2012年度社会人part2

part1   part3

2012/9/9 カナリア秋季 vsacciaio
12:10KO 三郷スカイパーク

コスタリカ 0(0-0 0-3)3 acciaio

メンバー:聖、シゲ、のり、マサ、ムラ、みつ、傑、ナオ、浅野、平山、八木、石川
2012/7/29 カナリアカップ2回戦 vsCibo

11:00KO 彩湖道満グリーンパークA面

コスタリカ 2(1-1 1-1)2 CiBO
                PK 3-4


得点:ひろ、ヒロユキ

前半10分:ペナ内を相手DF2人をかわして落ち着いてマウス内にシュート(1-0)
前半15分:相手カウンターを真澄がかわされ遅らせられず、自軍右サイドを崩され最後はGKと1対1に(1-1)
後半3分:相手のペナ付近でドリブルしたヒロユキが4人をかわして豪快にマウスに蹴り込む
後半30分:相手カウンターにあい、DFの裏に出されたボールをみつがカバーするもカットできずGKとの1対1にされ冷静にぶち抜かれる

メンバー:聖、傑、ナオ、のり、シゲ、真澄(31分 藤野)、卓也(31分 マサ)、なつ、レビン、ヒロユキ(38分 ガキ)、ひろ(38分 みつ)、鳥海

2012/7/16 北区リーグ1部Bブロック第7戦 vsライトイヤーズ
北区リーグ1部Bブロック 第7戦 対ライトイヤーズ 2012年7月16日(月・祝)Kick Off 9:20
赤羽の森公園サッカー場 天候 晴れ グランドコンデション 良好 35分ハーフ

FCコスタリカ 6(2-0 4-1)1 ライトイヤーズ


1-0(前半09分)相手GKスローイングミス→マサ無人のゴールへ
2-0(前半35+1分)マサ左からクロス→Goヘッド炸裂
3-0(後半04分)ひろ、左からロングパス→後ろからナツ走り込み一撃
4-0(後半07分)ひろ、左からGoにパス通す
5-0(後半18分)シゲ、クリアボールがGoに通りGoそのままドリブル右45度
5-1(後半30分)聖のクリアがナオに当たり、フリーの相手に(クリアミス)
6-1(後半32分)獅子→ムラ~相手かわしてS

Shoot
コスタリカ   ライトイヤーズ
前半3(3)   5(0)
後半6(4)       6(1)
-------------------------------------------
  9 (7)    11(1)

「先の失点は何が何でも避けたい!」その思いを十分に伝えたつもりであったが開始1分、パス交換から右サイドを崩され相手のFWが高速ドリブルで駆け抜けていく・・いやな予感が・・度重ねたミーティングの末考え抜いたフォーメーションが1分で崩されるのでは・・ピッチの選手だけならずベンチにいた控えの選手/OBを含めた全員が固唾を呑んだとき、コスタリカの最前列からコスタリカのゴールラインまで疾風の如く危機回避のため文字通り跳んできたプレーヤーがいた。ヒロユキだ!俊足を余すところなく披露しボールをタッチの外に蹴りだし、ピンチは回避され事なきを得ることが出来た。そしてそのプレーは今日この試合に掛ける全員の思いを代弁するに相応しいものであった。

結果的には35℃の炎天下で対戦することになった”ライトイヤーズ”2005年から3度も戦評を描き続けるもついぞ今まで気分良くキーボードを叩ける日が訪れていない。対戦スコアは完全に暗記済み、2-7、1-3、0-7得点3失点実に-14・・自軍のゴールはレビン2ヒロユキ1、いずれもスーパーゴールであり簡単にはゴールネットを揺らさせてくれていない。

2005年はお互い2部で相まみれ後塵を浴びせられ、その後は残留を掛けた争いで2度も失意のどん底に叩き落とされる。特に昨年は現在のチームになってからの最多失点、最多得失点差(-)完封負けの記録を塗り替えられサイドをチンチンに破られ中央突破を許し攻め上がればカウンターの餌食となる・・正に惨劇・・試合後ピッチにいたメンバーは誰一人としてその口を開くものがいなかった。

本年度コスタリカは創立後初めて優勝を狙っている。レッズが1引き分けのみのためまだ他力本願であることは否めないが我々も2引き分けのみ・・残り全勝でレッズがどこかに1分けでもしようものなら得失点差で絶対優位にある我々が最後に逆転でブロック優勝する可能性が十分残っているのである。そしてそのためにはまず同じブロックの宿敵・天敵・仇敵あまりに高い壁のライトを破ることが絶対条件であった。

自軍のリソースを分析し、敵の戦い方・ストロングポイント・ウィークポイントを見定め、十分戦略を検討すれば勝機は望める。どんなに強くても所詮同じ北区リーグ、現役の大学や高校、あるいは東京都の1部以上の強豪と対戦するわけでは無いのである。

勝ちたい思いは誰でも同じ、まして過去を引きづっているプレーヤーほど石にかじりついても勝ち点3をライトから奪いたいはず・・強い本当に強い思いをもって戦略検討が始まった。まずは敵を知ること・・敵を知り己を知れば百戦危うからず、古い格言を正しく踏襲、メンバーと”ライト-MW”観戦から検討が開始された。

