2007年度社会人part4

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2007/12/16 北区会長杯1回戦 vsMW
北G 11:00 kickoff
FCコスタリカ 0(0-1 0-1)2 MW

【メンバー】
高橋 藍田 みつ 坂本 山口 柄澤 小野B ナツ 稲垣 石川 福島 小菅 監督 
(サポーター)
レビン 獅子
【得点】
なし

レビン=膝に血が溜まる+肉離れ(欠場)
藤野=肉離れ(欠場)
山崎=出場も足は完治にほど遠く
小野=今更ではないが2008年8月までプレー禁止・・。(欠場)
久保田遼=復帰の目処立たず(欠場)
獅子=前回の結果を受け出場停止処分(欠場)
そして期待の中越は寝坊(?)で結局こず・・(次回断固処分予定)

 攻撃パターンを構築できない上に山崎の遅刻、前記中越ドタキャン、石川の遅刻、坂本パンツ忘れ(同情の余地あり)・・この気合の抜けた状態で今期3部全勝優勝、破竹の快進撃を続けて来ているMWを迎え撃つ事は至難の業であった。加えて先週コーチングした結果、スピードはないもののソコソコのテクニックを持つ所謂嫌な相手・・。この相手にコスタリカの攻撃陣は中央にGoも左稲垣右に坂本と本来DFを攻撃陣に加える厳しい状況・・。

 試合はそれでも2部総合優勝のプライドを胸にコスタリカは堂々と渡り合う。しかしながら攻撃のタレントがやはり・・・い、いない・・。再三相手の攻撃を跳ね返すも相手陣内にボールを留められないため直ぐに相手の二次攻撃を受けてしまう。

 そして守り続けたゴールマウスが前半12分ついに相手に犯される。左サイドに展開されドリブルで仕掛ける相手に小野Bがスライディング、見事にボールを弾くも弾かれたボールはなんと味方の頭を越え絶妙のパスと成り相手FWに渡る。ゴールマウスまで居るのは高橋ただ一人、必死に食らいつく高橋が巧妙なドリブルで交わされ先取点を献上。前半はチャンスらしいチャンスに恵まれないままに終了。

 そして後半5分、コスタリカは終わってみればこの試合最初で最後のチャンスを迎えた。左サイドで得たFKを山口が早いクロスとしてDFの後ろに送る。そこに飛び込むわれらの総長石川!なんとか食いついたボールは意志を持ってマウスに一直線もボールは非常にもクロスバーとキッス・・チャンスは費えた。そして後半14分、今度はDFと相手FWの間に放り込まれたクロスがどちらかに当たりルーズボールと成りぽっかりと開いた瞬間にダイレクトに豪快に蹴りこまれた。(2007年CWCミラン-ボカのミランの2点目のイメージ)後半14分で0-2・・非常とも思える点差を跳ね返せるだけのパワーが今日のコスタリカには無く2007年会長杯は初戦で呆気なく終了のホイッスルを聞く事になった。さぁコスタリカよ、まずは全員故障を治して1部初年度に旋風を起こそうぜ!!2008年度の開幕は早ければ1月末だぜ!!

高橋 5.5 失点止む無しファインセーブ多
藍田 5.0 老獪さでスピードカバー
みつ 4.5 不運ではあるが中央からの失点は・・
坂本 4.5 攻撃に絡めず
山口 4.5 全く切れなく期待に応えられず
柄澤 5.5 孤軍奮闘
小野B 5.5 攻守に貢献
ナツ 5.0 攻撃リードも不調引きずる(同情の余地大)
稲垣 4.5 攻撃のリズムつかめず
石川 4.5 あの1点が・・れば・・たら・・
Go 5.0 前線で孤立も守備に貢献
小菅 4.5 本日は無難に推移
監督 4.5 攻撃パターン構築出来ず

サポーター
レビン 5.0 不運な怪我も早く治療に専念すべし
獅子 4.5 先週の軽率なプレーが本日の結果に繋がる

(久保田)

