流れをつかめず無念の敗戦
北グラウンド 曇り Kick off 12:30
FCコスタリカ 1(0-2 1-1)3 神谷
【メンバー】
中越 石川 れびん 山崎 八木 浅野 稲垣
みつ 獅子 中野渡 馬場 平山 伊藤 藍田
小野 藤野 長山 監督
【得点】
小野
【警告・退場】
なし
GW初日の戦い、本日から始まるGWを楽しく過ごすためにもここは手堅く勝利を収めておきたい。対戦相手の神谷は昨年度3勝3敗3引き分け、2部の中で可も無く不可もなく、言ってしまえば組みやすくGWを楽しく過ごすには格好の相手である・・そしてこの油断が暗黒のGWを招くことになる。
神谷の昨年の対戦成績を分析するとさほど完敗は無く、引き分けの内容が良い方に転べばこれはこれでかなりの上位進出が可能であったチームであった。(ちなみにコスタリカのメンバーは気が付いているだろうか?実は2004年度2005年度、そして2006年度のここまで我がチームに引き分けは無いのである。この結果ははたして試合巧者と言えるのでしょうか?あるいは試合下手?)
こんなチームを相手に立ち上がりは4-4-2、例によってディフェンシブに時計を進めていく。ディフェンシブながらゲーム終了後に振り返ってみればこの時間帯が最も押していたのだからサッカーは分からない。たら・れば、は勿論禁物だがこの時間帯に1点でも取っていれば結果はまったく逆になったでありましょう。れびん、ナツがドリブルで仕掛ける。石川がポストプレーに徹し、後ろからのミドルを誘発する。獅子が後方から攻撃に転ずる・・おまけに浅野のシュートシーンまで飛び出しムードは完勝気分、しかしゴールに繋がらない、繋がらないどころか決定的なシュートも振り返ってみれば皆無に近く、いわゆるボールポゼッションは高いがゴールの可能性が低いサッカーを繰り返していた。
また久しぶりに参加の中野渡が再三右サイドを駆け上がるも、久しぶりの寂しさ・・中野渡の動きを誰も察知せず結局は無駄な動きとして消耗するに留まっていた。イライラの時間が続くもののある意味お互いのスコアレスはゲームプランどおりとも言えた。
前半浅野を藤野に交代、時々食らうカウンターへの注意を与えピッチに送り出す。しかしサッカーとは怖いもの、浅野より運動量がある藤野に変えた後中盤で中野渡がファールを受ける、「ファール」声高にアピールするもレフリーは流す、ファールと思い動きが止まったコスタリカに天罰が下る。ファールはあくまでレフリーが決めるもの、セルフジャッジは禁物。レフリーが試合を止めるまで決してゲームを止めてはいけない。サッカーのルールの原点がもろに失点に繋がる。中野渡が奪われたボールは左に展開され中央にライナー性のクロス、中央に飛び込まれ絵に描いたようなカウンターの失点、その後今度は右からのパス交換後中央に振られ中央の選手が放ったループ気味のシュートが馬場の頭上を襲う、ボールは右のポストの内側を舐めゴールの中に転がる。
ゲームプランを大きく外れる0-2の展開、付け刃で石川に変え小野を投入、本来小野は後半サイドハーフで動き回ってもらうはずであった。小野の投入も試合を変えることはできない。なにしろ0-2後徐々に試合は押されだしFWとして投入した小野、前線で踏ん張る中越にボールが全く供給できなくなっていた。流れは本当に恐ろしい。
意気消沈のまま前半終了、それでも後半早々に1点返せればなんとかなるのでは・・・。淡い期待を載せ後半はレビンワントップでMFは獅子・藤野・山崎の豪華攻撃陣、右に平山、左に最近不調の小野を配し超攻撃的布陣をひく。これで後半早々に1点でも返せばなんとかなる・・本当に淡い期待であった。
前半はそれでもボールポゼッションが高く、反撃は時間の問題と思われていたが後半はそのボールポゼッションまで落ちてくる。攻撃的な配置にすると逆に攻め込まれる、これが正しくサッカーの奥深さである。相手には秀でたプレーヤーは居ないものの全員がそこそこキープでき、決してプレスをかけられても動じない。また小野がキープするとたちどころに2〜3名で囲み決してサイドを割らせない。そこに小野の継続的不調(ここ最近まじにキレが無さ過ぎドリブルは抜け出せず、フェイントでもかわせず、気持ちだけが空回りの体をなす。)あせりから獅子のパスミス、藍田のイージーミス、効力を示さないナツのドリブル、朝帰りでキレがいまいちのレビン、各々の不調が重なり時間だけがいたずらに過ぎて行く。馬場がファインセーブを繰り返し、みつが・・そして伊藤がスピードの無さを経験で補って失点を防いでいく。しかしそれにも限界があった。後半20分またしてもカウンターから左サイドを突破され走りこんだFWに本当の止めを刺されることになる。終了間近、レビンのコーナーを小野がヘッドで突き刺すも文字通り遅すぎた。
しかしながらあせることは何もない。我々のブロックには突出したチームは皆無であり、混戦は必死、逆にここで膿をだすことで今後の試合に緊張を持って臨むことが出来る・・前向きに捕らえ次に臨もうぜ!!
GWは終わっても我々の休みは5/14に終わりの日を迎える。さぁオリーブを粉砕だ!
中越 5.0 ボールが来ない不運もあるが
石川 5.0 ポストプレーに徹するも
れびん5.5 コーナー以外観るものがなく
山崎 5.0 ドリブル効かず、球離れ悪く
八木 5.5 底で踏ん張るが
浅野 5.0 無難にプレー
稲垣 5.0 スピードに苦しむ
みつ 5.0 3失点の責任は大きく
獅子 4.5 雑なプレーが目立つ
中野渡 5.0 スペースに積極的に飛び出すもボール呼べない不運が
馬場 5.5 ファインセーブ連発も運悪く
平山 6.0 右サイドで奮戦
伊藤 5.5 スピードを技量で補う
藍田 4.5 イージーミス多く、ピンチを誘発
小野 5.5 ゴール以外評価できず
藤野 6.0 再三攻撃の芽を摘む
長山 4.5 キレなく復調まで時間が必要
監督 5.0 後半の起用法に迷いが
※尚、評価方法は相対評価では無く、個人絶対評価方法を採用しています。すなわち各個人の通常の出来が各々の評価の基準点になっています。
(久保田) |