北区会長杯 二回戦 対LOVE 2014年12月21日(日)Kick Off 09:30
赤羽の森スポーツセンター 天候 晴れ グランドコンデション やや重 35分ハーフ
1-0(前半15分)のぶ→三角〜右S
2-0(前半32分)のぶ→AKB右S
3-0(前半33分)三角↑Ryota右S
4-0(後半17分)三角→のぶ右S
5-0(後半29分)ひろ→×レビン左S
6-0(後半35分)シナ↑のぶ〜右S
Shoot
コスタリカ LOVE
前半 8(5) 0(0)
後半 13(11) 2(0)
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SH 21(16) 2(0)
CK 1 0
FK 5 1 (相手陣内ゴール狙える位置)
Card:なし
累積
北区会長杯、我々にとっての1回戦(全体では2回戦)幸いにも我がチームはここ数年北区1部に在籍し続けているため1回戦はシードされ2回戦からの出場となっている。しかしながらリーグが終了し、ゲーム間隔が開き、2部および3部チームが初戦の相手であることからの油断に相手チームのモチベーションアップが重なり、折角シードされても事実上の1回戦敗退、あるいは2/3部チームに大勝しても次で敗退するケースが例年の行事とすらなっていた。即ち我々はトーナメントに弱いのである。
(あのノールチにしてしかり本年度はなんと2部のチームに苦汁を飲まされ二回戦敗退のニュース、朗報と読むか?凶報と読むか?)
そして今年も初戦の相手は2部通しの対決を制してきたLove、2006年に1度2部で対戦しているとはいえ、その後彼らは2部の常連となり、我々は幸運にも地獄の2部を抜け出している。結果的には8年ぶりの対戦となり、当然なんの情報もないままにこの日を迎えることになった。情報がない場合はオーソドックスに戦う、また彼らの今期の戦績をみると怖さは感じられず、真の恐怖は怖さを感じないことからくる大いなる油断のみであった。
メンバーには油断禁物の意識徹底、安全な立ち上がり(キックオフ直後は抑えていく)、トップ下にボールを集め、最初はロングボールで攻めないことを指示する。例年トーナメントの弱さ、言っても効かない油断体質・・大いなる不安で例年カップ戦を迎えるが今年は一味違っていた。コスタリカの屈強なディフェンダー・守屋祐治の長男・怜治、待望のコスタリカデビューの日であった。それも強力な友人(三角)を連れ立っての参戦である。彼らは4月から強豪大学の体育会サッカー部進学が決まっており、残念ながら会長杯限定参加であったが十二分な戦力であることは事実であり、極めて頼もしい助っ人であるといえるのであった。(正式な登録済み)
どんな重要な戦力でも初戦は途中から、オリジナルメンバーの気持ちも考慮し本日から参加の強力なメンバーであっても例外でなくスタートはベンチから・・の予定であった。
しかしながら獅子&ムラの正副主将コンビが続けざまに不参加表明、2名の参加がいきなり頭から戦力になっていくことが決定された。しかも両名のポジションが本日初参加の新人二人にもろ被り、幸か不幸か2名を含んでのスタメンは
GKシナ/DFひろ・AKB・のり・シゲ/MF卓也・レイジ/3シャドー 三角・イノ・Ryota/FWのぶ
ベンチ:大谷・レビン・水野・みつ 久しぶりに交代に神経を使いそうな嬉しい悩みが復活、いつ以来?
