着いてさばき事なきを得、30分レビンのCKをのりがドンピシャの3-0劇に繋げる。前半は0-0で十分・・のプランが嬉しい超誤算、このまま3-0で折り返せれば・・の甘い思いに警鐘が鳴らされた。中央を攻めあがったTFFMFから前線にスルーパスが供給される。相手FWと獅子がせるがやや遅れたのが災いしてTFF前半唯一のシュートがシナの脇を抜いていった。前半ロスタイムの出来事であった。

前節2-0をひっくり返された苦い思い出、奇しくも今回も2点差での折り返し、当然今回のハーフタイムミーティングには前回以上の檄を飛ばす、兎に角後半立ち上がり、サッカーの2点差、次の1点が勝敗を左右する。分かりきったことの踏襲に過ぎないが・・。

モヤモヤした思いを持ったまま後半のホイッスルを聞く。嫌な予感は的中とまでは幸いに至らなかったが徐々に良好であったはずの視野が狭まっていった。

レビンをボランチに下げイノを、ごっつを下げマサを、彼らの得点力に期待しての後半起用であったが前半の構成との運動量の違いにTFFの後半攻勢プランがシナジー効果を生まされボールポゼッションが圧倒的に低くなっていった。

後半に限って言えばシュート数は互角、お互い決定機は少ないものの正しく次の1点がどちらに転ぶか・・の緊張感あふれる素晴らしいゲームが展開されていった。

コスタリカに限って言えば2点のリードがある。1点なら兎も角2点差があればこれをもっと見せびらかし、相手をよりイライラさせカウンターでゴールを奪う展開がチームコンセプトとして出来るようになれば一皮むけたチームになるのであるが・・。それでも奪った(?)カードがYellow4枚、自チームはゼロ!ある程度のイラつかせは出来るようになってきたと成長を喜ぶべきでありましょう。

確認でき始めた成長をベースに時間は推移していく。特に残り20分を切れば相手はウルトラマン、胸のタイマーが点滅し敗戦へGoのはずである。そしてその裏書を前出運動量が足りないと評価されていたマサ・イノのコンビが裏書・捺印を成しえてくれた。相手左サイドに大きく縦に流れたボール、相手DFより後ろから果敢に猛ダッシュしたのは日頃全力でのプレーを怠っている(ように見える・笑)ここ一番瞬間芸師マサ。相手DFと激しくせり、そのテクニックでマイボールにする。しかし流石にコスタリカ右サイド深い位置(ゴールライン上)ではマサの黄金の左も役に立たない。シュートを諦めたマサはこれも巧みに振り向くとペナに遅れて、しかしながら勢いよく侵入してきたイノにエンジェルパスを供給。イノの強振された右から弾かれたボールは当たり損ねがこれまた功を奏し、ライナーでなくバウンドしてマウスに収まる。

残り20分を大きく切り完全に勝利を裏付けてくれた後半29分の嬉しいゴールであった。

みつをレビンに代え投入、ゆっくり時間をつぶしてもらった後、ピッチ/ベンチの全員でTFFの放心状態の顔を確認するホイッスルを聞くことが出来た。

2Fの観客席で全体を見渡すのが好きな私の後ろで熱心に「コスタリカ-TFF戦」を観戦していたAAS(アバンツァーレのサテライト=北区3部に登録)T氏の顔を見た、彼が思い描いていることを今秋絶対に実現しようじゃないか!
※T氏は今期AASで登録、シーズン最後にアバンに戻るのでは・・・。

リョータ 6.5 大きな先制点をアシスト、果敢なるドリブル突破
のぶ36 5.0 チャンス活かせず、タッチ数も少なく左右の動き悪く
レビン 8.0 先制点と2アシスト、プレースキックも安定、守備でも貢献
みつ66 5.5 見事なクローザー
ヒロユキ 6.5 意欲的な守備で貢献、得点も
ごっつ 5.5 ブランクを感じさせない動き、DFラインを切り裂く
マサ36 6.0 守備さぼるも帳尻合わせのナイスアシスト
タクヤ 5.5 動き今一もピンチを未然に
ナツ36 5.5 守備陣に安定をもたらす
マコ 5.5 ベテランの味発揮、序盤に落ち着きを与える
ムラ24 5.5 サイドを完封、ポジション変更も巧みにこなす
シゲ 5.5 堅実な上り、的確なパス、無難に守備をこなす
イノ36 6.0 プレスの動き緩慢も確実にゴール奪う
獅子 5.5 安定した守備、失点は悔やまれる
のり 6.5 落ち着いたボールさばきとCKから得点、セーフティファーストを実践
ひろ 6.0 激しい上下動も苦にせず脅威のスタミナ発揮、ピンチに的確な判断
シナ 6.0 最終ラインから攻撃を構築、なによりチームから信頼を獲得
監督 6.0 緊急のメンバー変更にも対応、勝ち点3をもたらす

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