2008年度社会人part2

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2008/9/23 北区社会人リーグ1部A 第8戦 vsビブス
北グラウンド kick off 12:30

FCコスタリカ 2(0-2 2-3)5 ビブス

【メンバー】
高橋 藍田 みつ 獅子 柄澤 水野 藤野 石川 レビン 福島 前原 鳥海 浅野 ナツ 監督
【得点】
獅子1 みつ1

前半19分 0-1こぼれ球をペナルティエリアの外から低い弾道でサイドに蹴り込まれる
前半27分 0-2右サイドでミツが抜かれシュートされる高橋1度押さえるもこぼれを再び
後半03分 1-2左45度から獅子FK蹴りこむ
後半10分 1-3右遠目から苦し紛れにミドル放たれる。ボールはポスト舐めマウス内に
後半14分 2-3レビンのFKをミツがヘッドで
後半18分 2-4右サイド崩されての折り返し、ゴール前混戦から蹴りこまれる
後半21分 2-5ゴール前やや右からのFKをダイレクトで蹴りこまれる

 段々と書くことが辛くなってきた今日この頃・・本当に辛い戦評を書くのも既に五回を数え、もし・・もし後二回辛い思いをすることになったら、来年からは気が楽な戦評を書くことが出来るでありましょう・・しかしながら絶対に楽な気分での執筆に戻りたくない。最後まで辛い立場で明るい戦評を書くことに喜びを見出していきたいものであり最後までそれを追及していきたい。

 台風一過、想像していたよりかは状態の良いグラウンドでコスタリカの第八戦のホイッスルが吹かれた。それでも若干グランド整備に時間が掛かり予定されていたキックオフの時間よりかは10分ほど遅れていたようであった。本日のスタメンは、高橋/藍田/ミツ/獅子/柄沢/水野/藤野/石川/レビン/福島/前原、当初から分かっていたこととは言え中越・遼・山口・稲垣・坂本の欠場に加えて当日風邪で広重がドタキャン、攻撃をリードすべく頼みのナツが一昨日のフットサルで足を痛め(最も恐れていたことであったが)当日ベンチを直訴・・結局ベンチに残ったのは鳥海/浅野/ナツ/監督というかなり寂しく得意の後半の猛攻も期待できない構成でのスタートとなった。

 心配すべきポイントは一つ「先取点」を奪われることであった。本日の相手「ビブス」は毎年メンバーがガラリとかわり、過去の実績が評価の対象にならない相手であったが試合前の練習と本年度の成績からみて組易しの印象を受けていた。前半押さえてなんとしても先制されることを阻止し後半勝負に持ち込み、昨今流れの中から点を取れていないことからセットプレーがらみで得点し1-0で勝ち点3を得る・・そんなゲームプランであったがなにしろメンバーが足りない、足りない・・特にシャドーストライカーとして期待していた山口・広重の不参加は極めて重大な損失であった。

 結果的には藍田・石川・前原のシルバートリオがそろって先発、しかもほぼフル出場、ベンチにも故障のナツを除けば“超”シルバー選手しか残っておらず、この点が前記「先取点」を奪われることを遥かに凌ぐ心配事としてコスタリカに圧し掛かってきていた。果たして試合は冒頭のとおり、前半よく凌ぎ危なげない展開ながら19分に10年に一度のゴールを決められる。そして運命の次の点はやはり昨今最も懸念していた
「先制を許した後前掛かりになり守備の意識が希薄になって追加点を許す」
のパターンを踏襲することになる。左に出たスルーパス、相手FWが追いつきクロスを伺う。ミツこれを追従しマークに入るが巧みに交わされペナルティエリアへの侵入を許す。ミツが振り切られた瞬間シュートが高橋の内側に放たれた、高橋これに良く反応、手に当たったボールはポストの内側に当たりゴール前を転々と転がる、天は我に味方したか?しかし期待はすぐに裏切られた。ボールがゴールマウスの前を転がっていたとき即座に飛び込んできたのは相手のFWただ一人・・正しくごっつぁんゴール、すなわち相手FWをミツがマークし追い出しに掛かったときコスタリカのメンバーは安心し「ミツに任せた!」とばかりにゴールを誰も守りに行こうとしていなかったのである。前回のセルフジャッジオフサイド崩されゴールの再現であった。

 これで0-2、後半左に藤野、右に柄澤、ボランチに獅子を上げ(3-5-2に変更)必死の反撃も虚しく、2点のビハインドを跳ね返しきる力は今のコスタリカには残されていなかった。毎度の事ながら残り2試合、必勝で挑むしか来年も同じステージで戦う道は残されていない!