2007/12/9 北区2部リーグ順位決定戦
北G 9:30 kickoff
FCコスタリカ 1(1-0 0-0)0 大正大

【メンバー】
高橋 みつ レビン 獅子 小野B 石川 広重 坂本 柄澤 前原 山崎 稲垣 福島 藍田 小菅 浅野 監督
【得点】
レビン 1

 北区リーグ2部Bブロック優勝のコスタリカが挑む、各ブロック優勝チームによる巴戦、1日2試合敢行による最終順位決定戦。1位になろうが3位になろうが1部に上がれる事に関係はなく、従ってこの試合の目的は翌週16日に予定されている会長杯1回戦へのあくまで調整、無論シニア(マスターズ)にとってはまだマスターズの残り試合があることからマスターズ1部残留を目指す大切な調整試合でもあった。怖いのはいくら調整試合とはいえ試合が始まると熱くなる輩が多いこと・・まぁサッカーというスポーツが持つ性格上いた仕方がないことではありますが・・。そしてそれは無いと思っていたが本大会のレギュレーション上、一発レッドによる退場、それは翌週の会長杯1回戦出場停止を意味していたからである。

 本日の相手は大正大学サッカー同好会、事前のコーチングによると、しっかりしたテクニックを基盤に攻撃的サッカーを演じるとの事。しかしながら傑出したプレーヤーとスピードはその若さほどは無く真っ向勝負で十分戦える相手であった。尚且つ前記の通り試合の目的は調整・・基本的に気分は楽であった。

 試合はキックオフ直後にやや攻められるも前半5分相手陣内左サイドで得たFK、左足で狙うには絶好の角度をレビンが久しぶりに豪快に叩き込む、この試合直後に発表された北区のベストイレブンに選出されたレビン、振り返ればこのFKが選出の最後の決め手になったのではないかと思えるほど見事な一撃であった。ちなみにコスタリカから北区ベストイレブンに選出されるのはレビンで3人目、過去二人は
・ 大山高→早稲田体育会サッカー部→コスタリカ、後藤祐司
・ 藤枝東→東海大体育会サッカー部→コスタリカ、八木良紀
いずれもブランド選手であったこと、また後藤の時代は北区全登録チームが10数チーム、八木の時代でも20数チーム程度であったことからもレビンの選出は非常に価値があるものといえる。おめでとうレビン、あとは就職だ!!

 試合のその後は一進一退、たいしたピンチも無い変わりに決定的なチャンスにも恵まれず終了5分前からのピンチも選手交代の美技で乗り切り試合巧者のコスタリカ(?)の真骨頂1-0で手堅く勝利を収め、自力での総合優勝にリーチを掛けた。こうなりゃ総合優勝だぁそしてこのスケベ根性がコスタリカを奈落の底に突き落とす事になった。

高橋 6.0 完封勝利に貢献
みつ 6.0 立役者
レビン 7.0 見事な1発、おめでとう!
獅子 6.0 攻守切り替えのポイントに
小野B 6.5 サイドで動きまわる
石川 5.5 無難なプレーもスピード不足
広重 5.5 まだプレーに遠慮が・・
坂本 5.5 サイドを危なげなく
柄澤 6.5 中盤の縁の下の力持ち
前原 5.5 動き回り追いかけまわす
山崎 5.5 まだ切れが戻らず
稲垣 5.5 もっと攻撃に絡んで・・
福島 6.0 前線かき回す
藍田 6.0 サイドの職人
小菅 5.5 ロスタイムを無難に過ごす
浅野 5.5 御苦労さまでした
監督 6.0 抜群の交代劇


北G 16:00 kickoff
FCコスタリカ 1(1-0 0-0)0 ツイール

【メンバー】
稲垣 石川 小菅 水野 前原 高橋 藍田 馬場 みつ 藤野 八木 獅子 レビン 柄澤 福島 浅野 伊藤 久保田 豊岡
【得点】
福島 1 肉倉 1


 お気楽な調整試合のつもりが兎に角勝てば総合優勝のシチュエーション、やはりこれは燃えないわけにはいかない・・。

 第一試合から長時間開いたものの疲れた体を引きずって、それでも闘志溢れる試合を展開することになる。第二試合には予定の行動とはいえ、第一試合で足を痛めたレビンが欠場、獅子をやや高めに設定しナツと二人での攻撃の構築に期待する。そしてその思いは前半18分早くも実る。相手DFの後ろに走りこんだナツに獅子から絶妙なパスが渡る。ナツこれを巧みにトラップして右45度から右足を強振!GKの横をすり抜けボールはサイドネットを強烈に揺らす。鮮やかな先取点、前半は互いに攻めあいながらも両チーム合わせてこの1点で終了。

