2009年度マスターズpart1

part2

2009/8/9 北区マスターズ1部第5戦 vs十条
荒川G 12:00 kickoff
FCコスタリカ 0(0-3 0-1)4 十条

【メンバー】
浅野、八木、堀川、鳥海、小菅、五十嵐、豊岡、藍田、市川、前原、馬場、越智、宮崎、稲垣、西田、久保田、石川(後半から)、守屋(後半から)
【得点】
なし

 1部というステージで戦う今年のコスタリカマスターズにとって、苦しくないゲームはひとつもない。しかしサッカーは常に実力が上位のチームが勝つとは限らないスポーツ。だからこそ、環境等の実力以外の外部要因を味方につけることで、少しでも優位な条件を確立することも戦略の一部だ。

 通常、日が翳った夕方に実施されるマスターズであるが、シーズン前半の天候不順から、この日は真夏の12:00キックオフという設定がされた。この暑さを味方にするには、マスターズの交替自由というレギュレーションを活用し、多くのプレーヤー参加のもと、人数ですなわち運動量で圧倒する、それがこの日の戦略だった。

 その期待に応え集合予定メンバーは総勢18名、15分で給水が入ることから30分ハーフでなく15分×4回という考え方でメンバーを入れ替えることを想定する。先発はGK越智 DF市川、稲垣、鳥海、藍田 MF豊岡、浅野、久保田、五十嵐、八木 FW宮崎の4−5−1でスタート。消耗の激しいサイドは、五十嵐―西田、市川―堀川、さらに久保田―前原、越智―馬場を15分で交替予定とし、その後小菅、後半から参加の2名も適材適所で使用し、夜シニアの試合がある石川、豊岡、藍田、浅野は、30分以内の出場とする、というのが当初のプランニングだった。

 キックオフ直後は、まあまあだった。というのも相手十条は10名しかいないこともあり、そこそこのポゼッションも確保できたように感じた。が、それは相手の戦略だったようで、最後まで11人ジャストだった十条の戦略は省エネサッカー。自陣でゆっくりボールを持ち、チェイスされるとしっかり作ってあるトライアングルでボールを走らせる、さらにパスコースがなくなると、10番を基点に大きなサイドチェンジをする。各個人のスキルがしっかりし、かつトライアングルを始めとする約束事が達成されているため、人は動かないが、ボールが動く。そしてそれをチェイスして消耗したのは、人数が多いコスタリカのほうであり、前半を0−3としてしまう。

 後半も15分単位でフレッシュなプレーヤーに入れ替える手法は継続、その効果が表れ、八木、前原のコンビで数回相手ウラをとる攻めができるようになる。惜しいシュートもあったが決まらず、最後に守屋が不運なハンドの判定でPKを献上、結果0−4で空しいホイッスルを聞くこととなった。

 これでマスターズは今期1勝4敗、うち3試合は4点以上の失点をしている。今後も苦しい戦いが続くのはまちがいない。しかし、苦しいから負けるからと、最初からあきらめていては、根本的に楽しくない。勝利は困難かも知れない、相手が強いのだからミスもあるだろう。が、声を出し、動き、常にミスを恐れず積極的なサッカーを心がければ、それだけでも笑顔でサッカーができるし、そこから反省も生まれる、成長もできる。下を向く必要はない。そんな心意気で、楽しく真剣に今後のゲームに臨んでいこう。

浅野  4.5 常に相手に先手をとられる
八木  4.5 フル出場も基点となれず
堀川  4.5 サイドのスペース使えず
鳥海  4.5 守備で奮闘
小菅  4.5 落ち着いた対応
五十嵐 4.5 まだチームになじめず
豊岡  4.5 相手のペースに巻き込まれる
藍田  4.5 スペースへの走りはあったが
市川  4.5 まずはケガを直してから
前原  5.0 前線でリーダーシップ発揮
馬場  4.5 いまいち光らず
越智  4.5 2失点に罪はないが
宮崎  4.5 運動量があるが結果伴わず
稲垣  4.5 久々の出場
西田  4.5 もう少し声が欲しい
久保田 4.5 サイドで数回絡む
石川  4.5 前線で楔になるが効果出ず
守屋  4.5 PK献上以外はシュアな守備
みつ  6.5 給水&後審ありがとう
れびん 6.0 給水係、ありがとう。
夏海  5.5 応援ありがとう。

(浅野)

