1部残留への試練 名門チームに完敗
赤羽商業グラウンド 18:00Kick Off 曇り
FCコスタリカ 1(1-2 0-2)4 レッズ
【メンバー】
三上 石川 木村 越智 藍田 大西 浅野 守屋 鳥海 武田 たてし 平山 斉木 小菅 八木 監督
【得点】
八木 1
【警告・退場】
なし
ここまでコスタリカシニアは1勝1敗1分で勝ち点4、残りの試合を考えて1部残留を確実にするにはなんとしても勝ち点3最低でも1は欲しいところ・・しかしながら本日の相手はレッズ、Jリーグ浦和レッズより歴史が古く北区リーグ古参組のひとつ、かつ北区リーグ参入以来30年(推定)一度も2部落ちが無く勿論優勝も経験している、まさしく名門チームである。
我がコスタリカ(社会人)とも何度と無く過去に対戦しているが、勝利を収めた記憶は数えるほどである。そんなチームとシニアとはいえ、上記のようなシチュエーションで対戦することはお互いチームが長い間存続している証であることから本当に喜ばしいことであった。
社会人1部最後の頃は当然敗戦続きであったことから本日は何年振りかでリベンジのチャンスでもあった。久しぶりの対戦で当然情報も無い、従って立ち上がりは4-4-2で無難にかつ慎重に挑むことにした。平山/石川の2トップにたてし/斉木のトップ下、浅野/八木のダブルボランチに藍田/守屋/三上/木村、GK越智でスタート、立ち上がりは慎重策が功を奏し、ボールポゼッションは抑えられるも決定機は許さず時間だけが過ぎていく・・このまま慎重に行きワンチャンスに掛けられれば・・しかしながら淡い期待を長時間は持たせてくれなかった。
前半20分右サイドに出たパスに反応されバイタルエリアまで持ち込まれ中央に切り込まれる。タックルに行った藍田がかわされ、それと同時に右足一閃、ボールは越智の左を破りネットを揺らす。攻守の切り替えの早い誠に見事な得点であった。そして5分後、今度はGKと最終ラインDFの間にボールを落とされ2列目から飛び出された相手オフェンシブMFに最後は越智までかわされ瞬く間の2失点、前半としては非常に、いや最悪の展開であった。しかしコスタリカも諦めていない。浅野に代え鳥海を投入、八木に高い位置でのプレーを指示しこれが的中、中盤(大西?)からレッズ最終ライン越えのパスが八木に供給される。八木の頭をふわりと越えたパスがGKと八木の間に落ち、絶妙なパスになる。飛び出した八木これを見逃すはずも無く冷静にGK脇を抜き1-2と追いすがる。
コスタリカ上がり調子でハーフタイム。最悪の展開からまずまずの展開へと昇格である。1-2での後半、ここが勝負であった。追いつけば逆転も夢ではないが、逆に相手に得点を許せば追いつくのは至難の業である。そして迎えた後半、前半FWにボールが供給されなかったことから後半は中盤を厚く、3-5-2へ変更、両サイドハーフに斉木とたてしを指名し前のスペースを存分に生かすように指示。
立ち上がりはこれが的中、前半とは逆にボールポゼッションが向上し、押し気味に試合が進む。これは逆転もあるかも・・しかしレッズはうまかった、カウンターから得たCK、ニアを小菅が固めるも後半DFラインをいじったことが災いしファーサイドに飛び込んでくる敵を誰もケアすることなく難なく3点目を許す。
事実上のジ・エンドおまけに直後にバイタルエリアでの攻防から振り向きざまの1点も計上、越智の負傷退場も手伝い見事な惨敗を喫することとなる。個々のボールキープ力、展開力、レッズから簡単には勝ち点は奪えない・・実感させられた一戦であった。しかしまだ残り五試合、少しでも勝ち点を稼ぎ来年是非またレッズとの対戦を誓わざるを得ない戦いでもあった。
三上 5.5 奮戦も甲斐なく
石川 5.0 ボールこず孤立
木村 5.5 サイドを締め、GKでも
越智 5.0 やや反応が鈍く
藍田 4.5 サイド度々破綻
大西 5.5 切れがなく(1アシスト?)
浅野 4.5 空振りはいただけず
守屋 5.0 中央突破許す
鳥海 5.5 中盤を締める
武田 5.0 光らず
たてし 5.5 サイドで奮闘
平山 5.0 前線でいらつき
斉木 5.5 攻守に貢献
小菅 5.0 無難なプレー
八木 6.0 1得点に希望
監督 5.0 防御の采配に迷い
(久保田) |