2011年度社会人part3

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2011/10/30 北区社会人リーグ1部B 第10戦 vs一ノ瀬
北区リーグ1部Bブロック 第10戦 対一ノ瀬 2011年10月30日(日)Kick Off 13:35
北運動公園サッカー場 天候 曇り グランドコンデション 良好 35分ハーフ

FCコスタリカ 3(1-0 2-0)0 一ノ瀬

1-0 (前半30分)左サイドをAKBが突破、高速クロスにGoがボレーで
2-0 (後半19分)レビン→Go→ヒロユキ、シュートし損ねこぼれ球を再びGoが
3-0 (後半34分)G前混戦から中央に流れてきたボールは本日の付き男Goの前に

対戦戦績は過去3戦2敗1分で勝利なし、以前は兎も角、相手が青息吐息で二部転落の危機にあった状況で対戦した昨年も結果的に2-2でのドローとなり勝ち点1をプレゼント、憎き相手の一部残留を後押しをしてしまった過去からも・・そして何より我々の一部残留を確定させるためにも「絶対に負けられない戦い第二章」を迎えることになった。個人的には好感がもてる石川Jr.彼が率いる「一ノ瀬」を今年こそ奈落の底にたたき落とす北運動公園サッカー場での戦いが10月30日13:35にキックオフされた。

積年の恨みを晴らすべくピッチに選ばれたイレブンは聖/AKB・ナオ・みつ・シゲ/不調な昨年でも先取点を奪われた実績からボランチには守備も強いナツと春樹/トップ下と言うより両サイドをその卓越した個人技で徹底的に破る役割を担うマサとムラ/ツートップには最終戦に掛けるヒロユキと好調Go/ベンチには万能卓也と藤野・レビンに加えカナリアで切れてきたひろを置く豪華布陣でのスタートとなった。

立ち上がりは予想通り圧倒的なボールポゼッションの下、試合のほとんどを相手陣内で行うベンチとしては采配が極めて楽な試合となった。今年度おそらく二部に降格するであろう「一ノ瀬」とはいえ、その攻撃力のあまりにチープなことに同情を禁じ得ないほどであったかつては優勝こそできないものの常に上位戦線の常連として名を連ね、北区リーグ制覇も時間の問題かと思われていたのにコンスタントな戦力補強、流出防止、シームレスな世代交代に失敗しその結果がこの体たらく・・正しく反面教師、他山の石であった。もし子石川が父親からこのホームページを紹介され閲覧する機会に恵まれたのであれば是非発奮し、捲土重来を期してもらいたいものである。

試合は前記の通り圧倒的優勢で推移、おそらく試合を通じてゴールを脅かされたのは1回だけだったでありましょう。ところが日ごろの流れを完全に踏襲するのが我がコスタリカの悪いところ・・例によってボールを支配しながらもゴールに結びつかない・・圧倒的に押し込みながらたった1回のカウンターを食らい、シュート数20:1でありながら0-1で敗戦を喫することもある、それがサッカー、ましてや今回は前回の死闘を制したことの後遺症で完全な燃え尽き症候群、しかも獅子は恒例の有休休暇(今回は2回!)おまけに好調チャンスメーカーごっつも有休取得でお付き合い、最後に来てカードコレクターが続々と登場してくることとなっていた。


いやな流れ・・This is Soccer.最後にカウンターで沈むのでは・・その不穏な空気を前半30分やっとAKB→Goラインが払しょくする。左サイドを駆け上がったAKBからライナー性のクロスが中央に、これをアジアカップ2011決勝の李忠成よろしく待ち構えたGoが左のボレー一閃、ボールはネットに正しく吸い込まれた。遅まきながらやっと先取点である。それでも値千金、コスタリカを勢いづかせ、一ノ瀬を完全に二部にたたき落とすには十分であった。

後半からはヒロと半谷を予定通り投入、守備を意識しつつも盤石の態勢で勝ち点3を目指す。藤野を入れボール回しをより円滑にした後、安心をもたらす2点目がこぼれ球となって正しくGoに転がりこむ、ここでも今期を象徴するようにヒロユキからボールがこぼれてくるからサッカーの神様も人が悪い。尚もレビンを本人のリクエストに応えて投入、益々攻撃色を鮮明にし、その思いがまたまたこぼれとなってGoがそれをものにしたときコスタリカの残留と一ノ瀬の二部落ちが確定した。弘毅!1年で1部に帰って来い!!