みつにムラら、OBの前原までも参加して戦力分析、結果をムラが丁寧にリポートし、過去にライト-リベンジも観戦している私が各々の分析結果をマージして戦略立案、その結果に関しての討論が浅野さんらを交えてなされ基本構想が固まっていく。マスターズ予備軍の藤野・ガキ・みつからは「たとえ出られなくてもOK、勝利を共に目指そう」の胸を打たれるようなメッセージも受け取りつつ戦略・フォーメーションが固まっていく。戦略の詳細はここでは省く、我々のHPを読まれている方が他のチームにもいることが分かっているゆえ(笑)スキームから数多くの考えが捻出されたが、試合前集中力を高めているプレーヤーに多くのことを伝え注意力を散漫させるのは野暮な指揮官である。

試合前meetingにては最低限の注意にとどめる。ただでさえ9:20のキックオフに備えなんと集合が7:20!!私でさえ5時台に起床せざるをえなく、気が張っていなければ集合地の公園のベンチでホームレス状態になりそうであった。選手を惑わせないよう、試合前注意の概略は次の通りに留めた。

・アバン戦以来マンマークの設定
・サイドチェンジに気をつける(これに度々泣かされている)
・パスアンドゴーに留意(ボールウォッチャーにならない)

ライトの戦術の概略は以下の通り
・サイド攻撃中心
・先取点後はリアクションサッカーに徹し、追加点を狙う
・テクニック・スピードでは負けていないが前掛りのコスタリカは再三カウンターの餌食になった。
・完全に負けているのはスタミナとチーム力
・そして我々には敗者の、ライトには勝者のメンタリティがある、ここが大きな差

攻撃面では
・CB対策もありGoの前線固定化最前線でのターゲットとなりオフサイドラインを下げる
・前線のメンバーの期待役割の確認(ヒロユキ、マサ)
・各々への動きの諸注意であった。

6万円のキャンセル料惜しさに、これほどの大事な試合を袖にした愚息と業務過多で体調不良の春樹を除いたほぼフルメンバーの参加、豊富なバックアップ要員を持って本日の最大の敵、35℃の気温にも立ち向かうことになった。実に17名の参加メンバーからチョイスされたスタメンはGK聖、システムは熟考の末従来の4-2-3-1を踏襲、3-5-2で望みたい気持ちもあったがマーカーを付けることで実質5バックを回避した。

DFはガキ、のり、ナオ、ムラ/ボランチにごっつと卓也/シャドーにマサ、ヒロユキそしてトップ下に実質マンマーカーとして藤野をアサイン/ワントップにGo!前述の通りスピードにやや陰りが見えるガキと藤野、両者からは出場時間が例え”0”でもOKの内諾を得ていたが、こちらも熟考の末コスタリカの伝統を守り、かつ戦力として後続の、ひろ・シゲの出場時間・負担を暑さから少しでも和らげるため、そしてなにより彼らのライトへの積年の恨みを解消させるためスタメンとした。30分以内であれば若者に交じってもそん色なく、十分期待役割を全うしてくれるはず、大いなる自信を持ってピッチに送り出す。

キックオフ直前、シニアの試合で以前チームメートでもあったライトの監督I氏が握手を求めてきた「あれっ?今日息子はいないの?」「いやぁ遊びを優先しやがって・・」「こんな大事な試合に、余裕だね!」ライトに取っても今日勝利すれば優勝の可能性を残し、その上でレビンの存在が気になっている・・意識されてるぞ?向こうも当然ながら勝つ気満々!I氏の余裕の笑みの裏を読みながら、結果的に最高気温が35℃になった超炎天下の赤羽の森サッカー場、各人の強い思いを載せ9:20早朝のキックオフの笛が吹かれた。

楽しみな半面、心底怖い試合であったことは正直否めない。試合はある意味予想通り先取点→リアクションサッカーに徹するライトが全般的には攻勢に出てきた。しかしながらサイドに対人プレーに強いムラをアサイン、ガキも精一杯頑張りを見せる。

前線ではヒロユキがプレスを積極的に掛けGo、マサも相手を追いかけまわす。卓也が抜群のポジショニングでパスをカットして藤野は18番に仕事をさせない。全般的には押されながら失点の雰囲気は全くと言っていいほど醸し出されなかった。しかしここまでシュート数はライト=3 コスタリカ=0 いずれも可能性のないシュートのため不安はなかったものの前半0-0、出来れば1-0で折り返す・・のゲームプランの実行は難しいのではと、リプランの必要に迫られた前半9分、勝利の女神が本当に降臨した。Jリーグ広島-柏・2004年5月22日南雄太伝説のオウンゴールの再現をここ赤羽の森にてライブで見る事が出来たのである。
http://footballingtube.blog93.fc2.com/blog-entry-1102.html

キーパー独特の腕の遠心力をフルに使うスローイングでより遠くに飛ばそうとリリースポイントを遅らせたが故、ボールが指に引っかかり南の場合は直接マウスに、今回ライトのGKはシュートし損ねゴールの前に残っていた”大試合”に強いマサの足元にこれ以上ないプレゼントパスを供給した。驚いたのはマサである!自分の前にいた相手GKが己の足元にボールを転がしてくれたのである。狐につままれたような表情ながらマサの仕事は正しくマウス内にボールをパスするだけだったのである。

拮抗するであろう試合で本当のプレゼント、コスタリカに勢いがこないわけがない。事実、その後はGoが抜け出しマサがクロスを上げる、ガキに代わったひろが果敢にオーバーラップでチャンスを演出と完全にコスタリカのペースになった。しかしながらシュートミスもあり前半は1-0、プラン通りか?との思いはまたまた良い方に外れることになる。