 そして問題の後半、後半の前半は互いに攻め倦み五分五分の展開も残り15分から圧倒的に攻め込まれる。幾度と無く訪れるピンチを跳ね返し続けるコスタリカDF陣、攻め込まれながらも良くある展開でこのままズルズル終了まで持つか・・その期待は半分叶えられる。残り5分、自陣左コーナー付近で相手選手の足を後ろから獅子が掻っ攫う、獅子曰く「後ろから小菅が二人の足を掻っ攫った・・俺も犠牲者の一人」

 それでもこの試合の主審は獅子の天敵あのS氏・・しかも当日獅子は再三CK時に遅延っぽいプレーを行い、またコーナーサークルギリギリにボールをセットし何度か主審に注意され主審に半ば喧嘩を売っていた。そしてそのイラつかされたS氏が迷わず選んだカードはなんと“赤”後ろから小菅がケッポろうが主審の頭にある対象は獅子でしかなかった・・。試合は浅野まで投入し徹底的に守備に専念したのが実りまた獅子退場のトレードオフとしてそのままなんとか終了のホイッスルを聞く事が出来たがあまりに代償の大きな総合優勝であった。

馬場 6.5 猛攻を凌ぎ切る
藍田 6.0 サイド抑える
みつ 6.0 集中力切らさず
小野B 6.5 豊富な運動量
獅子 5.5 1アシストも審判挑発
水野 5.5 ピンチの芽を摘む
前原 5.5 頑張りを評価
山崎 6.5 ゴールは見事も快心の出来は遠く
柄澤 6.5 中盤の底を制する
稲垣 6.0 右に左に動きまわる
福島 6.0 前線でのプレッシャー
広重 5.5 キープ力発揮
石川 5.5 老獪なプレー披露
浅野 5.5 最後の頑張り
小菅 5.0 あわやの危険プレー連発
監督 5.5 なんとか勝利

(久保田)

2007/10/7 北区社会人リーグ 第10戦 vsユーベルン
北G 9:00 kickoff
FCコスタリカ 2(0-1 2-2)3 ユーベルン

【メンバー】
稲垣 石川 小菅 水野 前原 高橋 藍田 馬場 みつ 藤野 八木 獅子 レビン 柄澤 福島 浅野 伊藤 久保田 豊岡
【得点】
福島 1 肉倉 1

 結果的に言えば、2007年度北区サッカーリーグ2部Bブロックで無敗を誇ったFCコスタリカも目的が無くなり、モチベーションが低くなるとこのような試合を演じてしまう・・と言った悪いサンプルのような試合であった。

 そもそもKick offの時間が朝一、本年この開始時間での勝敗は1勝1分、1勝と言っても藤野の起死回生の1発でやっと勝った試合であるので実際はちょっと歯車が狂えば2引き分け、あるいは最悪2敗であってもおかしくない内容であった。我がコスタリカは朝1番に弱い・・そんな定評が出来上がる前にキッチリと勝っておきたかったのであるが・・。ちなみに本節は最終戦、前節で優勝を決めていることもあり最終戦は予てからの公約どおり、参加者全員の出場及び前半の主体は“シニア選手”でスタートすることとしていた。

 しかしながら・・ここにモチベーションの低さを顕著に表す事象が起きていた。Kick off 15分前になってもグラウンドに姿を現さない小菅・・。遅れてきて尚かつユニフォームを忘れてきた伊藤・・。最終戦若手の出番は後半と分かっていながら試合開始2時間前から来てグラウンドの前の公園でアップに余念がなかった若手+前原らの爪の垢を煎じて飲んで欲しいほどであった。(無論日頃の彼らを含めたシニアの選手の尽力には深く感謝しますが・・。)

 結局当初の考えでは小菅も伊藤も先発の予定であったがアップも出来ていない選手を先発で使う気にはなれず、伊藤の代役に“みつ”小菅の代役に豊岡を使う事になる。GKには先発高橋、DFは前述の彼らの他に藍田と“あちき”ボランチに水野・石川、トップ下にレビンと八木、トップに前原と福島、レビンと福島は得点王の期待が掛かるのでフル出場させることにした。