Go     8.0 得点王を決定付けるハットトリック
ヒロユキ 6.0 切れのある動きでゴールを演出、あとは自身のゴールを
マサ    5.5 全体に切れは出てきたがシュートはマウスに行かず
中澤36   5.5 1:1は決めて欲しい、動き出しは復調
ムラ    6.0 豊富な運動量で勝利に貢献
なつ    5.5 パスの精度今一、もっと参加を
半谷36  5.5 落ち着いた守備で失点の不安を払しょく
春樹    5.0 動きは豊富も精度が低く
藤野45  5.5 安定した守備で勝利に貢献
シゲ    5.5 不安がない守備、積極的な攻撃参加、スピードが落ちたのが残念
レビン50 6.0 貫録のパス出し、前線に安定感をもたらす
みつ    5.5 最後に足がつり、動きが止まったのが残念、チームを鼓舞
平野      6.0 安心感をもたらす安定した守備、勝利への貢献は大
AKB39  6.5 サイドを完封、積極的な上りと高速クロスで先取点を演出
聖          5.5 守備機会少なく見せ場なく
小菅      5.5 来たのだから参加の用意をせんかい!!
監督      6.0 勝利を呼び込む戦略と的確なフォーメーション

2011/10/9 北区社会人リーグ1部B 第9戦 vs城北
北区リーグ1部Bブロック 第9戦 対城北 2011年10月9日(日)Kick Off 14:50
赤羽スポーツの森サッカー場 天候 晴れ グランドコンデション 良好 35分ハーフ

FCコスタリカ 1(0-0 1-0)0 城北

1-0 (後半27分)レビンのスルーパスがごっつに通る。GK交わし見事なゴール

対戦相手の城北、古くからある名門チームなれど不思議と対戦がなく、ここ数年のしっかりとした記録からもその名を見出すことが出来なかった。以前は会長杯の決勝進出など華々しい活躍があり、ここ数年は上位進出は果たせていないもののその戦績は安定しており、ここまで城北の勝ち点は12、我がコスタリカの勝ち点は7、コスタリカが確実に残留を決定させるためには最低でも勝ち点1無論、基本的には3の勝ち点ゲットを目指し本日の戦いに挑むことになった。

勝ち点1はあくまで最終戦の一之瀬から勝ち点3を奪い取ることを前提としたエクスキューズであり、今日この場で残留の安堵感を得るためにはあくまで勝ち点3を目指すことになる。”強気の采配!”これが本日のテーマであった。強気の采配!の割には参加者に恵まれず特にFWのGo、ヒロユキが共に欠場、選択されたスタメンはGK聖、左からAKB・なお・みつ・卓也/ボランチに獅子(なおの加入で獅子をボランチで使えるのはありがたい)好調春樹トップ下にごっつを置き、左にマサ、右にシゲ、ワントップに中澤を配置、足を治療中のレビンは本日もベンチにおくことにした(親の配慮)