2009/7/11 北区マスターズ1部第4戦 vs志茂A
北G 18:40 kickoff
FCコスタリカ 0(0-3 0-2)5 志茂A

【メンバー】
浅野、馬場、豊岡、前原、斉木、石川、小菅、堀川、五十嵐、坂本、鳥海、守屋、三上、宮崎
【得点】
なし

 第3戦で待望の勝点3を獲得、その勢いを停めることなく1部残留に突っ走りたいコスタリカの第4戦目は昨年1部2位の志茂A。強豪とは言え、何とか1つでも勝点を伸ばしていきたいところであるが、当日のメンバーには攻撃要因が少ない。しかし攻めなければ、押し込まれてしまい、失点に繋がるのは必然から、こちらがポゼッション中にミスしてカウンターを食らっても、守備体系を整える時間をかせぐ意味合いから、中央ではなく右サイドにボールを集める、いわば奇策を考えた。

 スタメンはGK馬場、DF宮崎、守屋、三上、小菅 MF豊岡、鳥海、斉木、前原、坂本 FW石川。宮崎はウラをとられてもかまわないから、センタライン当たりまで上がり、基点となる。彼のウラは2枚のセンタバックはもちろん守備に強い小菅を左サイドに配置し、3センタバック的にカヴァーする。基点となった宮崎の周囲は、豊岡、斉木でフォローし、前原はそのスピードを活かし、相手左サイドのウラをとる。一方、左サイドは前目の坂本も含めて守備重視とする。これで相手の攻撃をいなし、なんとか五分のポゼッションをとる、というプラン。

 しかしながら、相手MFの寄せが早く、また弱いと思っていた左サイドも強く、コスタリカは攻撃の石川、前原とその他プレーヤー間に大きなスペースができてしまう。本来ボールを保持できるはずの斉木までもが、相手プレッシャーから守備的役割が大きくなり、前線につなぐ役割をまっとうできない。そしてコスタリカFWと守備ラインを分断した志茂Aは、中盤で自由にボールをつなぎ再三のチャンスをつくり、坂本のアクシデント(堀川交替)も相まって、前半は0−3で終了。

 後半、ともかく1点を返すことを主眼に通常の4−4−2に戻す。GK馬場 DF堀川、守屋、三上、五十嵐 MF豊岡、鳥海、斉木、宮崎 FW石川、前原。(小菅アウト)が、ペースを変えることはできず、ほとんど自陣でという苦しい60分が経過した後のスコアは0−5と無惨なものとなった。(途中で鳥海-浅野交替)

浅野  4.0 奇策通じず
馬場  4.0 途中でキレる。
豊岡  4.5 惜しいロングシュート1本あり
前原  4.5 慣れないMFでスピード活かせず
斉木  4.5 守備で苦しく攻撃基点になれず
石川  4.0 前線で奮闘するもフォローなく
小菅  4.0 左サイドでフィットせず
堀川  4.5 前審感謝、急な出場にも無難に対応
五十嵐 4.0 残念なデビュー戦
坂本  4.0 アクシデント発生、前半で交替
鳥海  5.0 パス&ゴーを徹底。ダイナモ役をこなす
守屋  4.5 コーチングさえず
三上  4.0 相手FWに翻弄される
宮崎  4.5 運動量はあったが、効果的でなかった

(浅野)

2009/6/20 北区マスターズ1部第3戦 vsTEEC
北G 18:40 kickoff
FCコスタリカ 2(0-0 2-1)1 TEEC

【メンバー】
豊岡、前原、堀川、守屋、石川、浅野、藍田、小菅、馬場、宮崎、大西、相原、三上、平山
【得点】
相原×2

 本日の対戦相手TEECは昨年1部8位、本年度は今まで2敗という戦績。つまりコスタリカが1部残留を果たすためには、文字通り絶対に勝たなければいけない相手である。では勝つためにはどうするか?少し理屈っぽくなるが、オイラが思うその手法を述べてみたい。

 まず何より大切なのはモチベーションだ。勝つぞっていう気持ちだ。そこまでは簡単な理屈だが、では全員が勝つことを目的として戦術的に意思統一を図る、いわゆるチーム一丸となることは、高校生のように毎日一緒に練習しているメンバーでなければ結構難しい。そこで試合前の意思統一としてオイラが必ずやることは、スタート段階で「攻める」か「守るか」という基本を統一することだ。そんなことを言わなくても、習性としてFWは攻めるし、DFは守るけれど、「攻め」の意思統一の効果は、全員が積極的になることだ。こんなレベルのゲームでも、先の一歩の仕掛け、最後の一歩の頑張りはチームを活性化し、流れをつかめる。その「気持ち」を一言で表現するのが、「攻め」の姿勢なのだと思っている。で、失点してもいいから、ともかく攻める、点をとることをこの日の第一の目標とした。

