2006年度社会人part4

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2006/10/9 北区社会人リーグ 第9戦 vs稲付
夢はまたしても実現せず、来年昇格のためにすべきことは?

北G 11:00Kick Off

FCコスタリカ 2(1-3 1-0)3 稲付

【メンバー】
馬場 稲垣 石川 木村 藍田 守屋 浅野 平山 れびん 中越 福島 小野A 山崎 小野B 獅子 藤野 八木 水野 みつ 小菅 監督 
【得点】
小野 福島
【警告・退場】
警告:獅子


ついに迎えた最終戦、当面の首位を争うライバルOSCとの勝ち点差はわずかに2、OSCが2試合残していることから我チームが本日勝利を収め勝ち点を3点上積みした場合、OSCは残り2試合に連勝するしか1部昇格への道は無く、“果報は寝て待て”の例えどおり他力本願ながら1部昇格への期待がぷんぷん匂ってくるのである。

兎にも角にも本日勝利を収めないことには話しにならない。敵の最終自滅の道は残るもまずは勝って、何が何でもプレッシャーをかけたいところ、本日の相手は稲付クラブ、過去に苦汁を飲まされているとはいえ3年以上前のコスタリカとはチームが違う。また彼らの今期の成績をみると勝ち点を伸ばせず中位に留まっており、正直全くノーマークであった。が、結局はこの点が不幸を招くことになる。

本当に負けるとは思ってもみなかった。戦績から絶対に楽勝のつもりであった。今回は楽勝で果報を待ち、来期は1部で戦う以上シニアの出番は激減する・・であれば私本人を含めシニアに最終戦を存分に楽しんで頂きたい、そしてその上でも勿論勝利は手中に収める・・

理想的なゲームプラン(いや単なる将来構想、いや夢?)はわずか開始8分で粉砕される。超久しぶりにピッチの感触を7分間楽しませてもらった後、予定通りレビンと代わりベンチに戻り、後はメンバー交代の采配に徹する・・まずは私の次に浅野と小野Aを替える。次のボールデッドで・・このとき前記の悲劇が見舞う。

コスタリカ右サイドでレビンと平山とのパス交換にミスが生じる、さらわれたボールは直ちに中央に折り返される。そこに飛び込んできた敵のFWがこれをシュート、勢いはないものの馬場反応が今一でこれを後ろにそらして先制点を献上する。交代ゾーンに立ち尽くす小野A、それ以上に私のゲームプランは壊滅してしまった。

専守防衛・・このキーワードをシニア先発多数で植え付けた気分でいたが徹底に欠けていた。自分がピッチにいた時は実施トリプルボランチのシステムに近く専守防衛を実践していたつもりであったが・・。早い時間での失点・・それでもコスタリカの得点力をもってすれば1点程度は・・この期待も淡かったことを思い知らされる。それもまた早い時間に・・。

中央に持ち込まれたボールが前線にスルーパスとなって供給される。相手のFWとパッサーとの間に体をいれた“みつ”がなんなくクリア・・と思ったが小菅もこれに反応、結局クリアできずにボールの軌道を代えるに留まる・・しかしこれが次の悲劇を呼ぶことになる。軌道を目前で代えられ“みつ”これをクリア出来ずボールは敵のFWに渡ってしまう。そして敵は再びボールをネットに突き刺す。(前半15分)0−2・・前回ここから逆転したとは言え非常に大きなビハインドである。

無論ここからスクランブル体制を引く、石川に代えナツ、八木に代え藤野・・しかし破綻したDF陣はそう簡単に修復しなかった。そうまたセットプレーからであった。蹴られたCKのクリアが小さくクリア出来きれなかったボールに敵のMFが寄り右足を強振!放たれたボールはここしか無い、という軌道にのり強烈な3点目となって敵にプレゼントされた。前半まだ25分の出来事だった。ちなみに本日のDFスタメンは藍田・小菅・みつ・木村・・・シニアが目立つようであるが実際は非常に過去の失点率が低いDF構成で本日の戦いに挑んでいた。そのDF陣が前半で完全に崩壊した。