高橋 4.5 失点いたし方なく
藍田 4.0 空振りは頂けず
ミツ 4.5 ライン統率できず
獅子 4.5 中盤支配に光見出せず
柄沢 4.5 無難な守備
水野 4.5 豊富な運動量
藤野 4.5 攻撃には絡めず
石川 4.5 限界までご苦労様
レビン 5.0 孤軍奮闘もまだ本調子でなく
福島 4.5 光らず・・守備は評価
前原 4.0 ボール呼べず
鳥海 4.5 スピード不足もキャリアでカバー
浅野 4.5 ご苦労様です
ナツ 4.5 負傷が響く
監督 4.0 守備・攻撃の構築できず

(久保田)

2008/8/24 北区社会人リーグ1部A 第7戦 vsツィール
北グラウンド kick off 17:00

FCコスタリカ 3(0-2 3-3)5 ツィール

【メンバー】
みつ 藤野 山崎 れびん 福島 山口 中野渡 八木 高橋 馬場 広重 獅子 前原 坂本 監督
【得点】
福島2 獅子1

前半
0-1 01分中央からセンターへ見事なスルーパスを通されGKと1:1の局面を作られる
0-2 04分オフサイドをセルフジャッジ、DF追わずGKと1:1の局面を作られる
後半
0-3 01分相手のFKが壁の間を抜け(壁の作り方が悪かった)こぼれたボールが相手の前に
0-4 11分中央で山口がボール奪われ直ぐに右に展開され、後ろから走りこまれそのままドリでシュート
1-4 14分レビンのFKを福島が蹴りこむ
2-4 30分福島がスルーパスで抜け出しGKと1:1、GK手でこれを阻止(レッド)得たPKを福島が決める
2-5 32分見事なカウンター、右からのグラウンダーのクロス、こぼれ球を難なく押し込まれる
3-5 34分左からの獅子のCK、急造GK雨の影響もありこれをファンブル、ボールはマウスの中に転がる

  乱戦であった。しかし内容で完敗・・。得点こそ3-5であるが0-4から反撃しても虚しいだけ・・。

 失点は全てカウンターと気の緩み、得点は全てセットプレー、DFはカウンターでガタガタになり攻撃陣はぬかるんだグラウンドの影響もあり全く相手を崩せず、とにもかくにも昨今先取点を献上すると点を返さんものと獅子を中心に前掛かりになり、そこが相手のカウンターの餌食となり失点を重ねるパターンを踏襲している。中盤も決定的なパスを供給せんものとスペースを求めて無用なドリブルを繰り返し、挙句に相手ボールとされ、これもカウンターに結び付けられている。

 北区リーグ1部と2部の大きな違いは自陣で得たボールをいかに早く前線に供給し、カウンター攻撃に結びつけられるか否かの差、ズバリここにあると思う。そしてそのカウンターは小野なきコスタリカには無い!特にレビン・ナツの屈指のテクニシャンをトップ下に要しながら昨今はその二人に前を向けるようなボールが供給されない、特に獅子が相手に先制されると「自分でなんとかする」の意思が強く働き前線に赴きボランチの位置からのビルドアップが全くなされていない。

 この試合においてはボールを貯めることが出来る柄澤不在も大きく響いていた。小さなパスで崩していくのがコスタリカの現在のサッカーであるが、超悪天候の中ではそれも許してくれず、かといって同じ条件で戦っている相手にパス回しで崩される場面もあり文句も言えず・・踏んだりけったりのツィール戦であった。

 順序が逆であるが今期のツィールは昇格同期でありながらここまで4勝1分、2部順位決定戦で戦った印象では正直組みやすし・・とも思っていたが、彼らのHPによると2名の新戦力及び10番の復帰、このポイントを抑えきれぬままコスタリカはなんと3連敗、2勝4敗1分(勝ち点7)で残り3試合に全てを賭けることになった。ちょっと次の試合からドラスティックにフォーメーションを変えるぞ!!