 次に大事なのは気分転換。2連敗スタートのコスタリカにとって、負けの気分を変えることは重要なことだ。そしてこの日はユニフォームをわざとセカンドとした。そう言えば、社会人も含めて、ユーベ、黒、白のセットはデビューだった。意外と強そうで格好良かった。

 さて試合。当日、馬場の遅刻はわかっていたものの、まさかキックオフにまで間に合わないとは思わなかった。そのため急遽、石川にGKを託し、GK石川 DF藍田、守屋、三上、宮崎 MF豊岡、浅野、大西、前原、平山 FW相原でスタート。キックオフ5分後、馬場が到着、石川をボランチに上げ、浅野アウトとする。戦略は前述の通り「攻め」。大西を基点とし、マスターズでは若手の相原のスピードを活用、さらに元スピード王の前原、平山がフォロー、布陣は4−5−1だが、気持ち的には4−3−3のイメージである。が、なかなかうまくは進まない。相原のスピードこそ目立ち、右サイドでのぶっちぎりから前原の惜しいボレー等のチャンスもあるが、攻撃的MFが薄く、大西がパス出しに苦慮、またMFという意識からか、平山の位置が後ろ過ぎて、相手DFの混乱を誘発できない。もちろん相手も1部で昨年11の勝点を上げたチームであり、全てが想定通りとなるわけもなく、一進一退のゲームは前半0−0で終了する。

 後半、前審を努めてくれた小菅をDFに、三上をボランチに上げて、石川交替。またこの日抜群の運動量だった宮崎に替わり堀川を右サイドバックとする。そして前半からの相原の突破、前原、平山の献身的フォローが相手DF陣を疲弊させていく。そして遂に右サイドを突破した相原がそのままドリブルで切れ込み、ゴール。ここで少し休憩をとった宮崎を豊岡に替えてボランチで投入。その運動量が守備で活きる。そして後半中盤、1点目と同じような形から相原が2点目をゲットし、いよいよ久々の1部勝利が近づく。が、好事魔多し。この日ゼロックスでほぼフル出場だった前原から浅野へ交替した直後、セットプレーから失点。その後も危ない状態が続く。

 が、DF陣を始めとした全員の積極的な頑張りで、このままゲームセット。コスタリカマスターズはなんと2006年11月以来の1部勝利を獲得したのである。

豊岡 6.0 相手のパス出しをカットし攻撃に余裕を与えず。
前原 6.5 DF裏を再三つく。後は決定力。
堀川 5.5 右サイドでチャンス作らせず。
守屋 6.0 カラダをはってピンチ防ぐ
石川 6.0 2試合連続の急遽GKも無失点。
浅野 6.0 適切なメンバー交替、選手では?
藍田 6.0 攻撃参加は少ないものの、守備安定。
小菅 6.0 コーチングでチームに活力与える。
馬場 5.5 遅刻はダメよ。
宮崎 6.5 抜群の運動量。サイドバックで新境地。
大西 5.5 フォロー少なく、決定的シゴトできず。
相原 7.0 スピードと決定力、さすが若い。
三上 6.5 相手攻撃の出所をことごとく防ぐ。
平山 6.0 前半の前半の深い位置取りがやや残念。

(浅野)

2009/6/6 北区マスターズ1部第2戦 vsレッズ
北G 17:20 kickoff
FCコスタリカ 1(0-4 1-0)4
 レッズ

【メンバー】
越智、鳥海、坂本、市川、藍田、石川、豊岡、八木、堀川、平山、前原、小菅、浅野、相原、守屋
【得点】
豊岡

めでたく1部に昇格した09年度であったが、その第2戦の相手はなんとレッズであった。と、なんか初戦と同じようなリード文である。さて、そのレッズとの過去戦績はというと。

03年 2-1
04年 0-2
05年 ウチが2部となったため対戦なし
06年 1-4
07年 0-3
08年 ウチが2部で対戦なし

あれ!遥か昔だが03年は勝っている!
まあ、高麗よりは組みやすいかも知れないが、1部強豪であることにはまちがいのない相手。しかも、当日は前日から雨が降っていて、決行だか中止だかが、なかなかさだまさし、というわけで、コスタリカプレーヤーのモチベーションを心配したが、きっちり集合時間に集まるおじさんたち、エライ。

