2011年度社会人part2

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2011/8/7 北区社会人リーグ1部B 第6戦 vsライトイヤーズ
北区リーグ1部Bブロック 第6戦 対ライトイヤーズ 2011年8月7日(日)Kick Off 16:15
北運動公園サッカー場 天候 曇りのち雨 グランドコンデション 良好 35分ハーフ

FCコスタリカ 0(0-3 0-4)7 ライトイヤーズ

0-1 (前半15分)自陣右破られそのままドリブルS
0-2 (前半21分)自陣左破られそのままドリブルS 
0-3 (前半26分)中央へのバックパスをかっさらわれそのまま中央を
0-4   (後半 4分)パスミス、DF連携ミスをつかれループ放たれる
0-5   (後半 7分)カウンター気味に上がった左の裏を突かれる
0-6   (後半17分)カウンター気味に上がった左の裏を突かれる
0-7   (後半27分)鮮やかなカウンターから中央突破を許す

2005年10月23日以来の大量7失点(この時も相手は同じライトイヤーズ)、過去最大の得失点差による大敗、2010年8月(対ノールチ戦)以来の完封負け・・相変わらず6-9月夏場に勝てないスタミナ不足・・レビンが不在の場合構築出来ない得点シーン、コスタリカの悪い面を全て露呈し、見事なまでにチンチンにやられ悪い記録まで作ってしまった盛夏8月7日の試合であった。

スターティングメンバーとしてピッチに送り出したのは聖/傑・みつ・藤野・重/好調春樹に半谷のボランチ/自覚のなさから先発のピッチに立てなかったレビンに代わり稲葉・ムラのトップ下/ヒロユキ・ごっつの新生2トップである。前述レビンはいないものの攻撃陣にそん色はなく、またボランチ以下のDF陣も獅子不在とはいえそう落ちるものではなかった。

先季までのライトイヤーズと違い今年度のスタートの悪さは顕著であり、優勝争いからは完全に脱落、降格の心配こそないものの全く生気のない試合を展開しているものと見受けられていた。過去2戦2敗、相性の悪さと言うより完全にチーム力の差を見せつけられている現実からの脱却は今!加えて試合当日相手は11名丁度しか登録されていないこととGKがセカンド?益々長年のリベンジの意欲は高まっていった。

しかしながら我がコスタリカも他で所属しているチームの降格危機とはいえ、この8月の炎天下のサッカーを1日に2試合行う無謀さを実行した無謀な若者3人衆・・(半谷・ヒロユキ・レビン)獅子は結婚式の2次会で欠席、福島は他の試合優先?攻撃をリードするレビンはこともあろうに午前の試合で負傷し基本的にベンチを温めることに・・の不安に駆られる。再度覆すようであるがそれでも今年のライトイヤーズ、なんとかなるのではないか!最新の試合であのTFFを打ち破った実績を無視し16:15に開始のホイッスルを聞く。

プロ同士の戦略に満ちた試合ならいざしらず、得てしてアマチュアの試合は最初の15分で勝敗の行方が代替わかるもの、本日は組易しか組難しか?柔道やボクシングの試合でも1分、あるいは1ラウンドが終わればおおよその予想はつくものである、そんな実態から考えるに本日の試合開始15分までは正直勝てるのでは・・とほくそ笑まして頂いていた。コスタリカにチャンスはなく代わりに何度か攻撃を受けるものの苦し紛れからの可能性のないミドルを被弾しただけで失点の不安からはほど遠く内心「行ける!!」そう思っても仕方がない展開であった。相手は11名、タクトとなつという最終兵器を残すベンチに残す、最後にはレビンまで投入の用意があるコスタリカ・・しかしその後サッカーのレッスンを受け続けることになるとは・・何度かサッカーの神の怒りを買ってはいたが今日ほど買いまくったことは過去になかった。