みつ  4.0 気の緩み?セットプレーからの失点、オフサイドのセルフジャッジ
藤野  4.5 サイドを無難にこなすも攻めあがりは出来ず
山崎  4.5 悪いグラウンドにドリブルままならず
れびん 5.0 1アシストも動き重く、貢献度は高くない
福島  5.5 相変わらず高い守備の意識と2得点
山口  4.0 ポジションに慣れず無用なドリブルも目立つ
中野渡 4.5 久しぶりも無難にこなす
八木  4.5 ミドルを決めてくれれば・・後半疲れ目立つ
高橋  4.5 失点はやむなし、前半の後半は無難に
馬場  5.0 失点はとめられず、1:1のピンチ(2回)を未然に
広重  4.5 動き回るもボールに絡めず
獅子  4.5 もっとビルドアップに注力を
前原  4.5 八木に代わり、無難にこなす
坂本  4.5 久々フル出場、後半ばてるも無難な出来
監督  4.5 新フォーメーション構築できず

(久保田)

2008/7/19 XSSL 第2戦 vs埼玉
岩槻グラウンド kick off 11:47

FCコスタリカ 1(1-2 0-0)2 埼玉

【メンバー】
福島 前原 平山 れびん 八木 水野 獅子 藍田 稲垣 坂本 高橋 浅野 石川 (以下助っ人)小林 五十嵐 大塚
【得点】
福島

 伝統があり、かつウチのカントクが開催に尽力したxsslをないがしろにするつもりはない。だが、れびん・肉倉たちがその実力を発揮し北区社会人1部に昇格し、そのカテゴリーでのマスターズプレーヤー出場機会は当然ながら限定されてきている。と同時に若手だけでコスタリカが成立していないのも事実。となると、どうしてもxsslは、第一義に社会人とマスターズの融合であり、また今後コスタリカへの入部希望プレーヤーになじんでもらう場としての位置づけが重要になる。そしてこの日も再来年マスターズ登録を目指す2名、また社会人への登録を検討中の1名、計3名のゲストが参加した。

 当日のスタメンは、GK高橋 狭いグラウンドを考慮しDFは藍田、稲垣、坂本の3枚 中盤を制圧するためMFはボランチ肉倉、トップ下にれびんを配し、ワイドに八木、水野の4枚、FWは福島を軸に前原、平山を両ウイングとしたコスタリカ新旧融合チームとする。狙いは2つ、まずは2連敗している社会人リーグのいやな流れを払拭することを目的にチームとして機能するため、助っ人にはご遠慮いただく、さらにセンター軸に高橋、稲垣、肉倉、れびん、福島という社会人メンバーを据え彼らの連携を高め、かつマスターズはそのサポートに回る。すなわち、前半でコスタリカらしい良い流れを取り戻すことを主眼としてキックオフをむかえる。が、相手の埼玉も岩槻に6−2で勝利した実力の持ち主。決して戦いにくい相手ではないが、ゲームは一進一退で進む。結局、センタバック稲垣と高橋の連携ミスからの失点、福島の突破からの得点で前半は1−1で終了。

 狙い通りにならなかった前半ではあったが、助っ人戦力化も大事な意義。後半はDFに大塚、MFに五十嵐の2枚の助っ人を入れ、サブであった石川も投入。そしてマスターズ連中は藍田、前原、八木が退き、残っている坂本、平山にプラスして水野も後半途中で一度休憩しているメンバーに替わることを伝えて開始する。

 大塚、五十嵐は最初こそ戸惑ったものの、次第に慣れてきて随所に良いプレーがでてくる。一方攻撃陣は暑さからか動きが鈍く、数回のチャンスをつくりながらも0−0で終了。合計1−2でxssl2連敗となってしまった。

福島  4.5 1得点も精彩なし
前原  4.5 決定機に恵まれず
平山  4.5 パスの精度悪く
れびん 4.5  動き重たく元気なし
八木    5.0 攻守の基点になるがチャンスつくれず
水野   5.0 後半はボランチでシュアな守備
獅子    5.0  全体をまとめる
藍田    5.0 暑い中粘り強い守備
稲垣    4.0 1失点目は防げた
坂本    5.0 サイドでシュアな守備
高橋    4.0 1失点目は飛び込まなくては
浅野   4.5 もう少し出場したかった
石川   4.5 スーパーサブになれず

(浅野)

2008/7/13 北区社会人リーグ1部A 第6戦 vs一ノ瀬
北グラウンド 天候晴れ Kick off 11:00

FCコスタリカ 3(0-1 3-3)4 一ノ瀬

【メンバー】
みつ 藤野 山崎 れびん 福島 山口 稲垣 水野 高橋 馬場 柄澤 遼 広重 石川 獅子 前原 鳥海 小菅 藍田 浅野 監督
【得点】
広重 福島 山口