左を突破したマサからクロスがGoに供給された。Goこれに鋭く反応、上体のフィジカルを活かしたヘッドが炸裂し前半ロスタイムに貴重な、本当に貴重な追加点がスコアされた。ライト相手に前半終了で2-0、マサに続き狐につままれた感じすら漂ったハーフタイムであった。

しかしながら2-0はサッカーでは鬼門のスコア、まして相手はライトイヤーズ、再度引き締め後半に挑む。殊勲のマサ、ごっつに加え卓也を交代、負担の掛るボランチの総取り代えも予定通りで会った。(AKB39・なつ・獅子in)次の得点がどちらかに転ぶことにより勝敗の行方が左右される。万が一ライトに転がればたちまち浮足立ち最悪逆転負けもある・・どうしても敗者のメンタリティが頭を持ち上げる。しかしピッチに散ったコスタリカイレブンがたちどころに敗者のメンタリティを払拭してくれた。

サイドの起点を要求したひろからアーリークロスがGoに供給される、オフサイドラインを下げるため前線に残っていたGoは完全にオフサイド、しかしながらGoはこのパスに対して全く干渉する意思を見せずにボールはGoを素通りする。そこにオンサイドポジションから走り込んできたなつ!前半控えで溜めていたスピードを思いに載せ一気に吐き出す。完全にフリーとなりGKと1:1の局面を作りGK見極めボールをゴールに供給、絵にかいたような鮮やかなプレーが追加点を演出した。後半4分で3-0これ以上は望めない展開、これ以上無い?コスタリカの積年の恨みはこれではまだまだ晴らされていなかった。

ノーサイド、なんて言う甘ちゃん代表の名言なんて全く縁が無いリアルスポーツ、サッカー!弱っている相手に必要以上に塩を擦りこんでいく、3-0からの上乗せはわずかに3分後、再びひろから今度はGoに通りまた1:1の局面から4点目をゲット、尚もシゲのロングクリアを再びGoがマイボールとしてドリブルで右45度に侵入、豪快に右足を振り抜き瞬く間に5点目を記録する。

1点でも返して流れを変えたいライトを完全にあざ笑うかのように得点を積み重ねていくコスタリカ、完全に前回までの試合の裏返しの展開、完璧なリベンジ「あのライトが完全に切れていた・・凄いねコスタリカの攻撃は・・(北区サッカー協会T氏談)」流石に攻め疲れのコスタリカ、やや中だるみから後半若干攻め込まれる、意地でも1点返したいライトの思いは残念ながら30分に実を結ぶ、GKへのボールの処理を誤った聖がこれを蹴りに行く、遅れた判断からのボールはナオに当たり、今度はゴール前に詰めていた相手FWの前を転々・・。お返しのプレゼントをしてしまった。

勝利は確定も嫌な終わり方、事実後半の20分過ぎまでライトのシュートは0であったが20分〜30分までに枠に飛ばないまでも数本のシュートを記録されていた。やはりスタミナに難有りか?ライトに希望の光が灯った状態で終了のホイッスルか?しかし最後まで塩を塗り込んでやる!!その思いが人一倍強かったムラが最後の最後で意地のドリブル突破を試み、執念をマウスに叩きこむ。前回奪われた7点には1点足りず、4戦合計得失点差もまだ-9であるが、少なくとも苦手意識、敗者のメンタリティからはライトの長い試合終了後の反省会を鑑みることによって払拭された。

試合後再び握手を交わした敵将I氏の「これほどミスが多くては・・完全にリベンジされてしまった・・」苦笑いを浮かべながら口元から漏れた言葉が本日の文字通り熱い試合を物語っていた。相手の試合後の長いミーティングを高みの見物とする快感をリーグ戦で後3回味わおうぜ!!

Go        9.0 省エネも貫録のハットトリック
ヒロユキ 6.0 意欲的、闘志むき出しの守備で勝利に貢献
藤野      5.5 確実に18番を止める
シゲ28   6.0 サイドを危なげなく、Goへのロングアシストパス
マサ      6.5 ラッキーゴール+価値あるアシスト
獅子36  5.5 チームに落ち着きもイエローは不要
ごっつ   5.5 運動量今一もボール溜める
AKB3936 5.5 積極的な上り
卓也     6.0 中央突破許さず、豊富な運動量
ナツ36   6.5 絶妙な配給と1ゴール
ムラ     7.0 後半は前線を活性化
のり     6.0 落ちついて失点の不安解消
みつ55  5.5 失点は残念も最後締める
ナオ     5.5 光るカバーリングも失点は悔やまれる
ガキ     5.5 守備に徹し役割を完璧に
ひろ25  6.5 サイドバックこなし後半思惑通りサイドの起点に
聖       5.0 連携ミスは残念
監督    6.0 思惑通りの得点シーン演出

2012/7/1 カナリアカップ1回戦 vsミドリクラブ 
カナリアカップ 第1戦 対ミドリクラブ 2012年7月1日(日)Kick Off 15:20
所沢航空公園 天候 曇り後雨 グランドコンデション 普通 30分ハーフ