基本技術・シンキングスピード・システムの完成度・そして体力(走力)、15分に重が振り切られそのままドリブルシュート、ゴールを許してから立て続けに差を見せつけられた。コスタリカが攻める、パスミスあるいはトラップが大きいところをかっさらわれ直ちに前線に展開、試合前徹底的に注意したサイドチェンジをいやというほど見せつけられあっというまに聖と1:1の局面を作られる。本日の聖は結構あたっており1:1の局面を幾度となく防いだがそれでも限界がある。そして敵陣深くまで攻め込んでも最後の交わしに失敗し、抜き損じたところをまたまた前線に展開され失点に繋がる・・。結局終了のホイッスルまで失点のリプレイを7回も見せつけられることになった。レッズを追い込みTFFに善戦し、それなりの自信をもって挑んだライトイヤーズ戦、木端微塵に粉砕された要因を改めて分析してみると

@基本技術、トラップの技術、ボールは必ず足元に止める、彼らのトラップ際をかっさらうことはほとんどなかった。
Aシンキングスピード、ボールを持ったとき次に何をすべきかが徹底されていて次に何をやるべきかへの切り替えが早い
Bサイドチェンジのロングパスの正確さ、確実に逆サイドに供給出来る鮮やかなパス、そしてそこにコスタリカのDFはいない
CDF陣フォローの早さ、サイドバックが上がった際の穴を埋める動きが徹底されていた=組織力の差が明確
D基本的走力の差、11名で最後まで戦い抜き特にMFとDFに俊足を配置、前線への飛び出しとヒロユキを上回る速さに閉口

持って生まれた速さは克服できないものの、後は個人の反復練習あるいは守備面ではDFとボランチの連携、攻め上がり時のサイドバック・ボランチのMFとの連携はチャンスが少ないとは言え練習を目的としているカナリアリーグ・合宿等での習得は決して不可能ではないはずである。しかしながら特定のメンバーしか参加しないカナリア・合宿の現状からはライトとのこの絶望的な差を克服することは出来ないのではないかと危惧しているのが実感である。是非、多くのメンバーの参加を熱望する。そして各々の試合に対しての自覚、ベストコンデションで臨むことは勿論強い気概をもって試合に入って欲しい。

今回4点目以降は全て前掛りになった状態での絵にかいたようなカウンターからの失点(最初の4点もカウンター気味ではあったが)レビン・剛がいて前線で引っ張り獅子が最終ラインを占めれば実質失点は2点ほどで済んだと思われる。各々が自覚し、カナリア・合宿等で連携を高め得点力がアップすればライトは決して勝てない相手ではない。現時点では負け犬の遠吠えであるが・・本日の大敗を薬にメンバーにはより強い自覚と勝利への気概、そして不断のトレーニングと節制を期待するものである(カナリアへはベストメンバーで出ようぜ!!フォーメーション練習の一環として)

ヒロユキ  4.5 前線にボール供給されず、少ないチャンスも抜け出せず
ごっつ    4.0 素早いプレスにとまどい
マサ      4.5 スピードのなさ露呈
60レビン  4.5 午前中の試合が致命傷(自覚を)
ムラ    4.5 突破力活かせず
半谷    4.5 効いている時間が少なく運動量不足
36ナツ   4.5 見せ場なく
春樹    5.5 豊富な運動量で中盤を支える
傑     4.0 イライラから無用なイエロー
みつ    4.0 DFライン統率できず
藤野    4.0 大量失点には言い訳できず
シゲ    4.0 振り切られは残念
36タクト  4.5 パス活かせず
聖     4.5 再三の好守備も勝利にはほど遠く
鳥海   4.5 すいません、出番なく
監督   4.0 対応策立案できず

2011/7/10 カナリアカップ 第1回戦
カナリアカップ 第1回戦 対Cibo 2011年7月10日(日)Kick Off 10:00
大泉中央公園 天候 晴れ グランドコンデション 乾燥 30分ハーフ