2011年10月9日14:50コスタリカの残留を掛けたキックオフを知らせるホイッスルが赤羽の森に鳴り響く。今回の城北は・・?案ずるより生むが易し・・。やはり前回の十条、以前のライト及びTFFとは攻撃の迫力が違う、ボールを持たれてもあまり心配がなく逆にFW不在のコスタリカの攻撃の時間が非常に多かったように感じ取れた。しかしながらコスタリカにはFWがいるときと比較して当然であるが相対的に決定力がない・・いる時でも無いゆえ不在では当然である。またレビン・なつ不在ゆえ決定的なパスが繋がらず3トップの孤立(3人だから孤立とは言えないかも?)ポゼッションは高いもののシュートには持っていけない状態が長く続くことになる。加えて聖の軽率なプレー、見送ればGKになるボールをクリアし相手に渡しロングを撃たれる、このボールもマウスを外れているに関わらずセーブに行った手がボールに触れボールはマウスを襲う。結果的にはこのボールもマウスをかすめるにとどまり事なきを得るが肝を冷やすのに十分な珍プレーであった。

適当な緊張感のまま結局0-0でハーフタイムを迎える。さて後半誰を代えレビンを投入すべきか?ごっつ、マサはスタミナに難があり順当なら彼らである、であるが攻撃力には魅力がある。しかしながら同じくスタミナに難があるとは言え最終ラインまで戻りディフェンスをしてくれ前線ではチェイシングをサボらないシゲも出来れば残したい・・。DFラインは安定しており交代は考えられずレビンと交代するプレーヤーも考えられない。

よりアグレッシブかディフェンスも考えるか?考慮の結果チームへのメッセージ「攻めろ・点取れ・勝て」を貫くため攻撃力だけではシゲを上回るマサ・ごっつを残しシゲを外すことにする。ごっつを右に張らせ、レビンを定位置トップ下に・・強いメッセージをチームが受け止めたか?加えて後半が始まる前にAKB39に「残り15分、負けていたら放り込むからFWに上がれ」の指示を与える。

後半は前半を踏襲、基本的に攻めるが拙攻もあり無得点のまま推移、特にごっつがそして中澤がGKと1:1になりながらそれぞれ外したのが痛く得点の香りすら微香に変わってきていた。逆にまたしても聖の飛び出し、相手ループが頭上を襲うが今度はマウスを外すようにのパンチングが効き危機を乗り越えることが出来た。このままでは勝ち点1か?試合前のミーティングでは最悪でも勝ち点1を取りに行こう!と伝えたものの今日この試合、十分3を狙えるし、いや3を取らなくては負け気分の戦いであった。

残り15分、最後のカードを切った、次のメッセージとともに・・マサを稲垣に代え、左サイドのAKBをトップに張らせる、AKBには「負けている場合・・」と伝えてあったが同点の場面でも勝ち点3のため強いメッセージを送ることにした。手段としての期待はAKBの頭を活かしての放り込みに加えてレビンのパスが生きていない、トップが中澤一人のためマークされやすく、両サイドに好パスが供給され度々チャンスを演出してくれたもののトップにパスが入ることがなく、閉塞感が強く、2トップにすることによりマークを分散させ、そのスペースを活かせれば・・の期待をこめポジションチェンジを敢行する。

そして結果は7分後(62分)に女神とともに舞い降りた。頭を警戒されAKBに・・スピードを警戒され中澤にマークが分散された。真中にポッカリと空いた神7(?)いやバイタルエリア、そこに侵入したごっつにレビンのパスがスッと通る。忽ち出来たGKとの1:1の局面、しかしながら正面からの1:1はGKに触られやすい・・お洒落なプレーを身上とするごっつにその心配は無用であった。何年振りかに見る裏街道抜きを演じる。ボールをGKの右に出し、自身はGKの左をすり抜ける。完全においてけぼりをくったGKをあざ笑うようにボールは無人のゴールに転がりこませられる。

時間帯を考えるに誰もが決勝の勝ち点3ゴールであることを確信、幸いにもその思いは覆させられることもなく終了のホイッスルを聞くことが出来た。終了間際の獅子がもらったレッド以外はゲームプラン通りであった(泣)結果的にはほぼ残留(この時点で・・他の試合の結果が不明なため)最後は石川の息子を奈落の底に完全に落とし俺らで美酒を食らおうぜ!!