FCコスタリカ 1(0-0 1-0)0 ミドリクラブ

1-0 後半 ムラが右からクロス、レビン頭で落としてひろ飛び込む

AKB39、ヒロユキ、ひろ70、レビン、ムラ、鳥海、良太、半谷、ナオ、みつ、シゲ、聖、監督

2012/6/24 北区リーグ1部Bブロック第6戦 vsリベンジ
北区リーグ1部Bブロック 第6戦 対リベンジ 2012年6月24日(日)Kick Off 10:45
北運動公園サッカー場 天候 晴れ グランドコンデション 良好 35分ハーフ

FCコスタリカ 3(3-0 0-0)0 リベンジ


1-0(前半04分)レビン→ムラが左サイドを突破、エンジェルクロスにヒロユキ飛び込む
2-0(前半07分)ヒロユキが巧みなステップで右を突破、グラウンダークロスにひろが飛び込む
3-0(前半33分)再度左をムラが突破、今度はクロスでなく右足強振、ボールはサイドネットへ

Shoot
コスタリカ   リベンジ
前半7(3)   5(2)
後半4 3
-------------------------------------------
  11(3)   8(2)
()は枠内シュート

まず始めに私は皆様にお礼を言いたい、覚えていることと思いますが昨年度の納会(2012年3月開催)で「今期の勝ち点で昨年の13を上回ることが出来なかった場合、潔く辞任いたします。」と宣言したことを・・。昨年は10試合、今年は9試合で行われることを考慮すると実質昨年以上の成績具体的には勝ち点で4上回る計算で行かないと即刻辞任となるはずであった。

基本的には4勝1分けで勝ち点13、すなわち4敗で即さよならであった。加えてブロック攻勢は王者レッズ、強豪十条、勝ったことがないライトに新進気鋭のアバン、苦戦必至のリベンジ、なふりほ・・勝ち点13以上どころか辞任せざるを得ない降格の可能性すら漂う厳しいブロックにぶち込まれてのスタートであった。

ところが開幕よりのプロセスは皆様ご存知の通り、ヒロユキの「絶対に辞任はさせません!!」の心強い言葉を正しく全員で裏付けしてくれてなんと本日苦手リベンジまで一蹴してくれたお陰で積み重ねた勝ち点が合計14(6F4W2D)6戦目で私の残留を決めて頂けたのである。最終戦で決めることになるのかなぁ〜などと考えていたことが、まるで嘘のような快進撃である。

結果から入ってしまったが本日はここまできたら優勝を狙わなければこれも嘘である。気分は必勝!しかしながら過去1勝1敗1分けでまったくの五分、結果五分でも常に内容では最後に押されている事実を踏まえ慎重かつ貪欲に勝ち点を奪うため大胆に試合に臨むように心がけた。

貪欲に勝ち点3を狙うキーマンはムラとごっつ、いずれも前回彼らのドリブルが非常に良く機能して前線をかき回し度々チャンスを演出していたイメージが強いからである。ところがごっつの学生気分が基本的ゲームプランを崩壊させる、なんと寝坊で来ないというのである。再三電話しても全く出ることなく、しかもごっつは寝起きが悪くそう簡単に起きないと言ったネガティブインフォメーションも同時に伝えられてきた。

大きな舵取り変更を余儀なくされた。攻撃のタレントのポジションをスタミナとともに考え最終的にピッチに立たせたのは聖/ガキ・ナオ・のり・シゲ/ボランチに藤野・ナツ/シャドーに3枚、ムラ・レビン・ヒロユキ/ワントップはひろに託してリベンジに対して昨年のリベンジのホイッスルが甲高く鳴り響いた。

最初はおとなしい立ち上がりを予想していたが、予想は良い形で裏切られた。開始4分、いきなり思惑通りムラのドリブルが得点を演出する。左を突破したムラからGKの手が届かないところへクロスが優しく供給される。右サイドから飛び込むヒロユキ!左足で正しく当てるだけでボールはGKの逆を突きあざ笑うようにマウスの中に転がされた。前回に引き続き早い時間帯での先制点、本当にコスタリカを楽にしてくれた価値ある得点であった。

そして先制点の喜びがさめきらないうちに今度はヒロユキがドリブルで右を突破、グラウンダーで中央に供給されたボールにひろが飛び込む、一瞬GKに阻まれたかと思ったボールの行先はGKの脇を抜け今度も緩やかにマウスの中に・・最後にレビンがダメを押し、レビンのゴールかとも思われたがその前にラインを割っており見事リーグ戦ひろの初ゴールが記録された。

前半7分で2-0、予想をはるかに上回る超上々のスタートである。尚も貪欲にゴールを狙っていくがコスタリカの攻勢に徐々に慣れ始めたリベンジも試合巧者ぶりを存分に発揮し始め、逆にシュートも何本か記録し始める。しかしながら失点が目立って減っているコスタリカDF陣、シュートは打たれても決定機は早々与えることなく危なげなく試合は推移していく。前半は2-0か?予想はまたまた良い方向に外れることになる。

33分またしてもドリブルでペナルティエリア内へ侵入したムラが必要以上に期待に応える。左を制圧したムラが右足を一閃、今度のボールはヒロユキに渡ることなくそのままサイドネットに突き刺さる。
高い位置でムラを使う・・ムラは久々のゴールで勝ち点3ゲットを手繰り寄せた。

文句のない3-0での折り返し、後半はガキ→AKB、のり→みつ、藤野→卓也、なつ→マサの予定の交代、左はマサに任せムラをボランチの位置に配置。マサには左サイドを引き続き制圧してくれることを期待した。ハーフタイムに4人交代し、スタミナ不足を補うプランであったが懸念していたリベンジのスタミナが徐々にではあるがコスタリカに不安の影を忍び寄らせてきた。

事実後半のシュート数はほとんど互角、お互い枠内シュートがないことから決定機はつぶし合っていた事がわかる。レビンの決定的なシュートがわずかに左に外れ、お互いこれ以上の得点シーンは見たくないよううなコンセンサスが確認されたところで終了のホイッスル。やはり最後にダメを押せることが出来なかったことによりスタミナ不足が改めて露呈されたとはいえ、暫定的ではあるが今の段階でコスタリカにTEPPENの栄光が与えられた。課題は残るがこの栄光を最後まで持続するため次は何が何でもライトを倒す!!勝者のメンタリティは十分備蓄した!