FCコスタリカ 4(2-0 2-0)0 Cibo

1-0 前半レビンFK
2-0 前半レビンFK
3-0 後半FK(獅子)→みつ(右足)
4-0 後半ヒロユキPK

聖、藤野、春樹、シゲ、真澄、レビン、なつ、卓也、藍田、鳥海、みつ、助っ人A、助っ人B、助っ人C
2011/6/26 北区社会人リーグ1部B 第5戦 vsリベンジヤング
北区リーグ1部Bブロック 第5戦 対リベンジヤング 2011年6月26日(日)Kick Off 14:50
赤羽の森サッカー場 天候 曇り グランドコンデション 良好 35分ハーフ

FCコスタリカ 1(0-1 1-1)2 リベンジヤング

0-1 (前半15分)G前ボール廻され右に出されたボールを振り向きざまに
0-2 (後半 7分) 右サイド崩され聖の横、強烈に抜かれる
1-2 (後半24分)右サイドからナツが右足のアウトでゴールマウスに巻きながら流し込む

前回のツイール戦で監督の完全な采配ミス、各自の思い上がりからの敗戦を受け、またまた続く負けられない戦い、本日の相手は昨年同じ赤羽の森スポーツ公園でのコスタリカにとってのこけら落としであったリベンジ・ヤング、昨年のイメージでは最後に振り切ったものの苦戦の感は逃れず、決して侮れない相手であることは昨年同様変わりはなかった。

加えて本日はタクトとごっつの攻撃陣が不参加・・特に縦の突破が期待できるごっつの不参加は攻撃パターンを構築する上で必要不可欠であるゆえ非常に残念であった。そして前回不可解なレッドを頂戴したがゆえ今回もお休みの攻撃の軸レビン・・・。こちらはイタイ!なんてものでなくボクサーが試合前に控室で強烈なボディブローを食らったようなものであった。

今回リベンジに不覚をとったら前回の主審に勝ち点6を奪われたようなものである・・そして試合前に考えていたエクスキューズが現実のものとなるまで多くの時間を要することがなかった。定刻のキックオフ、ピッチに送りだした先発イレブンは聖/傑・みつ・獅子・シゲ/藤野・春樹/タクヤ・ナツ/ヒロユキ・剛、タクヤにはゲームメイクより前線からの守備を期待し、藤野同様負傷明けのこともあり前半を持ってくれれば・・の思惑でゲームに臨んだ。

試合の入り方には問題がなかった、時折縦のパスが鋭くヒロユキに入りヒロユキが持ち込んでチャンスとする、しかしながら決定機にはつなげられず先制の機会はかなりお預けになると予想された。一方リベンジの攻撃にも鋭さがなく脅威とは感じられなかった。一進一退、文字通り(?)淡々とした攻防戦が15分ほど繰り広げられた後リベンジのFWがいきなり牙を抜く、左からの展開から巧みにパスを回され最後はフリーで待っていた右サイドに詰めていたMFがターンして右足強振、ボールは聖の左を抜きネットを揺らす。最近の失点はセットプレーもしくはカウンター気味の展開からであったので小さなパスを回され完全にDF陣を崩されたのは久しぶりであったためある意味ショックは大きかった。

それでもボールポゼッションは完全にコスタリカ、しかしながら決定機は少ないいつもながらの展開が延々と続く、やはり最期の決定機を膨らませるにはレビンの存在が大きく、その存在がない限り決定的な場面はそうそう訪れてくれないように思えた。また完全に陰りが顕著のヒロユキの不調が大きく前半だけで5本のシュートを吹かせることになる。1本でも入っていれば・・・結局前半は相手の思惑通り0-1で折り返す、いや折り返させられた。