数年ぶりの石川親子ダービー、浅野さんに尽力いただいた新ユニフォームのお披露目、前節敗戦を喫していること・・コスタリカの第六戦には絶対に負けられない要素が充満していた。しかしながら本日も中越の欠場、今回はまたまたアップで遼の離脱、加えて最悪のインフォメーションとしてはメンバーには試合前に周知しなかったもののコスタリカ10番小野の離脱期間の再延長の決定、特に本日の試合に影響はしないはずであったが本年度のどの試合においても常に小野の復帰を念頭におき、彼が戻ってきたあとスムースにチームに溶け込めるようなフォーメーションを意識していたゆえに事前に聞かされた再度の長期離脱の報が及ぼす自身への動揺は計り知れないものであった。

 しかしながら現実的には中越・遼をスタメンで考えていた4-4-2システムから二人を外し、永年勤続表彰の報償で石川(親父)をトップで起用する以外は無難なメンバーでスタートすることになった。対する一ノ瀬は数年前の経験からでは守備力はそれなりにあるが攻撃力はプーア、その後も何度かは見ているが攻撃力に目を見張るものはなく先制点を献上しなければ十分に戦え、勝ち点3をもぎ取れる相手と読んでいた。怖いのはセットプレーからの失点を守られることであった。

 先発はGK馬場に稲垣-みつ-獅子-山口、ボランチに藤野と柄澤、トップ下にレビンとナツ、トップに上記石川と福島、基本的にまずの守りに問題はないものと考えていた。11:00定刻にキックオフ、読みどおり全体的には押し気味にさほど失点の脅威も考えられないままにゲームは推移、ゲームへの入り方に問題は無かった。しかし前半7分左でCKを与えこれを緊張が早くも切れたかのようにフリーでのドンピシャヘッドを決められてから状況は一変する。守備が生命線のチームに先取点を奪われた・・同点劇を演出するより追加点を奪われる恐怖が常に頭から離れず、無論これも昨今の得点力の無さに起因していることではあるが・・DFラインがずるずると下がり攻撃の基点がまったく見えてこないままに時間だけが推移していった。相手の裏にはスペースがあるもののロングパスでは精度が低く、自陣で密集していることからレビンとナツに良い形でパスが回らない。相手の裏に飛び出すことを期待して20分過ぎに石川→広重の交代を行うが戦局を大きく変えるまでには至らなかった。結局前半は相手の攻撃力の弱さにも助けられ0-1で終了、後半への建て直しを計る時間が与えられた。

 基本的にはGKを馬場から高橋に代えるだけで後は失点の危険性が少ないことからしっかり守っていけばトップ下とトップのコラボで1-2点は放り込んでもらえるものと信じていた。そして後半開始、ピッチに選手を送り出すために出来る限りの選手に声を掛ける。特に最近プレーに淡白さが見える山口に声を掛けると意外な返答、「俺、攻撃したいんです、守備に追われモチベーションが低くなって・・出来ればトップで使ってください。」以前山口をサイドハーフに起用した後、その試合でまったく光らなかったため試合後話し合うと「基本的に右サイドバックの選手であり、サイドハーフは合わない。」との事であった。従って基本的に山口を右のサイドバックで使い続けてきたが今回後半正しくキックオフされる究極の時間にそれを懇願されるとは・・。点が取れず守備に追われるチームを慮ってのこととは思うがあまりにもタイミングが悪い・・これも若さからか?取りあえずもなにも無い、兎に角選手をピッチに送り出し、後半の状況によって構成を考え直すことにした。

 そしてそのタイミングは残念ながら早く来た。後半開始1分、コスタリカの左サイドが高速ドリブルであっけなく破られるとそのまま角度の無いところから強烈なシュートが放たれる。強い意志をもったボールは後半から入り、まだボールに触ってもいない高橋のサイドを打ち抜きサイドネットに突き刺さる。後半1分で0-2のビハインド・・。そしてこうなると小野を考えるも山口の懇願もあったものではない。気分はトーナメント、まずはこの試合での同点劇の演出家にならなくてはいけない。そしてそれは結果的に山口の希望を叶えることになる。山口を右のサイドハーフに上げ攻撃力強化を図り、空いた右に器用な柄澤、獅子を1枚上げて広重を左のサイドに配置ナツをトップに据える。実質3バックのギャンブルに打って出た。