ひろ      6.0 “祝”リーグ戦初ゴール
ヒロユキ 6.0 完全復活?後半運動量落ちるも1得点1アシスト(パンツ忘れ-0.5)
レビン    5.5 プレースキック安定も完全なキレはまだ遠く
ムラ       6.5 サイドに君臨、完全制圧1得点1アシスト、後半パスミスは残念
藤野      5.5 運動量目立たずも貫録で完封に貢献
卓也36   5.5 ミスキックあるものの危機感知能力発揮
ナツ       6.0 ボランチとして攻撃を構築
マサ36   5.0 運動量、気の利いたプレー、共に目立たず
シゲ       5.5 危なげなく、さりげなく完封に貢献
獅子50   5.5 クローザーに徹する
のり       5.5 球際で負けることなく完封劇演出
みつ36   5.5 危なげなく無難に
ナオ      6.0 完封の立役者、落ち着いたボールさばき
ガキ      5.0 攻め上がりのタイミングは良いが、パス/クロスの精度悪く
AKB3936 5.5 守備に徹する。
聖         5.5 またまた幸いにも見せ場なく
監督      6.0 ゲームの流れは読み通り

2012/6/3 北区リーグ1部Bブロック第5戦 vsなふりほ
北区リーグ1部Bブロック 第5戦 対なふりほ 2012年6月3日(日)Kick Off 15:00
赤羽の森サッカー場 天候 晴れ グランドコンデション 良好 35分ハーフ

FCコスタリカ 4(1-0 3-0)0 なふりほ


1-0(前半14分)レビン左からのCK→ヒロユキヘッド
2-0(後半18分)レビンのスルーパスに抜け出したヒロユキ、GKとの1対1を冷静に
3-0(後半26分)シゲ前線へフィード、マサうまくマイボールとして反転から左足
4-0(後半30分)ヒロユキドリブル突破でPK獲得、ナツこれをバースディゴール

十条戦に引き続き相手選手の会話より、赤羽スポーツの森公園エントランスで登録表作成していた私がいることに当然なふりほの選手は気が付かず

「今日の控室は?」「Bだよ」
「今日の相手ってどこだっけ?」「コスタリカだよ」
「つえーの?」「知らねー」
コスタリカの控室に戻ったとき相手選手が控室前で携帯片手に
「今日はだれが来るんだ?足りてるのか?」「足りてるかどうか知らねーけど、助っ人に誰々と誰々を頼んである」「誰々?あーこの前も来たあいつね!じゃたいした戦力にはならないな(笑」

仕上げは前の試合のハーフタイム、十分アップの後、時間を有効に使うべくコスタリカの選手はピッチに飛び出しシュート練習、クロスの練習に余念がない。以前にも記したがこの時間に相手を観察し、戦力を図ることも可能であり数年前にライトの練習を始めて見たときは思わず鳥肌が立ち、コスタリカの選手が見ないことを祈ったほどであった。

そして本日・・なんと空いているハーフコートは最後まで空いていた。すなわち貴重なピッチを使える練習時間を使うことを放棄、相手控室の前に数名がたむろしているだけであった。キックオフ40分前の出来ごと・・。獅子とも顔を見合わせて「???」「流石に北区リーグでは珍しいだらしのないチーム・・」お互いに開いた口がふさがらなかった。

そして改めて勝利を確信、「こんなチームに負けられない、いや真摯に取り組んでいるコスタリカが負けるわけがない」決意を新たにキックオフを迎えた。絶対に負けられない!!


意識は強いがメンバーには(参加者数)恵まれない。Goの浮気に始まりひろ、卓也が掛け持ちで後半、ムラが仕事で春樹は仕事、獅子・レビンが万全でなく傑はAKB・・・ゆうきは長い夏休み・・満身創痍のメンバーで臨むことを余儀なくされた。

とはいえ、選手層がそこそこは厚い我がコスタリカ、やり繰りして選ばれたメンバーは聖/ガキ・ナオ・のり・シゲ/なつと藤野のダブルボランチにまさ・ごっつ・レビンのトップ下/ワントップに好調ヒロユキ!