後半は予定の行動で足に不安が残るタクヤと藤野に代えてガキとマサを一気に投入、ガキをサイドに回し獅子を一枚あげ攻撃の構築を担わす、タクヤはマサに代え一気に攻撃力を高めマサのツキにもすがることにした。後半もほぼ前半の流れを踏襲、同じようにチャンスはあるものの決定機は訪れずいやな時間帯が続く。かつ確実にスタミナの消耗にリンクしてコスタリカのチャンスも減っていった。迎えた後半7分、後半に入り再び脅威が現実となる、今度は左サイドをパス交換から崩され中央に折り返されたボールにいち早く反応され、ボールは強烈にネットに突き刺さる。このシュートの勢いはコスタリカの勝機をつき放つのに十分なものであった。後半7分で0-2の展開・・勝ち点0の現実がコスタリカを支配する。

果敢に攻めるコスタリカ戦士・・やはり懸念されたように暑さが勢いを殺す(それでもまだ6月・・今からこれでは7-9月はどうしましょう?)後半24分、右サイドでなつがボールを持ち、クロスに見せかけ右足のアウトが思い切り掛ったボールが確実な意思をもち待望の追撃弾となっても・・その後も勢いを取り戻しかなり攻勢に出て攻め続けても勝ち点3はおろか司令塔をなくしたコスタリカには勝ち点1すら与えられなかった。現時点での発表で次は因縁のライトイヤーズ、ここまでの流れを払しょくすべく文字通り開き直り捲土重来を期すしかない!

剛     4.5 走り回るもボールの供給が悪く
ヒロユキ 4.5 前半だけで5本のシュート、1本決まっていれば・・
ナツ    5.5 ゴールは光るプレー
半谷   4.5 慣れないトップ下で苦労
36マサ  4.5 残り20分から消え始める
藤野   4.5 足に不安?無難なプレー
36ガキ  5.0 積極的な攻め上がり
春樹   5.5 持ち味フル発揮、幾多の不安を打ち消す
傑     5.0 サイドを完封、意欲的攻め上がり、後半は疲れ?
みつ   4.5 失点病完治遠い?
獅子   4.5 積極的守備もイエローは頂けず
シゲ   4.5 サイドには丸も後半スタミナ切れ?
聖    4.5 数少ないシュートをとめきれず
石川  4.5 すいません、出番なく
監督  4.5 攻撃構築できず

2011/5/22 北区社会人リーグ1部B 第4戦 vsツイール
北区リーグ1部Bブロック 第4戦 対ツイール 2011年5月22日(日)Kick Off 13:00
赤羽の森サッカー場 天候 晴れのち曇りのち雨 グランドコンデション 良好 35分ハーフ

FCコスタリカ 1(0-0 1-2)2 ツイール


0-1 (後半7分)  左サイドからのFKダイレクトに叩き込まれる
1-1 (後半18分)  タクトからのパスをマサが巧みにドリで持ち込みマウスにパス
1-2 (後半35+2分) 味方CK、DF陣総上がり、クリアから2:1の局面を作られゴール許す

北区リーグ第四戦・対ツイール、前回強豪CSLに対して同点に追いつかれてからも徹底的に攻撃を続け最終的に劇的なサヨナラ勝利を飾ったコスタリカ、本日の敵は強豪に対しても決して臆することなく攻め続け、薄氷の思いとはいえ勝ち点3をもぎ取った自信と、CSLよりかは組みやすいと思われるツイールに対しての油断であった。

しかしながら昨年実績はコスタリカより上に位置し、かつ過去の戦績では1部では1勝1敗ながら敵のエースMが参加したゲームでは5-3とチンチンにかもられ、データからは油断など出来ない事は明白であった。まして相手HPによると毎週練習を行い、真摯な態度で試合に臨んでくる好感の持てるチームでもあった。組みやすい・・とはあくまでCSLと比較して、無論そのことは試合前のミーティングで徹底したはずであったが・・。(CSLに勝とうがツイールから取ろうが勝ち点3は同じもの!!)試合への不安は参加メンバーからも明らかであった。直前まで参加していたカナリアリーグ、その試合のおかげで試合感を維持する事が出来、先日CSLに勝利を収める事ができたのは紛れもない事実ではあったがその代償も大きかった。

