”1部死守”に希望の初勝利!
植木、スーパーな2ゴール!
北G 18:40 kick off
FCコスタリカ 3(1-0 2-1)1 TEEC稲付
【メンバー】
浅野、木村、藍田、石川、植木、市川、平山、武田、三上、佐藤健、小菅、守屋、大西、監督
【得点】
植木×2 佐藤健1
【警告・退場】
なし
2006年度シニアリーグ1部、第三戦ここまでコスタリカ・シニアは1勝1分けいずれも勝ち試合が引き分けに引き分けられる試合が負け試合になって、我がチームにとって誠に不本意なシーズンへの入り方であった。最初に昨年の上位チームと当たっているとは言え、本年度の目標「1部残留」実現のためには早くも来た「絶対に負けられない一戦」であった。相手はTEEC,コスタリカOBの小椋がいるとはいえ、それ以上の情報がなく、また「絶対に負けられない一戦」のわりには昨今では珍しく集まりが悪く、ベンチに2人残しただけで・・かつGK越智が不在ここを木村が担当し不安を抱いたままでキックオフを迎えた。
試合はキックオフ直後から守勢に廻る、基本的に自陣でのプレーを余儀なくされる。しかしながら両サイドの市川・藍田がサイド攻撃を良く封じ中央を小菅、守屋が抑え相手に決定機を与えることはなかった。ボールポゼッションは低いまま試合は推移、前半も後半に差し掛かったとき中央のゴチャゴチャをドリブルで突破した三上が右に持ち込み、ゴールライン寸前でこれをよく中に折り返す。中央で待つ石川、しかしクロスがやや高くまったく合わない。但しこの動きに相手DFが完全に釣られ石川を通り越したボールは左から上がってきた植木に完全にフリーの状態で渡ることとなる。久しぶりの好機ながら植木よくこれを冷静にゴール内にパス・・鮮やかな先制点となる。待望の先取点のあとはやや盛り返すも結局1-0で前半終了。
そして迎えた後半、代役木村がドラマを演出する。敵がパス回しからやや1対1の局面を造りかける。まだまだ完全な1対1の心配が無い状況ながら急増GKの悲しさ・・判断悪く木村が完全に飛び出す。ここは冷静な相手・・完全に抜ききらない状態で右足アウトでのループシュートを放つ、但しコースは微妙、両チーム固唾を飲む、敵の熱意、コスタリカの願望・・熱意が勝って残酷にもボールはゴールの中に転がる・・。失意の同点。
その後の展開も変わらず、やや押されるなかで引き分けもやむなしと、思いきや本日のコスタリカに勝ち点1で満足する輩は存在していなかった(正直引き分けを覚悟したのは私だけだった?)。左サイドからゴールラインまで長いパスが出る。誰しもがそのままゴールラインを割ると思ったとき、後半遅れてきて10分過ぎからピッチに飛び出しまだスタミナ十分のタテシがこれを追った。それでも無理か・・しかしギリギリで追いつき左足で中に折り返す・・そこに飛び込んだのはまたしても植木、GKのニアを二人の執念が抜く、歓喜の決勝弾!
その後今度は中央のスルーパスに再度タテシが反応DF2人と競り合いながらよくここを耐え、最後は振り切ってGKと1対1の局面を作り、冷静にGKの横に流し込む。終了間近で3-1、最後は浅野を再投入お祭り気分で終了のホイッスルを聞くことが出来た。1部での快勝、これを今後の弾みとしたい。
浅野 パスミスとトラップミスは頂けず 5.0
木村 無難な守備も思わぬ演出
5.5
藍田 サイドを封じる
6.0
石川 ボールを追い回す
6.0
植木 エクセレント!見事な2得点
7.0
市川 右サイドに鍵かける
6.5
平山 前線の基点となる
6.0
武田 後半マンマークこなす(遅刻-0.5) 5.5
三上 1アシスト攻守に貢献
6.5
佐藤 1得点1アシスト
7.0
小菅 遅刻さえなければ・・
5.0
守屋 中央に君臨
6.0
大西 やや切れ悪し
5.5
監督 采配6.0 選手5.0
5.5
(久保田)
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