ひろと卓也が後半からのためそのポジションに苦慮したのは事実であった。キックオフ後は想像通りの展開、アップ不足のなふりほに対し早い勝負を挑み、戦意喪失させるパターンも考えられたが相手の出方をまずは見るべくDFの押し上げを控えさせる。15分経過したら攻撃モードに入ろう。そのゲームプランは青図通りに踏襲される。

前半14分左からのCKを得、巻くボールは蹴れないまでもレビンのキックがゴールを襲う。ここに飛び込む好調ヒロユキ!ヘッドで流したボールはキックに勢いがあったゆえ文字通り相手ゴールに突き刺さる。直後にピッチに戻ってきたマラソンマン(Mr.Asano)があれ?もう入っちゃたの〜と驚くほどの早い展開であった。

その後もポゼッションはコスタリカ、完全にゲームを支配し失点の危険性も感じ取れないままに時間が推移していく。前半でもう1〜2点ぶち込んで後半は軽く流そう・・事実縦のスルーパスに冴えを見せるレビンのパスに反応したヒロユキがGKとの1:1の局面を再三作る。しかしゲームクリエーターヒロユキが後半までゲームの興味を繋げるためこれを外しまくる。本日はテレビの生放送もないため(!)後半の視聴率を考えることなくゲームを決めてくれてよかったのに・・(笑)

結局押しまくりながら前半は最低の満足で終了する。また想像していたほどなふりほの動きは悪くなく、足元にもボールが収まりそれが前半苦戦(?)の原因になったのも事実である。

後半は攻撃的SBとしてひろをガキに代え、のり→みつ、藤野→卓也の予定通りの交代でキックオフを迎える。後半も同じ展開、押し気味なれど追加点には結びつかず、逆に時折カウンターを放たれ不安な状況で時計が進んでいく。早く追加点を・・枯渇したメンバーの喉をヒロユキが潤す。

何度目か忘れたほどチャンスをもらっていたヒロユキがまたレビンのパスに抜け出し、今度は冷静にGKの脇を抜く。待望の2-0、その後はテクニシャン(メッシとS氏から賞された)マサが巧みなボールコントロールで勝利を確定させ、ヒロユキがコスタリカベンチと口論になった相手CBからPKをゲットし、なつがバースデーゴールを決め本日もコスタリカに勝ち点3がもたらされた!!次は毎度苦戦するリベンジ・ヤング・・・・・なんとしても昨年の仇を討ち優勝戦線に留まろうじゃないか!リベンジはこっちの番だ!!!


ヒロユキ 7.0 2得点と事実上の1アシスト
レビン  6.0 プレースキックとスルーパスで存在感
ごっつ  5.0 存在感乏しく運動量不足顕著
マサ   6.0 動き今一も最後に一仕事
獅子60  5.5 クローザーとして
ナツ   6.0 堅守と誕生日プレゼント
藤野   5.5 パス精度今一も基本的には無難に
卓也36  5.5 運動量で守備/攻撃のつなぎに
シゲ   6.0 攻め上がり目立たずもサイドの完封に貢献
のり   6.0 チームになじんで来た?安定感披露
みつ36  5.5 貫録で後半引き締める
ナオ   5.5 ラインの統率、完封に貢献
ガキ   5.5 ベテランの味、あわてず守備固める
ヒロ36  6.0 攻撃的守備、高めのポジションで新境地
聖    5.5 幸いにも見せ場なく
監督   6.0 相手の力読み切り、守備→攻撃の切り替えが絶妙



2012/5/13 カナリア1部春季リーグ vsトニービン
カナリア春季 第5戦 対トニービン 2012年5月13日(日)Kick Off 08:50
新座市総合運動公園陸上競技場 天候 晴れ グランドコンデション 良(芝) 30分ハーフ

FCコスタリカ 0(0-1 0-2)3 トニービン

馬場、半谷(獅子)、雨宮、みつ、シゲ、ナオ、藤野、ごっつ、ひろ、ヒロユキ、AKB39

2012/5/6 北区リーグ1部Bブロック第4戦 vsアバンツァーレ
北区リーグ1部Bブロック 第4戦 対アバンツァーレ 2012年5月6日(日)Kick Off 12:10
北運動公園サッカー場 天候 晴れ グランドコンデション 乾燥  35分ハーフ

FCコスタリカ 4(2-0 2-1)1 アバンツァーレ


1-0(前半03分)ムラのFK、Goがヘッドで流し込む
2-0(前半21分)中央を強引なドリブルでヒロユキが突破、最後はループで確実に
2-1(後半14分)縦1本がFWに渡り巧みなドリブルで聖の脇を抜く
3-1(後半24分)左サイドを駆け上がったマサの“悪魔の左”炸裂
4-1(後半30分)バックパスをGKが手でキャッチ、素早いリスタートからレビン~Goで無人のゴールへ

※後半18分相手(18番)退場

About : FC Avanzare

□歴史
少年サッカーチームが母体のクラブチーム、総監督田口貴寛(元関東一高コーチ、元読売クラブ所属S級コーチ)本日マークの相手FW手塚祐治(愛称・クレイジードリブラー)も関東一高出身(ブラジル-ドイツ渡り歩きブラジルではプロ契約)
FC Avanzareは二部を全勝で突破、得点52失点6圧倒的な得点力で相手を制圧、リアクションサッカーでなく攻撃的、サイド攻撃は重視されず中央突破にこだわりを見せる、旧読売クラブの伝統か?その中心になっている手塚(20番)は得点25アシスト5,トップでのパートナー朝倉(8番)と共に数多くの得点シーンを演出、実質総得点の8割程度には関わっているのでは・・と想像する。