 ゲームプランとしてはシニアの選手を多く使うも本日の相手(ユーベルン)の戦績より失点の危険性は少なく前半は0-0での折り返し、悪くても0-1折り返せるものと思っていた。果たしてキックオフされた直後にレビンの強烈なシュートが相手GKの正面を突き、良い意味でゲームプランが狂うのではないかと期待されつつ攻勢を保ったままでゲームが進んでいった。

 しかし例によって点が入らない・・入らない・・。まぁ0-0での折り返しが基本だから、と後半に変える選手の確認を行ったとき(私は前半15分で伊藤に代わっていた。)決して難しくないボールをみつが最終ラインでもろ被り・・走りこんできた選手がこれを蹴りこみ前半28分呆気なく先制される・・。でもまぁ想定の範囲内か・・。決して強がりでなく後半は待機していた獅子、柄、藤野、稲垣・・点の匂いがプンプン漂っている奴らをピッチに送り出す。本日の相手なら問題なく3点ほど放り込んでくれるでありましょう!

 そして後半開始僅かに1分、ゴール前に上がったルーズボールを福島が相手GKと競り合いわけなく同点とする・・。さぁコスタリカ猛爆ショーの始まり始まり・・。ベンチに居る誰しもがそう思ったそう信じた。しかしまた圧倒的に攻めまくりながら追加点、勝ち越し点が奪えない。焦るコスタリカ、そしてついに逆転の事象が起きた・・。

 ゴール前に放り込まれたボールにDF陣がばたつきクリアしきれないままに相手に追加点をプレゼントしてしまった。(後半19分)しかしこれはコスタリカにも火をつけることになる、僅か5分後の後半24分福島からのシュートレンジのスルーパスに獅子が反応、いとも簡単にゴールに流し込む。そしてこの後は今度こそ追加点を待つだけ・・。その期待はまたまた裏切られる。

 相手CKの処理をまたしてももたつき、そして蹴りこまれる。終了まで残り2分の惨事であった。後半ロスタイムレビンが相手左サイドのゴールライン際を軽やかなボールタッチでDFを抜き去り、中央に送られたボールに功を焦る前原と獅子が交錯してボールを叩き込めなかった直後にコスタリカは2007年初めて敗戦のホイッスルを聞かされることになった・・。モチベーションのもてる意味、シニアを数多く使った意味、全員で深く意味を噛み締め、この教訓を生かせずして来年1部で旋風を起こせることなどありえないでありましょう。

豊岡  5.0 中盤で攻守に貢献
稲垣  5.0 無難に封じる
石川  4.5 スピード不足露呈
小菅  4.0 失点に絡む
水野  5.0 ピンチを摘む
前原  4.5 好機生かせず
高橋  4.5 失点やむなし
藍田  4.5 落ち着きのあるプレー
馬場  4.5 悔いが残る失点
みつ  3.5 ミス目立つ、失点機演出
藤野  4.5 ややプレーに荒さが
八木  4.0 後半スタミナ切れ
獅子  5.0 1得点もチーム鼓舞出来ず
レビン 5.5 攻撃の柱も得点演出できず
柄澤  5.0 中央に落ち着きをもたらす
福島  6.0 得点王逸するも貫禄のプレー
浅野  4.5 ご苦労さまでした
伊藤  4.0 言語道断、もっと意識を高めるように
久保田 4.5 本人もモチベーション維持できず

(久保田)

2007/10/7 北区社会人リーグ 第9戦 vsライジング
北G 12:05 kickoff
FCコスタリカ 3(1-1 2-0)1 ライジング

【メンバー】
稲垣 坂本 小菅 藤野 高橋 ナツ レビン 柄澤 山口 福島 中越 みつ 獅子 馬場 水野 小野A 小野B 守屋 遼 浅野 藍田 石川 前原 鳥海 かんとく
【得点】
れびん 肉倉 中越

 泣いても笑っても(無論笑う事しか考えていないが)あと勝ち点1で昇格が決まる大事な北区リーグ第9戦、たかが勝ち点1されど1点、目をつぶっていても・・采配を全く無視しても残り2試合で勝ち点1なら楽に取れるのではないか・・・気楽に考えている反面常に最悪の事態も頭を過ぎっていく・・。常に相手のチームが守りに守り、圧倒的に攻め続けるも終了間際のカウンターに沈む・・。そんな試合が2試合続いたら・・。

