2008年度マスターズpart2

part1

2008/12/7 北区マスターズ2部第8戦 vsFC2001
赤羽商業G 19:22 kickoff
FCコスタリカ 2(1-0 1-0)0 FC2001

【メンバー】
石川 平山 大西 坂本 斉木 豊岡 伊藤 三上 小菅 市川 越智 前原 武田 堀川 宮崎 久保田 藍田 鳥海 馬場 浅野
【得点】
斉木 前原

 第7戦が終了し昇格が目前となった時、メンバーの気持ちは揺れていた。そこで最も重要な事は、昇格もしくは残留という「結果」ではなく、最終戦に臨むプレーヤーの「意思統一」だったと思う。そこで、(一応)監督である私は、かなりの人数のメンバーに気持ちを聞き、MLにて決意表明を行った。

コスタリカマスターズ各位

 結論から言います。11/16の最終戦は勝ちましょう!そして1部再昇格しましょう!(※注;11/16は雨天のため「決戦」は12/7に延期)

 正直悩みました。だって昨年の1部では1分8敗の惨敗、戦績という結果だけでなく、ゲーム過程としてもほとんどの試合が相手ボールを追いかけるだけ、ゴールもほとんどなし。社会人の「少しでも高いレベルで」と言うモチベーションは立派ですが、我々はやはり同じようなレベルで真剣にかつ楽しいサッカーをしたい、この気持ちは今でも変わりません。そしてその気持ちを充足させるには、おそらく来年も2部にいたほうが、良いと思います。

 しかし思うのです。来年「楽しいサッカーをするために」、直近の試合を「真剣にやらない」ってことは、本当に我々自身の「楽しさ」を表現することなのか?と。それ以前に2部残留を目的とするには、今期最終戦を「わざと」負けたり、分けたりしなくてはいけません。その行為って「楽しい」のかと?

 違う場面から考えます。もし我々がわざと負けたりしたら、それは一緒のリーグを戦う相手チームにも、それだけでなくリーグ参加している全てのチームや運営や審判の方々にあまりにも無礼な行為ではないでしょうか。と考えると、わざと2部残留したとしても、そんな行為をして「残留」した来年の2部リーグも、きっと「楽しく」ないのではないでしょうか。

 下手クソかもしれない、でもサッカーを真剣にプレーしているという自負はメンバー全員がお持ちだと思います。もちろん勝負に時の運はあります。最終戦も絶対に勝てるという保障はありません。しかし最終戦に臨む気持ちを全員一致させることはできます。

 もう一度言います、全員参加で全員出場で勝利しましょう!そして来年1部に昇格しましょう!

 生意気な意見、失礼しました。

 「意思統一」はできたと思う。その証拠に当日集まったメンバーは総勢20名で、全員出場というもうひとつの目標をクリアーするのに苦慮したほどだった。

 さて、先発はGK越智 DF伊藤、三上、市川にケガから復帰の小菅 MFはアンカー役に豊岡、サイドに坂本、斉木、トップ下大西、FW石川、平山、ワンボランチの布陣からわかる通り、まずは気持ちをポジティブにして「攻める」ことに主眼を置く。

 予想通りコスタリカのポゼッションは高い。しかし高いがゆえ余裕が出て、特にDFラインでのボールの持ちすぎが気になる。が、どうもこれはベンチだけで、ピッチ上では本当に余裕があったようである。こうして早速前半9分、ペナ前やや右でとったFKを斉木がダイレクトでゲットし、先制する。その後、平山の負傷で急遽後半予定だった前原を出場させるというアクシデントはあったが、その前原も相手DFのウラを数回とりチャンスを作るという働きをみせ、危なげなく前半を終了する。

 後半はメンバーを大きく入替え、GK馬場 DF藍田、鳥海で三上、市川はそのまま、MFは大西、久保田のダブルボランチ、サイドに堀川、宮崎 FWは前原を残し、武田とする。藍田の攻め上がりを中心としたサイド攻撃が前半以上に鋭くなり、また相手DFがコスタリカ以上に年輩のためウラがとれ、攻撃はさらに活性化、そして前半フリーを外した前原が汚名返上とばかりに2点目をゲットし、ほぼ勝負は決した。その後、予定通り10分で久保田御大に替わって最後の交替メンバー浅野が出場、これで全員出場という目標も達成し、遂にコスタリカは1年で1部に復帰することとなった。

 ところで・・・・・。
2005年コスタリカが2部で戦った時の戦績は5勝2分1敗(2位)、今回は5勝1分2敗(2位)ということで、勝敗、勝点、順位にはさほどの相違はない。しかし05年の得失点は28/7、今回はなんと8/8であり、総得点は8チーム中7位、得失点差0での2位なのである。たしかに他のチームがレベルアップしたということも要素としてはあるが、この数字は来年の1部での戦いの激しさを象徴するものだろう。

