2006年度社会人part5

2006年社会人最初へ

2007/1/7 北区会長杯 3回戦 vsアウルズ
北G 17:00Kick Off

FCコスタリカ 1(1-1 0-0)1 アウルズ
         PK 3-4


【メンバー】
石川 藤野 前原 みつ 水野 稲垣 獅子 中越 山口 柄澤 浅野 八木 平山 坂本 レビン 福島 小野 馬場 小菅 監督
【得点】
小野1

 昨年来、激闘が続く中勝利で年を越せ、正月早々にサッカーが出来る喜びを噛み締めながら迎えた北区会長杯三回戦、本日の相手はオープン参加のアウルズ、情報によると昨年の東京都リーグ3部で2位、以前は2部で戦っており言ってしまえば2〜3部をうろちょろしている2.5部のチーム無論実力は侮れない。北区リーグに加盟していないゆえ情報は少なく、昨年度の会長杯ベスト4であったことと、田名網委員長からの「平均してそつがないチームである。」と言う情報のみを頼りに本年初戦に挑む事になる。

 当初は東京都2.5部のチームは北区リーグ2部のチームなど舐めてかかってくるであろうから初っ端からガンガン攻めるフォーメーションで挑んでやろうかとも思っていたが、トーナメントの基本である『まずは守備から入る』を踏襲し、かつ昨年よりの高熱でナツの不参加が確定、またレビンが試合前夜にバイト先のスキー場から急遽戻ってくることからベストコンデションでのプレーは期待できない事などから、やはり守備からフォーメーションを構築する。

 具体的には獅子をサイドハーフに位置させ、逆サイドに平山、DFは坂本/みつ/山口トップ下はレビンのみボランチに水野と八木、FWは小野と前原、GKは当然馬場でのスタートであった。前原には前線からの守備を期待し、良く守る獅子と平山でサイドを固め、冷静な判断の八木としつこい水野でDFラインへの負担を軽減する予定であった。

 ところが前回のフリーダム戦の魔の時間が今年はいきなりコスタリカに訪れた。開始わずかに1分、自陣左サイドの攻防からパスの出しどころがなくなり相手は苦し紛れに中央に山なりのクロスを送る。正しく勢いも無く本当に意味のないクロスに思えたが・・ここに立ち上がりの魔の時間があった。クロスがあがった先になんとコスタリカDF陣が皆無であった!どこへ行った?みつは八木は、そして水野は・・・(八木はサイドでの攻防に対処していたが・・・)フワッと浮かんだクロスの落下点に待ち受けるのはなんと敵のFWのみ・・競るDFもいないためこれをヘッドで強振、余裕をもって放たれたボールは馬場の横をすり抜けなんなく・・本当に呆気なく先制点を許す事になった。

 無念の思いが込められたボールがセンターサークルに戻された後、当然コスタリカの猛攻が開始された。しかし小野がレビンがそしてサイドを突破した獅子が再三好機を演出するが決定的な得点機には結びつかない。やっと猛攻が実ったのは前半25分、レビンのシュートがポストをかすめ、放たれた敵のGKがミスに成り小野に渡る。小野これを持ち込んで左を強振、ボールはネットを揺らす。展開から言っても逆転は時間の問題かと思われた。しかしまたしてもゴールは遠い・・。たまに相手のカウンターに会い、自軍のゴールも脅かされる。それでもなんとか逆転弾を・・チームの思いは前半32分に叶えられたかと思えた。

 ゴール前で得たFK・・早いリスタートからボールは小野に・・小野これを切り返してシュートの体制に入ったところで倒され明確なPKを得る。これで2-1・・あとが楽になる・・誰もが思い誰もが祈ったボールはゴールマウス左に外れていく・・・。PK失敗・・いやな展開いやな予感・・・そしてその展開は後半にも引き継がれて行くことになる。

 後半は失点の危険性がそれほど感じられなかったため藤野と獅子でボランチを組み中越を上がり気味のトップ下、DFラインの中央に柄澤を配置した4-4-2で臨む。後半も読みどおり展開上はコスタリカのボールポゼッションが高く、ゴールは時間の問題と思われたが何しろゴールが遠い、遠い・・特に小野が自らの失敗を取り戻そうと自己完結のゴールを目指しすぎる。周りを全く見ることが出来なく周囲を生かせず周囲に活かせられない・・もう少し冷静になってくれれば・・もう少し我を取り戻してくれれば・・・結局最後まで頭に血が上った状態が続き、最終的に押しまくりながらのPK戦突入となる。