試合は我々の思惑通り静かに立ち上がる、3分シゲ右崩しのぶへ好クロスもタイミングがずれ繋がらず。
7分イノ・三角の連携で左崩すもシュートまではいかず。このシーン以外にも(当たり前であるが)三角のスピード・パスについていけず逸機が目立つ。逆に三角がチームに馴染めばとてつもない戦力になる雰囲気をプンプンと醸し出す。前線でのぶ・イノ・Ryotaが躍動し、そこに三角が絡み好き放題にパフォーマンスを発揮するのでLoveにとってはたまったものではない・・・。それでも「慎重に立ち上がれ!」の指示通り、無理攻めせずに推移したため結局初シュートまで要した時間は10分、のぶの右からクロスバーの遥か上を行くシュートが記録された。
その後もワンサイドのゲームが続くが三角と他のメンバーとの息合わず、パスミスが顕著になりゴールには繋がらない。そして業を煮やした三角、のぶとのパス交換から左サイドをドリブル突破、中央に切り込み右足一閃!ボールはサイドネットに突き刺さる。この瞬間、三角にFC東京の武藤が宿る。ゴールは決まればケチャップのようなもの(笑
ワンサイドゲーム・ハーフコートゲームはその後も展開されていく。しかしながら中々ドバっとケチャップは出ない。これだけ押して前半は1-0?不安を取り除いたのはなんとAKB、左からの展開に何名かが絡み、右に流れたボールをダイレクトに右足一振、ボールは見事に逆サイドネットに突き刺さる。結果的には今日一の「エル・ゴラッソ!!」いつ以来か忘れ、そしてなぜここにAKB?と言いたくなる一撃であった。そしてケチャップは噴出した。AKBの余韻が冷めないうちに三角が前線にボールをロブで供給、Ryotaこれをマイボールとしてマウスにコスタリカ初ゴールを流し込み前半終了。
後半も続くワンサイドゲーム、しかしながらイノの巧みなシュートがことごとく確実にGK正面を突き、スコアは記録されない。のぶのシュートも変わらずマウスを捉えない。13分ひろからのクロスものぶが強烈にGK正面に・・そしてここでもやはり三角が躍動する。左サイド深く侵入し中央で待ち受ける“のぶ”にパスを供給、のぶこれを右足アウトで文字通りマウスに流し込む(4-0)
そして仕上げはレビン!腿の痛みから残り13分「ゆりかごゴール」目指して強硬出場。親として監督として本日の試合に使いたくなかったが本人の強い意志に押され出場を許可。しかしながら出た直後にパスミス連発、キープできずボール失う・・許可が裏目か?後悔しつつある時間にひろからクロスが出される。相手DFがやや被り幸運のボールがレビンの足元に、持っている男レビンこれを逃すわけなく左から放たれたシュートがGKの脇を抜く。そしてそこに「真覧」待望のゆりかごダンスタイムがやってきた。尚も山岸とまではいかなかったもののシナのロングボールがのぶに渡り、のぶ独走から天井シュート、シナの事実上のアシストがゆりかごの祝砲に繋がったところで終了のホイッスル。
良い目ばかりがでたカップ戦、次からが本当の勝負、ツイールは甘くないぞ!
のぶ 6.5 逸機多いも2得点、抜群の運動量
三角 7.0 スピードで圧倒、貴重な先制点と2アシスト、勝利の立役者
イノ 5.0 周囲と呼吸合わず、シュートのタイミングは貫録もすべて正面
Ryota 6.0 運動量と初得点、再三の突破を評価
レビン57 6.0 ミス多いも“持っていたゆりかごゴール”+0.5は出産祝い
卓也 5.5 堅実な底支え、無失点に貢献
水野50 5.0 積極的にボール追いかけ中盤に安心をもたらす
怜治 6.0 素早いボール奪取と前線へのフィード、周囲との呼吸も合い大戦力に
ひろ 5.5 変わらぬスピードでサイドを制圧、ゴールの起点にも
のり 5.5 最終ラインを締め無失点に
AKB 6.5 果敢な攻め上がりで貴重なゴール、本業でも無失点
みつ46 5.0 終盤確実クローザーとして試合を締める
シゲ 5.5 説教的な突破と再三クロス、得点に結びつかないも無失点
大谷36 5.0 サイドで使えることもアピール、周囲との息今一も次回は攻め上がりも
シナ 5.5 守備で見せ場ないも事実上の1アシスト
監督 6.0 確実な選手交代で勝利を早めに確定する
注)今回相手が2部のため勝利の場合でも平均を5.0にしました。
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