岩槻G 11:30Kick Off
FCコスタリカ 2(2-0 0-2)2 FXIS
【メンバー】
八木、水野、石川、レビン、藍田、平山、浅野、小菅、夏海、みつ、石川子、前原、獅子
【得点】
獅子1 own goal 1
振り返ればコスタリカはフジノンに13−0という爆勝をした以降シニアで2連敗、社会人で昇格を逃がした1敗、の3連敗中。xsslでは、ここ2年岩槻リーグを制しながら
チャンピオンシップで敗れていること、本日の勝利で岩槻リーグプレーオフ進出が決定すること、相手が決して強敵でないこと、そんな多くの理由、要因からも「快勝」して連敗から脱却すべく状況下での1戦であった。
が、GKは事前連絡ありで致し方ないことではあるが2名とも不在、若手は参加予定であった福島、中越、原が欠席、さらにほとんど欠席のない小野も不在、さらに監督は社会人最終戦の采配責任をとって休養中、と昨今参加人数では絶対に負けないコスタリカとしては何となくしまりのない気分の乗らないスタートとなった。
先発はGKを買って出てくれた八木、DFはみつ、石川子、藍田、MF獅子、石川、水野、山崎、れびん、FW前原、平山。開始早々ドリブルを引っ掛けられた平山がもらったFKを相手DFが準備する前に蹴った獅子のマリーシアキックで先制、その後も見た目では多くのチャンスを作る。そして16分相手クリアー?がゴールに飛び込み2−0、完全に勝負は決したかに見えた。
が、正直この日のコスタリカは最悪の出来。縦に狭いピッチに関わらずDFとMFは北グラウンドと同じような間隔を空け相手にバイタルエリアを与える。狭い分サイドに開いて基点を作れば良いのに真中にボールを集め相手の網にかかる。DFはピッチが凸凹なのに簡単なクリアーを怠り、ピンチを招く。たしかに相手は弱かった。しかしその弱い相手に合わせたサッカーをしていたため、コスタリカ自体もいつの間にか「どんより」としたサッカーに終始してしまう。
前半20分、後半GKをやってくれることになった石川のかわりに小菅をボランチ投入、さらに後半開始からは小菅をDFに八木をボランチに入れ(藍田交代)ポゼッションは前半以上に高まり、また平山、前原の前線はよく体を張るが、しかし得点の匂いは消えていく。
そして不可解なPK、不運なFK(いずれも、「またしても」セットプレー)で相手に2点を献上、同点。その後、れびんのポスト直撃のFK、前原のヘッド等が相手ゴールを襲うことは襲うが、何か「どんより」した感覚は最後までしまらず、結果2−2の引き分けでゲームエンドとなった。
この試合を振り返ると、全ては若手コスタリカの体たらくに尽きる。
寝坊で来ない福島、参加表明をしたのに現れない中越、原、それを管理できない獅子。無断欠席の分も試合で頑張れば良いが、自分自身の出来も最悪に近かったれびん。確かに試合「だけ」を見れば、小野がいただけで2〜3点はとれたかも知れない。しかし、GKを自ら買ってでてくれた八木、石川、相手の汚いプレーにキレずに60分前線で走り回った前原、平山を始めとしたシニアの頑張りを誰が非難できようか。
我々は今年社会人で悲劇を味わった。そしてその反省を活かし、来期のコスタリカは変わろうとしている。が、若手がこんな状況では彼らの言うこと、彼らの希望は単なる自分勝手な妄想となってしまう。すなわちこのままでは、長年運営に関わってきた先輩諸氏が作り上げてきたコスタリカをもうワンランクアップさせるなんて不可能なのである
若手にはさらなる自覚を促し、再度一丸となって原点に戻ってXSSLチャンプ、そして会長杯獲得を目指そう。君らが目の色が変わって気合の入った試合準備をすれば、シニア達は間違いなく裏方としてフォローしてくれるはずだ。
八木 5.5 後半ボランチでゲーム支配(前半GKご苦労様でした)
水野 4.5 サイド攻撃できず
石川 5.0 2失点は責められず
レビン4.0 FK決められず本年最悪の出来
藍田 5.0 安定したDF
平山 5.5 キレずに基点となる。
夏海 4.5 変わらず球離れ悪し
みつ 4.5 グラウンドに適したボール処理出来ず
石川子5.0 慣れない中で安定したフィード
前原 5.0 いくつか惜しいチャンスあり
獅子 5.0 1点目のFKは見事だが・・・
小菅 4.5 集合時間とキックオフ時間は違うことを理解して欲しい
浅野 5.0 出場できず
※その後FXISは「1敗」でなく「1分」だったらしいことが判明。コスタリカが現段階で岩槻プレーオフに参戦できるか否かは不明。
(浅野) |