□選手と特徴
二部時代にJoinした手塚は先日の十条戦で始めて無得点、それまでは出場全試合で得点を記録、またその十条戦でFC Avanzareは一昨年以来のリーグ戦での敗戦を記録、残念ながらコスタリカが始めての敗戦を記録させてやることにはならなかった。ちなみにその際の2点の失点も極めて久しぶり過去の敗戦は十条(0-2)ノールチ/会長杯(0-1)、いずれの試合も手塚に徹底したマークを付けることで勝利を収めている。従って本日は予てより話しているようにシゲをマーカーに指名、相手に弱音を吐かせるほど徹底的にマンマークして欲しい。獅子をマーカーにすることも考えたが超強気マーキングが災いし、レッドでももらった場合プランが全て水泡とかすのであえてベビーフェイスのシゲをアサインする。FC Avanzareとは二度目の対戦、前回は0-2からレビンのパスをGoがゲットとレビンのCKからみつのヘッドで追いつきPK戦を制する。但しその際手塚は出場していなかった。また2失点はいずれもイージーミスから、オフサイドトラップの掛けそこないとDF・GKの連携のミスを突かれたものである。

手塚20のドリブルの特徴に関して言えば右に流れ、抜き切らないで即にシュートに持っていく、正面でDFと対峙した場合でも左へ抜くと見せて右足で蹴りたいゆえ右に抜けていくことが多い、そのシュートは正確で勢いはないものの確実に隅にかつグラウンダーで供給する。運動量は少なく前線でパスを待つ、あまり下がってボールを要求するタイプではない。接触プレーは好まず温厚な見た目に反し結構切れるタイプとの情報もある。FKはブレ玉?前回のコーチングでは全部失敗のため参考にならず。抜けない場合は周りを動き回る朝倉(8番)にパスを供給、ちなみに朝倉は前回コスタリカから2点を奪取、主に手塚の右から侵入、相性を考えても8番にも注意したい。手塚ー朝倉のコンビを止めれば得点力は半減以下になるものと思えそこに勝機が見いだせるものと思える。

□DFに関して
評価の高い赤崎DF23番を警戒、鉄壁なディフェンスと果敢な攻め上がりが多いとのこと、コスタリカとしては逆にここを突きたい。コスタリカから見て左サイドに入ることが予想されるため、ひろの俊足でチンチンにしてほしい。敵のストロングポイントと勝負、そこから失点させれば彼らのショックは大きく試合を支配出来るはずである。また逆サイドは彼らに取って”穴”との情報もあるのでムラ-ヒロユキで穴を開け、その穴を広げて行って欲しい。DF全般に言えることは背後に球を落とされるパスに弱いとも言われているので低い位置のボランチから両サイドにロングボールを供給、背後に落としひろ、ヒロユキに競り勝ってもらいたい。アーリークロスであわてさせるのも武器としての選択肢に入ってくる。

□総括
総じて前掛りのチーム、攻撃の余地は大きく精一杯アグレッシブに戦う
調子に乗らせると怖い、何としても先取点がものを言うことを強く認識してほしい
彼らは前回の敗戦(十条戦)からシステムを含めた変更を施してくることも考えられる。手塚に敬意を表することもあり、立ち上がりはアグレッシブに行かずに状況を把握できるまでは大人しい立ち上がりとしたい。



以上が試合前のミーティングで伝えた全てである。情報はすべて
・実際に彼らの試合を見て確認
・北区某重鎮からの取材
・対戦済みの監督他
・彼らのホームページ
からをソースとしていた。特に今回は相手に”絶対エース”がいるのでその情報を集め、対策を講じることに苦慮する事となったが、手塚を封じれば自ずと勝ち点3は見えてくる、言うまでもなくノールチ、そして十条が取った作戦を踏襲することとした。マーカーを付けての徹底分断作戦である。

ミーティングで伝えたとおり大役にシゲを指名、シゲを含めGK聖、DFに稲垣・雨宮・守護神ナオ・ムラを並べ、ボランチに半谷、シャドーにひろ・ナツ・ヒロユキを配備、トップにGoを置いてホイッスルを聞く。特出される手塚以外の戦力を分析し、チーム力を総合的に考えるとコスタリカが勝っている・・内心にはその考えが広がっていたが果たして立ち上がりはその思いを踏襲してくれた。マイボール時での相手のプレッシャー、相手ボールの時のパススピード・トラップ・フリーランニング等々どの項目を見てとっても負ける、いや不安な要素がないのである。

かの手塚は前線をフラフラと漂い、ボールを受けに行くのでなくまた要求もせず、全くマイペースで試合を見守っているようであった。但しその醸し出す雰囲気、動きはストライカーのそれであり、ボールを受け前を向けた瞬間に豹変してゴールゲットに牙をむく・・そういった匂いはプンプンに漂わせていた。

しかしながら本日はその匂いを断ち切るノンスメルがコスタリカの最前線に置かれていた。前半わずか3分相手陣内右寄りで得たFKがムラの右から放たれた。中央で待ち受けるノンスメル(Go)のヘッド炸裂!ボールはGKの手をすり抜けほとんどサイドネットに吸い込まれていく。前半立ち上がり5分は魔の時間帯・・言いつくされた格言であるが本日はその格言の恩恵がコスタリカにもたらされた。

