2014年度社会人part2

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2014/9/23 北区リーグ1部Bブロック第10戦 vsエロール
北区リーグ1部Aブロック 第10戦 対エロール 2014年10月19日(日)Kick Off 09:20
北運動公園サッカー場 天候 晴れ グランドコンデション 良 35分ハーフ

コスタリカ 2(0-1 2-1)2 エロール

0-1 (前半10分) 中央パス交換〜→左S
1-1 (後半01分) ムラ→レビン→ヒロS
1-2 (後半06分) 中央ロング↑S
2-2 (後半32分) のぶ↑×のりHS

Shoot
コスタリカ   エロール
前半 5(2) 1(1)
後半 5(3) 5(5)
-------------------------------------------
SH   10(5) 6(6)
CK 4 1
FK 3 1 (ゴール狙える位置)

Card:
34M ひろ Y
累積
レビン(1) ひろ(2) 
ごっつ(1)イノ(1)

辛かった2014年度の最終戦、昨年まで優勝争いを演じてきたコスタリカと同じチームとは到底思えぬ本年度の体たらく、何年か前のコスタリカに完全に戻り本日最終戦まで1部残留が確定しない現実。それでも前節勝ち点3をゲットした甲斐あって深刻な状態で最終戦を迎えずに済んだのはせめてもの慰めか?

当該チームの勝ち点を見据えれば現状でも“ほぼ”残留、確定のため必要な勝ち点は“1”の状況で試合に臨むことになった。本日勝ち点を奪う相手はエロール、一昨年までであれば組みやすい相手であったが昨年最終戦で3-5-2のテストを行い、結果的に東京都審判講習会の観戦対象試合に指定されながら、多くの審判が見つめる前で大恥を掻かされた因縁の相手である。前半で3点取られ昨今の歴史的敗戦を記録させられたエロール、昨年と違い新しいフォーメーションで挑む余裕などない切羽詰まった状況であり、攻撃をけん引するGoもいないフォーメーションで勝ち点を取りに行く。
それでも一時の末期的少数の参加者と違い、マスターズの協力のもと14名で試合に臨めることに感謝する。事実上のキャプテンであるムラの遅刻は頂けないが・・(スタメンの変更を余儀なくされる・怒)

最終戦勝ち点獲得を使命とされた先発は
シナ/ひろ・AKB・のり・シゲ/卓也・マコ/レビン・イノ・Ryota/のぶ
基本的に前回両サイドに流れる“そこそこ”ボールを持てるエロールのFWにチンチンにやられた苦い記憶からひろ・シゲで締め守備的なスタート、ムラをスタメンで使えなかったのでレビンをボランチに起用せず左トップ下からゲームコントロールを期待した。

ゲームは極めてゆっくりとした展開、ボールポゼッションはコスタリカに有ったがシュートまではいかせてもらえず、ある意味もたされている感があるなかで時計が進んでいく。ポゼッションが高いゆえ危険な香りは感じなかったが前半10分エロールボランチ(?)がサイドとのパス交換から中央高い位置に進出、コスタリカ最終ラインの裏にきれいにスルーパスを通す。全くオフサイドの可能性がない状況で左に開いていたエロールFW、コスタリカDFの裏に走り込んでシナの横経由でゴールマウス内に難なくパスを供給、これがなんと両チーム合わせて初めてのシュートであった。コスタリカの初シュートは失点から9分後のぶに寄って記録されたがその後も可能性が乏しいシュートを放つにとどまり内容では上回るものの結局放ったシュートは前半5本、エロールに至ってはゴールを貶めた僅か1本の省エネゲームに終始していた。

得点を奪えそうで奪えない嫌な展開、(嫌いであるが)完全な注文相撲、完全に相手のペースであった。後半は最低限の交代(イノ→ムラ マコ→水野)でキックオフのホイッスルを聞く。このままズルズルいったら厳しい現実が待っているぞ・・嫌な考えを後半キックオフと同時(?)にひろが払拭してくれた。右サイドからムラが流す。流されたボールはレビンを経由し中央に進出していたひろの足元に・・ひろ極めて小さな振りでこれを右サイドネットに突き刺す。記録上は1分も実際は開始30秒の鮮やかな同点劇であった。これで逆転は時間の問題、しかしながら湧いたベンチに水が差されるまで5分も掛からなかった。