廣重=膝痛
半谷=肉離れ
藤野=ハムスト肉離れ
加えてカナリアではないが
レビン=右手骨折
ムラ=肉離れ(長期療養中)

おまけで、福島都リーグ優先で不参加・・攻撃の軸、守りの要を欠いて22日ツイール戦に臨むことになった。

先発メンバーはGK聖、DFはAKB、みつ、獅子、廣重、MFに石川、春樹、3トップ下にナツ、タクト、ごっつ、そしてヒロユキの1トップ、石川の起用は相手Mへのマンマーク、ヒロユキの1トップは今後、剛が参加しない場合を考えての練習の意味合いも強かった。ヒロユキは本来2トップで相方がポストプレーで作ってくれたスペースに飛び込み得点に結びつけるタイプ、重々分かっているものの今後を見越してのフォーメーションの会得の場とも考えた。

予定の時間から若干遅れてのキックオフ、開始早々のボールポゼッションはツイールに支配されるも決定的なピンチを迎えることはなかった。ツールのHPによるとコスタリカの天敵Mは前半MF後半DFでプレーする事が多く果たして今回前半は予想通り攻撃的MFとしてピッチに立っていた。前半そのMのマンマークの大役を担った石川はその大役を巧みにこなしMの持つスピードを持て余しながらもなんとか可能性のないシュート1本に抑える事が出来ていた。

その石川に代え足に不安を残る藤野であるが、後ろにまだ控えがいることから17分に投入、藤野が本来のパフォーマンスを発揮してくれれば前半は充分抑えられるはずである。結果的に前半は無失点での折り返しに成功したもののワントップが重いヒロユキがほとんど機能せず、チャンスらしいチャンスもないままに0-0での折り返しとなる。前半のポゼッションを考えるとやはりツイールの方に分があった。我がチームにボールの溜めどころであるレビンが不在でありその影響が大であり、シュート数で下回った分は本日当たりまくりの聖のファインセーブに救われる、ある意味想定どおりの展開ではあったとも言えるが欲を言えば1点欲しかったのは勿論である。

その1点を目指し後半立ち上がりから稲葉を投入、前回のラッキーボーイ(無論運だけでない)に後半攻撃の起点を託す事になった。また傑をトップに入れヒロユキの飛び出しのサポートを託す。後半は前半よりやや攻撃が出来るようになるものの基本的には一進一退の状況が続く。その展開中後半7分自陣右でFKを与える。右で蹴るには理想的な角度でかつ主審であるS氏がしっかりと壁との距離を取ったので正直いやな予感がした。壁が下がりすぎである、嫌な予感は当たるもの・・放たれたボールは勢いを落とすことなく聖の右を抜き先制点を献上することとなった。今期4試合目でセットプレーでの失点が3点目・・またしてもセットプレー病再発である。

その後試合を決定せんものとツイールの攻撃が一段と迫力を増すものの追加での失点は与えないまま18分駿台トリオが眼を覚ます、狭いスペースながらタクトのスルーパスが稲葉に通る、稲葉これに良く体を入れ巧みなドリブルでゴール前まで持ち込みマウスに鮮やかなパスを通す。またしても殊勲のゴールである。躍り上がるピッチ上の選手とベンチ・・行けるぞ!CSLの再現だ!そしてこの喜び、再現への興奮がコスタリカに悪夢を連続して浴びせる事になる。苦しい展開からドローに追いつく、当然ゲームプランの選択肢の中に勝ち点1があってしかるべきであった。しかしベンチを含め、その選択肢を持っているものはいなかった。なにしろ圧倒的破壊力を持つCSLにも臆することなく打ち合いを挑み最期に勝ち点3をゲットしたのである。