 PKとはとかく皮肉なもの。その試合を支配していたチームが敗退する事が多い・・言い古された言葉ではあるが今回コスタリカがそのことを踏襲することになった。先鋒の獅子がクロスバーを直撃、二番手小野は中央ながら決めたものの中堅レビンはポストに当てる。続く中越・山口は危なげなく決めたものの敵は1人しか失敗せず結局4-3で本年度の会長杯はジ・エンド、しかし東京都リーグの2.5部の相手を終始圧倒した事実を胸に“今年こそ”なにがなんでも1部への昇格を果たし、来年度は1部昇格チームとして会長杯に挑もうではないか!残念ながらコスタリカには暫くのシーズンオフが与えられた。この期を充電期間とし、捲土重来を期そうじゃないか!!

 

石川 5.0 前線でボールを追う
藤野 6.0 攻守のポイントとして躍動
前原 5.0 積極守備
みつ 4.5 失点が悔やまれる
水野 5.0 ボールへの絡み
稲垣 5.5 前線への飛び出し
獅子 5.0 フィードに正確さを欠く
中越 5.5 好機に顔出す
山口 5.5 果敢な攻撃参加
柄澤 5.0 慣れないポジションを無難に
浅野 5.0 カメラマン手配をサポーター手配
八木 5.0 失点後は無難に
平山 5.5 サイドは割らせず
坂本 4.5 前半の後半疲れが・・
レビン 5.5 思い体で奮闘も実らず
福島 4.5 もっともっと積極的に
小野 5.5 自分を見失う
馬場 5.5 失点は止む無く
小菅 5.5 後審に多謝!
監督 5.0 采配に失敗はないものの得点に繋がらず

(久保田)

2006/12/23 北区会長杯 2回戦 vsフリーダム
北G 17:00Kick Off

FCコスタリカ 6(2-2 4-2)4 フリーダム

【メンバー】
小野 石川 前原 福島 レビン ナツ 獅子 柄澤 稲垣 みつ ゆうじ 木村 山口 中越 鳥海 小菅 馬場 浅野 練習生 藍田 監督
【得点】
小野5 レビン1

 

  前回のPK勝ちを受けての会長杯第二戦、相手は来年度の1部昇格を決めたばかりのフリーダム、何年か前に東京都の代表と成り全国高等学校サッカー選手権に私立城北が行ったときのメンバーが中心になって結成された強豪チームである。高校が母体であるゆえ毎年コンスタントに選手の供給が約束されており若返りが容易な羨ましいチームでも有る。情報によると全員がそこそこボールを持て、また我々が最も苦手としているセットプレーを得点源としている、いわば戦略上の天敵でもある。

 全員がそつなくボールをキープできる事からコスタリカとして守備的な陣営で挑み様子を見ることにした。スタートは4/4/2、トップに小野と敵を追い駆けまわす目的で前原を配置、トップ下に好調レビンとナツ、ボランチにスタートは獅子と藤野の予定であったが藤野が「ノロ・ウイルス」の影響かドタキャンとなり柄澤をおく、本来柄澤はスタミナに難があり後半に出場させる予定であったが御家の事情で結果的にほぼフル出場する事になる。DFは左から稲垣/守屋/みつ/木村全員に立ち上がり守備的に慎重なスタートを心がけるように指示しピッチに送り出す。

 ところがいきなり突然ボーナスが転がり込む。キックオフ直後左からの展開からナツが持ち込み低いクロス、ここに獅子が、前原がレビンが連続してからみ混戦の中から最後はストライカー小野の前にボールが転がる・・(これがストライカーの強み!)小野なんなくこれを決めて先取点、しかしこの1点が派手な乱打戦の口開けであった。(実に開始1分の出来事)

 事実先取点のアドバンテージも長くは続かず前半6分木村のヘッドでの馬場へのバックパスが短く、馬場が処理に戸惑うところをかっさわられ呆気なく同点にされる。そして前半9分中央に出たパスで守屋が振り切られ相手のFWに冷静にゴールに流し込まれる。前半早々で2-1・・・失点の少なさが売りのフリーダム相手にこれ以上の失点は致命傷である。