後半6分、やや前に出ていたシナの頭越しに超ロングループシュートが放たれた。コスタリカDFをかすめたボールは軌道をサイドネットに修正されマウスの中で踊らされた。やっとの同点から5分後に悪夢の世界に戻される。それはその後30分弱猛攻を掛けながらコスタリカに悪夢の時間が続くホイッスルであった。本日エロール2本目のシュート、省エネサッカーも続く・・攻めるコスタリカ、守るエロールハッキリした図式の打破にパワープレーの時間を早めざるを得なくなった。

パワープレーに行く前に再三のりのヘッドがゴールを襲うがエロールGKが当たりまくりどうしてもコスタリカに歓喜がもたらされなかった現実を鑑みて。意を決してのパワープレー突入、但しシゲのリタイヤによってより早まったパワープレー、当然派手なポジションチェンジも余儀なくされた。足をつったシゲに代わって右サイドバックにのぶを配置、シゲに代えたみつをCBに、CB/AKBをトップに入れ、ひろを左トップ下、卓也に左サイドを託し、Ryotaをボランチとした超攻撃&パワープレーシフト。のぶには最後尾からのロング放り込みを期待した。超攻撃シフトに加えて強力とはいえないエロールの攻撃力が相まってみつを入れてからはほぼ一方的な展開、しかし失点の不安はないもののどうしても同点の香りが漂ってこない。

最終戦を落とすのか・・残留は今日自力で決められず他力本願になってしまうのか?残り3分、敵陣に入ったところからFKとして放たれたのぶの一撃が最後にコスタリカに勝ち点をもたらす。エロールペナ内に供給されたボールはレビン、AKBをかすめてまたしてものりに渡る。三度目(?)の正直、のりの頭から放たれた渾身のヘッドが1とはいえ、待望の勝ち点となってコスタリカの戦績に記録された。
屈辱の2014年度の鬱憤をはらすため、この貴重な1点を会長杯に繋げよう!!

のぶ 5.0 サッカー感覚戻りきっていないがロングキックで最後に貢献
レビン 5.5 前線でゴールに絡む
イノ 5.0 ボールを落ち着かせる
ムラ36 4.0 ドリブルに切れなくパス不安定、遅刻で-0.5
Ryota 5.0 精力的な運動量を評価
卓也 5.0 ポジションチェンジに対応
マコ 5.0 ベテランの味、堅実なプレー
水野36 5.0 出しどころを抑える運動量で守備に貢献
ひろ 6.5 素早い振りから同点ゴール、スピードと運動量でサイド割らせず
AKB 5.5 パワープレー時のポストを評価
のり 6.5 貴重な同点ゴールと守備を統率
シゲ 5.0 豊富な運動量も足をつるのは頂けず
みつ51 5.0 責任時間内危なげなく対処、無失点に
シナ 6.0 1点は不運、確実に2点防ぐ

監督 5.5 大胆なポジションチェンジが同点劇を呼ぶ

2014/9/23 北区リーグ1部Bブロック第9戦 vsリバティ
北区リーグ1部Aブロック 第9戦 対リバティ 2014年9月23日(火・祝)Kick Off 10:45
赤羽の森スポーツ公園サッカー場 天候 晴れ グランドコンデション 良 35分ハーフ

コスタリカ 5(2-0 3-0)0 リバティ

1-0 (前半17分) レビン左→中央Go S
2-0 (前半25分) Go→中央ひろ〜S
3-0 (後半10分) ムラ左CK↑×Go S
4-0 (後半26分)ひろ→右ムラS
5-0 (後半35分)→ムラ〜→中央Go S

Shoot
コスタリカ   リバティ
前半 8(4) 6(4)
後半 9(4) 0(0)
-------------------------------------------
SH   17(8) 6(4)
CK 7 0
FK 1 1 (ゴール狙える位置)

Card:なし
累積
レビン(1)
ひろ (1) に
ごっつ (1)
イノ  (1)

思わぬ計算違いから本日の試合を入れ、2試合で勝ち点6が必要になったコスタリカ、すなわち残り全勝が1部残留のマストな条件となっていた。他チームが今後獲得する可能性がある勝ち点をコスタリカにとって最悪のケースで考えた場合である。無論、一部で噂される(毎年であるが)北区プレミアが設立され事実上の1部リーグが現行の1部2ブロック22チームから1部1ブロック12チームになればコスタリカの希望は木端微塵に砕かれるが、その時はその時、今は確実に現行レギュレーションで1部残留を確実にすべく勝ち点3を目指す戦いに挑むだけである。