コスタリカが誇る30年以上の歴史の中で0−3からの逆転劇は過去に1度だけである。しかし2度目に挑まなければならない。前半33分レビンから絶妙なスルーパスが小野に渡る。小野これを綺麗にトラップしてゴールに一直線、左足を振りぬく、ボールは右のサイドネットに吸い込まれる。1−3その後も2度目の大逆転を目指してコスタリカは攻めまくる。特に前半ロスタイムこぼれ球を拾った獅子がペナルティエリアやや外からゴールに向けてコントロールシュート、ボールは完全にGKを抜きマウスに吸い込まれていったがコントロールされた分だけボールに勢いがなく敵のDFがマウスの中でヘッドでクリア・・サッカーにもしも・・は禁物であるがもしこれがマウスに完全に吸い込まれていたら恐らく2度目の奇跡が起こっていたでありましょう。結局1−3で前半終了。

後半は攻撃的3−5−2のはずであったがサイドハーフ起用予定の小野を前線に貼り付ける。すなわち3−4−3の布陣で挑む。交代は中越・福島・小野B・稲垣とフレッシュな選手を送り込み一気に逆転を狙う。思惑通りボールポゼッションでは圧倒する。しかし点には結びつかない・・・逆に再三カウンターでゴールが脅かされ、その中の1発はポストを直撃する。ポストに助けられた、この運を逆転の口火に・・しかしその思いも逆転までには届かなかった。

後半14分左から持ち込んだボールが最後に福島に渡り、福島これをゴールの天井に突き刺す。本来であれば嬉しいコスタリカ移籍後初ゴールであったが喜んでいる暇はない、ボールを奪いセンターサークルに戻し、一刻も早い試合再開を促す。

ゴール裏では八木がそして小菅がボール拾いに徹しロスタイムを少なくすべき努力を続けた。チームメンバーの思いはひとつ、「本日勝利を収め1部に昇格する」本当に全員が一丸となり残りの時間を共に戦いぬいた。

が、勝利の女神は残酷であった。右サイドを巧みに突破しナツが必至にあげたクロスにレビンが反応し良くヘッドであてるもボールは無情にクロスバーを越し相手ゴールキックとなる、そしてボールが蹴られた後にコスタリカの挑戦PARTUは事実上幕を閉じた。シニアDF陣の崩壊、チャンスを活かしきれなかったフォーメーション・・過去2戦の敗戦・・様々な要因が頭をめぐってきたが、落ち着いてきた今OSCが残り2試合で勝ち点を2しか上げられない超他力本願での奇跡を祈るだけである(情けない話ではあるが)基本的には次のカップ戦に頭を切り換えようぜ!!

馬場  4.5 1点目が悔やまれる
稲垣  4.5 前線へのフィードに難が
石川  4.5 スピードを持て余す
木村  5.0 守備面で評価
藍田  5.0 サイドを守り抜く
守屋  4.5 ベンチでご苦労様
浅野  4.5 隠れ守護神の面目潰れる
平山  5.0 前線で体張る
れびん 6.0 好パス連発
中越  6.0 豊富な運動量
福島  5.5 初ゴールは評価
小野A 6.0 マインドコントロールできず
山崎  5.5 攻撃の起点になる
小野B 6.0 完璧な守り
獅子  6.0 精神的リーダーの役割
藤野  5.0 パスミス多く
八木  4.5 暑さに負ける
水野  4.5 判断力に迷いが
みつ  4.0 中央突破はいただけず
小菅  4.5 みつとのバランスを崩す
監督  4.0 結果は惨敗

(久保田)

2006/9/23 XSSL岩槻 第4戦 vsフジノン
惨殺ショーの9.23 (7点ほど翌日に回したかった・・・なぁ・・・)

岩槻G 11:30Kick Off

FCコスタリカ 13(4-0 9-0)0 フジノン

【メンバー】
前原 藍田 木村 石川 れびん 小野 獅子 小野B 平山  稲垣 浅野 みつ 中越 馬場 監督
【得点】
小野7 中越2 レビン1 獅子1 稲垣1 平山1