 が、我々は逃げない。4試合連続無失点でリーグを終えた守備力をもって、来年はカテナチオならぬコスタチオで1部に旋風をおこしてやろう(という気持ちで頑張ろう!!)。

石川  6.5 シニアでの2得点をここでとって欲しかった
平山  5.5 残念なアクシデント
大西  7.0 前半攻撃後半守備に縦横無尽
坂本  6.5 再三のサイドチャンスメーク
斉木  7.0 FKは見事、チャンスの基点にもなる
豊岡  6.5 最も気合が入っていた、声でチームを鼓舞
伊藤  6.0 攻撃への気持ちが不安定な守備をまねく
三上  7.0 シュアな守備
小菅  6.0 病み上がりで30分持つ、来年は完全復帰を
市川  6.0 後半にスタミナ切らす、それまでは抜群の切れ込み
越智  6.5 何故かこの人のコーチングはメンバーの心を安定させる
前原  7.0 この相手だとスピード活きる、来年はもっと得点を。
武田  6.5 FWながら守備にも貢献
堀川  6.5 スピードで相手ふりきる
宮崎  6.5 アグレッシブな動きで翻弄
久保田 6.5 来年はマスターズ監督もお願いします
藍田  7.0 守備しながらオーバーラップもシュートも
鳥海  6.5 安定した守備、コーチングもGood
馬場  6.0 ほとんど働いていないのではないでしょうか。
浅野  6.5 誰が何と言おうと、あれはベックヘッドシュートだ

(浅野)

2008/10/12 北区マスターズ2部第7戦 vsノルテE
赤羽商業G 18:40 kickoff
FCコスタリカ 2(0-0 2-0)0 ノルテE

【メンバー】
馬場 市川 三上 守屋 坂本 豊岡 八木 斉木 久保田  前原 武田 鳥海 藍田 宮崎 石川 平山 浅野 西田
【得点】
三上 石川

 昨年マスターズリーグ1部において1分8敗という悲惨な戦績で2部に降格したコスタリカ。しかしながら、昨秋時点でメンバーの悲しみはそんなに大きなものではなかった。というのも1部では前述のような惨敗、一方2部には3年前戦った「楽な」イメージがあったからだったと推察される。こうして向かえた2部での今シーズン、コスタリカは出足でつまずく。初戦から△●○●、全8試合のなかばでほぼ再昇格が絶望となってしまったのだ。負けがこんだ原因は、相手をなめていたという気の緩みとコスタリカメンバー自体の高年齢化、それと反比例した各2部チームの実力向上等。しかし、昨年一緒に2部落ちしたジュニオに0−3の完敗をしてしまった第4戦後、さすがに危機感を持ったメンバーの意識が変わってくる。

 声を出す、カオを出す、積極的にボールにからむ、基本を思い出したコスタリカはその後苦戦はするものの、2−0、1−0と無失点で2連勝した。が、既に逸した勝ち点は8、本来ならば昇格を望む戦績ではないはずだった(ちなみに過去3年2部2位の逸勝点は6,6,7)のに、そこに女神が微笑むからリーグ戦は面白い。直前に上位2チームが下位にとりこぼし、この日の試合前時点では、
1位・リバティー(13)、残:ノルテ
2位・ジュニオ(11)、残:スペラント
3位・志茂B(11)、残:城北アスカ
4位・城北(10)、残:ノルテ
5位・コスタリカ(10)、残:ノルテ、FC2001
6位・ノルテ(9)、残:コスタリカ、城北、リバティ
 詳細解説は省くが、要は残り2試合で勝点6をとれば、自力昇格を達成する状況となったのだ。

 さて当日の相手ノルテEは先日志茂Bに3−0で勝利し2部を混戦とした当事者、また得点も多いが失点も多い、このような勢いのあるチームに先制点を許すとゲーム運びが困難になることから、守備に重点を置いたメンバー配置とする。スタメンGK馬場、DF市川、三上、守屋、坂本 ボランチに豊岡、八木、SMFは斉木、久保田 FW前原、武田でスタート。尚ベンチには鳥海、藍田、宮崎、石川、平山、浅野にこの日初参加の西田と潤沢な控えがいた。

 キックオフ直後から相手の攻撃パターンは、しっかり守って6番7番等足の速い2〜3人がカウンターということが判明、よってDFとFWの間に空きスペースが多く、八木、斉木を中心にコスタリカは中盤を制すことができる。開始早々はボールがもてることから豊岡、八木の両ボランチが上がってしまう危うい場面もあったが、三上、守屋を中心とした固い守備で対処し、ゲームは優位に進行する。10分で予定通り久保田→宮崎の交替、その後前原のアクシデントで平山投入もあったが、坂本、平山の惜しいシュート、豊岡のロングシュートが相手ゴールをおそう。が、結局前半は0−0で終了。
 