 しかしながら本日の勝利の女神は非常に酷であった。後半17分不可解に柄がファールを取られ、しかも抗議からイエローのおまけをもらう。解せないままにFKが蹴られこぼれ球を蹴りこまれ0-3、そして続いて23分DFが裏を取られるもベンチからは完全なオフサイドに見れ、副審もフラッグを上げDFも安心しきってプレーを止めた後なんと主審がフラッグを下ろさせる・・。当然相手とGKが1:1の局面を作られ、これまた呆気なく0-4とされる・・新チームになって0-4とされたのは始めての経験であり、あのライトイヤーズに惨敗したときでさえ2-2かた惨劇を経験したのである。

 0-5,0-6と悲劇はなおも重ねられるのか?張り詰めた暗雲を広重が吹き飛ばす、右サイドペナルティエリア内でボールをキープしDFをうまく交わした後ゴールエリアにボールをパス、後半25分待望の得点が生まれた瞬間である。続いて28分ゴール前のボール回しから福島がゴールを打ち抜き、30分にはレビンのスルーパスから山口がボールをゴールに供給した。わずか6分間に0-4から3-4に追い上げる。そしてその後も相手ゴールを脅かし続けるもさすがに4点のビハインドは大きすぎ、目を覚ますのが遅すぎたコスタリカは早くも3敗目を記録することになった。
小野依存(意識?)フォーメーションからの脱却、遅すぎたとはいえ残り10分猛攻できた現実・・残り4試合ベストの試合を演出しようぜ!

みつ  4.5 セットプレーからの失点は悔やまれる
藤野  4.5 サイドを無難に
山崎  4.5 前向く時間が少なかった
れびん 5.0 1アシストも本来の動き取り戻せず
福島  6.0 前線での守備と1得点を評価
山口  5.5 サイドハーフで光取り戻すも途中の不満はKY
稲垣  4.5 響いた後半立ち上がりの失点
水野  4.5 短い時間を無難に
高橋  4.5 失点はやむなしも後半開始直後は止めてほしかった
馬場  5.0 落ち着いたプレーで最小失点
柄澤  4.5 満足なプレーもイエローはいただけず
遼    4.0 アップでリタイヤは小菅だけで十分
広重  6.0 前線でのかき回しと1得点
石川  4.5 セットプレーがないとちょっときつかった・・。
獅子  4.5 ポジション取りに苦慮
前原  4.5 アッシー君ご苦労様です
鳥海  4.5 出場できずにすいません
小菅  4.5 応援の甲斐もなく
藍田  4.5 毎度応援ご苦労様です
浅野  4.5 ご苦労さまです。次回こそ出場の機会を
監督  4.5 攻撃パターン構築できず

(久保田)

2008/5/18 北区社会人リーグ1部A 第5戦 vsCSL
荒川グラウンド 天候晴れ Kick off 13:00

FCコスタリカ 2(1-2 1-2)4 CSL

【メンバー】
みつ 藤野 山崎 れびん 福島 山口 稲垣 水野 高橋 遼 坂本 広重 石川 獅子 藍田 浅野 監督
【得点】
石川1 福島1

 最初に明白に敗因を記す。私を中心にチームに漂う安堵感、気の緩みである。無論本日の相手CSLが予想を遥かに上回るパフォーマンスを疲労したことは事実であるがそのパフォーマンスを予測できなかったことを含め、すべてが想定外であった。

 CSLの昨年の戦績は4勝5敗1引き分け(得点20失点12)可もなく不可もなく、1部中位を漂う普通のチームのようである。但し敗戦の相手はレッズ、ブローズ等強豪相手に点を取っての1点差負け、もっとここに注目し慎重に試合に臨むべきであった。しかしながらブロック上位3チームとの対戦を終了し、あとの相手とは組みやすし・・の感から事前サーベイも怠り、得点力で圧倒してやる!の力みのみで挑んだところに落とし穴が待ち受けていた。チームにも中越のドタキャンに代表されるようになにかしら“まったり感”が漂っていたのも事実である。加えて柄澤の風邪による欠場・・十分ピンチに陥る可能性が充満してのキックオフであった。

 “攻撃で圧倒する!”これを実証するように先発はGK高橋、4-5-1を採用して坂本・みつ・遼・山口、ボランチに藤野・獅子・石川、トップ下にレビン・ナツ、福島の1トップ、一応は石川を偵察メンバーに入れるが立ち上がりだけ見て攻撃モードに切り替えるため石川→広重の交代を頭に入れてのスタートであった。