 前半守備的に、後半攻勢に出る予定をこの時点で変更せざるを得なくなる。サイドでフリーダムのサイドハーフもてあまし気味であった木村に代え山口を送りだす。本来後半サイドハーフで起用する予定であったがシステムの変更を余儀なくされる。そして守屋に代えやはり後半3-5-2のサイドバックで使う予定であった練習生(久保田)のスピードに期待し本来のCBで前半から起用する。結果的にはこの陣形でより以上の失点を防げる事になった。あとは1点のビハインドを回復するだけである。その思いにレビン/小野が早速応える。前半終了間際28分、左CKがレビンから放たれ小野が飛び込む歓喜の同点劇、結局前半はゲームプラン通りの同点で終了、思惑外の2失点があったものの結果はレビン/小野のお陰でなんとか帳尻があった。

 後半は稲垣に代えて中越加えて前半途中から前線でボールを追い駆けまくってくれた石川に代え福島を投入、失点の心配を抑えつつ前線の爆発に期待する。そして本日の前線はその思いに期待以上に応えてくれた。後半14分獅子から小野にボールが渡り再逆転のゴールが生まれる。そしてその後はゴール祭りが開催された。同15分福島のシュートのこぼれ玉にまたも小野が反応、24分にも小野が持ち込み自身本日の5点目をゲット!最後は29分にレビンと小野のパス交換から小野のエンジェルパスにレビンが左足を強振、6点目がコスタリカにもたらされる。この時点でへばっていた柄澤に代え小菅、後半は貢献が顕著であった山口に代え鳥海を投入、31分34分と集中が切れたDF陣の乱れから連続失点があったものの大量得点のお陰でことなきを得る。無論反省は必要であるが・・。

 さぁ待望の年越しには成功したぜコスタリカ!次は第一シードのアウルスだ。首を洗って待ってろよライトイヤーズ!!!(まぁまだこれでベスト32でありますが・・)


小野  9.0 5得点1アシスト、Great!
石川  6.0 前線でボールに良く絡む
前原  6.0 前線での守備を評価
福島  6.0 1アシストとポストプレー
レビン 8.0 良く戻り体の切れよく攻守に貢献
ナツ  5.5 ドリブルに切れがなくボールに絡めず
獅子  6.0 攻守の要としては不満が残る
柄澤  6.5 相手のFWに苦戦しながら失点防ぐ
稲垣  6.0 無難なプレー
みつ  6.0 後半なれないポジションながらなんとかこなす
ゆうじ  5.5 やや体が重くスピードもてあます
木村  5.5 連携ミスはいただけず
山口  5.5 前半ひやひやプレー、後半SHで持ち直す
中越  6.5 サイドでの攻守の要として勝利に貢献
鳥海  5.5 失点は頂けず
小菅  5.5 スピードに四苦八苦?
馬場  5.5 GKだけの責任ではないが4失点は頂けず
浅野  5.5 前審判ご苦労様でした。
練習生 6.0 前線への確実なフィード
藍田  5.5 仕事の帰りにご苦労様
監督  6.0 ゲームプランの変更も結果はほぼ思惑通り

(久保田)

2006/12/3 北区会長杯 1回戦 vsCANP-J
北G 15:30Kick Off

FCコスタリカ 1(0-1 1-0)1 CAMP-J
                             PK戦9-8

【メンバー】
小野 平山 レビン ナツ 獅子 藤野 中野渡 守屋 みつ 山口 馬場 福島 水野 中越 稲垣 柄澤 前原石川 小菅 浅野 藍田 監督
【得点】
小野1

昨日の忘年会を兼ねた年度末ミーティングの結果を受けて臨んだ新年度第一戦、各位の承認の元(承認は兎も角全員に伝えた!)新年度より選手起用の軸を若手にシフトしていく方針を明確にして上での第一戦でもあった。