 弱気な気持ちに先日トークショーで競演させて頂いた都並氏の言葉がアドバイスになってよみがえる。曰く
*残り勝ち点1でも残り1勝でもまだ実はなにも終わっていない
*本当に勝ちたいとき、勝利を奪い取りたいときほど慎重に守りから考えるべき

実はまだ何も終わっていないのに着々と進んでいる事がひしひしと感じられて来ている祝勝会の準備。自分自身を振り返るとすっかり順位決定戦の対大正大や対BHCの戦い方を考えている間抜けな自分に時々遭遇していた・・。そう、まだ実際は何も終わって(決まって)いないのである。一昨年は1勝の厚い壁に、昨年は僅か1及ばなかった勝ち点の壁にそれぞれ1部への道を阻まれ、その悔しさから本年はより慎重に采配を振るってきた。あるときは冷酷にあるときは冒険をしながら・・。そしてその結論いや成果が間もなく出ようというのに本人を含め周りもすっかり終わった気でいる。いかん、いかんまだ何も終わっていない、ダウンを奪われたボクサーが我に変えるため頭を振るように・・

邪念を振り払うように慎重に対ライジングのゲームプランを考えた。恐らく相手はコスタリカの戦績及び順位から引いてくるでありましょう。徹底的にカウンター狙いでくるでしょう、ここをコスタリカの誇る攻撃陣で一気呵成に攻め落とすことも考えたがやはり都並氏のアドバイスに従いまずは守備陣の構築から本日のスタメンを考えた。幸いにもタレントは本日も豊富である。

 先発GKは高橋、4-5-1の布陣を考え本日は左に山口をおき真ん中に小菅とみつ、右に小野B、小菅のスピードには不安があるが両サイドのスピードスターを配置する事により負担を軽減しみつとのコンビネーションに期待する。守り重視からボランチに藤野と水野、柄澤をサブに置くことにより器用な柄澤を試合の展開からどこに使うかの判断を下す為にも水野を先発させた。水野は上がらなければ真面目に守備に専念し使いやすいが展開力に難がある。そこで守備面を重視する事から獅子を左のサイドハーフに起用して水野のパートナーには冒険もするが展開力もある藤野を選ぶ。トップ下には定番のレビン、右には守備と足の状態に不安があるが抜群の突破力のあるナツを配備。ここは下の水野の安定した守備力とその下の小野Bの俊足の守備に安心を求めた。ワントップは好調のGo!

 記念すべき昇格の掛かった1戦に選ばれし戦士をピッチに送り出し、予定の12時から5分ほど遅れてホイッスルが鳴り響いた。展開は予想通り圧倒的にコスタリカが攻め続ける。ライジングは時には1人のみ前線に残して徹底的に守備に尽力する。チャンスは度々訪れるもやはり徹底的に守備に専念されるとそうそう決定的なチャンスには会うことが出来ない。しかもコスタリカのプレーヤーには心なしか硬さが見られる。

 「いやな展開だね・・。」久しぶりに観戦に訪れた関口と会話をした前半9分、なんと関口に取り付いていた悪霊が本領を発揮する。藤野のパスがカットされ、ダイレクトに前線に展開される。サイドからこれもダイレクトに近い形でセンターに供給されたボールがこれもダイレクトにシュートになる。しかもサイドネットに低い弾道で・・。強烈なシュートではなかったものの高橋にセービングのタイミングを与えないほどコントロールされた良いシュートであった。見事なカウンター攻撃、しかもほとんどがダイレクトプレーで・・。相手にやりたいことをそのまま実行された「嫌な」形での失点であった。

 展開は圧倒的に優位、しかし先取点は相手に・・。得てしてここでもがき再度点を奪われ結局展開上押しながら0-2で敗れる・・はサッカーのセオリーである。ここは我慢、このままの経緯で展開でコスタリカは点を取ることが出来る・・。

その思い、信念は7分後にレビンが叶える。中央ぺナの外からナツが鋭い正しくキラーパスをレビンに送る。レビンその早いパスのトラップで相手を抜き去り黄金の左一閃!ボールは正しくコスタリカの夢と化して相手ゴールに突き刺さる。本当に値千金の1発であった。これで振り出し、しかし同点ではまだ何があるか分からない・・期待と不安が交錯し胸が締め付けられる中で前半終了、しかしながら後半は前半の展開からより攻める陣形を選ぶことが出来た。