負けている展開、同点での状況では決して使わないと決めていた右手負傷中(骨折?)のレビンを残り20分で投入、本人の強い懇願に負けたとはいえ自身不本意の交代であった(藤野を下げ春樹をCBへ)体調・体力では満ち満ちているレビン、レビンがピッチにいる間に勝ち越し点を奪い、最期に半谷を投入し守備を固めて逃げ切る・・ひとつのプランの実現はそう難しいものではないのではないか?レビンの動きが希望を膨らます。しかし好事魔多し、ボールの奪い合いからレビン相手DFにきついショルダーチャージ、ややラフプレーか?主審S氏がポケットに手を突っ込みながらレビンの元に駆け寄ってきた。「おいおいあれでイエローかよ?」皆の予想は悪い方に外れる。なんとS氏の差し出したカードの色はなんと・・なんと赤かった〜一発レッドである。思えば本日コスタリカにはラフプレーが続出、出されたイエローも4枚を数えていた。荒れたゲームをコントロールしたい・・そんなS氏の中で併せ技一本見せしめの色の濃いレッドであったと予測される。(この件、ツイールのHP内でも触れられており、若い元気な子が出てきたがラッキーなレッドで退場してくれた・・とあったが後で削除されていた→S氏の閲覧を恐れたのでしょうか?)

押されていたゲームを追いつく、勝ち越しを狙うが期待の切り札レビンが退場・・まるで勝利の女神は「今日は引き分けの女神にポジション譲るからあとはうまく話し合って・・」その囁きを無視してあくまで逃げる勝利の女神の袖を引っ張るコスタリカ、その思いはコスタリカが得たCKでより顕著になった。ロスタイムでのCK、CSL戦の再現か?結果はロスタイムの喚起で再現された、主演のキャスティングを逆にして・・

ショートコーナーを難なくクリアされ繋がれたボールは相手の左サイドに綺麗にわたる、そしてそこに対峙していたのはなんと春樹ただ1人であった。そうロスタイムのCK、春樹以外は全員ヒーローを夢見て前線に上がっており得点することしか考えていなかったのである。恥ずかしながらベンチも含めて・・左サイドでボールを受けた相手FWは春樹を振り払うべくドリブルを開始、頑張れ春樹、中央には相手FWがパスを受けんものと待ち構える・・ボールを出されたら終わりだ・・ドリブルとそれに追いすがる春樹の攻防戦、春樹よく粘ったが最後にボールは中央の相手FWに・・・きれいにトラップされ完全にマイボールとした相手の前に本日抜群の動きを見せていた聖も全くの無力な存在になってしまった・・。

再度キックオフされ最期の最期にコスタリカは最前線に放り込む、これを良く抑えた稲葉、果敢なドリブルからシュートに持っていく「またもや奇跡か?」誰しもが期待したボールはポストに嫌われ中央を転々とする、詰めていた獅子は早すぎてボールが獅子の後ろをこぼれていく・・。最期に引き分けの女神に求愛したが「なによ、今更・・あんたは勝利の女神しか眼中にないのでしょう」むなしく袖にされコスタリカは勝ち点1すら得る事も出来なかった。「勝ち点3を追うもの1も得ず」改めて教訓が激しくなった雨としてコスタリカ戦士の頭上に降り注いでいた。

ヒロユキ 4.5 孤軍奮闘してサイド突破も得点に結びつかず、苦しい1トップ
ナツ      5.0 固い守りで進入を許さず
タクト     5.0 巧みなボールチラシと1得点を呼び込む
ごっつ   4.5 消える時間が目立つ
石川     5.0 持ち時間内相手10番を抑える
藤野17  4.5 恐々の実戦、光るプレーはなく
レビン
   50 4.5 不可解な判定に泣く
春樹    6.0 実質ワンボラでフルタイム耐える
AKB     4.5 サイドは完璧、トップでは存在感なく
みつ     4.5 不完全燃焼
稲葉36  6.0 巧みなボールコントロールと貴重な1点
獅子    4.0 決勝点の責任と危うい暴言
廣重    4.5 何度かピンチを招く
半谷60 4.5 不安が最期に失点となる
聖       5.5 再三のピンチをファインセーブ
監督   4.0 最期に舞い上がり的確な指示出せず

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