中澤   5.5 得点機、逸機早く公式戦初ゴールを
シゲ    6.0 好守に貢献、特に意欲的なチェイシング
レビン36 7.0 短時間に貫録のパス供給、再三得点機演出
ごっつ  7.0 スルーパスに反応、見事な決勝ゴール
マサ    5.5 クロスに精度欠き全体に持ちすぎ
稲垣55  5.5 堅実な守備で勝利に貢献
獅子   6.0 前線に好パス供給、豊富な運動量
春樹   5.5 安定をもたらす確実な守備
半谷   5.5 立ち上がりバタつく慣れない右サイドだが勝利に大きく貢献
みつ   6.0 声だし全体を鼓舞、最後まで緊張の糸切れず
平野   6.0 完封劇の立役者、イエローはアンラッキー
AKB39  5.5 特に前半果敢な攻撃参加
聖     5.0 バタつき多く、不安定さ露呈落ち着きが欲しい
石川   5.5 出場できず、すいません
鳥海   5.5 待機も機会なく・・・
監督   6.0 ゲームプラン通り、交代も効率的 

2011/10/2 カナリア秋季リーグ2部 第2戦 vsトッパンフォームズ
カナリアリーグ2部 第2戦 対トッパンフォームズ 2011年10月2日(日)Kick Off 12:30
所沢航空公園 天候 晴れ グランドコンデション 良好 30分ハーフ

FCコスタリカ 3(2-1 1-0)1 トッパンフォームズ

聖、傑、春樹、真澄、ナオ、マサ、レビン、卓也、ごっつ、ヒロユキ、中澤、みつ、浅野、鳥海、平野
2011/9/11 北区社会人リーグ1部B 第8戦 vs十条
北区リーグ1部Bブロック 第8戦 対十条クラブ 2011年9月23日(金・祝)Kick Off 14:50
北運動公園サッカー場 天候 晴れ グランドコンデション 良好 35分ハーフ

FCコスタリカ 1(0-1 1-2)3 十条

0-1 (前半6分)藤野クリアミス、クリアが相手FW足元に収まりごちそうさま
0-2 (後半3分)後方からのビルドアップを目指し相手を交わした傑、かっさわれて失点
0-3 (後半16分)G前でボール回され最後にとどめ
1-3 (後半18分)オフサイドトラップ抜け出し福島、“剛引”に左サイドを突破

今日現在、我がコスタリカにとっての宿敵・仇敵はライト・イヤーズを始め残念ながら数多く存在しているが(一向に仇打ちが出来ないため・笑)30年越しの本当の宿敵は本日の相手”十条クラブ”に他ならないでありましょう。無論他のチーム同様相手から見ればコスタリカは宿敵どころか確実に勝ち点を読める安パイでありましょうが・・非常に残念な話ではありますが(泣)

北区十条クラブ、小学生の部門から形成され中学高校世代(ユース・ジュニアユース)までを対象とした古参チームであり、フットサル(以前の名称はサロンフットボール)とは言え数多くの日本代表まで送り出している本格的なクラブチームである。Jの下部組織が花盛りの今では”あった”になっている事実は否めませんが・・。

そんなチームに以前より対等に渡り合えることはなく常に完敗、惨敗、良くて惜敗、とにかく勝利を収めた記憶は数える程である。仙台大学OBの大塚が在籍していたとき、そして3年前残留を掛けた決戦の際+何戦か程度でありましょう。ちなみに30年ほど前、武南高校OBの西山の右からのアーリークロスに私(久保田!)が中央に飛び込み、当たりそこないのヘッドがGKの頭上を偶然のループとなったシュートが襲い先取点を記録し1-0で勝利を収めたことは私の記憶の中でも至極のものである(エヘン)