祝日の土曜日とあって、常日頃は参加者数がかなりしんどい土曜午前のXSSLなれど今回は非常に参加者が多く、初めてゼロックスで出場選手の選択に難儀するはずであった。(かく言う私も超久しぶりの岩槻グラウンド)ところが八木のドタキャン、原の当日体調不良、また連休初日の土曜日お彼岸で超交通渋滞・・コスタリカの守護神が渋滞に巻き込まれ結局来ないままにキックオフのホイッスルが鳴る。

まぁ本日の相手はフジノン・・しかもスタートは7人、最終的でも9名、相手は格下でグラウンドはイエメン状態、しかも相手のユニフォームはほぼ全員バラバラ・・これで我コスタリカのモチベーションが上がるわけもなく、一方的に押しているもののゴールにボールが吸い込まれず、悪い予感は特別ないものの面白くない時間が淡々と流れる。(特筆すべきは前半ゴール左から後ろ45度に戻されたボールに飛び込んで来たのがなんと浅野であったことである。凡その考えどおりボールは力なくコーナー一直線であったがもし枠に・・あるいはゴール内にボールが転がっていたら同氏のホームページでは向こう3年間くらいお祭りが続いたことでありましょう。)

本日は前半の前半は小野とレビンをベンチに置く超豪華ベンチスタート、いくら超豪華ベンチとは言えまさかこの相手に小野・レビンを出すまで零封はないだろうがぁ・・。まさかの思いをゴール前混戦からの一撃で稲垣が救う。その後は平山が流し込み、その後満を持してピッチに小野とレビンを送り込むとあとは超の二乗の一方的展開。

ベンチスタートの鬱憤を一気に晴らすようにゴール前で躍動する。結局前半は4-0、そして後半はまさにフジノンに取っての惨劇ショーが幕を開けた。小野が小野が小野が中越が中越がレビンが獅子が・・で結局9点!合計13-0の(嫌いだが)ラグビー的スコアで、いわゆる超圧勝でゼロックスリーグ第四戦を終える。それにしてもグラウンドコンデションには文句を言えないもののフジノンのユニフォームが揃っていないことには本当に呆れてしまった。いくら草サッカーとは言えあまりに酷い状況である。ゼロックスリーグとしての繁栄をも願う私にとって本当に寂しい試合であった。

前原  5.5 全体に動きが緩慢
藍田  6.0 サイドを完封
木村  6.0 落ち着いた守備
石川  6.0 前半GKご苦労様
れびん 6.5 悪いなりに結果出す
小野  7.0 7得点は評価
獅子  6.5 攻守に貢献
小野B 6.0 ナイスクロス連発
平山  6.0 1得点とGKを無難に
稲垣  6.0 久々の得点
浅野  6.0 走りこんでのシュート!
みつ  6.0 危なげなく
中越  6.0 2得点も本来の出来には遠く
馬場  5.5 実際不参加も着たことを評価
監督  6.0 勝ったからこんなもんで

(久保田)

2006/9/17 北区社会人リーグ 第8戦 vsCANP-J(十条自衛隊)
気合の逆転劇 「夢」への切符は離さない!!

北G 14:00Kick Off

FCコスタリカ 4(0-2 4-1)3 CANP-J

【メンバー】
馬場 みつ 稲垣 小野B 浅野 藤野 小野 獅子 なつ 石川 レビン 水野 中越 小菅 藍田 福島 山口(練習生)前原 木村 伊藤 柄澤 監督
【得点】
なつ レビン 小野 獅子
【警告・退場】
警告:獅子、藤野、小菅


馬場の前でショートバウンドした相手の力ないシュートの処理を馬場が誤り、そのファンブルされたボールを難なく押し込まれ0-2とされた時、頭の中では消化試合となる最終戦のフォーメーションと今回の戦評でのいいわけを考え始めていた。

