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惨劇・・まずは記録に目をやってほしい、皮肉にも今回からつけ始めたCK、FKはもとより従来から記録していたシュート数の違い、それも超大差。あの王者「ノールチ」や「ライト」との死闘において結果的には敗戦を記録することになってもボールポゼッション及びシュート数では全く引けを取らず、むしろStatsの上では優勢であったことも珍しくなかっらコスタリカが記録面及び結果でも”チンチン”にされたのであった。2014年5月6日、以前ライトイヤーズに文字通り弄ばれた日に続きこの日を”新たなる惨劇の日”として今後とも記憶に留めていきたい。無論盛大にリベンジして忘却の彼方に押しやる日まで。 釈明(言い訳?)の順番が逆になったが今回は完全に相手の力量を見誤った試合でもあった。当時シュート数等のStatsは記録していないものの2012年2月26日(カズの誕生日!)2012年度の開幕戦で対戦し、結果は1-1のドローであったものの内容は圧倒、その後レッズの戦績より注力する必要無と完全なノーマーク、むしろ平常のシステム、強気に行けば恐れることはないとミーティングで伝え、守らずアグレッシブに行くことを確認してホイッスルを聞いた。当時とは参加者数が違い、かつ相手の戦力が上がりコスタリカの戦力が明らかに落ちていることを考慮せずに・・。 誤った戦略の元ピッチに送り込まれた戦士は GK泣き落として参加頂いた馬場、DFラインにAKB、マコ、みつ、卓也、ボランチにはトリとのり、シャドーにムラ、レビン、シゲ、ワントップにイノ、冷静に考えれば不動のSBひろが不在、Goも不参加に加えて獅子はベンチスタート(ひろ&獅子は怪我)みつまでマスターズ予備軍と考えると実にマスターズ4人の苦しいスタートになった。これでも前回の戦いから攻撃をコンセプトに挑ませたのであるから指揮官としては完全な失格である。 はたして試合は予想通りキックオフ直後からハーフコートサッカーを演じさせられることになる。メインから見て前半は右半分、後半は左半分のみでの争い。それでもコスタリカDF陣はけなげに守り失点を防いでいく。それでも5本目であったか6本目であったか?相手の重厚な波状攻撃についにDF網が破たんする。15分をひとつの区切りとしてそこを通過すれば案外前半はしのげるのでは・・甘い期待を抱いたころ、まるで時間を計ったように放たれたFKのこぼれをダイレクトに突き刺せられた。名手馬場の手をすり抜けた先の失点の意味は非常に大きかった。 それでも甘い指揮官は「このまま最少失点で推移、前半を0-1で折り返せればまだまだ勝機はある。」自分に言い聞かせ冷静を装っていた。実際はこの展開、シュートも打てない現実から最高の結果で1-1か?実際は加点され大敗の香りすら漂っている現実から鼻をそむけるしか現実逃避の方法はなかった。そして淡い期待は前半に完全に打ち砕かれていく。 あと5分で前半終了、ミニマムの期待がコスタリカ右サイドをドリブル突破され完全に打ち砕かれた。DF引きずりながらのドリブルシュートが再び馬場の脇をすり抜け、2分後の右からのクロスのこぼれ球が叩き込まれることが誘発された。 前半で0-3、展開から考えると完全に勝負あり。後半を迎えるにあたりトリ→負傷中獅子をボランチに入れ、卓也を本職ボランチに戻しても所謂前半の失点から考えると”焼け石に水”に過ぎなかった。狂った歯車をそれでも修正せんものと己を奮い立たせて果敢にアタックしていく。シュートには繋がらないものの後半の立ち上がりのみコスタリカの時間といえるものであった。しかしながらその”コスタリカの時間”も試合巧者レッズのカウンターの餌食となり、自陣で左・右・左と振られて最後はお決まりのダイレクトで叩き込まれる。やっと得たレビンのCKをのりが決めても無論大勢に影響なく、最後には再び中央でこぼれを豪快に決められてしまった。 相手のシュートの定冠詞は「ダイレクト」「こぼれを拾う」技術的な面は兎も角、こぼれを拾う寄せの速さ、豊富な運動量、いずれも今のコスタリカに欠如している要素に他ならない。以前であれば運動量の少なさを豊富なメンバーでやりくりしながら繕っていたものの完全に多数参加の方程式が破損している実情から歯車の回転を元に戻すには全員の意識と長い時間が必要な気がする。 ・寄せ早くボール失う ・パスミス/持ちすぎからボール失い早い展開から失点につながる ・クロスの跳ね返し、つなぐ意識過多からクリア小さくセカンド拾われ波状攻撃、最後に破たんし失点 ・相手のボール離れよくボール奪えない、パスミスも少なくポゼッション圧倒される ・ボールの扱い丁寧、動き出しが早く反応する選手が多い ・こぼれからダイレクトに叩き込まれること目立ちすぎる→日頃の練習成果?技量の差 作戦面での大きな過ち ・相手の力量完全に見誤り完敗、守りから入るべきだった(舐めて入った・・・) ・前半卓也、後半シゲが釣り出されサイド突破されることが目立つが明確な指示できず 以上が残されたメモである。多く残る課題を克服しあくまで上位進出を共に目指そう! イノ 4.5 体張り評価もボール失い失点の起点にも シゲ 4.5 再三釣り出されサイドのマーク外し、ピンチ招く レビン 5.0 CK評価も全体に動き重く ムラ 4.5 持ちすぎからボール失いピンチ誘発 のり 5.0 前半ボランチで苦心、得点は評価 トリ 4.5 厳しい試合にご苦労さまでした。 獅子36 4.5 治療に専念できる時間を作れなかった。まずは早く完治を 卓也 4.5 前半見せ場なく、後半ボランチで奮闘もクリアミス目立つ みつ 4.5 スピード不足露呈 マコ 4.5 久々の社会人参加、中央突破を許す AKB 5.0 不安げないプレーも勝ち点につながらず 馬場 4.5 確実に3点防ぐも大量失点は残念 監督 4.5 力量見誤り明確な指示出せず、ゲームプランの徹底ができなかった。
途中二度ほどオフサイドトラップの裏を突かれるが一度は副審の的確な判断、二度目はペナ内まで持ち込まれるがのりが戻り事なきを得る。それにしても点には本当に結びつかない。レビンのFKは力なくGKの正面を突き、CKはターゲットをとらえきれない。思いのほか両サイドのえぐりがなく予想されたが中盤からの底上げがない。相手の攻撃は前記以外に見るべきものはなく、結局最後まで確認しても可能性のないシュートが3本記録されただけであった。 勝利以外は考えない!交代の選手がいるわけではないのでハーフタイムは激を飛ばすだけ、後半も結果的には淡々と進んでいく。悪い展開・・この流れでまたカウンターの餌食になったら昨年のリプレーである。幸いにも守備でのリプレーの再生はなかったが攻撃では完全に巻き戻し。失点の恐怖はないものの時計だけが進められていく。Ryotaのシュートは勢いなくポストの横をすぎて行き、ごっつ、ムラはきめのポイントでボールを失う。のぶは試合勘が戻らないままキックの精度が低く、すべてが上手く回って始めて与えられる得点といったご褒美,コスタリカはお預けを食わされたままであった。 試合も終盤を迎え益々お預け色は濃くなっていく・・。ひろの強烈なミドルはまたしても正面を付き、クロスはのぶの足に届かない・・圧巻はレビンが個人技で左を破りゴールへの花道を突き進んで中央に折り返したにかかわらずのぶこれをトラップ、そこを詰められシュートミスに繋がる。ここはダイレクトで流し込めば時間帯から見ても確実に得られた勝ち点3がこぼれていった・・長い間試合から遠ざかっていた現実が最後に改めて突きつけられた。仕事を無理に調整し参加してくれたことには大感謝であるが・・ 特に後半は陽平が風邪をひくことだけが心配の試合がロスタイム2分を経て終了した。そしてスコアレスドロー・・記録をつけだして12年、そこまで遡及しても記録に見当たらないある意味珍事であった。 無論0-4での敗戦よりはまし!少なくとも完封はしているのだから・・この現実をポジティブにとらえ残りの試合に挑んでいこう!! イノ 5.0 慣れないワントップで健闘もスピード不足顕著 ごっつ 5.0 後半バテバテ、サイド突破もままならず レビン 5.0 サイド突破で見せ場もプレースキックの正確さ低調 Ryota 5.0 再三突破試みるも成功率低く ムラ 5.0 奮闘評価も突破後クロスに正確さ欠く 中野渡 5.0 連戦故動きにキレがないものの奮闘、ご苦労様でした 獅子60 5.0 足の痛みを引きずって、出したくなかった・・・ ヒロ 6.0 Opening Shootに戦う気迫を見た。攻守に貢献も勝ち点3に繋がらず。 のり 5.5 果敢なスライディングで失点を防ぎ完封に貢献 AKB 5.5 センターラインに安心を与える のぶ 4.5 キックの精度、シュートのタイミング、戻り時・・試合勘最後まで戻らず 陽平 5.0 安定したキャッチング、幸いにも見せ場なく 監督 5.0 精一杯の采配も勝ち点3に繋がらず
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