そんな思い出深い十条クラブと今回はコスタリカのみ残留を掛けて戦いことになった。当日のスタメンは聖/ガキ・みつ・藤野・重/鳥海、半谷のボランチにマサ・ムラのトップ下/FWはGo,中澤に託す。AKB39が遅れるため、かつ石川も遅れてきているため鳥海の?十年振りの先発となる。そして鳥海を含めて残留を彼らに託すことになる。

試合は技巧とパスワークに勝る十条ペースでの展開、コスタリカゴール前までボールを運ばれるもののなんとか跳ね返し、しかしながらカウンターには繋げられずまた運ばれる・・の繰り返しが続く。最終ラインでの跳ね返し、しかし決定的なピンチとは言えず徐々にではあるがペースを握れるか?そう思いだしたときDFラインが破綻を期す。ゴールライン上でクリアした藤野のボールに勢いがなくあろうことかゴール真ん前で待つ相手FWへ絶好のパスになる。女子W杯宮間が米国DF陣の乱れからのこぼれ球を巧みにトラップしたように相手FWこれを絶妙のトラップ、渾身の力を込めてゴールネットを揺らす・・。最終ラインでの攻防に疲れ切ったコスタリカには大きな衝撃となる。結局前半はその後持ちこたえ後半を迎える。

後半は負傷中のレビンを入れやや攻撃的な態勢で挑む。後半も基本的には同じ展開、徐々にペースを取り戻すも完全に握るまでにはいかないまま、再度失点を期する。自陣ゴール前で相手パスをカットしたAKB39が最終ラインからの構築を目指し相手をかわす。しかしかわしたところに他のFWが詰め、なんなくゴールにパスを供給され0-2となる。この時点で致命的、かつ戦闘意欲を完全に殺がれるミス連ちゃんでの失点が重ねられた。

疲れ果てたコスタリカに容赦ない攻撃が続く、最終ラインを抜け出したFWがゴール前で猫がネズミを玩ぶようにボールを廻す廻す・・それはいくらなんでも廻しすぎ、策士策に溺れたかにみえ、一瞬喜びかけたベンチを後ろに戻されたボールが鮮やかなミドルとなり0-3となる。しかしながら殺がれた意欲を取り戻すべくにはGoがいた!左サイドでボールを受けたGoが体格を生かして突進し左サイドに叩き込む。得意のGo Goooool!!

さぁこれから一気に同点だ!いや一気に逆転だ!気負ったベンチの熱を十条のパスワークがこれまた一気に覚まさせる。残り時間を巧みに時計を進められ何もできないままにホイッスルとなる。まだまだ残り2試合、最後には絶対女神をナンパしようぜ!!


Go        5.5 敗戦の中、光る1得点と積極的なランニング
中澤     4.5 動き回るもチャンスに結び付けられず
マサ     4.5 後半消える、スタミナ不足露呈
ムラ     4.5 動きは評価もパスはいまいち
半谷     5.0 危機管理能力を発揮
鳥海     4.5 必死にボール追い
石川11 4.5 無難に守備に徹し
AKB 25 4.5 攻め上がり評価もクリアミスは致命的
稲垣    4.5 対人プレーは安定もパスミス多く
レビン36 4.0 緩慢なプレー、プレースキックも安定せず、まずは怪我から復帰を
みつ    4.5 統率できず、動き緩慢
藤野    4.0 クリアミス、パスミス目立ちゆりかごパフォーマンス遠く
シゲ     4.5 運動量評価も裏とられ
聖       4.5 ポジショニングで失点は最小に
小菅    4.5 すいません、出番作れず
監督    4.5 ゲームプラン作成不良

2011/9/19 カナリア秋季リーグ2部 第1戦 vsKEITH
カナリアリーグ2部 第1戦 対KEITH 2011年9月19日(月)Kick Off 11:50
舎人公園陸上競技場 天候 晴れ グランドコンデション 良好 30分ハーフ