毎回続く「絶対に負けられない試合」ではあるが前節でのOSCの引き分けを受け、お互いに2試合を残して勝ち点の差はわずかに“1”我がコスタリカが残り2試合に全勝すればOSCも全勝でしか1部昇格はないのである。逆に今日の試合を落とせばほぼ絶望・・明日(9/18)にOSCが勝ってしまえばその時点で今期は事実上終了、最終戦はものの見事に消化試合である。複雑な心境、しかし0-2で超劣勢とはいえ浮き足立ってはいられない状況であったことに間違いは無かった。

前記のように1-0でも4-3でもなにしろ勝利、勝ち点“3”を得るために本日のフォーメーションも考え抜いた。相手はチーム名が示すとおり体力には定評がある。また仕入れた情報によるとサイドからガンガン切り込んでくる・・。そこでスタートは両サイドに小野と獅子をアサインする。獅子のスタミナと小野のスピードで相手のサイド攻撃をまずは食い止めることを考えた。次にボランチ、ここは浅野から繋いだ水野と藤野の働き蜂コンビにより中央の突破を未然に防ぐべく手を打つ、3-5-2システムの採用で最終ラインに不安が残るものの両サイドにスピードの有る小野Bと稲垣を配置する事により、基本的に前半は0-0で推移することを念頭においてゲームプランを組み立てた。

ところがサッカーは分からないもの・・開始20分中盤でのパス回しから敵のFWが抜け出し、みつが振り切られGKと1対1の局面を作られる。敵のFW馬場の位置を良く確認し冷静にかつ鋭くゴールに先制のシュートを叩き込む。想定の範囲外とはいえ、まだ0-1ゲームの内容から行って決して焦る必要はないはずであった。そこへ前半22分上記の2点目の失点、正直これは応えた・・思わず冒頭の考えが頭をかすめたほどであった。しかし2点のビハインドを跳ね返してこそ1部昇格のチャンスが巡ってくるかもしれない・・すぐに頭を切り替えて後半をあまり考えずにとにかくDFを削り4-4-2システムにすべくシステムの変更に入る。

まずは石川に代えて中越投入、その後4バックに移行すべく小野Bもまずは代えるはずであったがここで思わぬ誤算、但しその誤算は結果的に良い方に転がる。小野Bの出来が突出して良く、代えるチャンスが無かったのである。結果ではあるが後半4バックにしてからも暫く使う事になった。結局前半は0-2で終了、前半はあまりシュートらしいシュートもなく(レビンが1本外すが・・)2失点という過酷な現実以外はゲームプランどおりであった。(まぁゲームプランどおりと言う言葉を使うべきではないでしょうが・笑)

後半は当初のフォーメーションを無視して前掛かりに組み直す。DFラインは藍田・みつ・小菅・突出した出来であった小野B、ボランチに本来のポジションで獅子そしてまずは水野でスタート、トップ下にレビンとナツ、トップに中越と小野をサイドから戻す、相手のサイド攻撃に不安は残すももうそんな事は言っていられない・・藍田と小野Bでの封じ込めに期待して後半は4バックで臨む。

そして後半開始1分、早くも攻撃カルテットが期待に応える。中盤からトップに出たボールに小野が反応し掛けるが良くここを我慢、実は小野はオフサイドポジション、オンサイドにいたナツが後ろから走りこみGKに向かってドリブル開始、1対1の局面から冷静にシュート、相手GK良く反応し手に当てるもボールは歓喜のエリアに転がり込む・・小野の初動をもしオフサイドと判定されていたらこの1点はなく、副審の旗が上がり掛けたことからも、その正確なジャッジに感謝の反撃の1点であった。

その後も攻撃シフトゆえの猛攻を継続するがなかなか同点弾は生まれない・・。DFラインには4人でしっかり守るようにした指示が効き危なげなく守ってくれるも全体的には膠着状態が続く・・後半10分、出来の良かった小野Bに代え本日の練習生を投入する決断を下す。サイドからの攻撃が得意という練習生(山口)の言葉を信じ「思いっきりチャンスに上がっていいから攻撃に絡め」の指示を与える。小野Bは非常に堅実に守り、忠実に指示を守ってくれたがこの局面を打開するためにはあえてギャンブルも必要との決断であった。内心は非常に怖かった・・出来の良い小野Bに代え、未知数の練習生の投入・・もし彼がチャンスに絡むどころかしっかり守る事も出来なかったらそれもそこでジ・エンドである。(無論、保険として木村をベンチにおいておいたが・・)