相手のリバティとは過去4戦0勝2敗2分け、過去北区リーグを何回も制覇した強豪であるがここ数年その力量は確実に衰退し、今回の対戦はリバティがコスタリカのすぐ上に位置している・・といった力関係で対決することになった。すなわちある意味残留争い、得失点差があるとはいえ本日リバティを倒せば勝ち点で並び最終戦の戦いによってはリバティの上にコスタリカが位置することも可能な状況であった。

しかしながらチームパフォーマンスが落ちているとはいえ、そこは昔取った杵柄、彼らから未だに勝ち点3を取ったことがなく、総失点7の内訳もCK4・FK2・PK1とすべてセットプレーから、裏を返せば流れの中では1点も失っておらず彼らの得点力が確実に落ちていることが如実に表れていた。しかし前述のとおりの試合巧者ぶりには対戦ごとに拍車が掛り、すなわち試合に負けて勝負に勝つ・・の図式を確実に踏襲させられていた。

パターンは完璧なリアクションサッカー、高速カウンターが攻撃の起点となり、獲得したCF/FKを確実に得点に結び付け。先取点獲得後はより堅固なカテナチオを敷き徹底的なカウンター狙い。あわよくば2-0、通常でも1-0で試合を終わらせ勝ち点3を確実なものにする・・年間9試合の中で1-0勝利が数試合あったことは3〜4年前の出来事であった。

戦う上での注意を上記に留め、切羽詰まった後がない状況で適度な緊張を保ったイレブンをピッチに送り出す。

前述のとおり本日の状況を読み違い、苦手リバティには引き分けもありかな?のフォーメーションを考えていたが直前にみつから状況の読み違いの指摘があり、その結果無理は承知で、またある意味何人かには出場時間、ポジション等で迷惑を掛けることが確実になっていた。

反面久しぶりに点取り屋のGoが参加し、ムラが若い後輩を登録させ、のりが本日GK不在状況を助けてくれた。水野が本部運営に名乗り出てくれたこともあり苦しい中にもリバティを倒す準備は整いつつあった。結果悩みに悩んだ先発はGKのり友/DFはAKB、のり、卓也、大介/ボランチに新コンビ獅子&レビン/トップ下にひろ、イノ、ムラ/ワントップに帰ってきたGo、本日は控えにみつ、水野、Ryota、それに新人大谷、久しぶりにベンチも充実し、やりくりにやや苦労しそうな嬉しい状況でキックオフを迎えた。

試合は大方の予想通り引きこもったリバティをコスタリカが剥がしにかかる・・の図式が踏襲された。

ヒッキーリバティに圧倒的にポゼッションを取り攻め込むコスタリカ、それでも守備の意識が徹底されているカテナチオを簡単に崩せることができず、ラストパスどころかその2本前あたりで確実にカットされていった。正直嫌な展開、このまま攻め続け高速カウンターが繰り出され、結果CKに逃げてもそこを確実に決められまた守備を固められる・・このままでは全く再現フィルムの世界である。
その嫌な流れを今週末独身生活に別れを告げるレビンが断ち切ってくれた。左サイドで相手のDFがもたついたボールを奪い、寄せてきたもう一人のDFを巧みなドリブルで置き去りにして中央に進出。中央で待ち受ける“帰ってきた”Goにエンジェルクロス、Goこれを難なくマウスに流し込み待望の先制点、前半17分タイミングも最高であった。

そしてこの先取点が勝利への最高の手引きとなる。いつもより守備の意識が強いコスタリカが相手の攻勢に合わせカウンターを度々放つことができるようになっていく。
18分ひろ→ムラ→ひろ→Goと小気味よい縦パスが繋がりGoがゴールを脅かす。
25分にはGoからひろに鋭い縦パスが入り飛び出した相手GKをひろがかわし、最後は無人のゴールに流し込む。

尚も27分、カウンターから飛び出したGoが再びゴールを襲う。
先取点のもたらす効果は大きかった。
結局相手ゴールを繰り出されるカウンターで脅かし続け前半は2-0で終了、ある意味前回同様2点差での折り返しは嫌な感じも併せ持っていた。