先発は、
越智、鳥海、坂本、市川、藍田、石川、豊岡、八木、堀川、平山、前原。開始早々、相手CKを決められ、早くも1失点するが、八木、前原、平山のトライアングルが冴え、思いのほかアグレッシブな展開となる。が、残念ながら急造センタバックコンビの間を割られ、失点を重ねてしまう。前半終盤には、GK越智がポストに激突し負傷、急造GKに鳥海、センタバックに急遽小菅を投入する。また終了間際には前原-相原の交替もあるが、結局前半で4失点をしてしまう。

後半は、GKに石川、CBを本職の守屋、小菅、SBは市川、藍田で替わらず、ボランチに豊岡、坂本のコンビ、前の4人は堀川を外して、八木、相原、前原、平山のセット。これが、なかなか功を奏す。たしかに攻められはするが、水際でセンタバックコンビが防ぎ、攻撃4人組には得点の予感がする。このリズムを継続したいと思っていたところ、なんと後半5分早々に市川が肉離れで離脱。(交替:浅野)これで右サイドのリズムは、美しいシンフォニーから、じじぃのカラオケに変わってしまう。

で、この後は筆者のアタマに酸素が回らなくなり、戦評どころじゃござんせんが、記憶の端に豊岡の本田ばりのロングシュートが決まった残像あり、さらに石川のスーパーセーブあり、守屋のナイスカバーリングあり。(すみません、全てが「点」の記憶です。)結局、後半は無失点、しかも1得点で終了した。

戦評はまったく、まとまっていないが、そして結果だけをみれば惨敗だが、決してゲーム運び自体は悪くない。未来は暗くない。だから6月の連戦となる次のTEEC戦では、必ず勝利しよう。目標は当然1部残留だ!

越智 4.0 失点の責任は薄いが、次回はフル出場を。
鳥海 4.5 CB、急造GK、ボランチと活躍。
坂本 4.5 後半ボランチでリズム作るも、前半4失点は・・・。
市川 4.5 攻撃に冴えあり、負傷退場がなければ。
藍田 4.5 相手対面の突破を許す。
石川 5.0 GKで無失点!次こそFWで得点を。
豊岡 5.5 あのロングシュートは素晴らしい。
八木 4.5 相手プレスでボールを落ち着かせられず。
堀川 4.5 対面守備に翻弄される。
平山 5.5 前半のサイド突破は見事。後半、少し中に入りすぎか。
前原 5.0 久々にキレあり。前半のボレーは決めたかった。
小菅 4.5 アキレス腱断裂から完全復帰。
浅野 4.5 とりあえず(何故か)無失点。
相原 5.0 次こそゲットゴール期待。
守屋 5.0  後半守備を落ち着かせて無失点。

(浅野)

2009/2/21 北区マスターズ1部第1戦 vs高麗
北G 17:20 kickoff
FCコスタリカ 0(0-1 0-0)
1 高麗

【メンバー】
坂本、馬場、豊岡、前原、石川、浅野、三上 、八木、相原、宮崎、鳥海、守屋、小菅、市川、藍田、伊藤、堀川、武田
【得点】
なし

めでたく1部に昇格した09年度であったが、その初戦の相手はなんと高麗であった。いまさら高麗について解説するのは面倒くさいが、とりあえず近年のコスタリカとの対戦結果を記しておく。

03年 0-4
04年 0-5
05年 ウチが2部となったため対戦なし
06年 0-6
07年 1-4
08年 ウチが2部で対戦なし

 そんなわけで、どんなオプティミストでも、もしくはモウリーニョのような戦術に長けたカントクであっても、今年こそ勝つ!なんて予想することは、とうてい不可能というか、そんな予想をする奴は、ただのバカ、と言われても仕方ない過去の実績なのである。

 が、前回のシニア委員会で、唯一の光明、すがる一本の細い糸が見つかった。「高麗は、8月の大会にピークを持っていくため、(北区)リーグ序盤戦は結構苦戦するんだよね。」昨年、全敗で2部落ちしてしまった、我らがライバルチームジャックスK氏のおコトバである。なるほど、ジャックスは昨年全敗のくせ(コトバ悪くてごめんなさい)に、高麗には0-1であった。つけいる隙が見つかった!さらに奴らは2部から昇格してきた我がチームなんか眼中にないだろう、この油断にもつけこむ、というわけで掲示板で勝利宣言をして多くのメンバーが集まることを要請した。