相手は今期リーグ戦で死闘を演じたCAMP-Jこと十条自衛隊・・体力のありかたは並大抵でなく苦戦は必至であったが本年のリーグ戦で死闘を演じたとはいえ、シニアを起用しつつも4-3で振り切っており、同じその相手にほとんど若手で挑んだ場合、果たして結果はどうなるか?若手の力量を計るうえでも格好の一戦であった。

前回の対戦から特別なことをしなくても勝てるはず・・すなわち奇をてらわずオーソドックスな4-4-2でKick offのホイッスルを聞いた。左に藍田がくれば攻撃的3-5-2も考えられたが左を仕事場とするタレントが稲垣しかおらず、小野を左のサイドハーフで起用する事も考えては見たがトップに小野/平山トップ下にナツとレビンを配置する事で奏でられる攻撃のハーモニーの魅力には敵わず結局3列目に獅子と藤野を配し、DFは左に中野渡に頼み中央にみつとゆーじ右に練習生の山口、無論GKの馬場、このイレブンが実質2007年度コスタリカのスターティングメンバーの栄誉を射止めることになった。

試合はKick off直後はコスタリカの一方的なペース「こりゃ流石に若手中心、自衛隊を圧倒し後半はシニアの選手もたっぷり使えるわいな・・。」しかし楽観的な思惑は5分と持たなかった。5分を過ぎてからは今度は攻められる攻められる・・失点の危機はさすがに少なかったもののボールポゼッションは圧倒的に支配され失点も時間も問題で有るかと思えた。しかしながらそこは若手、スピードで負けず、またパワーでも臆することなく徐々にペースを取り戻していく、小康状態がまだ暫く続くかと思われた前半15分、昨日も2006年度のレビューとしてあれほど口すっぱく言った効果がまったくなく、またしてもセットプレーから失点する事になる。

コスタリカから見ての左からの敵コーナーキック、DF良くヘッドでクリアするもボールは再度相手ボールに・・相手がこのボールを強振、ボールはコスタリカの誰かの背中に当たりコースが変わり馬場の逆を突いてゴールに吸い込まれていく。絶対に与えたくなかった先制点を許す事になってしまった。しかし時間は当然まだたっぷりと残されていた。先制されても臆することなく責め続けるコスタリカ、しかし前半終了まで相手ネットを揺らす事は出来なかった。

ハーフタイムに考えた・・本来は4-4-2で行き本日のフォーメーションで十分初戦を突破できるはずであった。しかし結果は0-1、当然トーナメントであることから得点をあげて勝たないことには2007年度リーグ開幕まで「タップリ」とした静養時間を取る事になるのである。フォーメーションにこだわってはいられなかった。後半4-4-2の継続で中越を山口に代え右のサイドバックで使う予定であったが、より攻撃的な位置で使い中越の良さを発揮させるため急遽3-5-2にフォーメーションを組み直す。小野/福島の2トップ、トップ下にレビンを置き右に中越左にナツをコンバート、ボランチに働き蜂の水野と獅子、3バックは稲垣/みつ/柄澤に託す。果たしてこの両サイドを徹底的にえぐる考えは見事に当たる。ボールポゼッションが圧倒的に高くなり後半のほとんどの時間を相手陣内で過ごす事が出来た。

しかし・・・しかし肝心なゴールが遠かった。レビンやナツのボールさばき、中越の運動量からの成果物として再三再四ゴール前にチャンスボールが配給されるも本日の小野はことごとくこのチャンスをものに出来なかった。逆に時折相手の豊富な運動量をベースにした鋭いカウンターがコスタリカゴールを襲う。いやな展開・・もしかしてこのままずるずると・・しかしその不穏な空気をやっと小野が吹き払う。数回目かのチャンス右サイドの突破から得られたチャンスボールに小野が絡み敵陣内をドリブルで切り刻み左足一閃!後半20分にやっと・・やっとゴールネットを大きく揺することが出来た。さぁ次は勝ち越し点!小野がナツがレビンが、そして中越が相手ゴールに再三迫る。しかしゴールに掛けられた鍵を開けるマスターキーはピッチのどこかに隠されたまま・・ついぞ終了8分前まで探し出せずにいた。