「2-0」は怖い・・その点注意を促し、イノ→Ryota、大介→大谷の交代に留め後半を迎える。
しかしながらリバティの交代はなんと6人、本日の残暑を鑑みやや不気味さを感じ取ったのも事実であった。

後半開始直後は相手交代効果からポゼッションをリバティに奪われるが、そこへまた鋭いカウンター発動、飛び出したGoがGKと1:1の局面を作る。やや角度がなかったせいかボールは逆サイドのポストを舐め戻ったボールがGKの手に収まる。試合を決める一撃にはならなかったがペースを再びコスタリカに戻す貴重なプレーであった(後半4分)

そして10分、ムラのCKから混戦を招きここもGoの一撃が飛び出し試合が決まった。リバティはなおも二人を交代させ抵抗するも26分ひろのスルーパスからムラが抜け出し、終了間際にはひろ、ムラが絡んだパス交換からGoがハットを完成させた。

先取点の怖さ・・いつも先取点を守り抜くゲームプランを早々に崩せたコスタリカの完全勝利、そして引き分けでも良い・・から絶対に勝利に変わったことゆえ先発メンバーを入れ替え、後半に勝負を賭ける作戦を変更し獅子/レビンを先発ボランチ起用、このフォーメーションが功をそうして後ろからのビルドアップが可能になりチームに安心感がもたらされた。水野が運営を申し出てくれたこともあり試合に集中できた。正しく総力戦で得た勝ち点3であった。

加えて相手GKと後ろからビルドアップする主力が不在であった幸運に感謝するが、なによりカウンターベースで試合を進めることができた先取点のありがたみを改めて心から痛感することになる。

次はエロール!戦評を確認して驚いた、もっと組みやすいと思っていたら昨年完敗、数字の上ではレッズ同等のスタッツを記録していた。

最期の一戦、昨年と違うモチベーションを維持しエロールにリベンジしよう、何がなんでも残留を確実なものにしようぜ!!!

Go 8.0 貫録のハットトリック、特に先取点を評価
ムラ 7.5 右サイド突破で採算の好クロス供給+1得点
イノ 5.5 前線で有意義なポストプレー
Ryota36 5.5 効果的な動きは見られず
ひろ 7.0 スピードでかき回し得点とアシスト
レビン 7.0 先取点演出を大評価、勝利の要因、堅実な守備
水野62 5.5 裏方で貢献、いつもありがとうございます。
獅子 6.0 センターラインの安心感、レビンとの抜群なコンビネーション
大介 5.5 堅実な守備で危なげなく
大谷36 5.5 まだ不安定も今後に超期待
のり10 6.0 キックオフ直後から安定感を披露
卓也36 6.0 立ち上がり不安定も徐々に落ち着き完封に貢献
AKB60 5.5 最期はへばるも上々のディフェンス
みつ58 5.5 クローザーとしてチームに貢献
のり友 5.5 危なげなく落ち着いたプレーを披露

監督 6.0 直前のフォーメーション変更で勝利を呼び込む

2014/9/14 北区リーグ1部Bブロック第8戦 vsライトイヤーズ
北区リーグ1部Aブロック 第8戦 対ライトイヤーズ 2014年9月14日(日)Kick Off 10:45
赤羽の森スポーツ公園サッカー場 天候 晴れ グランドコンデション 良 35分ハーフ

コスタリカ 1(1-2 0-0)2 ライトイヤーズ

0-1 (前半12分) 左↑中央
0-2 (前半23分) ペナ内ボール回されS
1-2 (前半32分) ムラ中央→ひろ〜S

Shoot
コスタリカ   ライトイヤーズ
前半 4(2) 4(2)
後半 7(2) 1(0)
-------------------------------------------
SH   11(4) 5(2)
CK 2 3
FK 2 1 (ゴール狙える位置)

Card:なし
レビン(30)
ひろ (43)おう に
累積
ごっつ (1)
イノ  (1)

城北がいるので安心か?とも思えるが残り試合から考えても絶対安心勝ち点は残り3試合で「4」すなわち1勝1敗1分以上が必要なのである。残りの対戦相手から考えても本日のライトイヤーズからはなんとしても「1」は取りたい、いや出来れば「3」を欲張りたいところであった。以前は天敵としてまったく歯が立たなかったが昨今は立場が逆転、直近の戦いでは一敗地にまみれたものの接戦の末、その前二戦の結果からしてライトから完全に意識される立場になっていた。

