荒川G 10:50 kickoff
FCコスタリカ 1(0-0 1-0)0 税理士A
【メンバー】
坂本、平山、前原、堀川、石川、五十嵐、藍田、八木、小菅、伊藤、鳥海、市川、馬場、相原、浅野、三上、守屋、大西、宮崎
【得点】
前原
結果から報告しよう。この日コスタリカマスターズは税理士Aに1-0で勝利したのである。
この結果はコスタリカにとってどのような意味を持つのであるかを解説する。
2003年以前の公式資料がないため、それ以前が不明なのは残念だが、まずコスタリカ自体において
・1部での3勝、及び勝点9の獲得は2003年以来である。
・1部での2試合連続無失点は2003年以降1度もなかった快挙である。
さらに勝点9という数字は残留においてどのような意味を持つかというと、2003年以降の最低残留勝点(すなわちビリから3番目の勝点)は、7(得失点差),7,7,7(得失点差),7(得失点差),11(但し下位2チームの勝点は0)と推移しており、要は「9」という勝点は、各チームが2〜3試合残している現在で確定的なことは言えないが、残留の可能性が大と言える数字である。
さてハナシを当日に戻す。この日集まったメンバーは総勢なんと19名、私が到着した集合時間10分前に既に小菅は来ている、八木が相手と話し合ってユニ色を決めている、他にも多くのメンバーが集まっている。いままでの経緯から集合時間帯の早い時には良い試合が出来ることが多いことからも、この日の結果に期待が持てるスタートだった。
先発はGK馬場 DF藍田、小菅、三上、伊藤 MF鳥海、石川、五十嵐、宮崎、堀川 FW相原。試合前のMTGでは前半を1点差で折り返すよう指示したが、これはあくまで試合に臨む気持ちの問題。本音としては、後半、大西、八木のポゼッション、平山、前原のスピードでかく乱するための布石として前半を位置付けた。
10:50キックオフ、相手の攻撃はさほど鋭くはないが、こちらも攻撃的MFとワントップ相原の間隔が空き、攻撃が単発に終わってしまう。が、理由は後述するが、これは想定範囲内。小菅、三上、鳥海、石川の守備センターラインが必死の守備で0−0で折り返すこととなる。
後半スタートは、GK馬場 DF市川、三上、守屋、堀川 MFはダイアモンドでボランチ八木、左右を大西、宮崎、トップ下相原 FW平山、前原の布陣。狙いは前半強引にシュートに持っていった相原が1列下がることにおいて、そのマークとして相手DFを前に出し、ウラに前原、平山が飛び込むカタチ。さらに左右はタメを作れる大西と攻守に貢献できる宮崎でかき回すことを想定する。ゲームは狙い通りに展開する。決して圧倒しているわけではないが、セントラルでのボール保持・展開、サイドからの崩し、とコスタリカの攻勢が続く。そして右サイドを走り抜けた相原が角度のないところから強烈なシュート、思わずハンブルしたGKの前に詰めていたのは、前原であった。歓喜のゴール。その後も八木の超ロングシュートを始め、ポゼッション優位を維持し、堀川-藍田、市川-浅野の交替も完成(全員出場)させ、最小得点差ながらコスタリカは危なげなく通算勝点9を獲得したのである。
さて残り2試合。対戦相手は、昨年一緒に昇格したリバティと今年不調なアウルズ。決して勝てない相手ではない。残留を確定させるのはもちろんだが、2戦2勝で勝点を15まで伸ばせば上位進出の可能性もある。そして来年、中野渡と水野がルーキーとして参戦してくれば1部優勝も夢や冗談ではなくなる。そんな気概を持って、ラスト2戦を戦っていこう。
坂本 6.0 急遽の負傷も応援に来てくれて感謝。
平山 6.0 中盤に引いてくる癖、散見される。
前原 6.5 貴重なゴール。あの場所にいることがFWの真髄。
堀川 6.0 サイドで献身的働き。
石川 6.5 運動量豊富、ピンチを未然に防ぐ。
五十嵐 6.0 かなり慣れてきた。次回はフル出場で!
藍田 6.0 シェアな守備でサイドを封印。
八木 6.5 戸田橋戦に続き、リズムを変える動き顕著。
小菅 6.0 相手FWに仕事させず。(切り返しには引っかかった)
伊藤 6.0 DFラインのコンビネーション良。
鳥海 6.0 相変わらずの献身的守備。
市川 6.0 負傷明けの不安払拭。
馬場 5.5 後10分早く来い!
相原 6.0 強引すぎるシュートも後半報われる。
浅野 6.0 勝利が全て。出場させていただき感謝。
三上 6.5 DFライン統率。
守屋 6.0 コーチングで守備安定。
大西 6.0 少し輝きがなかったが、次回に期待。
宮崎 6.5 抜群の運動量、声もチームを活性化。
(浅野)
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