こうなると流石にトーナメントであるゆえPK戦を考慮する必要がある。ベンチには展開によって投入する予定であった小菅/石川/前原が残っていた。石川/前原には過去の長い歴史から度々PKを成功させている良いイメージが頭に残っていた。彼らはFW・・絶対にここではベテランの経験が生きるはず。最終的には迷わず投入を決めた。しかしながら誰と代えるか?PKを蹴るのに求められる要素は正確なキック、思い切りの良さと精神力を併せ持った選手と言われている。しかしながらここ何年か一緒にプレーしている選手であればある程度分かるものの昨今の選手で性格を把握していない選手のPKに関しての力量をここで定めるのはかなり苦しい作業であった。知っているのは過去の前原のPK成功の思い出と「モコのラブヘアー・インタビュー」に乱入した石川の度胸だけである。まぁ石川/前原なら外してもそう落ち込まないでありましょう・・結局体力的に相手を追い掛け回し苦しそうな水野とキックの精度がイマイチであった福島に代えてシニアの選手二人をピッチに送り出した。

試合の展開から失点の危険性もそうないであろうことは十分想定の上であった。果たしてピッチに送り出してロスタイムを入れて7分後、PK戦突入を示す終了のホイッスルが吹かれた。PKの順番は二人を投入したときからドラフトが出来ていた。試合の中でのPKキッカー小野をトップにレビン/獅子/山崎そして大切な5番手に前原、サドンデス突入1人目に石川以下中越/みつ/稲垣/柄澤そして最後に馬場である。まぁ勝っても負けてもサドンデスまではこないでありましょう・・予感は見事に大ハズレ、小野から山崎まで危なげなく決めるが相手も外さず4-4・・・さぁ博打で投入した前原である。しかし前原シニアの余裕で落ち着き払ってこれを決める。しかし相手も・・いよいよ入らないと思っていたサドンデス突入である専攻のコスタリカの一番手は石川・・固唾を呑む両チームと両ベンチ・・右足から放たれたボールは向かって右のポストの内側を叩く・・そして弾かれたボールは勢いに押されてそのままゴール内に転がる・・。歓喜のコスタリカ、落胆の自衛隊、そしてその勢いは後続の中越/みつ/稲垣にまで伝承され最もPKの順番が回って来ることを恐れていた柄澤の前でコスタリカの希望がやっと叶えられた。敵の蹴ったボールが勢い無く左のポストの外側に転がったのである。終わってみればなんとPK9-8、お互いミスがなく一歩も譲らなかったまさしく激戦・死闘であった。

負けても悔いが無いよなぁ〜敗戦のコメントを考えていた私に久しぶりに考えていたコメントの必要がない至福の時がプレゼントされた。さぁ次は12/23今度こそ激戦でなく本当にあっさりつまらなく勝とうよコスタリカ!

小野    6.0 1得点も逸機多し
平山    5.5 ボールを追う意欲
レビン  6.5 正確なボールを再三供給
ナツ    5.5 あまりチャンスを演出できず
獅子    6.0 中盤の守護神
藤野   5.5 豊富な運動量
中野渡 5.5 左サイドでややもてあます
ゆーじ  5.5 無難なプレー
みつ    5.5 セットプレーからの失点は頂けず
山口    5.5 やや球離れ悪く
馬場    6.0 落ち着いたプレーぶり
福島    5.0 ボールが足に付かず
水野    5.5 働き蜂でピンチの芽を摘む
中越    6.0 意欲的な攻め上がり
稲垣    6.0 サイドを封印
柄澤    6.0 進入を未然に防ぐ
前原    5.5 落ち着いたPK
石川    5.5 PKで魅せる
小菅    5.5 意欲的なベンチワーク
浅野    5.5 精力的な裏方に徹する
藍田    5.5 今度は出てくれよ!
監督    6.0 博打に勝利

(久保田)

2006/10/21 XSSL岩槻 第5戦 vsFXIS
岩槻G 11:30Kick Off

FCコスタリカ 2(2-0 0-2)2 FXIS

【メンバー】
八木、水野、石川、レビン、藍田、平山、浅野、小菅、夏海、みつ、石川子、前原、獅子
【得点】
獅子1 own goal 1

振り返ればコスタリカはフジノンに13−0という爆勝をした以降シニアで2連敗、社会人で昇格を逃がした1敗、の3連敗中。xsslでは、ここ2年岩槻リーグを制しながら
チャンピオンシップで敗れていること、本日の勝利で岩槻リーグプレーオフ進出が決定すること、相手が決して強敵でないこと、そんな多くの理由、要因からも「快勝」して連敗から脱却すべく状況下での1戦であった。