今期優勝からはほど遠く完全に以前のコスタリカに戻り一昨年、昨年の結果が信じられないように不本意ながら昇格当時を思い出させるように残留争いに巻き込まれていた。それも今期は振り返れば下位は城北ただ1チーム。ここは完全に城北に降格してもらうため勝ち点奪取を目指して戦いに挑む。

前述したがライトの伊藤監督と会話した際、彼らは極めてコスタリカを意識していたことが分かった。今期の成績が例えどうあろうと“ここにだけは負けたくない!”すなわち感覚的には北区クラシコなのである。(優勝経験があるライトからしてみれば僭越なネーミングと笑うでありましょうが・・)絶対に負けられない戦いに臨むイレブンはGK急きょ参戦願った馬場/DFは左からシゲ・AKB・のり・大介/ボランチに卓也と水野/シャドーはひろ・レビン・ムラ/トップをイノに託す。控えにはワタリ・獅子・藤野・みつがいることから昨今では贅沢な布陣、敵は久しぶりなため試合勘欠如と久しぶりの暑さにあると思えた。

定刻にキックオフされた試合は大凡の予想通り互いに慎重な立ち上がりを見せていた。攻め込んでも決定機には至らず、またその決定機は絶対的なものでなく得点・失点の心配がないままに時間が過ぎていった。

しかしながら前半12分、悪戯好きな勝利の女神は一瞬我々から視線をそらす。相手と交錯して足を痛めた大介の症状が思った以上に悪く、しばし様子見の後、ワタリから×のサインがベンチに送られた。当初それほどの怪我と思わなかったピッチ上の選手とベンチ、すなわち本日堅実な守備を見せていた大介の穴を埋めるべく指示と自主的にカバーする動きがないままに時間が経過していった。
そこへ正しく大介のポジションを破られ中央にボールが供給された。卓也体を寄せボールを取りに行くがここに試合勘をやや失った悲劇が訪れる。ボールに、そして相手に体と寄せきれず結果的にフリーになった相手から放たれたボールは馬場の頭上を襲いゴールマウスに吸い込まれていく。一進一退の攻防の中で両チームに初めて訪れたチャンスを確実に決められていった。

直後にも再び右サイドを破られ決定的なピンチに至るがここは相手のシュートミスに救われた。ベンチで用意させたのはワタリ、当初はワタリをボランチに卓也を右サイドに持っていく予定であったがワタリがサイドも可能との申し出からワタリと大介の単純交代となった。失点後はまた硬直状態が続くが23分、再び失点することになった。今度はゴール前でボールを回されここも誰もボールに体を寄せきれないままカーブを掛けられたボールが馬場の手から逃げるようにマウスに供給されていった。絶対に負けられない戦い・・前半23分で2点のビハインド、コスタリカは追い込まれていく。しかし勝つためには点を取らなくてはいけない。最低2点は奪取しないと勝ち点につながらないのである。焦るコスタリカ時間はあるのだからジックリ攻めても今日のライトであれば2点は取れるのではないか?なにしろ彼らの攻撃力は時間とともに衰退していき、その減退係数はコスタリカより高いと思えていた。1点取れれば・・確実に相手を潰していた水野に代えて獅子を投入、攻撃力を早めに発揮して欲しかった。コスタリカの攻撃力アップとライトの減退点が前半32分、ついに交点となる。

中央持ち上がったムラから前線のひろにパスが通る。ひろ少しドリブルして思い切り良くシュートに持っていく。思い切ったが力みすぎからそれほどボールに勢いなく、かつ相手GKの守備範囲と思われたのでゴールならず・・と思いきや、やや逆を突いたボールが追撃弾となってマウス内に転がっていった。シュートは打たなきゃ始まらない、の典型であった。

現半終了間近の追撃弾、コスタリカに流れがこないはずはない!ハーフタイムで抑えた前半の動きを解除して勝ち点奪取を目指すことを再確認した。後半のポゼッションは明らかにコスタリカ、決定機もレビンのスルーパスからシゲに、GKを背にして振り向きざまのシュートまで持って行ったひろに・・と立て続けに訪れる。しかしながら“ここ”の場面でのパスミス、トラップミスも非常に目立ちどうしても同点劇が演出されないでいた。何度か訪れたレビンのFKも精度が今一でゴールを割れず時間だけが経過していった。