相手はリアクションサッカーでないとは言え、攻撃力に自信満々の相手からの先取点は効果満点である。前半3分の先制、その効果は誠に計り知れなかった。当然攻撃力を高め、早く同点に・・の共通の思いを乗せアバンイレブンがピッチを駆け回る。しかしそこは前述のように総合的なチーム力に勝るコスタリカがのらりくらりと攻撃をかわし失点の香りを漂わせることなく時間が推移していく。渦中の手塚はシゲが実に良く抑え、全く機能させない。絶妙な距離を保ち、ボール際だけ抑えマイボール時には前を向かせない。手塚も振り払うべく運動量を発揮しないゆえシゲの絶妙なマークに苦しんでいる様子もないが、それでいて役割期待は全くまっとう出来ないでいた。手塚が機能しなければ攻撃力は半減以下、このままで行けば追加点も問題なく大勝も可能である。

その思いを早々にヒロユキが叶えてくれた。中央を強引に、日頃スマートなキレで勝負するヒロユキらしくない泥臭いプレーで抜け出し、GKと1:1の局面から最後は絶妙なループで追加点を演出!21分で2-0と超理想的な展開を現実なものとしてくれた。怖くない相手の攻撃にナオの加入から失点が大幅に改善されているコスタリカDF陣、前半0-2の折り返し・・そこに体調不良からか相手のジョーカー手塚、後半不出場の情報、前半も前記のとおりシゲが完璧に抑え、唯一自陣ペナ付近でのドリブルも右に流れる特性を学習していたコスタリカDF陣が3人掛かりでシュートを封じ込め脅威を未然に防いでいたとはいえ、やはり攻撃力は侮れないものがあり、体調不良(?)とはいえ正直コスタリカを安心させるには十分なニュースであった。



情報確認後、予定通りシゲからボランチにナツを配備、獅子とのコンビでより一層ディフェンスを固めた。スコアの面、メンタル、戦力全てのフェーズで優位を保ったまま後半を迎える。展開はポゼッションを高く保つも追加点を奪えず・・の状況が続く、比較的まったりとした展開からこのまま2-0でホイッスル?思いと期待に冷たい水が掛けられた。

後半14分、前線にフィードされたボールをマイボールとした相手FWがコスタリカDFを巧みなステップでかわしゴール隅に流し込む。見事な縦パスからの展開であったとはいえ、完璧に崩されての失点はナオがいるコスタリカに取っては久しぶり・・いきなり弱気な虫が心の中で湧いて出る。2-0のリードは一番危険・・いやな格言も頭をよぎる。

しかし今回は1枚のカードが流れを再び引き寄せる。18分、ムラが相手(18番)からひじ打ちを食らう。猛然と抗議する獅子、割って入る主審、実は私獅子の抗議があまりに強かったため主審がカードを出したときカードは恒例となっている獅子が受けるものと思っていた。しかも出したカードは”レッド”「あっちゃ〜全てを失うかもしれない・・・」その不安は相手が退場するシーンを確認して払拭された。獅子が絡んで相手にカード!2005年獅子をチームに迎えて以来始めての快挙でありました(笑)主審、良く見ていてくれてありがとう!!

流れを完全に引き戻したコスタリカは再び勢いを取り戻し翻然と攻める。それでも追加点は奪えず、このまま2-1で終了か?安穏を望む(?)気持ちに前回メッシとS氏から称された我らがマサが”悪魔の左”を食らわせる。後半24分、左サイドをスピードで突破したマサがその左足を振りぬく!放たれたボールはドライブが掛りGKを越した後急激にスピードを保ったままに急速落下、サイドネットを揺らす。貴重な、本当に良い所で点を取るマサの面目躍如の得点であった。尚も30分、バックパスをキャッチした相手GKがホイッスルに反応、素直にレビンにボールを渡す。レビンこれをプレースしてGoにパス、Goは無人のゴールにパスして4-1、完全に試合が決まる。

思い起こすに
@手塚が半分で引っ込む(体調不良?)
A23番がボランチで出場(本来サイドバック)威力半減
Bコスタリカキラー(?)8番不参加
C18番退場
いくつかの幸運な要素もあったとは言え、極めて計算されたゲームプラン通り正しく快勝であった。さぁ、まだ先は長いが次はライトを倒そうぜ!

Go       7.0 久々で全体の内容今一も結果出す、2得点
ひろ    5.5 激しいファイトでプレス掛け続け
マサ35 6.5 観る者を魅了する悪魔の左、見事なドライブシュート
なつ    6.0 主にボランチで全体の引き締めに大いなる貢献
みつ55 5.5 全体のクローザーとして
ヒロユキ 6.5 前線から激しい追いかけ、中央突破で泥臭い決勝点
卓也     5.5 抜群のポジショニングでピンチを未然に
AKB39/35 5.0 遅刻は頂けないも守備に安定感もたらす(遅刻-0.5)
シゲ     7.0 完璧で見事なマンマーク、不安の一片すらもたらさず
獅子35 6.0 相手にレッド誘発、味方を鼓舞し勝利に貢献
稲垣    5.5 スタミナ切れず、今後(夏季シーズン)に光明をもたらす
レビン30 5.5 最後のすばやいリスタートは評価も全体にキレを感じさせず
ナオ      6.5 事実上の初失点も守備の要として大きく勝利に貢献
雨宮     5.5 無難に難しい試合をこなす
藤野35  5.5 そつなく不安なく
ムラ      5.5 サイドを抑え込む(敵がサイドに挑まず見せ場無く)
聖        5.5 失点は止むなしも見せ場も皆無に近く
監督     6.0 20番抑え込みが見事に生き、勝利もたらすプランニング


part1   part3

 since 21/march/2004

(C) FC CostaRica  All rights Reserved