FCコスタリカ 6(1-0 5-0)0 KEITH

ヒロユキ 中澤 ムラ 五十嵐(浅野)(石川)春樹 半谷 廣重 みつ (小菅)獅子 藍田 (レビン)聖 監督

たまには被写体

2011/9/11 北区社会人リーグ1部B 第7戦 vsボルケーノ
北区リーグ1部Bブロック 第7戦 対ボルケーノ 2011年9月11日(日)Kick Off 10:35
赤羽の森サッカー場 天候 晴れ グランドコンデション 良好 35分ハーフ

FCコスタリカ 3(1-0 2-3)3 ボルケーノ

1-0 (前半25分)後方春樹からのパス受け福島反転、強烈に左足を振りぬく
1-1 (後半 8分) 自陣左からクロス、獅子の中途半端なクリアがミスを誘発、強烈に蹴りこまれる
1-2 (後半11分)FKを頭で流され失点
2-2 (後半12分)ごっつのピンポイントクロスに福島最高のタイミングで合わせる
2-3 (後半22分)左からの高速クロスにダイレクトで合わせられる
3-3 (後半35+1分)ごっつ最後の気力で左サイドを疾走、グラウンダーのクロスに福島飛び込む

ボルケーノの勝ち点は2、コスタリカの勝ち点は6、采配ミス・メンバーの慢心・相手フォーメーションのチェックミス等がなければ当然勝ち点が上澄みされていて既に勝ち点10であってもおかしくない現実、そんな死んだ子の歳を数えるような寂しさを引きづりながら現実と直面する・・。

北区社会人リーグ1部Bブロック、コスタリカより現状で勝ち点を得ていないチームにはCSL・ライトイヤーズ等の実力派がひしめきあっており、彼らは審判不履行・遅刻等で勝ち点をはく奪された現状を鑑みるに今後大きな上澄みが容易に予想されている。従って本日ボルケーノに敗れることは勝ち点差が1となり、見事なまでに残留争いに巻き込まれることを意味している。まだお互いに3試合ほど残していることから見て、本日はミニ天王山と位置付けることにした。

残留争いに巻き込まれたくねぇ!!強い思いを胸に残暑厳しい赤羽スポーツの森グラウンドに立ったスタメンはGK聖・左から傑・みつ・獅子・広重、ボランチに好調春樹・半谷をアサイン、トップ下にはマサとムラ、2トップはGoとヒロユキ、後半とのバランスを考え控えにごっつ、負傷中のレビン、新人中澤、以上15名のやりふりで本日乗り切ることになる。

試合はこの試合が土俵際のボルケーノの予想通り気迫にあふれた攻勢から立ち上がることになる。下読みでボルケーノにしてみると残り3試合最低2勝1分で勝ち点7を上積みしてトータル勝ち点9、ここが残留ギリギリと読んでいる。残る相手は上位チーム、すなわち何が何でもコスタリカから勝ち点3を取らないと残留は一気に赤信号になるのである。それでも苦しいことに変わりがない。

しかしながら相手に同情している余裕が全くないコスタリカも必死にボルケーノの攻勢を凌ぐ、基本的に本日の(も)課題はSBが上がった際のボランチとの連携、以下に攻撃を厚くした際そこをカバーしていくか?SB(傑&シゲ)がいかに多くチャンスを演出出来るか?そこに絞られていると言っても過言でなく、加えてボランチからの攻撃の構築・・そこまでで全てと言ってよいでありましょう。

本当にサッカーは面白いもの、逆の展開も良く経験しているので分かることであるが攻撃を凌いでいるうちに徐々に攻撃が構築出来始める。6-4で押されている展開が5-5に切り替わり前半はこのままで十分かな?と思い始めた25分、ボランチの積極攻撃参加が実る。前線まで進出した春樹からきれいなパスが最前線のGoに通る。Goこれを見事なトラップから反転、左足強振、放たれたシュートはクロスバーの下をなめゴールマウス内で再度上部ネットを中から突き刺すあまりに見事なゴールとなる。1-0!引き分けでも最悪良しのゲームプランからは極めて理想的な展開になる。その後もイーブンの展開から結局前半は終了、久しぶりに明るいハーフタイムを迎えることになる。