しかしながらこのギャンブルが吉と出る。若くスタミナに溢れた山口は振り絞った弓から放たれた矢のように躍動した。後半17分、相手のパスをカットした後、一度味方に預けることなくドリブルで果敢に勝負していく。敵陣の右サイドを突破した後、ゴールに向かってクロスを入れる。本日結構当たっていた敵のGK、後ろずさりにこれをフェイスティング・・しかしボールの勢いにおされゴールを逃しきれずゴール前に力なくボールが転がる・・ここに飛び込むレビン!不得手の右足なれどがら空きのゴールにボールを突き刺せないほどのツッカエ棒では無かった。歓喜の同点ゴール!!!そしてこの1点は至上の喜びをコスタリカにもたらす呼び水になる。

後半20分、中央のレビンから小野にグラウンダーのスルーパスが供給される。小野自慢の俊足で良くこのボールを押さえGKと1対1の局面を作る。シュートはGK正面を突き、弾かれるもこのボールに再び反応、再びシュートに持っていく局面で相手GKたまらず小野を押さえる。あまり露骨に抑えなかったため微妙ではあったが主審ここでPKの判定。息が詰まるPK獲得、キッカーは小野自身・・この1点に今日の試合の行方が左右されるといってもこの時点ですら過言でなかった。緊張が高まり重圧の掛かるPK・・プレーを見つめる両チームの眼・・果たしてボールの行方は・・小野良くこれをガツン!と突き刺しついに逆転!!!!!

そして、直後の22分今度は右サイドを突破した獅子が角度のないところから冷静にゴールにボールを転がし4-2、流石にお祭りになってきた。しかし本日の試合にはすんなりと勝利の女神が微笑んでくれなかった・・ベンチにはまだ出場していない選手が何名もいる。順に投入の準備をさせ浮ついたベンチにまた「セットプレーでの失点」という試練が襲う、後半26分の再びの悪夢であった。

残り9分、結果的には長い(4分!)ロスタイムを入れて13分の長い長〜い時間の後(獅子・レビンの時間つぶし・選手交代による時間消化の甲斐があり)本当の歓喜がコスタリカベンチにもたらされた。GKのミス、またしてもセットプレーでの失点、チャンスをものに出来ないゴール欠乏症・・課題は残るがとにもかくにも最終戦まで希望は繋がった・・最終戦は消化試合ではない!もうOSCは見えない、石に噛り付いても最終戦に勝利を収め朗報を待とうじゃないか!!1部昇格は後から必ず付いてくると信じて!

最後に:後から後から湧いてくるような相手の攻撃をなんとか防ぎ最終的に勝利を収めることが出来たのは総勢22名のベンチの総力です。少ない人数では相手のスタミナを封じ込める事は出来なかったでしょう、数多くの参加に感謝するとともに出場時間が極端に少なかったメンバーにお詫びしたい。

馬場  5.5 2失点目は頂けない
みつ  5.5 セットプレー症候群完治させられず
稲垣  6.0 サイドを封じ込める
小野B 6.5 エクセレント!抜群の運動量
浅野  5.5 無難にプレー、失点ゼロの守り神
藤野  6.0 積極的守備
小野  6.5 重圧のPKは評価、最終ラインでの守備と併せて
獅子  6.5 後半上がりすぎも得点は評価
ナツ  6.0 1点も球離れ悪さ目立つ
石川  5.5 前線からの守備
レビン 6.5 あまり光らずも貫禄で1得点とPK呼び込むスルーパス
水野  6.0 相手を追い回す
中越  5.5 好機を逸機
小菅  6.0 闘志むき出し積極守備
藍田  6.0 落ち着いたプレー
福島  5.5 もっとゴールに向かって・・
山口  6.5 エクセレント、パワー溢れる守備と攻め上がり
(練習生)
前原  5.5 前線で体張る
木村  5.5 無難にまとめる
伊藤  5.5 中央突破許さず
柄澤  5.5 疲れ見せるが気力で頑張る
監督  6.0 同点を生む交代、最後は逃げ切りに成功