柄をセンターにいれ、獅子をボランチに戻し左のサイドハーフに中越をいれる。マスラオには「下がらず守備を気にせず攻撃に専念してよし、形はサイドハーフだがツートップの気分で戦ってこい!」の指示。しかし強気な采配が実るまでには15分を費やした。後半も展開は圧倒的であったが・・・。Goとのパス交換で抜け出した獅子が相手右サイドのゴールラインを快走、角度のない所からシュート!ボールは相手DF(or GK?)に当たりゴールマウス内に歓喜となって転がり込む!!

2-1これであと20分間に2点失わない限り我々に昇格の二文字が与えられる。しかしやはり勝負事、どうせなら勝って昇格を決めたい。その安心欲しさになおも攻めるも流石に攻撃疲れか膠着状態が続く・・そして訪れたロスタイム突入寸前、ここで本当の安心を中越がプレゼントしてくれた。Goのシュートがマウスを外すとここにマスラオ足を出しコースをゴール内に修正する。思わぬところで飛び出した今季初ゴール!!あとは時間を気にする事もなく勝利へのカウントダウンを楽しんでいるかのような至福の時を与えられたコスタリカであった。さあ、10年間忘れたものを1部へ取り返しに行こう!!そして来年の今頃再度うまい酒を飲もうじゃないか!

稲垣 5.5 出番が少なくゴメン
坂本 5.5 固く固くの指示を律儀に
小菅 5.5 やや不安もほぼ無難に
藤野 6.0 パスミスも運動量でカバー
高橋 5.5 硬さが顕著
ナツ 6.0 前線でかく乱
レビン 7.0 歓喜の同点ゴール、メンバーを鼓舞
柄澤 6.0 抜群の安定感
山口 5.5 派手にあがらず守備に専念
福島 6.5 確実なプレー、真面目なポスト
中越 6.0 良いところ取り
みつ 5.5 全体に動きがぎこちなく
獅子 6.5 最初は動き硬いも勝ち越し点は評価
馬場 5.5 幸いにも見せ場ゼロ
水野 5.5 指示守り相手のチャンスの芽を摘む
小野A 5.5 おひさ〜無理するな
小野B 6.0 快足での安心感
守屋 5.5 堅実なプレーで安心呼ぶ
遼 5.5 早く復帰しろ
浅野 5.5 ご苦労様でした
藍田 5.5 ゴメン!次回は!!!
石川 5.5 またまたゴメン、次回に鬱憤を
前原 5.5 アッシー君に評価
鳥海 6.0 連続前審に多謝
かんとく 6.0 1失点もほぼプランどおり

 

(久保田)

2007/10/6 XSSL岩槻リーグ 第4戦 vs東京
岩槻G 10:30 kickoff
FCコスタリカ 1(0-0 1-2)2 東京

【メンバー】
八木、浅野、平山、坂本、稲垣、藍田、獅子、れびん、福島、みつ、山崎、石川、水野、武田
【得点】
平山 1 

10.07が終わってから書くのも間抜けだが、自戒を込めて。
1)こんな気合が入らない試合をしていると、自分たちのためにもならないし、何よりサッカーが楽しくないじゃん。
2)この試合にかけていた相手チームに、とっても失礼。
3)でも反省して10.07に挽回したから、もうこれ以上は言わない。


八木 5.5 中盤の基点となる
浅野 4.0 ko15分前到着はアッシー失格
平山 5.5 得点は見事、気合も充分
坂本 5.0 相手サイドを封じる
稲垣 5.0 気合入らず
藍田 5.5 安定した守備
獅子 4.0 後半のGK守備は論外
れびん4.5 浅野の楽しみ(出場)奪う
福島 4.5 前半で点をとらなければ
みつ 4.0 主将としての役割果たせず
山崎 4.5 ケガのため出場時間短し
石川 5.5 前半GKで無失点、後半も良く動く
水野 5.5 前回の汚名挽回
武田 5.5 あのボレーが決まっていれば
佐藤、堤  助っ人のため評価なし

(浅野)

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