 当日、品行方正のコスタリカおやじどもはいつもの通り集合が早く(馬場や小菅まで早く来た)、ゲーム開始1時間前には既に11人を有に超える選手が集まる。一方の外国チームは、知る限り早い集合でブラジル体操とかして、相手に威圧するはずなのだが、いつまでたっても4〜5人。ひょっとして奴らは、試合日を間違っていないか、もし8人集まらなければ放棄試合で勝ち点3ゲット、なんてことも多分に期待したが、結局キックオフ時には10人、開始早々に11人集まってしまった。

 さてコスタリカの先発は、GK馬場 DF坂本、三上、小菅、市川 MF豊岡、八木、宮崎、藍田 FW石川、前原。前述の通りキックオフ段階で、相手は10人だった理由だろうか、引き気味で入ったため、そこそこパスは回るし、ポセッションもとれる。勝利という、かすかな希望がボンヤリと現実味を帯びてくるような気がした。が、10分過ぎに相手が11人になると、腐っても(腐っていないか?)高麗、だんだんと押され始める。しかし、この日は重鎮の守屋から文句が出ないくらい、ケガ明けの小菅の守備が素晴らしく、また三上がいつものように冷静にフォローし、得点を与えない。守りだけではない、体力は落ちたが気力のある八木が中盤で走り、鳥海(豊岡のアクシデントで交替出場)が相手ボールをカット、他のプレーヤーも声を出し、走り、拮抗したゲーム展開は続く。が、そんな時、三上、小菅の間にパスが通され、FWの李さんだか朴さんだか知らないが、2人が一瞬オフサイドと思った間隙をぬってフリーに・・・、そして失点、残念無念。が、本日のコスタリカは切れずに何とか持ちこたえ、前半を0−1で終了。

 希望の糸はまだ切れていない。何故ならウチには遂数ヶ月前37歳になったばかりの相原という秘密兵器を温存しているのだ。後半、GK馬場 DF坂本、三上、守屋、伊藤 MF鳥海、八木、宮崎、堀川 FW前原、相原で、急遽前半出場の鳥海、最初から走った前原は10分で豊岡、武田に交替予定でスタート。戦術は、ともかくウラにロングボールを放り込んで、相原を走らせること、その1点。

 が、相手もさるモノ。味方同士では「&#$■スミダ」とか「△×#ハセヨ」とか、わけのわからない暗号で作戦を指示しあい、生粋日本人の我々には少しの接触でも「オイ!コラ」だの「ウルセェー」だの、聞くに耐えないニホンゴで文句を言うという、最下層バイリンガルで、我々を困惑させる。さらに、カラダが温まってきたようで、サッカーも前半よりちゃんとやる。相対的に我々は押し込まれ、90%以上が自陣での展開となり、きわどいシュートが何本もゴールマウスを襲う。が、この日の馬場は、まるでマイアミの川口のように奇跡的セーブで追加点を与えない。ここでもしアウダイールが相手にいたら、伊東じゃなくて相原が・・・と期待をしたが、それはかなわぬ夢となり、0−1のまま終了の笛が鳴った。

 残念である。が、決して戦えない相手ではない。それは0−1という最少得点差が証明している。これからも続く1部の厳しい戦いではあるが、この日の気持ちで戦えばきっと残留という結果はついてくるはずだ。まずは3月のリバティ戦(昨年2部優勝チーム)に昨年のリベンジだ!

 あ、あまりにも緊張したゲームだったので、オイラ自分が出場するの忘れた。まあ、いいや、今年は残留して、その采配の素晴らしさで、狙いはコスタリカ大賞だ。

坂本 5.0 センタリングを防ぐ
馬場 6.0 奇跡的セーブで3失点は防いだ
豊岡 5.0 開始早々のアクシデントで1時退場
前原 5.0 序盤はウラとれたが、次第につかまる
石川 5.0 ケンカなら負けないが・・・
浅野 5.0 出られなかったので、お情け+0.5
三上 5.5 失点が悔やまれる
八木 5.5 攻撃より守備で貢献
相原 5.0 まだチームになじまず
宮崎 5.0 もう少しキープできれば
鳥海 5.5 急遽出場にもあわてず
守屋 5.0 最後の一線で失点防ぐ
小菅 5.5 積極的な守備
市川 5.0 守備に翻弄され特色出せず
藍田 5.0 サイド攻撃不発
伊藤 5.0 余裕のない守備
堀川 5.0 ロングボール蹴りたかった
武田 4.5 もう少し早期の参加表明を
久保田5.0 早く復帰を

(浅野)

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