残留か 降格か 後は神のみぞ知る・・・
北G 18:40Kick Off
FCコスタリカ 0(0-3 0-0)3 戸田橋
【メンバー】
越智 平山 石川 木村 藍田 前原 守屋 八木 斉木 豊岡
市川 武田 牛野 植木 浅野 馬場 伊藤 大西 カントク
【得点】
なし
【警告・退場】
なし
試合前の円陣「気をつけて行こう!」思わず飛び出した私の掛け声に味方から失笑が漏れ、「弱気すぎるよ〜」の批判の声が多かったが結果的には全ての面で、残念ながら私のキックオフ直前の最後のエールが効いてしまう内容になってしまった。結果論に思えるが私の「気をつけて行こう」には「今年最後の試合ということもあり、怪我をしないように気をつけよう、特に当日は極めて寒い日であり、また下は湿っていて滑りやすく怪我をし易い状況であったこと」と「立ち上がりの失点に気をつけて行こう!」の二つの意味が込められていた。
当日は日頃時間厳守のメンバーが25日の土曜日という事から来る交通渋滞に巻き込まれ、メンバー表提出のキックオフ30分前には10人しか集まっていなかったという体たらくからも不穏な空気に包まれた中での試合開始であった。
先に述べたように試合の内容は不安が的中するスタートであった。試合開始早々戸田橋クラブの猪口才なテクニックに翻弄されボールポゼッションを支配され続ける。コスタリカDF陣、ゆーじを中心に良くこれを跳ね返すが開始7分、木村・久保田の連携ミスから右サイドを突破され中央に折り返される。中央に進出してきた相手のFWが右足を強振、これが明らかなミスキック、ボールは足の上部にあたりやんわりとしたループシュートになりコスタリカゴールを襲う。しかしこのキックがコスタリカには不運を・・戸田橋には幸運をもたらす。強烈なシュートに備えゴールの前にポジションを取っていたGK越智の頭上を偶然のループがゆっくりと弧を描いていった。
しかしそこからコスタリカの猛攻が開始された。特に八木が再三サイドを突破し、チャンスを演出していく。また平山も再三チャンスに絡んでいく。何度目かの攻撃のあと敵のクリアがゴール中央に転がる。そこに飛び込む大西、GKと1:1の局面を作る。ここで遮二無二ゴールに右足を強振すれば、コスタリカに次の不幸はもたらされなかったでありましょう。しかし大西はすぐにはシュートにもっていかなかった。ゆっくりと持ち替えあえてコースを突くゆるやかなシュートを選択した。ところが残念にも相手GKこれに冷静に反応、なんとか手にあてボールはゴール前を転々と・・そこに飛び込む平山、なおもこぼれたところに再度大西が飛び込む、しかしボールはGKの手中に・・そこに飛び込まれ思わず大西に報復(少なくとも我々にはそう思えたのだが・・)振り上げた足が大西の顔面に・・スパイクが口を直撃、口を押さえ倒れこむ大西、結果的には唇裂傷と前歯2本破損の大怪我であった。
開始15分でコスタリカ唯一と言えるファンタジスタの離脱、大西の怪我の治療のためピッチを離れている間に1失点、尚もスタジアムで大西が急患で行く歯科の予約を行い戻った直後に絵に描いたようなカウンターに実質コスタリカが沈められてしまったことに意気消沈が影響していないとはいえなかったでありましょう。
前半終了で0-3、北区シニア降格圏内リーグの勝ち点争いは熾烈、最後は得失点差も影響してくる可能性が大のため、馬場の獅子奮迅の活躍により0-3で推移の最後15分は攻撃スタッフ総動員で猛攻を掛ける。しかし力みすぎや決定力不足から最後まで戸田橋のネットを揺らす事が出来なかった・・。
これで2006年コスタリカ・シニアの戦いは幕を閉じた。我がコスタリカ・シニアは来年北区1部を再び戦いの場に選ぶことが出来るか否か?いや選んで貰えるかどうか?後は今後の星のつぶしあいに期待するだけになってしまった。
越智
4.5 GKだけの責任ではないが・・
平山 5.0 サイドを動き回る
石川 5.0 攻守に貢献
木村 4.5 再三突破される
藍田 5.0 チャンスをものに出来ず
前原 5.0 前線で頑張るも
守屋 5.5 中央の守護神
八木 5.5 チャンスメーカーに徹す
斉木 5.0 良く戻る
豊岡 5.0 前半4.5ボランチで5.5
市川 5.0 良く駆け上がる
武田 5.0 スタミナに難
牛野 5.0 豊富な運動量も後半ばてる
植木 5.0 良く球を散らす
浅野 5.0 意欲的にボールに絡む
馬場 6.0 後半完封、エクセレント
伊藤 5.5 中央を締める
大西 5.0 決定的なチャンス生かせず
カントク 4.5 ゲームプラン描き損ねる
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