(久保田)

2006/9/16  コパフットサル2006 3次(最終)リーグ
大健闘 不慣れのフットサルで堂々の負けなし

FX岩槻事業場体育館 9:00kick off

コスタリカ 3−3 FX群馬
コスタリカ 2−2 FX多摩

【メンバー】
獅子 小野 レビン みつ 山崎 藍田 水野 監督 馬場 浅野 稲垣(引率責任者)


 ゼロックス・コパ・フットサル・・私がゼロックス在職中に立ち上げた大会であり部外者ながらコスタリカとして参加させて頂いているが、決して遠慮をしているわけでもないのに実に今回が始めての三次リーグ進出であった。知っているおっさんは知っている、あのシルス・モルラザのイラン人コンビを要しても進出できなかった三次リーグにレビングループが進出の夢を叶えてくれた。目標は三次突破で決勝トーナメント進出である。

 ところがやはり三次リーグは二次までとは勝手が違った。初戦の対FX群馬、いきなり先行される苦しい展開、内容では押しているもののなかなか得点には結びつかず、結局前半は0-1で無念の折り返し。後半に期待を掛けるもまた開始早々に追加点を奪われる。ゴール左のパス回しから最後はフリーの選手が走りこむいかにもフットサルらしいゴールであった。コスタリカは初戦であっけなく決勝トーナメントへの道を絶たれるのか・・これだけボールを支配しながらゴール欠乏症が完治しないままに実質無念の初戦敗退か・・その無念を水野が後半晴らしてくれる。混戦の中ゴール中央で一撃を放つ、ボールは相手DFの背中をかすめややコースが変わりラッキーなゴールとなる。これで1-2心情的には押せ押せである。

 しかし点には結びつかない。逆にもう1点追加されたらジ・エンドである。しかし逆境に強くなったコスタリカここから猛攻を見せる、今度はナツが決めて2-2、しかしひねくれものの勝利の女神はまだ完全にはコスタリカに微笑みを与えてはくれない。そればかりか微笑が相手に与えられ1点が相手に転がり込む・・2-3、そしてそのままで初戦は終わるか・・の悔しさを今度はレビンが救ってくれた。終了間際中央からのミドル一発で・・結局試合は3-3で引き分ける。

 次は休む間も無くFX多摩、ここはフットサル専門のチームとのこと。そしてまたまた先行される。本当にフットサルは厳しい、一瞬のうちに失点してしまう恐怖と常に隣りあわせである。しかし長年北区リーグでもまれたコスタリカ、フットサルでもその勝負強さを異観なく発揮する。小野の同点弾、また勝ち越されるも再度レビンが追いつき終わってみればまたまた2-2の引き分け・・

 試合は面白かったが2試合終わって勝ち点2では決勝トーナメントへの道は非常に険しくなった。次の群馬VS多摩の試合でどちらかが勝利を収めればいずれかが勝ち点4になり我々の敗退が決まるからである。我々が決勝トーナメントに行くためには次の試合が引き分け・・それも0-0もしくは1-1なら我々が決勝トーナメントに進出し2-2ならどちらかとPK戦、3-3以上であれば総得点で我々は群馬を下回りトーナメント進出の夢は断たれるのである。

 当然我々の応援は熱くなる!出来れば0-0がありがたいがそうはうまく事が運ばず結局一方が得点すれば逆のチームを応援し、同点になれば静観する・・を繰り返すことになった。この試合ほど白熱して観戦できたフットサルの試合は無かったでありましょう・・。