 試合はいきなり文字通り一進一退、福島のクロスバー直撃の得意のループやレビンのポストを舐めるループがあったものの両サイドをえぐられ冷やりとする場面も多く演出させられた。そして前半10分過ぎ、そろそろ石川に代え広重を投入、思い切り攻撃モードに切り替えるか・・と思った時に右CKを獲得、石川はセットプレーに反応できる特異な感覚の持ち主である(事実昨日のゼロックスリーグでもダイビングヘッドで1点ゲットしている。)その事実から交代を待つ。そして偵察要員であったはずの石川が先制点を決めるからサッカーは面白い。例によって急激にゴールマウスを巻いてくるレビンのコーナーにファーサイドからヘッド炸裂、ボールはポストの内側を舐め、マウスの中に転がる。絵に描いたような先制点、(前半12分)出場できない試合が多くても、出場できても5分程度であっても、すべてのカテゴリーの試合に3年間もフル参加している石川に神が与えたまさに面目約如のゴールであった。

 しかしながらその劇的なゴールを活かし、そのまま勝ち点3を得られるほどサッカーは甘くなかった。石川にゴールのご褒美として出場時間を5分ほど延ばし、前半18分石川→広重の予定通りの交代を行った直後コスタリカ自慢のDFライン、センターが短いパス交換で呆気なく破られる。高橋と1対1の局面を作られ冷静にゴールに流し込まれる。(前半20分)思えばこのようにDFが破られた経験はこのチームになって初めてのような気がする。それほど衝撃的な失点であった。衝撃はなおも続く、23分受ける球をスルーして相手をかわすフェイントで見事に置き去りにされた坂本をあざ笑うように左サイドからグラウンダーでのアーリークロス、相手が飛び込み早々に勝ち越し点を与える。これも坂本が高い位置でかわされ振り向けば後ろに誰もDFがいない事実から生まれた失点であった。そして試合はこのころから徐々に相手ペースに・・じわりじわりと攻め込まれ始める。しかしながらコスタリカDFなんとか踏ん張り前半は1-2で終了。

 そして後半、前半の終盤同様攻め込まれるも遼のロングフィードから福島が体をいれ渾身のループを放つ、意思をもったボールが今度はサイドネットを揺らし喚起の動転劇を演出する。(後半16分)ここで迷う、本日ベンチには水野がいる。本日の相手から次の1点を奪うのは至難の業のように思えた。本日の出来なら勝ち点1で十分である。1を得るべき水野の入れ時、誰に代えるか?その時のシステムは?結論として最後に山口をトップにいれ、福島をCBレビンかナツを変えよう・・のドラフトで現状継続することにした。

 しかしながらその思惑はまたしても外れることになった。パスをカットされコスタリカ左サイド(坂本から稲垣に代わっていた。)が高速ドリブルの餌食にされ、角度のないところから見事なシュートを決められる。(後半24分)なおも後半33分今度は駄目押し点をも与えることになった。またしてもドリブル攻撃を仕掛けられ山口のやや緩慢なディフェンスから今度は右サイドが破られまたしても強烈にゴールネットを揺らされた。

 終わってみれば2-4の敗戦、得点は2点得たもののセットプレーと福島の体を張ったゴール、相手DFを崩せずレビンもナツも最後まで高い位置で前を向かせてもらえず、コスタリカDFは中央、右・左と満遍なく崩されまさに絵に描いたような完敗であった。加えて最後まで落ちなかった相手の運動量・・我々が倒すべき相手がまた1チーム確実に増えたことを実感した1日であった。

 反省点と今後の対策:もっとサーベイして3-5-2で臨むべきであった。左に獅子、右に広重を配置し柄がボランチでサポートに徹しボールをナツとレビンに供給、トップにヒロが戻ってくれば・・来年は確実に雪辱できる!!

 

みつ  4.5 中央で体張るも見事に破られる
藤野  4.5 終盤疲れが
山崎  4.5 前向けず構成に苦しむ
れびん 5.0 1アシストも消える時間長く
福島  6.0 前線での守備と1得点
山口  4.0 パスミス多く動きが緩慢
稲垣  4.5 突破許すはいただけず
水野  4.5 短い時間ですまん
高橋  4.5 失点はやむなし、最後は止められなかったか?
遼    4.0 スピード不足露呈、もっと絞ってくれ
坂本  4.0 逆転の足掛かり
広重  4.5 スタミナ不足顕著
石川  6.0 Congratulation!
獅子  4.5 1失点目は止められなかったか?
藍田  4.5 応援ご苦労様
浅野  4.5 ご苦労さまです。なんとか出場の機会を
監督  4.0 事前サーベイ不足と気の緩み

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