最後には大博打を打つ。後半から入ってもらった藤野に「すまない!」の気持ち一杯で残り12分で交代してもらいみつを投入、イノ、レビンに一段ずつ下がってもらい空いたトップにAKBを持っていく。無論みつはAKBのCBに入れる。正直これは効いた。ボランチの位置からレビンがビルドアップ、時にはトップのAKBに当ててポストプレーに持っていく。こぼれたボールにイノ、シゲが絡んでチャンスを拡大していく。レビンのCK,FKも悪いなりに相手の脅威となっていく。しかしそれでも得点にはつながらない。

最後方から見ていた馬場の言葉、そして終了後反省会で各人が意識していたキーワード「距離感」が良くないのである。お互いボールを渡すとサポートに走るわけでなく、誰かが持ち上がるとスペースに走り顔だす動き、距離感を運動量に置き換えると理解がしやすいが、本日キックオフ前に心配していた暑さからくる運動量の欠如が最後にはやはり効いてきた。
まぁライトに欠如病は先に訪れ残り10分は超一方的になり、十分肝を冷やさせることはできたのでありましたが・・結局肝を冷やさせるに留まり、最後まで再びゴールを割ることが出来なかった。

・試合勘戻らないままパスミス多発、暑さから集中力不足(全員に目立った)
・運動量に裏付けされず距離感を失ったまま
・全体的なコンデション不良顕著

暑さと試合勘の欠如は最初から心配の種であったが、それでも本日のライトは勝てるライトであったがゆえに非常に残念であった。完敗なら諦めもつくが・・勝ち点を奪う相手をライトから、まだ勝ち点1しか奪ったことがないリバティに気持ちを切り替え強い気持ちで次戦に挑もう。

イノ 4.5 ボール供給されず、見せ場なく
ひろ 5.5 ラッキーな面もあるが1点を評価
レビン 5.0 様々なキックでチーム鼓舞するが正確さ今一
ムラ 5.0 得点のアシスト評価、後半サイドを切り裂く
卓也 4.5 クリアボールの不正確さが目立つ
水野 4.5 ややへばるも動き回りに感謝
獅子27 4.5 チームに落ち着きをもたらす
シゲ 4.5 ビックチャンス逸機、守備では安定感
AKB 5.0 落ち着いた守備と前線での頑張り
のり 4.5 中央突破され悔い残る
大介 4.5 落ち着いた守備も早々に負傷退場
ワタリ10 4.5 慣れないサイドバックに多謝
藤野36 4.5 安定もチームコンセプトからの交代に陳謝
みつ60 5.0 最後尾を安定させ、攻勢にでる要因になる
馬場 4.5 1点目は残念!幸い守備機会少なく

監督 4.5 絶対的な得点のパターンを指示できず

2014/7/27 北区リーグ1部Bブロック第7戦 vs一の瀬
北区リーグ1部Aブロック 第7戦 対一の瀬 2014年7月27日(日)Kick Off 10:45
北運動公園サッカー場 天候 晴れ グランドコンデション 良 35分ハーフ


コスタリカ 0(0-0 0-0)0 一の瀬

Shoot
コスタリカ   一の瀬
前半 3(0)    4(0)
後半 4(2)    7(2)
-------------------------------------------
SH 7(2)    11(2)
CK 3      3
FK 2      2 (ゴール狙える位置)

Card:なし
累積
ごっつ (23)Y
イノ  (67)Y

梅雨明け10日とはよく言ったものである。1年で最も暑い日が続く梅雨明け・・2014年盛夏、東京の梅雨が明けたのが7月22日であったことから27日は正しく真っ盛りの暑さである。そんな中でサッカーをやらねばならない非現実。無理を承知で言わせて頂ければ毎年7月中旬から8月一杯はリーグを休止・・を北区サッカー協会に提言したいところである。せめて試合数を少なくしてナイトゲームだけにするとか?兎に角この時期は選手の消耗をいかに抑えることが出来るか?が勝敗の大きなカギである。