後半は足を痛めたヒロユキに代えて新人中澤、スタミナ切れ露呈のマサに代えてごっつを投入、灼熱地獄の中、後半は上々の前半であったとはいえ残暑厳しい中、スタミナ切れの恐怖とも闘うことになる。コスタリカ新チームが産声をあげ、2部時代は兎も角1部昇格後は7-9月度にほとんど勝ち点を挙げていない実情、今年は相手にも恵まれ(失礼!)9月、苦手な残暑の中久しぶりに勝ち点は勿論勝ち点3が見えるのでは・・甘い期待は忽ち打ち消される・・。

クロスのクリアを獅子がミス、聖との連携の悪さからこぼれ球を難なく蹴りこまれる。勝ち点3が逃げていく・・落胆は尚もコスタリカに追い打ちをかけていく、自陣25m付近のFK、放たれたボールは聖の前でピンはねヘッド、無情にもボールはマウス内に転がる・・。これで確実に勝ち点3からは遠ざかっていく。しかし不幸中の幸い、コスタリカにはまだ時間と後半投入されたごっつ、そして本日絶好調のGoがいた。

逆転されたわずか1分後、左から侵入したごっつが後方から巻くように前線にボールを供給、意思を受けたボールはピンポイントクロスとしてGoの頭にどんぴしゃり、エルゴラッソ!!これで勝ち点1までは戻すことに成功する。しかし・・しかしボルケーノの勝ち点3奪取に対する執着は素晴らしいものがあった。案の定スタミナが切れ始めたコスタリカを攻め立てるボルケーノ、その思いが後半22分に叶えられることとなる。左を破られ、厳密に言えば破られる前に中央に高速で折り返される。そこにダイレクトシュート炸裂!ボールは右のサイドネットに突き刺さる。敵ながらあっぱれのエルゴラ・・、その後は一進一退、最後は勝ち点3をプレゼントか?

しかし前述のごっつ、そしてGoが最後にもメシアとなる。後半ロスタイム、いつホイッスルが鳴ってもおかしくない+1分以上、最後の力を振り絞りごっつが左サイドを駆け上がる、おそらくこれが最後のプレー?誰しもがそう思っていたはず・・そしてギリギリまで侵入し中央に折り返す、そしてそこに飛び込むGo!Go!Go!最後の一振りが歓喜の同点ゴールとなりボルケーノの夢を打ち砕く・・ボールが中央に戻され、再開のホイッスルはボルケーノに落胆の訪れを告げるホイッスルでもあった。

またしても繰り返された獅子のS主審との確執(マナー違反は追及)灼熱の中での勝ち点3奪取の失敗等反省すべき点は山積みなれどまずは安堵の杯を傾けよう。次は首位十条!


ヒロユキ  5.0 光らず、肉離れ未遂で前半で退く
中澤36   5.0 動きまくるも連携は取れず
マサ       5.0 暑さのせい?切れのある動き披露できず
ごっつ36 6.5 光る2アシスト、中盤のさぼりを埋める
春樹      5.5 豊富な運動量で水を運ぶ
レビン65 5.0 まだ治療に専念すべし
ムラ       5.0 突破できず、切れなく疲れ目立つ
半谷      5.5 ピンチを未然に、突出した動きで見事なカバー
傑         5.0 攻め上がりは評価
みつ      4.5 中央に君臨できず
獅子      4.0 ミス&スピード不足&審判へのマナー
シゲ       5.0 攻め上がり評価もスタミナ不足露呈早し
福島      7.5 ハットトリック!!勝ち越し点のチャンスに宇宙開発は残念
聖         5.5 失点はやむなし、体重増加が心配
監督      5.0 勝ち越し点演出できず

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