 後半開始時点で鳥海、藍田、石川を10分後に西田を投入。危ない場面は少ないものの、得点は入らない、そんな状況を打破したのが最終ラインから長躯駆け上がった三上だった。中盤からのスルーパスをフリーで受け、ダイレクトでシュートしたボールが遂に相手ゴールへ突き刺さる。さらに自分でもらったPKを自ら石川がゲットし2−0。最後は八木にかえ浅野を投入し、3試合連続の無失点勝利となった。

 さて最終戦は11月16日(予定)、相手はFC2001。苦難の道のりだった本年のコスタリカだが、あと1勝で昇格という状況になった。このゲーム、どのように対処するか・・・、いろんな意味で思案中である。

馬場  6.0 危うい場面なく
市川  6.0 守備で貢献
三上  7.5 見事なオーバーラップ、守備も秀逸
守屋  6.0 持ちすぎでやや危ない場面も
坂本  6.0 相手サイド攻撃をケアー
豊岡  6.0 ロングシュートは惜しかった
八木  7.0 攻守の軸
斉木  7.0 ためとリズムをつくる
久保田 6.0 守備に貢献
前原  6.0 前半途中交替は無念
武田  6.0 サイドに開きすぎた場面も
鳥海  6.5 サイドバックで奮闘
藍田  6.5 急遽前審担当で+0.5
宮崎  6.5 アグレッシブな動き
石川  6.5 相変わらずの勝負強さ
平山  6.5 豊富な運動量で相手かく乱
浅野  6.0 自分の出場時間が・・・
西田  6.5 最初から声出ていた

(浅野)

2008/9/6 北区マスターズ2部第6戦 vs城北アスカ
北G 18:47 kickoff
FCコスタリカ 1(0-0 1-0)0 城北アスカ

【メンバー】
馬場、伊藤、鳥海、守屋、藍田、三上、石川、市川、大西、平山、宮崎、堀川、浅野
【得点】
大西

 試合直前に坂本から腰を痛めて出場回避の要請があり、この日の登録メンバーは本年度マスターズで最低の13名となった。さらに守屋が試合直前参加のためアップが困難なこと、浅野の膝がポンコツなことは従前からわかっていたことから、相手の実力がどうであれアタマ数で厳しい戦いになることは予想していた。(しかも相手の城北アスカは20名程度の参加者がいた。)

 先発は前審の堀川と浅野を除き、GK馬場 DF伊藤、鳥海、守屋、藍田 MF三上、石川、大西、市川 FW平山、宮崎でスタート。決してポゼッションは悪くなく、危ういシーンも少ないのだが、コエとカオが出なくパスがつながらない、必然DFは大きなクリアーが多くなり、さらにパスが繋がらないという悪循環。それでも市川や大西の個人突破からチャンスは作るが続かず、なんとなくボンヤリしたゲーム展開となる。

 前半20分で堀川を伊藤と交替。市川をDFに下げ、堀川にサイドをえぐらせる。これが功を奏し、さらにコスタリカ優位な展開になるが得点は遠い。こうしているうちに地球温暖化からかベトナムのような亜熱帯地方となった北グラウンドにスコールが襲う。途中、石川→浅野の交替もあるが、屁の役にもたたず、雨のせいでパスが繋がらず、こう着状態のまま前半終了。

 後半は前半終了時のメンバーで開始。途中、翌日トレセンじゃなくてスポレクのゲームがある鳥海、浅野をベンチへさげ、再び石川、伊藤が登場。しかしながら、どうしても点が入らない。が、こりゃ引き分け濃厚と思っていた後半25分、大西が値千金のロングシュートを決める。雨の中の大西のガッツポーズは、コンフェデ豪州戦のナカタのようにかっこよかった。

 こうしてなんとかコスタリカは勝ち点3をゲットした。今シーズン残り2試合、他力ながら、まだ1部再昇格の可能性もある。最後まで希望をもって、戦い続けよう。

馬場 6.5 ずるっと滑って自らピンチ招くも無失点は評価。
伊藤 6.0 シュアな守備も攻撃に続かず。
鳥海 6.5 相手FWをきっちり抑える。
守屋 6.5 的確なコーチングで守備安定。
藍田 6.0 サイド突破に冴え見られず。
三上 6.0 安定した守備もイエローはマイナス。
石川 6.5 ボランチやったりFWしたり、ポリバレント。
市川 6.0 サイドえぐる動きで相手混乱。
大西 7.5 値千金のロングシュート。
平山 6.5 宮崎との新コンビが機能せず苦戦。
宮崎 6.0 パスもらえず下がってしまうクセ出る。
堀川 6.5 交替出場でチームが活性化。
浅野 6.0 勝ったからいいや。
坂本 5.5  直前腰痛でリタイア。

(浅野)

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