現実に目を向けるとここまでわずか1勝、そして2分け3敗の現実。優勝戦線生き残り、せめて上位進出・・夢は少しずつ小さくなり今は「1部残留」が超現実的な夢/希望となっていた。自身のW杯休暇中(失礼!)に獲得してもらった勝ち点はわずかに1、トータルでも勝ち点は5である。本日の采配のポイントは残留が確定し、かといって優勝にはほど遠い・・であれば開き直って今後継続的不参加が予想されるGoの代わりにレビンワントップ等のテストを行うことも可能であるが、11チーム中9位の現実を鑑み(残りにライトイヤーズ、リバティが鎮座しています・泣)確実に勝ち点を上乗せすることを目的とした。

1か3かは特に問わない、言うまでもなく理想は3であるが・・・。現状最下位の「城北」が得られる勝ち点はMax12、コスタリカの現状5からはまだ遠い数字である。現実を直視し残留に向けた暑いピッチに送り出された熱い気持ちを胸に秘めたイレブンはGKシナ/DFひろ・みつ・のり・大介/MF卓也・レビン/3シャドー水野・ムラ・シゲ/KAZである。この重要な一戦に唯一サブのトリさん含めシニア/マスターズから3名参加、20名弱の参加者からスタメンを選ぶのに苦労していたころが懐かしい。(交代がいないのはこの季節本当に辛い!!)

本日の相手”一の瀬”はご存じ石川(KAZ)の小僧がコスタリカ飛び出し学校の仲間と結成したチーム。一度2部に落ち辛酸を嘗めていたが1年で1部に復帰、若いプレーヤーが数名加入したこともあり今年度ここまで5戦5勝!上位との対戦がないとはいえ、北区1部での5連勝は決して侮れるものではない。対してコスタリカはここ2試合で得点こそ6記録するもなんと7失点(泣)結果1分け1敗勝ち点1よりまず失点を防ぐべく守備ラインの構築に重きをおいて先発を決めていった。ポイントは球際に強いレビンの守備力を活かしボランチ起用、攻撃力に不安が残るもひろをサイドバックにおき、ボランチともども「上がるな!」の指示。特にありがたかったのは本日灼熱地獄故、確認したところ給水タイムを取るとのこと。すなわち前後半途中にシステムの変更の指示を与えることが出来るのである。これはでかい!ガチガチスタートから試合内容によりフレキシブルにシステム変更が可能なのである。従って前記の「守備重視フォーメーション」でキックオフのホイッスルを聞く。

試合はお互いスタミナの消耗を気遣いゆっくりとしたテンポで推移する。両チームサイドバックを含めDFラインの押し上げがなく、またFWを酷使しないようロングボールの供給も少ない。当然ゴール前の攻防は皆無で事実両チーム初のシュートが記録されるまで10分が要されることになる。(それも可能性のない枠から完全に外れたシュートが一の瀬に)我がチームも似たようなもの、利き足でないことから、やはり勢いのないレビンのシュートまで13分必要であった。レビンのシュートから2-3分後、待望の前半給水タイムが訪れる。ここでミニマムの攻撃シフトチェンジ、ひろとシゲのポジションチェンジである。相手DFの動きが緩慢であることからひろの足でかき回すことを期待して・・である。シゲの左サイドバックに不安は残るものの、試合前シゲからの直訴を受けての左サイドバック起用であった。再開後ひろのサイドで大暴れを期待したが早々に激しいチャージを受け、相手のDFが走力を警戒したこともあり、サイドでの攻防に活路を見いだせてきたもののゴール前までは運べず、無論シュートも記録されないままに時間だけが過ぎていく。あまり出てこない一の瀬、逆に押し込む場面もあったがショートカウンターから1対1の局面を作られ、完全にやられた・・の場面をシナが防いでくれ試合の興味を後半に繋げてくれた。

31分にも相手が早いFKから決定的と思えるチャンスを作るがここもシナが完璧に防ぐ、他の局面ではボランチ起用のレビンが球の出所を確実に抑えピンチを未然に防いでいく。おかげで前半は肝を冷やすことが2度ほどあったが結果的には大火なく過ごすことが出来た。