が、GKは事前連絡ありで致し方ないことではあるが2名とも不在、若手は参加予定であった福島、中越、原が欠席、さらにほとんど欠席のない小野も不在、さらに監督は社会人最終戦の采配責任をとって休養中、と昨今参加人数では絶対に負けないコスタリカとしては何となくしまりのない気分の乗らないスタートとなった。

先発はGKを買って出てくれた八木、DFはみつ、石川子、藍田、MF獅子、石川、水野、山崎、れびん、FW前原、平山。開始早々ドリブルを引っ掛けられた平山がもらったFKを相手DFが準備する前に蹴った獅子のマリーシアキックで先制、その後も見た目では多くのチャンスを作る。そして16分相手クリアー?がゴールに飛び込み2−0、完全に勝負は決したかに見えた。

が、正直この日のコスタリカは最悪の出来。縦に狭いピッチに関わらずDFとMFは北グラウンドと同じような間隔を空け相手にバイタルエリアを与える。狭い分サイドに開いて基点を作れば良いのに真中にボールを集め相手の網にかかる。DFはピッチが凸凹なのに簡単なクリアーを怠り、ピンチを招く。たしかに相手は弱かった。しかしその弱い相手に合わせたサッカーをしていたため、コスタリカ自体もいつの間にか「どんより」としたサッカーに終始してしまう。

前半20分、後半GKをやってくれることになった石川のかわりに小菅をボランチ投入、さらに後半開始からは小菅をDFに八木をボランチに入れ(藍田交代)ポゼッションは前半以上に高まり、また平山、前原の前線はよく体を張るが、しかし得点の匂いは消えていく。

そして不可解なPK、不運なFK(いずれも、「またしても」セットプレー)で相手に2点を献上、同点。その後、れびんのポスト直撃のFK、前原のヘッド等が相手ゴールを襲うことは襲うが、何か「どんより」した感覚は最後までしまらず、結果2−2の引き分けでゲームエンドとなった。

この試合を振り返ると、全ては若手コスタリカの体たらくに尽きる。
寝坊で来ない福島、参加表明をしたのに現れない中越、原、それを管理できない獅子。無断欠席の分も試合で頑張れば良いが、自分自身の出来も最悪に近かったれびん。確かに試合「だけ」を見れば、小野がいただけで2〜3点はとれたかも知れない。しかし、GKを自ら買ってでてくれた八木、石川、相手の汚いプレーにキレずに60分前線で走り回った前原、平山を始めとしたシニアの頑張りを誰が非難できようか。

我々は今年社会人で悲劇を味わった。そしてその反省を活かし、来期のコスタリカは変わろうとしている。が、若手がこんな状況では彼らの言うこと、彼らの希望は単なる自分勝手な妄想となってしまう。すなわちこのままでは、長年運営に関わってきた先輩諸氏が作り上げてきたコスタリカをもうワンランクアップさせるなんて不可能なのである

若手にはさらなる自覚を促し、再度一丸となって原点に戻ってXSSLチャンプ、そして会長杯獲得を目指そう。君らが目の色が変わって気合の入った試合準備をすれば、シニア達は間違いなく裏方としてフォローしてくれるはずだ。

八木 5.5 後半ボランチでゲーム支配(前半GKご苦労様でした)
水野 4.5 サイド攻撃できず
石川 5.0 2失点は責められず
レビン4.0 FK決められず本年最悪の出来
藍田 5.0 安定したDF
平山 5.5 キレずに基点となる。
夏海 4.5 変わらず球離れ悪し
みつ 4.5 グラウンドに適したボール処理出来ず
石川子5.0 慣れない中で安定したフィード
前原 5.0 いくつか惜しいチャンスあり
獅子 5.0 1点目のFKは見事だが・・・
小菅 4.5 集合時間とキックオフ時間は違うことを理解して欲しい
浅野 5.0 出場できず

※その後FXISは「1敗」でなく「1分」だったらしいことが判明。コスタリカが現段階で岩槻プレーオフに参戦できるか否かは不明。

(浅野)

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