 結局我々の夢はこの時点では実現した。応援の甲斐ありなんと注文どおり2-2で終了、結局大会初の3チームが勝ち点2で並び総得点でも並んだコスタリカと群馬の間でのPK戦による決着に持ち込まれた。「選手全員集合」審判の掛け声で思わず整列し「もしかして順番が廻ってくるのではないか・・」と引きつっていた浅野の顔が印象的であった。PK戦は度胸と運、結果には拘らなかったが先方は獅子、がツンと天井に決める怖い決定力を見せ付ける。ちなみに最初からサドンデスルール、これで相手が外せば決定である。しかし群馬よく先方が決め二人目に・・コスタリカはレビン、レビンこれを冷静に左に流し込む。しかし群馬もここを良く決める。三人目はナツ・・そしてこれが終局となる。蹴った瞬間にコスタリカのフットサルでの冒険は終わりの匂いを漂わせ、次に相手が決めた時本当の終焉がコスタリカを襲った。

獅子  5.5 攻守の要
小野  5.5 勝手が違い戸惑いが
レビン 6.0 勝負強さ発揮
みつ  5.5 落ち着いた守備
山崎  5.0 足技に迷いが
藍田  5.5 無難に
水野  5.5 追撃弾評価
馬場  5.0 ファインセーブと凡プレー
浅野  5.0 サポータご苦労様・PK見たかった
稲垣  5.0 引率を評価
監督  5.0 結果的に進出できず

(久保田)

2006/9/9 XSSL岩槻 第3戦 vsFX東京
コスタリカ 大勝

岩槻G 11:30Kick Off

FCコスタリカ 6(2-0 4-0)0 東京

【メンバー】
馬場、小菅、みつ、小野B、稲垣、しし、水野、なつ、れびん、平山、石川、福島、小野A、中越、豊岡
【得点】
平山、れびん、中越、獅子、小野、OwnGoal
【警告・退場】
なし


前半互角の立ち上がりであったが、レビンの右サイドから逆サイドのバックスの裏を付く絶妙なセンタリングにワンバウンドしたところを平山が走りこみ、飛び出したキーパーを尻目に右に流し込むだけで難なく決勝点が決まった。

2点目はセンターライン付近のフリーキックをレビンが中に合わせると見せかけるや、相手キーバーがかなり右寄りに飛び出しているのを見逃さず、ゴール左隅に絶妙なコントロールのライナー性のシュートを決めてジエンド、流れからしてほぼ勝利を手中にした。

後半立ち上がりは膠着状態が続くも半ばを過ぎ、攻めまくっていたコスタリカの歯車がかみ合うと、ゴールラッシュに沸いた。

フォーメーションは1-4-4-2。(稲垣監督代行報告)

GK:馬場
DF:小菅、みつ、小野B、稲垣
MF:しし、水野、なつ、れびん
FW:平山、石川 

後半は、平山、石川、水野、小菅に変えて福島、小野A、中越、豊岡
ししの1ボランチに変更し、フリーマンでれびん、左に小野A、右になつ。2トップは福島、中越に交代。豊岡は右SBに入る。

得点:
(前半)
平山→右サイド、れびんのファーサイドへのクロスに反応。
れびん→左サイド長めのフリーキック。中に合わせると見せかけ、GKの位置がずれている事を見逃さず、直接ゴールイン
(後半)
中越→左サイドからグラウンダーのクロスに合わせる
しし→こぼれ球をミドルシュート。ゴール左隅に!
OwnGoal→右サイド豊岡のクロスに相手DFがピタリと合わせた
小野A→左サイド突破し、直接叩き込む

馬場 :6.0:危なげなく
小菅 :6.0:前半フルタイム、ケガをしながらもハッスル
みつ :5.5:DFラインでの安易なパスミスが目立つ
小野B:6.0:声が出るようになればなお良
稲垣 :6.0:可もなく不可もなく
しし :6.5:後半1ボランチも無難にこなし、1ゴール
水野 :6.0:前半限りも献身的なプレー
れびん:7.0:2点目のFKで流れを決める
なつ :5.5:もう少し球離れが早くてもよいか
平山 :6.5:さすがの先制点
石川 :6.0:前線でよく動いた

福島 :5.5:もっとシュートが欲しい
中越 :5.5:1得点ももっと点が取れた
小野A:6.5:左サイドでも得点力は落ちず
豊岡 :6.5:無難な守備とOGを誘った見事なクロス

(平山)

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