さて後半を迎えるにあたり実は悩みに悩んだ。まったりとした展開、相手は10人ということもあり決して無理攻めしてこない。こちらも守備シフトフォーメーションより攻撃に転じることが出来ず極めて少ないシュート数。正直このまま行けばスコアレスドローのゲームを作ることはそう難しくなくゲームプラン通りに勝ち点を得ることが容易であるように思えた。また相手の一の瀬は2014年の新生”5連勝の強い”一の瀬でなく力なく2部落ちした過去の一の瀬がそこにいるように思えていた。特に本来CBのKAZ JRがFWを務め、かつ10名しか揃っていない現実、本年度の両チームの力量関係では一の瀬に軍配が上がるであろうが本日の一の瀬には勝てる!!2014年W杯ブラジル大会、グループリーグ最終戦の日本・コロンビア前半の戦いである。結局湧き上がってきたスケベ根性を抑えることが出来ず、「勝ち点3を目指そう!」とハーフタイムに力説する自分自身を見出すこととなった。水野をボランチに、ムラをトップ下の右におき、ひろを左に配置して空いたトップ下にレビンを持っていった。勝負である!しかしながら後半、今度はコスタリカが辛酸を嘗めることになる。後半から11名揃い、かつベンチにはサブも・・こちらは変わらずトリさんが控えるのみ、スタミナが切れれば3どころか1の勝ち点も雲散霧消である。はたして不安は的中する。攻撃的なフォーメーションであるはずなのに圧倒的にポゼッションを取られる。パスは繋がらずドリブルは止められる。ロングには追いつけずただゴールラインを割っていくだけ。相手の攻撃に勢いがないことから失点は防げたがゴールの匂いはまったくしないまま試合は淡々と流れていく。それでも後半7分また究極の1:1をシナがファインセーブ、前後半のビックプレーがなければ完全に勝ち点は諦めざるを得ないところであった。

淡々と流れていく試合展開、攻撃面では開くべくひろ&ムラがボール求めて中央レビンの周りにくるため前線でワイドな展開に繋がらず、中央突破もできないままにイタズラに時間だけが流れていった。後半の給水タイム、ここで特にムラにワイドに開くように指示を出す。攻撃シフトした以上なんとしても勝ち点3に繋げたい。中央へのプレッシャーが薄れてもムラの突破力をもっとサイドで活かしたい。後半給水タイム後、すぐに指示が活きる。中央に持ち上がったレビンからサイドに開いたムラにボールが通る。マークを外してムラが中央に侵入、右足一閃!マウスを捉えGKの横を襲ったボールに勢いがあったもののGK良くここを弾きCKに逃げる。思い起こすにこのプレーのみが前後半合わせて相手GKをあわてさせたプレーであった。結局守備面では残念ながらシナが見せ場を作ったものの、攻撃面では前記のプレー以外にゴールの匂いどころかほのかな香りすらかぐことが出来ず終了のホイッスルを聞くことになった。当初の思惑通り貴重な勝ち点を獲得することは出来たが”今日の”一の瀬から修正予算計画で変更があった勝ち点3を奪えなかったことは今後まだ残留争いが続くことを意味している。
※泣き言は情けないが、攻めと守りにもうひとりずつタレントがいれば・・と悔やまれたのも事実である

KAZ 5.0 熱中症とも戦ってくれたが、得点の香りをかげず
トリ66 5.0 前審合わせてご苦労さまでした。
水野 5.0 攻撃は今一も守備で貢献
ムラ 5.0 攻撃のタクト振れず
シゲ 5.0 慣れない左サイドを完封
レビン 6.0 ボランチでの守備を評価、早い寄せとインターセプト
卓也 5.5 苦しい中で冷静なプレー目立つ
ひろ 5.0 攻撃力生かせなかったが、守備では変わらぬ好評価
のり 5.0 中央突破許すも無失点に貢献
みつ 5.0 不安残るも結果は無失点
大介 5.0 無難にこなし、危なげなく
シナ 6.5 再三あった1対1の場面を気迫で抑える、最大の功労者

監督 5.5 タレント不足を采配で補い、ゲームプラン通りに勝ち点1(最低の満足)を得る
2014/6/29 北区リーグ1部Bブロック第6戦 vsツィール
北区リーグ1部Aブロック 第6戦 対ツィール 2014年6月29日(日)Kick Off 12:20
北グラウンド 天候 晴れ グランドコンデション 良 35分ハーフ

コスタリカ 3(1-1 2-3)4 ツィール

ひろ、傑、大介、のり、卓也、レビン、ムラ、みつ、陽平、井上

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